バイクは50cc~1000ccオーバーまで、色々な排気量があります。
排気量によって高速が得意だったり、通勤・通学向きだったり。
- 排気量によって得意なフィールドが変わります
- 排気量で必要な免許や税金も変わります

自分には、どの排気量が合っているのだろう?
おすすめの排気量は何ccなのだろう?
そんな排気量の疑問を解消してスッキリしよう!
大は小を兼ねないし、小は大の廉価版でも無い
- 排気量なんて気にせず、見た目が気に入ればOK!
- 今どきのバイクで、乗れないバイクなんて無い
- 排気量によって得意なフィールドは有る
こんな内容を知って、スッキリしよう。
大排気量が偉いとか、小排気量はダサいとか。
他人の視線を気にして排気量を選んでませんか?
そんなバイク選びは、勿体ない。
自分がしたいことと照らし合わせれば、あなたに合った排気量が見えてくる。
おすすめのバイク排気量は何cc? 気に入ったバイクが、あなたに合ってるバイク

古くても大型でも125ccでも
気に入ったバイクに乗るのが一番他人が無責任に勧めるバイクなんて無視でいい
昔の自分に教えてあげたい#バイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/cHbD8vvKa6— ごくう (@pcxgo_com) September 5, 2022
いきなり結論を言ってしまえば、このツイートが全て。
だけど、言葉足らずの部分もあるので、補足しておきます。
バイクは排気量なんて気にせずに、見た目で選べば、OKです
今の免許で乗れないならば、急いで免許を取りに行こう。
普通二輪の免許を持っていれば、大型二輪は1ヶ月もあれば取れます。
排気量によって得意不得意はあるけれど、
今時のバイクで、乗れないバイクなんて有りません。
バイクを使い切れない・使い切るって、どういうこと?


初心者が大きなバイクを買っても使い切れない!
小排気量から始めて、ステップアップするべきだ。
こんなことをいう人がいるけれど

ベテランなら、リッターSSを使い切れるんですか?
そもそも、『使い切る』ってどういう状態?
使い切るって、こういうこと?
信号が青になったら、フルスロットルで飛び出して、
シフトアップは常にレッドゾーンまで引っ張る!
ブレーキは常にABSを効かせてフルブレーキ!
ワインディングでは、フルバンクが当たり前。
高速道路ではスピードの向こう側をのぞき込む。
『使い切る』が、この意味なら250ccのバイクだって『公道では使い切れません』。
30km/h制限を無視すれば、50ccの原付一種なら『使い切れる』かもしれません。
趣味のものに、『使い切る』などナンセンスです。
日本の公道では、リッターSSの性能の片鱗しか垣間見ることは出来ないけど、手に入れたい気持ちは良くわかる。
排気量のステップアップなんて気にしない

人生は短い
ステップアップなんて言って、
気に入らないバイクに乗ってる時間は無い

125cc、250ccでバイクを覚えて
徐徐にステップアップ!
こんな意見は、聞き流せばOK!
大型バイクは簡単にスピードが出るので、低排気量で基本を身に着けてからでないと危ない!
そういう意見も一理あるけど、制御できない領域に入らなければいいだけ。
排気量やステップアップなんて気にぜず、気に入ったバイクに乗ろう!
気に入らないバイクに無理して乗る必要なんて無い。
- 300km/h出るバイクに乗りたい(出さないけど)
- 砂漠も走れるアドベンチャーに乗りたい(走らないけど)
- 映画で見たあのバイクに乗りたい
- MotoGPのxxx選手と同じカラーリングのバイクに乗りたい
どの理由もアリです。
見た目で選んで何の問題もありません。
バイクには得意・不得意があるけれど、好きなら乗り越えられます。
だって、リッターSSでオフロードを飛んだり跳ねたりしようなんて、思わないよね?
大型免許を取る方法は、3つ
おすすめのバイク排気量は何cc? バイクの排気量毎の得意・不得意

好きなバイクに乗れば良いけれど、バイクには排気量毎の得意・不得意は有ります。
オールマイティなバイクは有りません。
- 高速道路が得意な排気量は、オフロードが苦手です
- 長距離が得意な排気量は、街乗りが苦手です
どっちも得意なバイクなんて、ありません。
どんな排気量にも得意不得意がある。
それぞれの特性は知っておこう。
- ~50ccの原付一種バイクは白バイのえじき
- 51~125ccの原二バイクは情強の乗り物?
- 126cc~250ccのバイクは、大人気!
- 256~400ccのバイクは不人気だけど?
- 大型バイクでマウントとる?
1.~50ccの原付一種バイクは白バイのえじき

