チェーンがピカピカのバイクを見ると、バイクへの愛を感じます。
いくらウエアがかっこよくて、
いくらバイクがピカピカでも
チェーンが真っ黒だと、残念な気持ちになる。
チェーンメンテナンスは面倒!
簡単にきれいに出来ないの?
そんな疑問を解消します。
雨でも乗る・長距離乗るなら、高粘度チェーンルブ
- ワコーズ チェーンガード
- ヤマルーブ チェーンオイル
綺麗好きでマメなら、低粘度チェーンオイル
- ワコーズ CHL チェーンルブ
- Vipro’s レイキッシュ VS-668
- スーパーゾイル チェーンルブ
- AZ チェーンルブ ロングライフ
- AZ バイクレース用チェーンルブ EP
- Honda ウルトラ G1
こんな内容を知ってスッキリしよう。
サビ付いたチェーン、真っ黒なチェーンだと、バイクが悲しい。
チェーンメンテナンスオイルは、2種類
チェーンオイルには、2種類あります。
- 高粘度なルブタイプ
- 低粘度なオイルタイプ
あなたはどちらの派ですか?
1.高粘度なルブタイプがおすすめな人
高粘度がおすすめな人
- 雨でもバイクに乗る
- 1日500kmなんて、あっという間という人
- チェーンメンテをいつしたか覚えがない人
高粘度なルブタイプは、流れにくく持続性が高いのが特徴。
だから、雨に降られても流れにくく、長時間チェーン潤滑してくれる。
半面、ホコリや小石を巻き込んでタール状のかたまりになり、洗車しても容易には落ちない。
一般的な中性洗剤で洗い流すのはムリ、専用のケミカルが必要です。
雨でも乗る通勤・通学用途や、ロングツーリングに向いてます。
もちろん、滅多にチェーンメンテしない・出来ない人にも。
2.低粘度なオイルタイプがおすすめな人
低粘度のメリット
- チェーンクリーナー不要
- 取り回しが軽い
- チェーンが長持ち
- 飛び散っても簡単清掃
低粘度なオイルタイプは、低粘度でサラサラなのがメリットでありデメリットでもあり。
低粘度なので、抵抗になりにくいのでバイクの取り回しが軽くなります。
もちろんバイクに乗ったときのロスも減るけれど、体感するのはムリですね。
チェーンの隅々にまで行き渡って潤滑するので、結果的にチェーンが長持ちするのも良い。
掃除するときも、サラサラなのでケミカルを使わなくてもウエスで拭くだけでキレイになる。
残念なのは、200kmも走れば飛んでしまうこと。
メンテ頻度は多くなります。
綺麗好きな人や、バイク愛が深い人におすすめ。
チェーンメンテナンスのおすすめオイル!高粘度2選
- メリット
雨に強い
長持ち
飛び散りにくい - デメリット
掃除が大変
フリクションが多い
高粘度の被膜でチェーンを包み込むタイプのチェーンルブは、長持ちで雨でも流れにくい。
500km位は楽に持ちます。
雨でも乗る通勤バイクや、ロングツーリングではオイル切れの心配をしなくて良いので心強い。
けれど、ゴミや砂と一体になってタール状にこびりつくので掃除には、手が掛かる。
シャンプーで水洗いした程度ではビクともしない。
専用のチェーンクリーナーを掛けてブラシでこすらないと落ちません。
それくらい強いってことだけどね!
後輪を浮かす方法
センタースタンドが無いと後輪が浮かせられないので、チェーンメンテが面倒です。
本格的なバイクスタンドがあれば言う事無いけれど、簡易タイプでもチェーンメンテならOK!
こういった簡易スタンドがあると、簡単に後輪が浮かせられるのでチェーンメンテが進みます。
けど、簡易スタンドで後輪を外すようなメンテはダメだからね!
