電熱アイテムも、一般的になって来ました。
そろそろ、買い時かもしれない。
電熱化の効果が最も分かりやすいのが、グローブです。
かじかんで痛くなる指先を解放してあげよう。
電熱グローブは種類が多くて解らない
どれを選べば良いの?
そんな疑問を解消します。
電熱グローブは3タイプ、乗り方でおすすめは変わります
- ロングツーリングなら、車体給電タイプ
車体から給電すればバッテリ切れ知らず - 手軽さなら、USB給電タイプ
車体USB、モバイルバッテリーで手軽に暖か - 簡易で暖かいのなら、専用バッテリータイプ
高出力バッテリーで芯まで暖か
こんな内容を知ってスッキリしよう。
指先は最も寒さを感じやすい部位の1つです。
- 操作性を考えると着ぶくれできない
- 寒風に拭きっさらし
グローブこそ、電熱の威力を最も発揮できるアイテムです。
あなたの乗り方に合った電熱グローブを手に入れれば、
冬もバイクの季節です。
バイク電熱グローブの給電方法は3タイプ
数年前、電熱アイテムが出始めの頃は怪しい電熱グローブが多かった。
- 言うほど暖かく無かったり
- 直ぐに断線して使えなくなったり
- 手の甲だけが暖かったり
キワモノ扱いされてました。
だけど、やっと信頼性・保温性を兼ね備えたアイテムが増えてきました。
一方、アイテムが増えて選びにくくなってきたのも事実です。
そんな電熱グローブ選びは、給電方法で選ぶのがおすすめ。
給電方法で、暖かさや持続時間が決まるためです。
給電方法は3つ。
- 車体給電タイプ
- USB給電タイプ
- 専用バッテリータイプ
単純な優劣は有りません。
使い方しだいで、優劣は変わります。
1.車体給電タイプの電熱グローブ
電熱グローブの恩恵を無制限に受けたいのなら、車体給電タイプ
寒がりな人も、納得の暖かを享受できる
車体バッテリーから給電するので、バッテリー切れを気にする必要が無いのが最大のメリット
電熱グローブで最も悲しいのは、バッテリ切れ。
気持ちよくツーリングしてたらバッテリー切れで電熱グローブが冷たくなる。
これほど悲しい思いは、有りません、
バイクは常に発電しているので、バイクから電源を取れば無限に『温かい』が続きます。
バッテリー切れの心配が無いのは、ロングツーリングの強い味方。
それにバイクの電源は12V。
USB電源は5Vなので、倍以上の出力が得られるので、暖かさも倍です。
ロングツーリングなら、暖かいが無限に続く車体給電タイプがおすすめ。
車体給電タイプの電熱グローブのデメリット
デメリットは、有線でバイクに繋がれること
休憩するとき
ウッカリ有線を引き千切ってしまわないで
車体給電タイプは、車体と電熱グローブを電線でつないで給電します。
だから、バイクと人が有線で繋がれた状態。
- 道の駅で食事休憩
- コンビニでトイレ休憩
バイクを離れるときに、つい有線であることを忘れてしまうと、
『ブチッ!』
有線を引き千切ってしまい、悲しい思いをします。
ディスクロックを忘れて走り出してコケる心配も同じたぐいです。
ディスクロックを忘れないように、派手なケーブルをハンドル周りまで持ってきておきたい。
車体給電タイプの電熱グローブのおすすめ
予算さえ許せば、車体給電タイプが一番おすすめです。
車体から12V取り出す必要があるので、初期は面倒だけど、一度使うと忘れられません。
コミネ EK-217 プロテクトエレクトリックヒートグローブ
- 車体給電
- 専用電源
アダプターを交換すれば、2通りの使い方が出来る電熱グローブ。
さすがにコミネは、バイク乗りの気持ちが解ってますね。
電熱グローブ自体も、カーボンファイバーヒーターを使用し指先までしっかりあたたまり、3段階の温度調整機能付き。
怪しい中華品のように、『手の甲だけにしかヒーターが無い』なんてことは無い。
スキがありません。
グローブの外観もシンプルなのも嬉しい。
コミネ ネオレトロエレクトリックヒートグローブ EK-218
全面ゴートレザー仕様の電熱グローブ。
クラシカルなバイクには、やはり革ですね。
カーボンファイバーヒーターを使用し指先までしっかりあたたまります。
3段階の温度調整機能ももちろんアリ。
コミネ ヒートインナーグローブ EK-204
既存のお気に入り防寒グローブの中に、薄手の電熱グローブを忍ばせるという選択肢。
車体電源12Vをそのままグローブに導くハイパワー。
最大24Wの温かさで、グローブ内をこたつ状態にしてくれます。
山城 電熱グローブ ID-203 HEAT3
車体電源12Vをそのままグローブに導くハイパワー。
山城は1951年設立の東京に本社がある日本のバイク用品メーカ。
- KAWASAKIのメーカー純正部品
- アライ・SHOEI
これらの数少ない国内代理店としても知られてます。
3段階温度調節機能がついて、車載バッテリーケーブルも同梱。
背中が出ないツナギも暖かい
2.USB給電タイプの電熱グローブ
USBで給電の電熱グローブは、給電が容易
- スマホナビ用のUSBコネクタ
- スマホ用モバイルバッテリー
USB接続の電熱グローブは、手軽に電熱グローブを試してみたい人におすすめ。
スマホナビ用にハンドル周りにUSBコネクタを付けている人は多い。
ならば、USBコネクタに刺すだけ。
煩わしい初期工事無しで、手軽に電熱グローブの威力を試せます。
USBコネクタが無いのであれば、モバイルバッテリーを使えばいい。
USB宮殿タイプの電熱グローブのデメリット
パワー不足なので、暖かさもそれなり
厳冬期や長距離は厳しい
USBは5V出力なので、12V出力の車体電源には暖かさで敵わない。
5V2A出力で使ったとしても10W。
車体電源の温かさには敵いません。
- 比較的温暖な地方
- 短時間のバイク移動
使い方を問い直しておきたい。
2.USB給電タイプの電熱グローブのおすすめ
このグローブが特におすすめというわけではありません
この価格帯なら、何があっても笑いに変換できる
電熱グローブを未経験な方が、お試しとして使ってみるのが、正しい使い方。
ハッキリ言って、USB宮殿タイプのおすすめはありません。
本格的な電熱グローブは1~2万円程度するので、いきなり買うのはハードルが高い。
電熱グローブとはどんなものか?