得意 | バイク免許不要。自動車免許で乗られる |
不得意 | 全ての道 |
今の法環境では、乗ってはいけないバイクです。
30km/h制限速度、2段階右折。
この2つがある限り、おすすめには決してなりません。
ただし、以下の場合は除きます。
交通の流れに乗れず、危険ですらあります。
スーパーカブ50の燃費は素晴らしいけれど、ネガが大きすぎます。
2.51~125ccの原二バイクは情強の乗り物?

得意 | 近距離移動、燃費 |
不得意 | 高速道路・自動車専用道路に乗れない。小型二輪免許が必要 |
50ccの30km/h制限・2段階右折がともに外れ、125ccからバイクの仲間入りです。
51~125ccの原二バイク排気量のメリット

メリットが数え切れず情強の乗り物と言われています
- 30km/h制限無し
- 2段階右折無し
- 彼女と2人乗りも出来る
- スーパーカブ110の燃費62.0km/Lは別格としても、40km/Lは期待できる
- 最高速度は車種によりますが、80km/hは出るので一般道では不足無い
- 150kg前後の重量と足つきの良さで、取り回しも楽々!
- 新車で40万円程度の安さ
- タイヤなどの消耗品が安い
- 税金も安い(2,400円/年)
- 車検なし
街乗りが得意ですがPCX・NMAXなど、このクラスとしては大柄なバイクもある。
そんなバイクなら、ツーリング用途でも、十分使えます。
言い換えれば、ツーリング適正も有ります。
PCXで日本一周している人だって、珍しくない。
しかし、ネガがないわけでは有りません。
51~125ccの原二バイク排気量のデメリット

郊外を気持ちよく走っていたら
自動車専用道路に変わってしまうことがあります。
う回路が無いと、延々引き返すことになり、悲しい想いをします。
高速道路や自動車専用道路に乗れないのが唯一の弱点です。
行動範囲に自動車道がある場合は、注意が必要です。
ピンクのナンバープレートが目印。
女子受けするバイクが欲しいなら、ココ
3.126cc~250ccのバイクは、大人気! 使い切る?

得意 | 近距離移動、高速道路に乗れる |
不得意 | 普通二輪免許が必要 |
最も人気がある排気量です。
高速に乗れて、車検が無いという美味しいとこ取り。
NINJA250、CBR250、R25、ジクサー、レブル250と各社人気のバイクが揃ってるので、どれを選ぶか嬉しい悩みにあふれてます。
126cc~250ccの排気量のメリット

- 車検が無いのは125ccと同じです
- スポーツ走行も可能な動力性能を持ってます
- 交通の流れをリードすることは、たやすい
- 高速道路にも乗れるので、走れない道は無い
車検が無くて、高速道路・自動車専用道路に乗れる、良いとこどり。
日本のどこでも制限無く走れる自由が、最大のメリット。
250ccなら、制限速度+アルファで使い切った感が得られるのもうれしい。
126cc~250ccの排気量のデメリット

- 税金が2,400円 ⇒ 3,600円/年に上がる
- 高速道路ではエンジンに余裕が無く回転数も高いので、疲れる
高速道路では、おとなしく巡行しかできないのが辛いと感じたら、上のクラスへ。
白いナンバープレートが目印
150/160ccバイク

高速道路で最弱
これは誉め言葉
日本では125ccが排気量の区切りですが、世界標準は150ccです。
PCX150、NMAX155、ジクサー150といった世界標準150ccバイクの人気も高い。
150ccは、250ccより車両価格が安くて燃費が良いのがメリットです。
下道では125ccより余裕を持って走れ、万が一の時は高速道路を使ってエスケープも出来る。
150ccは基本的には下道が主戦場。125ccのデメリットが解消されてはいるけど、高速を常用はムリ。
バイク保険料が気になるなら
4.256~400ccのバイクは不人気だけど?

