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ツーリングマップルとスマホナビを比較!通常版,R版,電子版の違い?

ツーリングマップルとナビの比較 書籍

バイク好きの本棚には、必ずと言っていいほど使い込まれたツーリングマップルがある。

ツーリングルートを書き込んだ地図は、忘れがたい思い出の品です。

しかし、スマホでナビが当たり前になった今、紙の地図はまだ必要なのでしょうか。

スマホナビがあれば

ツーリングマップルは不要なの?

そんな疑問を解消します。

ルート計画はツーリングマップル、実走行はスマホナビがおすすめ

走って楽しい道はツーリングマップルでしか判らない

  • バイク目線で豊富な道路情報
  • 紙の地図特有の全体俯瞰が可能
  • 自宅や宿でルート計画し、ルートをナビに設定

ナビのメリット

  • ルートトレースが本意では無い。寄り道へ突っ込もう
  • 現在地が分かるから、迷子が楽しめる
  • 雨雲・渋滞情報で危険を回避できる

ツーリングマップル通常版、R版、アプリは、通常版がおすすめ

  • 内容は3種とも同じ
  • タンクバックに入れないならR版はかさ張るだけ

こんな内容を知ってすっきりしよう。

ナビとツーリングマップルとの違い、棲み分け方をご紹介します。

ツーリングマップルとナビの違い

ツーリングマップルとナビの違い

ナビはツーリングマップルの上位互換ではありません。

それぞれ出来ることが違います。

互いの特徴をまとめると、下図になる。

ナビが優位な項目が多く圧勝に見えますが、ツーリングマップルにしか出来ないことも有る。

その道路が走って楽しいか否かは、ナビでは解らない。

  ナビ ツーリングマップル
現在地 判る 不明
情報更新 可能 無し
ズーム 可能 不可能
電源 必要 不要
全体俯瞰 困難 可能
道路情報 渋滞 楽しいか
天気情報 雨雲 無し
書き込み 可能 可能

