SHOEI・ARAIヘルメットが良いのは知っている。
けれど、5~6万円もする高級品。
ヘルメット寿命の3~4年毎に5~6万円は痛い!
安全を確保した上で
コスパが良いヘルメットは無いの?
そんな疑問を解消します。
HJCのヘルメットがお値段以上でおすすめ
特にベースラインのCS-15は、実売1万5千円なのに完成度が高い
GS・JIS取得で安全性も確か
ただし、サイズは1サイズ大き目がいいかも
こんな内容を知って、スッキリしよう
HJCは、韓国のヘルメットメーカーです。
アジアメーカーだからという理由だけで、排除するのは思考停止です。
怪しいノーブランド中華とは違い、世界で認められた信頼できるヘルメットです。
HJCってどんなメーカー?
HJCは、韓国のヘルメットメーカ
年間約100万個以上を生産し、世界60ヶ国以上で販売されてます
MotoGPでも使われている信頼できるメーカです
HJCのヘルメットは、日本ではRSタイチが正規販売してる。
正規品は、『JAPAN FIT』として日本人向けオリジナル内装を装備しているのが嬉しい。
日本には、ARAI・SHOEIがあるけど
4万~6万円もするARAI・SHOEIが良いのは当たり前
コスパが良くて安全なヘルメットがHJC
日本には、ARAI・SHOEIという世界的なヘルメットメーカがあります。
日本品として、非の打ち所の無いすばらしい製品です。
しかし、4万~6万円は高い。
4年で寿命となるヘルメットに 4万~6万円ポンと出せる人は、 ARAI・SHOEIを買えばいい。
きっと満足できます。
けど、勿体ないと5年以上使い続けてませんか?
HJCは、ノーブランドの中華とは違い信頼できる
ヘルメットはあなたの頭の値段だと言います。
だとすると、賞味期限の切れたヘルメットをかぶるあなたの頭も、賞味期限切れ?
HJCは、世界中で認められたブランドです。
韓国製だからという理由でテーブルに乗せないのは、勿体ない。
ノーブランドの中華ヘルメットとは違います。
HJCは、ヤマハの用品ブランドY’SGEARのヘルメットの製造元でもあります。
1万円台~7万円近いモデルまで多くのモデルがあります。
1万円台からJIS規格取得の安全なフルフェイスがラインナップされてます。
高価なARAI・SHOEIを使い続けるより、
数年周期でコスパの良いヘルメットを使いたい
おすすめHJCヘルメットは、CS-15
コスパが良いのは、CS-15シリーズ
グラフィックモデルが1万5千円で手に入るのは、驚き!
ボトムラインだけど、手抜きはありません
HJCの低価格帯ヘルメットは、入荷があるとアッという間に、売り切れる。
みんな、待ってるのですね。
HJC CS-15 評判
1.5万円という、お値段以上の価値があると、満足の声しか聞こえない。
グラフィックのバリエーション多く、どれもイケてる。
手元に届いて、ガッカリなんて人も見当たりません。
評判が良すぎるので、ステマを疑いたくなるくらいです。
やっと届いたHJC CS-15
— ❆ れおたそ ❆ (@reotaso_0220) July 14, 2021
フルフェイスヘルメット!
うん、色いい感じ!🥰 pic.twitter.com/GkXyqZu2sn
ヘルメットはHJCのcs-15にしました!なかなかかっこいい😎#バイク #原付 #ヘルメット #HJC #バイク初心者 #バイク好きと繋がりたい pic.twitter.com/1vd3bW0A3Y
— どっかのサブ垢🛵 (@Fm_B1_361n) September 11, 2021
HJC CS-15のインプレ
実際にHJC CS-15を購入してみました。
とても1万円代とは思えないしっかりした製品で、驚く。
HJC CS-15 スペック
ボトムラインのヘルメットだけど、必要な機能はそろってます
- 規格:SG・JIS
- 本体重量:1,590g (Lサイズ)
- ポリカーボネートシェル
- 抗菌・速乾内装(着脱式)
- ラピッドファイヤーシールド着脱システ ム
シールドが簡単に取れてメンテできるシステム - スピーカーホール
内装も抗菌速乾で、丸ごと外せて洗える。
重量は、軽い訳じゃないけど重くもない。
HJC CS-15 外観
1万5千円のフルフェイスだけど、安っぽさは無い
