バイク乗りにも、いろんな好みがあります。
- 旧車・絶版バイクを好んで乗る人
- 125ccバイクを好んで乗る人
2者は方向性が全く違うようで、実は似ている。
旧車と125cc
何が似ているの?
そんな疑問を解消します。
旧車バイクと125ccの共通点
- 100%全力のバイクであること
どちらも全力で作られている - 青春時代の思い出であること
どちらも若い頃に乗っていたバイク
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイクは、乗って楽しいし、カスタム・レストアしても楽しい。
色んな楽しみ方があるのを知って、理解し合いたいですね。
バイク乗りに、悪い奴なんて居ない!
旧車バイクと125ccの共通点は2つ! 100%全力のバイクであること
旧車とネオクラシックは、似ているようで全く違うバイクです。
旧車と125ccは似てるけど、ネオクラシックと125ccは似ていない。
旧車・絶版車と言っても、1950年代の初代カブまでは遡らない。
1970~80年代のバイクが、 旧車・絶版車 として人気です。
一方、『ネオクラッシック 』 と呼ばれるジャンルのバイクも人気です。
『ネオクラシック』は、最新の技術で作ったバイクらしい伝統的な形のバイクです。
旧車と125ccは似てるけど、ネオクラシックはチョット違う。
旧車バイクと125ccの共通点
今、世界中で一番熱い排気量は、間違いなく125~200cc。
- 旧車は、当時の100%
- 125ccは、現在の100%
アジア各国でも、世界一のバイク王国インドでも、主力は125ccクラスです。
このクラスの覇者になるべく、世界中のバイクメーカが100%を注いでる。
- ホンダ
- ヒーロー(インド)
- ヤマハ
近年のバイク売上高トップ3は、常にこの3社が争ってます。
1位のホンダは不動で、2位の座をヒーローとヤマハが争う形です。
100%のバイクは、楽しい
旧車は、世界No.1を目指していたバイクメーカの100%
HONDA,YAMAHAを筆頭に、世界一を目指していた頃のバイクは輝いてます。
1年足らずでフルモデルチェンジを繰り返してました。
今では考えられないですよね!
最近、125ccに乗ったことがありますか?
年々、環境規制が厳しくなるけれど、エンジン出力を上げ続けてるのが125cc。
乗れば、100%の想いを感じるに違いない。
125ccなら、合法的に100%のパワーを引き出せる
フルスロットルで叫べば、楽しいに決まってる
旧車の当時100%の想いと、現代の125ccに100%をつぎ込んでトップを取ろうとする思い。
どちらも、熱い。
自分でレストアもいい
旧車とネオクラシックの違い
旧車とネオクラシックは、似て非なるもの
- 旧車は当時の100%全力を出し切ったバイク
- ネオクラシックは、100%出していない
ネオクラシックの代表的なバイクの1つが『カワサキ Z900RS』。
- 948cm³
- 82kW(111PS)/8,500rpm
外観はZシリーズの正統後継者たるトラディショナルな雰囲気です。
しかし、中身は現代のスポーツネイキッド。
モノサスでスポーティな走りを堪能できます。
とても良いバイクで大人気です。
オヤジが熱を挙げるのも無理が無い。
でも、100%全力ではない
誤解を恐れずに言えば、KAWASAKIの100%全力は、ZX10R
- 998cm³
- 156.8kW(213.1PS)/13,200rpm
ZX10Rは、リッター210馬力を絞り出します。
なのに、 Z900RSは、半分の110馬力。
こんな感じ、好きだよね?
110馬力もあれば、十分でしょ
Z900RSは、KAWASAKIの100%じゃない。
Kawasaki Z1000mkⅡ
- 1978年
- 1015cc
- 93.4PS/8,000rpm
ZX10Rの半分以下の出力だけど、
間違いなく当時の100%
このバイクで世界を取ってやろう、という意気込みを感じます。
全力のバイクは、40年を経ても色あせない。
こんな旧車乗りは、どうかと
旧車バイクと125ccの共通点は2つ! 青春時代の思い出であること
- 若い頃、手が出ない憧れだった旧車
- 若い頃、初めて買った125cc
今、乗ってみませんか?
10代の思い出が、一番深く刺さってる
『どの時代が良かったか? 』 と聞かれると
どの年代の人も、自分が10代を過ごした時代が最もいい時代だったと答えるそうです。
当然ですね!
多感なときに出会ったものが、一番印象深い。
- 音楽
- 映画
- バイク
10代、20代でバイクに出会った人が多いはず。
思い出深いバイクは2種類。
- 手が届かなかったバイク
- 初めて買った原付バイク
1.手が届かなかったバイクに今なら手が届く
時間のムダ使いが一番の贅沢だと知るのは
大人になって自由な時間が無くならないと解らない
10代20代は、時間はあるけど、お金は無い。
バイク雑誌を彩る最新のバイクなんて、夢のまた夢でした。
でも、大人になった今なら手に入る。
旧車ブームのため、有り得ない価格になってしまったバイクも多いけど
昔憧れていたバイクに今なら手が届きます。
お金で解決が、一番簡単だと気付く齢です
時間の自由は効かないけれどね
150ccという選択肢もある
2.初めて買った原付バイクにもう1度乗ってみる
10代20代の頃、初めて買ったバイクが原付だった人は多い。
通勤・通学のため買ったバイクに、ハマってしまうのは良くある話。
最初はタダの足のつもりで買ったのに、
自転車とは比べ物にならない無敵感。
アッという間に、行動範囲が広がる。
世界が広がる。
初めて買ったあの原付より
感動を与えてくれるバイクに巡り合えましたか
中古で見た目はアレで
いつもグズって、エンジンがなかなか掛からないけど
行け~!
フルスロットルで坂道を上るのは、最高に楽しい。
バイク趣味も一周したし
最初の原付に戻ってみませんか?
『あの頃』に戻れます
『あの頃』は、50ccだったに違いない
例えば ホンダMB50
思い出がフラッシュバックしませんか?
でも、今の50ccは環境規制のため面影はありません
125ccが、当時の50ccの立ち位置
昔の2スト50ccを思い出させてくれます
125ccで自動車専用道路は気を付けて
旧車バイクと125ccの共通点は2つ まとめ
新発売されるバイクは、常に現行車より輝いて見えます。
スペック表にクギ付けになる。
でも、追い掛けるのに疲れませんか?
最新を追いかけるのも楽しいけれど
『あの頃』を思い出させてくれる旧車・125ccも楽しい。
旧車と125ccは、見た目は全く違うけど
バイクの上から見える世界は、案外似てます。
あなたにとって、思い出の1台はどのバイクですか?
併せて読みたい
バイク買取おすすめ 4社