ヘルメット選びは、悩ましい。
このモデルのこのサイズにしよう。
何とか絞り込んで、最期の悩みが色選びです!
ヘルメットの色は、どうやって決めればいいの?
おすすめの色はあるの?
そんな疑問を解消します。
- 人気色は、黒・白
- オヤジな選択なら、シルバー
- バイクと同じ色は、埋没する
- バイクと反対色は、ポップ
- おすすめは、収縮色のグラフィック
こんな内容を知って、スッキリしよう。
色選びには、セオリーがあります。
色の特性を知って、判断材料にしてもらえると嬉しい。
けれど、通勤に使うスーツを選んでるわけじゃない。
無難な選択をする必要なんて、どこにもありません。
あなたが気に入った色が、ベスト。
ヘルメットの人気色は、黒と白
黒と白はヘルメットの人気色の、トップ2
ツーリングライダーの70%が、黒か白の単色ヘルメットという調査結果もあります。
どんなバイク・ウエアにも合う定番カラーなので、当然の結果かもしれない。
人気色から選ぶなら、黒か白で決まりです。
趣味のバイクなのだから、無難な選択もいいけど
定番色すぎて、没個性なのは否めない
カラフルなヘルメットで冒険してみるのもいいけどね
黒か、白か どっち?
- 黒は収縮色
頭を小さく見せたいなら、黒
- 白は膨張色
車に認識して欲しいなら、白
同じ面積でも、白は黒より大きく見えます。
黒は縮んで見えて白は膨張して見えるので、収縮色・膨張色と言う。
事故率が低いのは白
黒いバイクや黒いウエアが人気で定番です。
これに黒ヘリメットを合せると、全身真っ黒。
風景に溶け込んで、発見が遅れがち。
目立つ白の方が、事故率は低い。
暑さに強いのも白
黒は光を反射しないので、太陽光で熱くなる。
夏は白いヘルメットの方が快適です。
頭が小さく見えるのは黒
黒は収縮色なので、同じ面積でも小さく見えます。
だから、頭デッカチに見えにくい。
カッコよくみられたいし、車にも認知して欲しい。
悩ましい。
黒はベテラン・白は初心者というイメージがあります。
素人・玄人という言葉の響きから来ているのかもしれない。
だから、一般的には黒の方が人気があります。
囲碁の碁石は、黒の方が若干大きく作ってあります
- 白石直径21.9mm
- 黒石直径22.2mm
白黒の石が同じ大きさに見えるようにです
碁石に触れる機会があれば、確認してみて
ツヤありと、ツヤなし どっち?
- ツヤ有り
汚れにくい
ピカピカ
- ツヤなし(マット)
汚れやすい
熱を反射しにくい
高級感がある
傷が目立ちにくい
おすすめは、高級感のあるツヤ無し(マット)!
ヘルメットを使ってると、傷もつくし、ヤレてくる。
そんなときに、劣化が目立ちにくいのはマット塗装です。
コーティング剤を付けるとテカってしまうのが心配かもしれない。
でも、テカらずに表面保護してくれるタイプもあるので心配は要らない。
バイクのカウルをマットブラックに全交換した人もいます。
ヘルメットの形状選びは、ココ
無難でオヤジな選択なら、シルバー
何色のスーツを着てますか?
- 若い人なら、ネイビーが定番
- オヤジなら、グレーが定番
スーツは作業着だから、目立たない方が良かったりします。
そんなシーンで選ばれるのが、グレー。
ヘルメットなら、シルバー。
シルバーは、知的でクール!
車の人気色も一般的には黒白だけど、年齢層が上がるとシルバーが台頭してきます。
- 汚れても目立たない
- 経年変化で劣化しにくい
守るべきものが出来ると、選ばれる色ですね。
シルバーは、良い色だけど
白黒のソリッドな塗装に比べ、メタリックでクールな印象
良い色だけど、もっと冒険してみてもイイ。
バイクに乗るのは、平日に貯まったウップンを風で吹き飛ばすためです。
少し、コスプレが入ってもいいのでは?