立て付けも良くて、カッチリしている
HJC CS-15 には、数多くのグラフィックモデルがあり、どれにするか迷ってしまう。
購入したのは、HJC CS-15 ソンタン。
オフブラックベースに迷彩柄で黄色のアクセントラインが入ってます。
ベースは同じで、アクセントラインが赤・黒・ピンクのバリエーションもある。
帽体は、普通サイズ。
SHOEI Zシリーズほど小さくはない。
けれど、サンシェードを内蔵してないこともあり、コンパクトにまとまってる。
後ろの黄色が、後続車からの視認性を上げています。
黄色は夜光塗料なのか、暗闇で浮かび上がる。
今回は、黒ベースに黄色という王道を選びました。
ヘルメットの色選びは悩ましい。
迷ったら、ココ
HJC CS-15 内装
内装には、分厚いパッドが使われてます。
あごヒモはDリングタイプ。
事故のときに外れにくくて良いのだけれど、この価格帯ならワンタッチバックルの方がいい。
初心者には、ワンタッチの方が好まれるはず。
ワンタッチに変えるアイテムを使うのもいい
今時のモデルなので、内装は 抗菌・速乾素材。
スナップで帽体に止めてあるので、簡単に取り外して洗える。
購入したMサイズは、内装のパッドが30mm。
帽体は、S・Mが共通、L・XLが共通。
内装パッドのサイズを変えることでS~XLに対応している。
内装は定期的に丸洗いしたい
インカム スピーカー対応
インカムのスピーカーを仕込むためのスペースが準備されてます
耳にスピーカーが干渉することも無く、快適にインカムの会話・音楽が楽しめる。
スピーカーを仕込むのは違法か、気になるならココ
HJC CS-15 エアインテーク
口元のエアインテークは、大型で効率よく空気の循環が出来る。
OPEN・CLOSEは、中央のポッチ上下です。
グローブをしたままでもやり易い。
頭頂部左右は、シャッターでOPEN・CLOSE。
ここも、立て付けが良いので、スムーズに開閉できる。
後ろの排気口は、開閉できません。
金網がついてるだけ。
前方のインテークを閉じれば、排気されないので、開閉が問題になることは無い。
ヘルメットで、髪が乱れないためには
HJC CS-15 サイズ
サイズ(cm) | S(55- 56) | M(57- 58) | L(59- 60) | XL(61- 62未満) | ||||||||
シェル(帽体) | S・M共通 | L・XL共通 |
サイズ表記はS~XLまであり、目安となる頭の周囲サイズも日本製のヘルメットと同じです。
しかし、
SHOEI・ARAI・KABUTOと比べ、ワンサイズ上を買うと幸せになれます
同一サイズを買うと、無理やり押し込まないと頭が入らない
- 頭の周囲が締め付けられて孫悟空状態
- チークパッドでホホは潰れ、口が動かせない
厚みの違うチークパッドが40~25mmまで数種類用意されていて、微調整は可能です。
しかし、地味に高い。
せっかくのコスパが台無しになるので、手が出し難い。
寝押しして、圧縮
写真では分かりにくいけど、おもりを載せて3日寝押しした。
なんとか、許容範囲のサイズになりました。
これなら、タダ。
HJC CS-15 使い心地
SHOEI・ARAIと比べるのは、酷だけど
価格を考えると十分納得できる使い心地です
ヘルメットは、サイズ交換可能か確認してから買うのが、おすすめ。
最初は、小ささに驚きます。
特に、チークパッドが分厚くて、悩ましい。
- 器用な人なら、分解してスポンジを削って薄くした方が良いかもしれない
- 器用でない人なら、チークパッドを外して寝押しするのがおすすめ
頭の形に馴染むのが、早くなります。
シールド
シールドは、容易に取り外しできる構造になってます。
そして、しっかり密着するので、変な音鳴りやガタなど無い。
また、曇り止めのピンロックシートを取り付けるためのピンもついてる。
冬や雨でも乗る人は、ピンロックシートを付けた方がいい。
ピンロックシートの取り付けは、簡単
CS-15のシールドは、ワンタッチで簡単に外れます。
シールドを真っすぐに伸ばしながらピンロックシートを取り付けるのは、割りそうで怖い。
けれど、勇気を持って乗り越えるしかない。
シールドの曇りはなくなっても、メガネが曇るならコレ
空気の循環
口元のエアインテークが強力なので、空調はイイ!