スマホナビとツーリングマップルは補完関係です。

紙の地図であるツーリングマップルはルート全体を俯瞰するのに向いてます。

目的地までどの道を使おうか。

「この道は絶景が楽しめる」、「 あの峠道はバイクで楽しめる」、ナビでは判らない道の顔がツーリングマップルには書いてあります。

ナビの不足をツーリングマップルで補い、ツーリングマップルの不足をナビで補おう。

ツーリングマップルで大枠を計画し、ナビで寄り道しながら進もう。

ナビのメリット5選

ナビのメリット5選

ナビのメリットは、5つ

  1. 現在地の把握が可能
  2. 情報更新が可能
  3. ズームが可能
  4. 天気・渋滞情報がリアルタイム
  5. 地図への書き込みにも対応

1.現在地の把握が可能

現在地の把握が可能

紙地図の最大の弱点は、現在地が解らない事です。

今自分が地図のどこにいるのかが分からないと、どっちへ行けば良いのかが解りません。

ナビでは一目瞭然でも、紙地図では「どっちが北か」から始まります。

一度現在地をロストすると復帰は難しい。

道路標識、電柱の住所表示、地元の人などを頼りにするしか有りません。



けれど、それが楽しい。


どんな名所・旧跡よりも、道に迷って休憩した名も無い神社の方が記憶に残ります。

ツーリング目的地より、工程を楽しむのがバイクツーリング。

迷子を楽しもう。

もちろん、ナビというライフラインを確保した上でのお楽しみです。

本気で山の中で迷子になると、恐怖しか有りません。



2.情報更新が可能

情報更新が可能

ナビの地図は、常に最新です。

新しい道路が出来ればすぐに更新され、抜け道として使えます。

紙の地図頼りだと、自然災害で通行止めになっていて延々引き返す羽目になるかもしれません。

リアルタイム性は、ネット接続のナビにしかありません。


いつも同じ場所にツーリングで飽きたなら



3.ズームが可能

ズームが可能

広域地図でルートを把握し、ズームさせて現在地周辺の状況を確認できるのはナビならではです。

ズームして周辺のおすすめスポット・食事処をチェックし立ち寄りポイントとしてシームレスに追加出来るのはオンラインナビならではです。

逆にツーリングマップルの文字は小さく読みずらい。

情報量を増やすためには仕方ありませんが、ズーム機能が無いと読みずらい。


4.天気・渋滞情報がリアルタイム

天気・渋滞情報がリアルタイム

ナビはリアルタイムに雨雲情報や渋滞情報が地図上に表現されるので、抜け道に逃げる事が出来ます。

紙地図には出来ない芸当です。

渋滞に突っ込んでしまって身動きできなくなったり、雨でズブ濡れになる事を回避できるのは大きい。



5.地図への書き込みにも対応

地図への書き込みにも対応

地図に書き込みをして、自分だけの地図にするのは紙の地図の醍醐味でした。

しかし、スマホナビもメモ機能で書き込み出来るようになりました。

撮った写真を地図上に配置し、ルートとともにクラウド保存し共有する事も可能です。







ツーリングマップルのメリット3選

ツーリングマップルのメリット3選

長年の実走によるデータの積み重ねは、バイク好きの期待を裏切りません。

アナログな実走情報こそが、ツーリングマップルのメリットです

ツーリングマップルのメリットは3つ

  1. 道路情報が豊富
  2. 全体を俯瞰できる
  3. 電源が不要



1.道路情報が豊富

道路情報が豊富

ツーリングマップルの情報は、実際にバイク乗りが走った感想

ナビは目的地へ誘導するのが目的ですが、

ツーリングマップルは走って楽しい道を示すのが目的です。


Googleストリートビューで、道路の風景を見る事は出来ます。

けれども実走しての感動は伝わりません。

季節や時間帯特有の美しさが入っていないからです

ツーリングマップルでピンク色で示された絶景道路をルートに組み込んで出かけよう。

ツーリングマップルには、 道路のコメントがバイク目線で書き込まれてます。

そのコメントを信じて出掛けた人を、裏切る事は有りません。

ナビソフトではタダの通過点でしかない道路が、ツーリングの目的だったりします。


125ccで高速に迷い込んだら


2.全体を俯瞰できる

全体を俯瞰できる

ナビソフトでツーリングルート全体を見ようとすると、地図を縮小表示するしか有りません。

そうすると、主要道路しか表示されず工程の詳細が分からなくなります。

紙の地図では、ページをめくる事で地図の縮尺そのままに全体を把握できます。

ナビの小さな画面では、表現できる情報量が少なすぎて全体が俯瞰できません。


3.電源が不要

電源が不要

ツーリングマップルはバッテリー残量を気にする事無く、いつまでも眺められます。

入り込み過ぎに注意しよう。

スマホナビするなら、



ツーリングマップルとナビを使い別けるのがおすすめ

電源が不要

ナビにはナビのメリット、ツーリングマップルにはツーリングマップルのメリットが有ります。

互いに補完するような使い方をすれば、よりツーリングを楽しめます。

ツーリングマップルでルート計画し、ナビで案内

ツーリングマップルでルート計画し、ナビで案内

事前のルート検討はツーリングマップルで行い、ナビソフトにルートを落とし込む。

ツーリング中は、ナビソフトでルート確保し気になる景色が有ればすかさず寄り道

ツーリングのルート検討は、ツーリングマップルの独壇場です。

走って楽しそうな道を繋ぎながら目的地に向かおう。もちろん走るのが目的で目的地は形式的もOK。

ルートが決まったら、それをスマホナビに登録してツーリングに出かけよう。

ナビをトレースするのが本意じゃ無いので、走っていて気になる脇道が有ればすかさず突っ込もう。

寄り道こそがツーリングです。

いくら寄り道をしても、現在地をロストしないという安心感の上で、

迷子を楽しもう。 

ツーリングマップル3種類のおすすめは通常版

ツーリングマップル3種類のおすすめは通常版

ツーリングマップルには3種類あります。

  • ツーリングマップル  A5判平綴じ製本
  • ツーリングマップルR B5変判リング製本
  • アプリ
Route! by ツーリングマップル
Route! by ツーリングマップル
開発元:Shobunsha Publications, Inc.
無料
posted withアプリーチ
 


ツーリングマップルRと通常版の違いは、

  • 約120%拡大したサイズ
  • リング製本により目的ページをパタンとを広げられる


折りたたんでタンクバックに入れられる点が違うだけで、内容は同じです。

アプリは、ツーリングマップルをスマホで見られる。

現在地は地図上に表示されるけど、ナビ機能はありません。

あくまで地図です。

おすすめは、通常版の ツーリングマップル

ツーリングマップルはルート検討に使い、ナビにルート転送する使い方を想定してます。

であれば、タンクバックに入れて見やすい「R」を選択する意味は有りません。

シートバック内で嵩張らない通常版が最適です

自宅や宿でルート計画に使おう。

アプリはナビ機能はありません。

紙の地図が、電子化されたものです。

小さなスマホ画面でしか見えないツーリングマップルは使い難いけど

荷物にはならない。

通常版 A5・2,200円


ツーリングマップルの詳細は、ココ



ツーリングマップルとナビを比較 まとめ

ツーリングマップルとナビを比較 まとめ

写真は10年前のツーリングマップルですが、捨てられない



ツーリングマップルとスマホナビは棲み分けが出来ています。

片方あれば、事足りるものでは無い。

  • ツーリングマップルでしか、道の楽しさは解らない
  • ナビでしか、現在地と進む方向は解らない

雨風でボロボロになった古いツーリングマップルは捨てられません。

本棚の中で異彩を放ちながら、「早く次のツーリングに連れて行け 」 と急き立てます。

ツーリング目的地だった名所は忘れても、

あのカーブの先にあった絶景は目に焼き付いて離れません。

その道を教えてくれたツーリングマップルが捨てられるだろうか。

なんてね。


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