レザーパンツを履いているバイク乗りは、カッコイイ。
- すこし腹が出てても
- すこし足が短くても
レザーパンツのカッコよさが飲み込んでくれます。
でも、ガチッぽく見えるよね?
興味はあるけど
ハードル高くない?
そんな疑問を解消します。
デメリットもあるけど、安全でバイクに乗りやすくなるのでおすすめ!
レザーパンツのメリット5選
- 摩擦に強い
- エンジン熱を伝え難い
- ニーグリップし易い
- 防風性がある
- ヤレ難く、長持ち
レザーパンツのデメリット5選
- 暑い・寒い
- 重い
- 動き難い
- 雨に弱い
- バイクを降りると浮く
こんな内容を知って、スッキリしよう。
他人の目を気にして、試さないのは勿体ない。
メリット・デメリットを知った上で、アリと思えば履いてみよう。
一回履くと、バイクとの一体感が癖になる。
また1つ、バイクが好きになる。
レザーパンツのメリット5選
バイクレースでは、みなレザースーツを着てます。
化繊の新素材が次々に出ているけれど、総合力では革が一枚上手だからです。
レザーパンツのメリットは5つ。
- 摩擦に強い
- エンジン熱を伝え難い
- ニーグリップし易い
- 防風性がある
- ヤレ難く、長持ち
1.摩擦に強い
事故でバイクを投げ出され、路面で擦り下ろされても
ぼろ雑巾にならずに済む
革は、化繊に比べて引き裂き強度が強い。
路面との摩擦熱で、溶けてしまうことも無い。
もちろん、ファッションブランドのペラペラの革では意味が無い!
- バイク用品ブランド
- 厚めの革
- 要所にプロテクター
こんなレザーパンツなればこそ。
普通のナイロンの7倍の強度を持つコーデュラナイロンのような新素材もある
引き裂き強度だけを見れば互角かもしれないけれど、総合力では革の勝ち
2.エンジン熱を伝え難い
革はエンジン熱を伝え難く、
熱いエンジンに触れても溶けない
小排気量バイクだと気にならないけれど、大型バイクの排熱はハンパない。
化繊パンツで乗ってて足がエンジンに触れると、パンツが溶けてしまう。
夏のツーリングでは、足が真っ赤になることもある。
けれど、レザーパンツなら、安心です。
3.ニーグリップし易い
革パンでニーグリップすると、
タンクに革が張り付いて楽に体を保持できる
化繊のパンツでブレーキを掛けると、ニーグリップしてても滑ってしまう。
体が前に行ってしまい、腕で上半身を支えてしまう。
結果、ハンドルを押さえ込んでしまい、セルフステアが効かずに曲がらない。
下半身が固定されると、上半身の力が抜ける。
視線を向けた方に勝手に曲がるに違いない。
4.防風性がある
革は風を通さないので、オールシーズン着られます
流石に、真夏や真冬にレザーパンツは、厳しいけれど
- 真夏はパンチングレザー
- 真冬はアンダーウエアを追加
工夫でしのげる。
5.ヤレ難く、長持ち
高価だけど長持ち
長い目で見れば、それほど高価とも言えない
レザーパンツは、高価です。
有名ブランドのプロテクター付きだと、最低でも3万円。
化繊パンツの倍の値段なので、腰が引ける。
けれど、化繊のように数年ヤレてしまうこと無く、耐久性は高い。
着られる年数を考えれば、言うほど高くない。
例え化繊パンツの倍の値段でも、3倍長く着られればコスパは革の勝ちです。
10年使い続ける人も珍しくない。
経年変化で風格が出たりもするしね。
体形が変わってしまい、レザーパンツが履けなくなったのは
革の責任じゃないよ!
化繊との比較は、ココ
レザーパンツのデメリット5選
メリットばかり並べるのは、フェアじゃない。
レザーパンツにはデメリットもあります。
- 暑い・寒い
- 重い
- 動き難い
- 雨に弱い
- バイクを降りると浮く
メリットの方がずっとデカいけどね!
(※当社比)
1.暑い・寒い
革は防風性はあるけど、保温性は有りません
- 真夏は、熱気が内部に伝わる
- 真冬は、内部の温度が革表面から逃げていく
分厚い革なら多少マシだけど、革に保温性が無いのは変わらない。
パンチングレザーや、温かい起毛インナーが無いと辛い。
けれど、真冬でも革の下は薄着というのが美学とされてます。
やせ我慢をする?
季節を感じられるとも、言うけどね。
2.重い
革は重い
重くない革はファッションに過ぎない
バイク用の分厚い革は、重い。
バイクに乗らない人がレザーパンツを持つと、その重さに驚きます。
分厚くないと摩擦に強くならないし、クッション性も出ないから致し方ない。
手で持つ重さと、着たときの重さは違うけどね!
3.動き難い
体に馴染むまでは、ギブス
高級なお高いレザーパンツなら、最初から動きやすいかもしれないけれど
普及価格帯のものは、最初は固くて難儀することもある。
可動部にシャギーが入ってたとしても、動きづらい。
その代り、馴染んだ後の動きやすさは格別だけどね!