お試し用として使ってみるとか、街乗りで30分程度を凌げればOKという使い方。
暖かさが~ とか、 耐久性が~とかを云々するのは野暮。
Spre kayou 電熱グローブ バッテリー付き
Amazonで一番売れてる電熱グローブ。
6000 mahリチウム電池モバイルバッテリーが2つも付いて、コスパが良い。
- 3段階温度調節
- スマホタッチスクリーン対応
- 3Mシンサレートによる防水
スペックも申し分ありません。
Darema 電熱グローブ 3Mシンサレート
発熱持続時間は最大約9-11時間。
8000mAhリチウム電池モバイルバッテリーが2つつくので、容量はコッチの方が多い。
- 3段階温度調節
- スマホタッチスクリーン対応
- 3Mシンサレートによる防水
スペックも同じ。
Liberator Plus 電熱グローブ
一般的なモバイルバッテリーで駆動可能な、USB接続の電熱グローブ。
10000mAhのバッテリーで約3時間連続動作。
もちろん、バイクのUSB電源コネクタに刺せば、無限に発熱が可能です。
インナーウエアにも気を使いたい
3.専用バッテリータイプの電熱グローブ
専用バッテリーから給電するタイプは、折衷案
USB以上の温かさを、容易に享受できる
5VのUSB電源で不足であれば、専用電源を用いるタイプを検討したい。
通常のモバイルバッテリーは5V出力だから、意味ないです。
専用電源はモバイルバッテリーのような形で、7~12Vさまざまなタイプがあります。
5VのUSBより高出力を得られるので、より暖かさを確保できる。
かつ、車体電源を引っ張り出す手間も無い。
その意味においては、導入のハードルが低いのが特徴です。
専用バッテリータイプの電熱グローブデメリット
専用電源なので、バッテリーの潰しは効きません
また、バッテリーが切れたらそれまで
モバイルバッテリーのように、夏はスマホの充電に使うなんてことは出来ない。
独自規格のバッテリーなので、電熱グローブを買い替えた時に使えるかも疑問。
5V以上の温かさの代償として、受け入れられるのならアリ。
また、ロングツーリングで長時間乗るときには使いにくい。
予備のバッテリーを持っていくか、小まめに消すか。
駆動時間を意識して使う必要があります。
マキタが電熱グローブに参戦して、電動工具で有名なマキタバッテリーが使えるようになるのが理想。
マキタに期待したい。
専用バッテリータイプの電熱グローブのおすすめ
7V~10Vの専用ンバッテリーを使ったモデル。
USB接続の5Vモバイルバッテリーを使ったタイプに比べ、本格的に使えるものが多い。
自分に合ったものを見つけよう。
RSタイチ e-HEAT アームド グローブ RST654
RSタイチのハイエンド電熱グローブ。
ナックル&パームプロテクターにカーボン素材を使用し、高いプロテクション機能と保温性を兼ね備えてます。
また、防水・透湿素材を使用し、全天候に対応。
専用電熱バッテリーは2個(片手につき1個)必要です。
手首内側のファスナー付きポケットにバッテリーを収納できます。
発光式3段階切替スイッチで、好みの温かさを選べる。
- ハイパワー:約3時間30分
- ノーマル:約4時間30分
- エコノミー:約7時間
RSタイチ e-HEAT グローブ RST656
RSタイチのローエンド電熱グローブ。
ローエンドではあるけれど、RSタイチらしさを失っては居ません。
ソフトタイプのプロテクション、防水透湿素材使用。
バッテリーの持続時間はエンドモデルと同じ。
- ハイパワー:約3時間30分
- ノーマル:約4時間30分
- エコノミー:約7時間
RSタイチ、中間モデル
RSタイチの電熱グローブは、全4種類
ハイエンド(RST654)、ローエンド(RST656)の他に、RST655、RST657があります。
RST655:ハードタイプのプロテクタ内蔵、ナックルパーツをフローティング加工で取り付けることにより、甲側の可動域を向上。
RST657:ハードタイプのプロテクタ内蔵
あなたはどれを選びますか?
南海部品 SDG-5003A 電熱グローブ
南海部品の専用バッテリータイプ電熱グローブ。
バッテリーを同梱してこの価格は、素晴らしい。
保温効果を上げる為、全面に中綿入りで、甲側にはアルミシートをインサート。
際立った特徴は無いけれど、コスパのいいモデルです。
バイクに使える他ウエアは、ワークマンだけじゃない
バイク電熱グローブおすすめ10選【車体給電・USB・専用バッテリ】まとめ
- 電熱グローブ
- 電熱ベスト
- 電熱ソックス などなど
電熱グッズのシェアは確実に伸びてます。
従来の保温タイプの防寒アイテムに比べ、発熱アイテムはやはり暖かいのが人気の理由です。
しかし、いまだに玉石混交な部分もあります。
怪しい電熱グローブをつかんでしまわないように、注意をして欲しい。
おすすめに挙げた電熱グローブは、真面目に作られたものです。
今年は、これらを使って電熱グローブデビューしてみませんか?
併せて読みたい