万一、スタンドが外れたら大惨事です。
チェーンの掃除は、KURE チェーンクリーナー
高価なチェーンクリーナーもあるけれど
コスパがいいKUREで何の不満も無い
定番のチェーンクリーナーは、KURE。
高粘度は、中性洗剤でいくら洗ってもはキレイにならないけれど、KUREがあれば簡単です。
クリーナーを吹いて、数分待ってからブラシでゴシゴシ。
シール攻撃性が無いので、シールチェーンでも安心して使える。
おすすめ高粘度1 ワコーズ チェーンガード
白い粉を振ったようにドライな被膜でガッチリ保護します。
金色とかのカラーチェーンには向かないけど、保護力には定評があります。
NC31は意外に洗車が大変💧
ホイールも洗いにくい。通勤車両だからワコーズ チェーンガード pic.twitter.com/tv23xeRA5o— SVEN (@svenmercury) May 10, 2020
おすすめ高粘度2 ヤマルーブ チェーンオイル
ムースタイプなので、塗るときにテンション上がります。
これも長持ちには定評がある。
ヤマハ車は、是非。
1枚目before
2枚目after
だいぶきれいにはなったと思う
スプロケは見ないでくださいね🤭
ヤマルーブのチェーンオイル糸引きよる、、笑
最後オイル拭きとってからちょっと汚れた🤦♂️ pic.twitter.com/paTilfskn0— yudai (@b25266r25b) April 9, 2020
汚れたホイールをキレイにするには
チェーンメンテナンスのおすすめオイル!低粘度6選
- メリット
掃除が楽
フリクションが少ない
チェーンが長持ち - デメリット
雨で流れる
飛び散る
300km位しか持たない
高粘度タイプの逆で、短命だけど掃除が楽です。
基本的には、日帰りツーリング向き。
ツーリングから帰ってきたら、チェーンが温まってる内に、
- メンテスタンドで後輪を上げる
- ウエスでチェーンをこする
エンジン駆動は絶対ダメ - チェーンオイルを1コマづに垂らす
- 1周したら、余分なオイルをふき取る
ウエスでこするだけで、チェーンの汚れとオイルが取れて、チェーンがピカピカになります。
高粘度では必要だったチェーンクリーナーは不要です。
10分もあれば、チェーンメンテ完了です
家に帰って、チェーンが温かい間に行うのがコツ
チェーンの熱でオイルが柔らかくなって、浸透しやすくなる
オイルを入れる部位
- 内外プレートの間に注油
シール保護のため - ローラーの端
ローラーの摩耗・騒音保護
チェーンの各コマのピンにピンポイントで注油します。
シールチェーンのシールの中に注油する訳では有りません。
そこには潤滑材が閉じ込められてるから大丈夫。
チェーン1周終わった頃には、もうオイルが浸透している。
ウエスで、余分なオイルをふき取ろう。
この時、チェーンを包み込むように拭き上げると、
余分なオイルがウエス経由でチェーン全体の表面を覆ってサビ対策になる。
おすすめ低粘度1 ワコーズ CHL チェーンルブ
低粘度 浸透系チェーンオイルの代名詞が、ワコーズ CHL チェーンルブ。
フッ素樹脂配合によるものなのか、ホコリによりチェーンが真っ黒になり難いのがうれしい。
ウエスで拭いてオイルをつぎ足しするだけでも、綺麗になります。
洗車でバイクを濡らす頻度が減らせるのでサビ対策にもなる。
KSR110メンテの続き。
ブレーキフルード交換
チェーン清掃、給油、調整
チェーンの錆も落ちて見た目もよくなったし、発進時のもたつき解消で加速も良くなった!
