バイクでのロングツーリングは、年に何回もできるわけじゃない。
だからこそ、それを楽しみに日常をガンバる。
そんなツーリングに何を持って行きますか?
バイク好きに語り継がれている、この格言は今でも生きているのでしょうか。
悪いことは言わない
予備の左右レバーを持って行け!
そんな疑問を解消します。
万が一を考えれば、あるに越したことは無い
どこまでのトラブルを想定して備えるかは、あなたしだい
だけど1年間使わなかったのなら、携帯品から外すのはどうだろうか
予備パーツ一式・工具一式を持ったサポートカーがいればいいのだけれど、そういうわけにもいかない。
予備レバーの常備は、もう過去の話なのか、今でも通用するのか?
過去の1年を振り返ってみて欲しい。
予備レバーを持ってるに越したことはないが・・・
足し算は止める
- xxxが心配だらか、〇 〇 〇を持って行く
引き算で装備を決める
- 1年間使わなかったものは、持って行かない
- 2つのアイテムを多機能なアイテム1つに置き換える
予備レバーを持っていて、助かったことが有るかもしれません。
けれど、一生ずっと持っていなとダメですか?
チョット昔の「ツーリング必需品アイテムxx選 」
チョット昔のバイク雑誌やブログで「ツーリング必需品アイテムxx選 」 の定番がコレ。
- 予備のブレーキ・クラッチレバー
- スペアキー
- 金属パテ
- 予備のヘッドライトバルブ
- 予備のブレーキランプバルブ
- ガソリン携行缶
- 針金
- 布テープ
- タイラップ
- ねじの予備
- パンク修理セット
- 点火プラグ
- 保険証
- 救急用品・薬
- 地図
- 雨具
- 非常食
- スタンド用のカマボコ板
- ワイヤーロック
- ハンカチ・ティッシュ
- 折り畳み傘
- サンダル
- 日焼け止め、帽子・・・・
海外ツーリングとか日本一周する気なら、今でも否定しないけれど、出発時点でバックがパンパンになりますよね。
引き算で決めるツーリング必需品
何かあった時に備えて、準備しておくのは大事なことです。
こんな時には、あれが要る
あれが起きたら、これが無いと大変だ
けれど、心配だからと装備を足し算していくとキリがありません。
足し算はきりが無い
その装備を持って行って役に立ったことが有ったとしても、だから一生持ってる必要は有りません。
あれも心配
これも心配
あの時はこれが役に立った
この時はあれを持ってて助かった。
いずれ、ローラーキャビネットを引っ張ってツーリングに行くことになります。
引き算で考える
スマホとお金さえ持っていれば、何とでもなります
極端に言えば、日本国内のツーリングであれば、荷物は要らない。
最近のバイクは、滅多に壊れません。
何か必要なものが出来ても、コンビニやホームセンターに行けば何とかなります。
何かでトラブったら、ロードサービスを呼べば解決です。
何の装備も要りません。
ロードサービスは任意保険の付帯サービスなので、翌年の任意保険の等級には影響しません。
もし、その場所が携帯電話の圏外だったり、人里離れた場所だたりしても 1日歩けば電波圏に入ったり、人里にたどり着きます。
1年間使わなかったものは持って行かない
携帯とお金だけでは・・ 」 という心配性の方は、
とりあえず何でも持っていけばいい。
そして、1年間使わなかった装備品は、置いていくことに決めよう。
1度は助けられた装備品でも、1年使わなかったのなら持っていても仕方ありません。
1年が気に入らなければ、「2年使わなかったら」でも構いません。
装備品から引き算するタイミングを決めて置くことが大事なのです。
多機能なものに置き換える
工具を多機能なものに置き換えれば、2つの工具を1つに出来ます。
1.ペンチをバイスザウルスに置き換える
ナメたねじが回せたり、折れたレバー替わりになります。
バイスは、ペンチを閉じた状態で固定できます。
立ちごけでレバーが折れてしまったら、根本だけ残ったレバをバイスで挟む。そうすれば、バイスが予備レバー替わりになります。
ネジザウルスの有能さはここ
2.メガネレンチにソケットを付けられるアダプタ
レンチが不要になります。
3.スピンタイプハンドル
ドライバとソケットレンチを兼用します
予備レバーをいつ使いました?
- 公道をツーリングする人
予備レバーが持ってるに越したことはないが、出番はまずない
立ちゴケは、バイスザウルスの応急処置で十分 - オフロードバイクで山奥に入る人
リスクを背負った上での行動のはずです
立往生したときのリカバーは考えて置く
立ちごけ!
バイクに乗り始めの頃、 誰もが通る道です。
ツーリングで長時間バイクに乗った後に降りようとすると、足に力が入らずに立ちゴケしてしまう。
その時に、ブレーキレバーがポッキリ折れてしまったら、
予備のレバーを持っていて本当に良かった!!
自分の用意の良さ、幸運に感激したはずです。
けれど、それから出番は有りますか?
バイクを乗り換えるたびに、適合する予備レバーを買って来たけれど
出番が無いまま、次のバイクに乗り換えてませんか?
公道をツーリングする人
ロードサービスにぶん投げるのもいい
付帯サービスを使わないのは勿体ない
万一、立ちごけてレバーを折ってしまっても日本の公道なら何とかなる。
バイスザウルスをレバー替わりにする応急処置で、十分家まで帰れます 。
最悪、ロードサービスを呼べばいい。
自分で治せないと恥ずかしいなんて思ってませんか?
昔はロードサービスなんて無かったから死活問題だったけど、大昔の話です。
使えるものは使わないと勿体ない。
バイク保険付帯のロードサービスは、使っても翌年の保険料は変わらないしね!
おすすめのロードサービスが知りたいなら、ココ
オフロードバイクで山奥に入る人
山奥の林道のまたその奥。
そんなとこには、ロードサービスは来てくれない。
予備レバーも、持って行った方が望ましい。
自己責任で応急処置が出来ないなら、1人でオフは無謀です。
バイカーズのレバーは、発色が良くて精度も高く、高価過ぎない
おすすめです。
常用をバイカーズに替えて、純正レバーを予備にするのもいい。
バイクツーリングに予備レバーは必需品か まとめ
引き算で装備を決める
- 1年間使わなかったものは、持って行かない
- 多機能なもの1つに置き換える
ペンチ+予備レバー = バイスザウルス
ドライバ+レンチ = スピンタイプハンドル
予備レバーを持ってるに越したことはないが、出番はまずない
立ちゴケは、バイスザウルスの応急処置で十分
だめなら、スマホで助けを呼ぼう
予備レバーに限らず、バイク装備は足し算で増やしていくとキリが有りません。
1年使わなかったたら装備から外す引き算で、装備品を厳選しよう。
「心配だから」 の気持ちは解るが、万一の時はロードサービスを要請すればOK。
付帯サービスなので、翌年の任意保険の等級には影響しません。
バイクは被害者にしかならないから
バイク保険は不要じゃないの?
あなたの命だから、あなたの好きにすればいい。
併せて読みたい