4.雨に弱い
革は雨に弱い
特殊な処理で撥水性を持たせた革もあるけれど、基本的には通り雨がしのげる程度。
本降りの雨で着ると、後の手入れが大変です。
放置すると縮んだり色落ちしてダメになる。
天候を全身で感じられるとも言うけどね。
手入れは革ジャンと同じ
5.バイクを降りると浮く
バイクを降りると、怪しいのは仕方ない
細身のイケメンなら、様になるかもしれない。
けれど、普通のオジサンだと怪しい人認定されても文句は言えない。
『李下に冠を正さず』
怪しい行動には気を付けよう。
他人の目を気にして生きるのは、何だかね。
革が色褪せたら、自分で塗ってしまうのもアリ
おすすめのレザーパンツ 8選
最初の1枚として試しやすい、高価過ぎないレザーパンツを紹介します。
と言っても、安物のナンチャッテではありません。
普通に、革のメリットを味わえるレザーパンツです。
- DEGNER(デグナー)
- リューグーレザーズ
- Clooney
- デイトナ
- RSタイチ
- コミネ
- ハマったら、クシタニ、カドヤ
- ちょっと違う
1.DEGNER(デグナー)
1枚目にピッタリな、スタンダードなレザーパンツ。
腰・膝はシャーリング加工で動きやすい。
膝のシャーリング加工は見えにくくなってるので、スッキリした見た目が特徴。
膝プロテクター付き。
メッシュレザーパンツ。
デニムパンツのようなカッティングが特徴。
膝上シャーリングで動きやすく、腰・膝にプロテクター付き。
2.リューグーレザーズ
リューグーは、レザーアパレルを適正価格で展開してる通販主体のメーカ。
バイク向けの本格的なライダースジャケット、レザーパンツも主力商品の1つ。
『安かろう悪かろう』と揶揄する人もいるけれど、1度使えばその指摘は検討違いなことは明らか。
もちろん10万円以上する1流ブランドものと比べるのは酷です。
細部の仕上げ・革の質に見劣りする部分も有るかもしれない。
高価なら良くて当たり前
安価にレザーを試してみて、気に入れば1流ブランドに行っても遅くない
ブーツイン・ブーツアウトも選べる。
覗いてから決めても遅くない。
リューグーについて詳しく
3.Clooney
Clooneyもリューグーと同じく、バイク用レザーウエアを中心としたブランド。
最初の一本として試しやすい価格設定。
- 膝にプロテクタ内臓
- シャーリング
- カウハイド天然レザー
- 豊富なサイズ展開
ブーツイン・ブーツアウトも選べる。
4.デイトナ
本革か疑いたくなる値段だけど、牛革100%。
さらに、表面はっ水加工、脱着式の中綿入りインナーまでついてます。
コスパ抜群!
膝プロテクターは付属してないけど、付けられるようにはなってる。
5.RSタイチ
RSタイチは、バイク乗りのツボを心得てる
レザーとメッシュのコンビネーションがカッコイイ。
- シャーリング
- スライダー
- CE規格の膝プロテクター
バイク用の装備は当然ですね。
6.コミネ
ジーンズ風味なので、違和感がなく履きやすい。
膝いCE規格のプロテクター入りなのに、感じさせないスタイルがいい。
それに、革にフッ素加工がしてあるので、雨でも平気。
洗濯すら可能です。
ニースライダー標準装備のレザーメッシュパンツ。
本革を部分的に使用し、強度と耐久性を高めてます。
- 腰横、膝にプロテクター標準装備
- シャーリング伸縮パネル装備
本格レーシングスタイルのレザーメッシュパンツ。
膝プロテクター、ニースライダーでスポーツ走行に対応。
7.ハマったら、クシタニ、カドヤ
レザーパンツの良さを知ってしまうと、もうジーンズには戻れない。
2枚目なら、本格レザーに行ってみる?
レザーパンツの良さを知ってしまうと、もうジーンズには戻れない。
Made in Japanの極み
漢なら一度は手に入れたいKADOYA
8.ちょっと違う
『ライダース』とは言ってすけど、バイクには止めた方が良い。
プロテクターも無いし、何よりPUレザーです。
本革じゃないので、革のメリットは受けられない。
モデルのポーズも怪しすぎ。
選択の自由はあります。でも、ちょっとバイクには止めといたら?
カッコ良く着こなすなら
革の是非については、ココ
レザーパンツのメリット・デメリット各5選 まとめ
レザーパンツは、ちょっとハードル高いのは認める。
けど、一回履くと癖になる。
力を入れなくてもニーグリップが安定するので、バイクとの一体感がハンパない。
バイクが上手くなったように感じる
『みんな、こんなインチキしてたのか!』
もっと早く試せばよかったと後悔するに違いない。
コケても摩擦に強いという、安心感もあるしね。
他人の目なんてどうでもいい。
まずは、高価過ぎないブランドで試してみるのはどうだろう。
併せて読みたい