得意 | 普通自動二輪免許で乗れる。オールマイティ |
不得意 | 車検が有る |
このクラスから、自動車と同じように2年ごとの車検が必要になります。
250ccクラスはメンテが不要という訳では有りませんが、車検は面倒なのも確か。
かつて、400cc超の大型二輪免許の取得が困難だった頃は、

日本で走るには十分なパワー
と言われてましたが、影が薄いクラスだったのも確か。
税金や車検は、400cc超の上のクラスと同じなので、『車検のある最低排気量』というネガティブな面に目が行ってしまいます。
しかし、寂しかった400ccクラスにも日差しが当たりだしました。
GB350

空冷単気筒の心地よい排気音。
レトロなバイクが400ccクラスに火をつけました。
250ccクラスには無いトルク感ある走りが味わえます。
まったり郊外を流すと、至福ですね。
エリミネーター400

400ccにクルーザーが帰ってきました。
ハーレーを代表とする大型クルーザーとは一味違い、高回転まで引っ張って走る喜びも味わえるクルーザー。
ツーリングの最適解の1つがクルーザーというのは、普遍の事実。
CB400 SUPER FOUR

自動車学校でお世話になった方も多いはず。
日本人の職人気質のこもった完成された美、を感じます。
販売終了し、1つのの終わりを感じます。
復活が望まれる。
5.大型バイクでマウントとる?

得意 | 強烈なパワー、所有感 |
不得意 | 重い取り回し、足つき、街乗り |
- 大型免許が自動車学校で容易に取得できるようになった
- フルパワーが解禁され、割高な逆輸入車に頼らなくてもよくなった
この2つにより、ビッグバイクの天下が続いています。
脳ミソを置いて行かれるような、強烈な加速には中毒性があります。
大排気量のパワーに耐えうるように作り込まれたバイクは、所有欲も満たします。
バイク乗りのあこがれ、到達点の1つであるのは否めない。
いつかは、リッター。
ネガは、価格と取り回しです。
パーツの1つ1つが大パワーに耐えるように作り込まれている分、高価です。
車両本体価格100万円超は普通で、パーツの1つ1つも高い。
また、重量も200kgを大きく超え、大きく重いバイクは乗り出すまでが大変です。
乗ってしまえば楽しいけれど、乗り出すまでが面倒。
年に1,000kmも走らない大型バイクも多い。
ナンバープレートは400ccと同じ緑枠線の白。
マウントおやじ

排気量が大きい ⇒ 高価なバイク ⇒ 俺はエライ
大型ンバイクに乗る一部の人に、こんな思考回路があるのは否めない。
もし、そんな人が近づいてきたら、大型バイクをホメてあげましょう。

スゴイね~!
偉いね~!
良かったね~!
排気量マウント取ろうとする人には、何を言っても無駄です。
感染しないうちに、逃げ出そう。
上がりバイクなら、ココ
初心者が乗れない訳では無い

- 大型バイクはトルクが太くエンストしにくい
- 大型バイクは重いので外乱に強く安定している
意外と初心者でも乗り易かったりする
大型バイクはフラッグシップなので先進の電子制御が導入されたバイクも多い。
トラクションコントロール、走行モード切替、ABSなどにより初心者が多少操作もミスしてもバイク側が制御します。
初心者が乗っても吹っ飛ぶようなことはありません。普通に乗れます。
自制心があれば、トルクがあるので乗り易かったりします。
400ccクラスより初心者に優しかったりします。
しかし、200km/hが簡単に出ます。
自制心が無いと危険なのは初心者に限った話ではありません。
取り回しや巨大なパワーは初心者に厳しいのは確かです
バイクが嫌いになる危険もあるけれど、
好きこそ物の上手なれ
リターンライダーのバイク選びなら、ココ
おすすめのバイク排気量は何cc? まとめ

大型バイクを手に入れ所有欲が満たされる
- 取り回しに疲れる
- 小排気量の気軽さに惹かれ、250cc以下に乗り換える
- 物足りなくなり、大型バイクを手に入れる
排気量を行ったり来たりが楽しい
今時のバイクで、玄人しか乗れないバイクなんて有りません。
バイクは排気量なんて気にせずに、見た目で選べば、OKです。
『使い切る』、『排気量マウント』なんて気にせずに、気に入ったバイクに乗ろう。
楽しんだもの勝ちです
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