普段のスーツでは選ばないような色を使うことで、気分転換になるはず。
敢えてヘルメットは押さえた色にして、バイクやウエアの色で遊ぶのもアリだけどね!
オヤジになると気になるのは髪
2個持ちなら、いろんな選択肢がある
バイクと同じ色は埋没する、 バイクの反対色はポップ
バイクとヘルメットの色を合せるのもいい 。
ヘルメット単体で色選びするより、バイクとトータルでバランスを見た方が決まる。
バイクと同じ色か、反対色か?
緑のバイクだから、ヘルメットも緑にしよう!
バイクとヘルメットの色を合せたくなります。
どっちのスタイルが、好みですか?
同じ色だと、統一感があり過ぎて埋没する
違う色を持ってくるのも、面白い
バイクと同じ色だと、オモシロ味には欠ける。
おすすめは、反対色。
反対色を持ってくると、目立つ
反対色は、互いを引き立て合う
色相環は、色選びの基本として見覚えがあるはず。
反対側の色を合せると、調和がとれてお互いを引き立て合います。
例えば、黄色には青色を持ってくるとポップで映える。
緑のバイクには、赤のヘルメットがおすすめ!
膨張色と収縮色
- 暖色(赤・黄)は、膨張色
- 寒色(青・緑)は、収縮色
- 明るいパステルカラーは、膨張色
白は膨張して見えて黒は収縮して見えるのと同じ関係が、暖色・寒色でもあります。
青や緑は小さく見え、濃い色ほ小さくて見える。
キノコの見た目を気にするのであれば、寒色の濃い色がおすすめ。
引き締まったイメージを得られる!
ステッカーで差し色もいい
カラフルなヘルメットが気恥ずかしいなら、
定番の白黒ヘルメットにステッカーで赤を差し色するのもイイ。
チョットした色への心配りで、雰囲気は大きく変わります。
ステッカーチューンも、深い。
おすすめは、収縮色のグラフィックヘルメット
グラフィックは、単色に比べて価格が高い。
5千円~1万円位の差があります。
機能や安全性に差はないので単色を選び勝ちだけど、
グラフィックの華やかさも捨てがたい。
シンプルでシャープなグラフィックは、収縮効果もあります。
他人と被りにくいのも、嬉しい。
グラフィックヘルメットは、ダサいのか?
グラフィックヘルメットが、難しいのは間違いない。
多色使いの大胆な絵柄は、レースでは映えます。
けれど、日本のツーリング風景に馴染むかと言われると、ダサい。
バイク・ウエア・走り方まで制約されてしまう。
レプリカのようなグラフィックは、上級者向けですね。
コスプレで自分を解放するという意味では、最上級!
バイクに乗る立ち位置しだい。
シンプルな収縮色グラフィックは、アリ
シンプルな単色ヘルメットはつまらない。
どうせなら、カッコいいグラフィックでカッコつけたい。
派手過ぎずに、自己主張し合いならシンプルな収縮色のグラフィックはどうでしょうか?
ARAI
RAPIDE NEOは、ツーリング向けだけあって、解ってます。
シンプルですっきりしたグラフィックは、ツーリングで映えます。
収縮色ベースなので、頭デッカチも避けれられます。
バイクの色と、1色合わせるとなお良し!
OGK
KABUTOなら、これらのグラフィックがいい。
怪しいグラフィックが多いメーカだけど、スッキリしたグラフィックも探せば有ります。
リード
リード工業は、街乗り向けのポップなヘルメットが数多い。
どれを選ぶか迷うに違いない。
アジアンヘルメットも侮れない
失敗しないヘルメット色選びのコツ! まとめ
ヘルメットの定番な人気色はは黒と白。
定番には理由があるので、黒白を選べば間違いありません。
でも、数が多くて埋没するのも確か。
バイクは気分転換のツールでもあるのだから、思い切った色も使ってみたい。
かと言って、レプリカヘルメットをツーリングにつかうもの難易度が高い。
ヘルメットの色選びは難しい。
膨張色・収縮色、反対色といった色の基本を知った上で、好みのヘルメットを選ぼう。
ヘルメット色選びのヒントになっていれば、嬉しい。
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