ブレーキの効きもOK#KSR110#ワコーズ pic.twitter.com/nns34nbXse— じょじょ (@jen_mrchildren) November 21, 2022
おすすめ低粘度2 Vipro’s レイキッシュ VS-668
べた付かない低粘度タイプなのに、飛び散らないと評判がいい。
金属表面をコーティングするように包み込むことで潤滑が続きます。
汚れにくいチェーンオイルが好みなら、きっと合う。
ただ、サラッとしている分だけ長持ちはしないので、小まめにメンテナンスしたい。
今日は観光地が混んでそうなので、ぼっちライダーの自分は家でチェンシコでもしてますよ😗
このヴィプロスのレイキッシュっていうチェーンオイルは透明なタイプなのに飛散しにくいのでおすすめです👍✨#バイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/xxYH2ssO7U— ゆんキャン△つ〜りんぐ🏍💨 (@yunyun_rider) February 28, 2021
おすすめ低粘度3 スーパーゾイル チェーンルブ
ガソリン添加剤として知られてるスーパーゾイルのチェーンルブ。
誰でも解るほどフリクションが減ると評判です。
チェーンが伸びにくくなりチェーンの寿命が延びるのも、低フリクションのなせる業か。
スプレーなので1コマづつ塗り込む煩わしさはないけれど、ムダが多いのが気になるかも。
おすすめ低粘度4 AZ チェーンルブ ロングライフ
チェーンオイルは、スプレータイプよりボトルのほうがいい。
飛び散らずピンポイントに必要な部分に届けれれる。
AZはコスパで有名なオイルメーカ。
ロングライフという名前だけど、ツーリングから帰るたびに小まめにメンテしたい。
決して、ロングライフでは無いから気をつけて。
AZのロングライフぽちった
一本でめちゃくちゃに保つなコレ
一年は使ったし、チェーンルブには戻れんな— しろのねこ (@Unknown_Red_sky) November 1, 2019
おすすめ低粘度5 AZ バイクレース用チェーンルブ EP
レースのような高速・高荷重にも使えるチェーンオイル。
距離を乗る人は、『ロングライフ』よりEPが向いている。
500kmは楽に持つとの口コミも多い。
ロングツーリングのお供で持っていきたい。
円陣家至高のC.P.Oがなくなり、新たなチェーンルブを探していて見つけたのがこれ。
「AZ Moc-001 バイクレース用チェーンルブEP 」
チェーン掃除して塗ってみたが、C.P.Oとそん色ないかな?
なんたって安いので値段気にせず使える。
他にも安いケミカルがあるメーカーなのでいいかも。 pic.twitter.com/htfU3nBYZy— moge (@moge_crmar) January 20, 2018
おすすめ低粘度6 Honda ウルトラ G1
エンジンオイル交換のあまりをボトルに取っておいてチェーンオイルにしてもいい。
低粘度なので、薄い被膜にしかならないけれど、シール攻撃性は感じない。
日帰りツーリング毎にメンテするなら十分使える。
低粘度のためか
- 明らかに取り回しが軽くなる
- チェーンの摩耗が減って長持ちになる
通常2万Km程度で寿命だが、3万Km可能
※本来の使い方じゃないので自己責任だけどね
雨の日に乗らないなら、エンジンオイルでも十分使える。
チェーンのグリスアップはエンジンオイル派である。清掃すらせずただ継ぎ足すのみ。 pic.twitter.com/RRuuAo0O47
— Kazki Matz (@KazkiMatz) November 14, 2022
低粘度チェーンオイルのデメリット
雨に弱く、長持ちしないのがデメリット。
バイクのメンテをあまりしない人には、向いてません。
基本的には、バイクに乗るたびに塗りなおしたい。
もう1つのネガは、飛び散ること。
ふき取りが甘いと、オイルがホイールに飛び散る。
けれど、低粘度なのでユニコンやフクピカで簡単にふき取れるのでそれほど気にならない。
ユニコンの有能さについては、ココ
フクピカの有能さについては、ココ
チェーンメンテナンスのおすすめオイル まとめ
- 高粘度なチェーンルブは、耐久性はあるけどメンテが面倒
- 低粘度はチェーンオイルは、メンテは楽だけど耐久性が無い
バイクの乗り方しだいで、おすすめは変わります。
いっそ、ドライブシャフトのクルーザーか、スクーターにしてみる?
雨の日にチェーンメンテをしながらツーリングの思い出を噛み締めるのも、
楽しいけどね!
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