逆に、取り入れた空気が目に当たるので、目が乾きがち。
高速走行するのなら、全開にするのは避けた方が良いかもしれない。
HJC以外にも、おすすめなアジアンヘルメットはあります
ヘルメットの心配と言えば、髪
半年、実際のに使ってのインプレ
ARAI・SHOEIに比べると多少重かったり、風切り音が大きい気もするけど
決定的にダメな面は見当たらない。
価格を加味すれば、よくできている。
- かぶってみての重さ
- 走行中の静粛性
- 耐久性
1.かぶってみての重さ
SHOEI Z-7、Z-8といった軽量モデルには敵わないけど、問題なし
ヘルメットの重心が高いと重く感じるのだけれど、HJCはそんなことは無い。
重量は軽いのに、重量バランスが悪くて重く感じるヘルメットもあります。
HJCは平均的な重さで、感じるのも平均的な重み。
2.走行中の静粛性
風切音も、取り立てて気になるレベルではない。
もちろん、取り立てて静かとは言えないけれどね。
ヘルメットに仕込んだスピーカでナビ・音楽を流しても、十分聞き取れます。
走行風でヘルメットがブレることも無い。
レーススピードでどうか?
用途が違うので、それは試してないけどね
3.耐久性
半年程度では、全くヤレた雰囲気はありません。
- 内装が痩せたりしてない
- 内装のほつれも無い
- 塗装が欠けたりしてない
内装を外して洗ったりもしましたが、平気です。
HJCヘルメットの安全性
HJCは、年間約100万個以上を生産し、世界60ヶ国以上で販売される信頼できるブランド
- SG・JIS・PSCを取得してます
- SNELLやDOT規格はありません
レギュレーションのあるレースに出るのでなければ、問題ない
SG規格・JIS規格 が有れば、一般的な使用には何の問題もありません。
ノーブランドの中華ヘルメットとは一線を画します。
HJCヘルメットは、SNELL、DOT規格無いけど安全なの?
HJCヘルメットの安全性を気にする人は、きっとこの動画が気になってる。
- 中華ヘルメットは、一撃で破壊
- 日本製ヘルメットは、ビクともしない
HJCは、韓国企業なのは事実
しかし、HJCは世界中で実績があり、日本のSG・JIS規格を持ってます
動画の怪しいノーブランドとは訳が違います。
ヘルメットの安全規格と言えば、SNELL規格、ECE規格などが有名。
ARAI・SHOEIも、SNELL規格を誇らしげに掲げてます。
しかし、日本はJIS規格、アメリカはSNELL規格、EUはECE規格というだけ。
縄張り商法と大差ありません。
アメリカのレースに出たかったら
SNELL取ってね!
SNELL規格は厳しいことで知られているけれど、同じ事故は2つとない。
『SNELLなら助かったけど、JISだから亡くなった 』
- そんな生死の幅が有るのか無いのか?
- どれくらいの幅なのか?
誰にも判りません
第一、安全を気にするなら、フルフェイス以外は全面使用禁止にしないと話にならない。
もちろん、フルフェイズのあご部分(チンガード)を強打して首が折れるケースもあります。
ジェットヘルメットなら助かったかもしれないケースもある。
けれど、一般的にはフルフェイスが安全です。
ジェットヘルメットを販売する免罪符にはならない
だから、日本で使うには、SG・JIS規格で何の問題もない。
HJCは、 SG・JIS・PSCを取得してます
SG・JIS・PSCは、それぞれ日本の規格。
これらがあれば、安全性は担保されてます。
もちろん、HJCは3つとも取得済み。
1.HJCヘルメットの安全性 SGマーク
SG規格:(Safe Goods) 一般財団法人製品安全協会
SGは、任意で取得する規格
SGマークの無いヘルメットを販売しても、何の問題もない
もちろん、タダで検査してくれる訳がない
資格商法の1つ
2.HJCヘルメットの安全性 JIS
JIS規格:(Japanese Industrial Standards )日本産業規格は国が定めてる。
産業標準化法に基づき、安心・安全の確保、消費者保護の観点で基準を設けたものです。
JISは、任意で取得する規格
JIS未認定のヘルメットを販売しても、何の問題もない
SGと同じです
3.HJCヘルメットの安全性 PSCマーク
PSC:(Produc Safety Consumer)は国が定める安全基準
日本で唯一、強制力のある規格がPSC!
PSCが無いと、日本で販売してはいけない
法的に罰せられます
例えばアメリカからSNELL規格のヘルメットを個人輸入しても
PSCが無ければ日本では売ってはいけない
実際には、通販サイトではPSCの無いヘルメットも売られてます。
あくまで『装飾用』としてね!
しかし、PSCは販売を規制する法です。
だから、PSCの無いヘルメットを使用しても何の問題もないのも、事実。
販売してはダメだけど、使うのは自己責任。
HJCヘルメットはお値段以上でおすすめ まとめ
HJCのヘルメットは、定食屋のランチに似てる
SHOEI、ARAIといった日本のプレミアムブランドのヘルメットが良いのは当たり前。
例えば、いくら美味しくても10万円のディナーには感動しません。
高級食材をふんだんに使ってたら、美味しくて当たり前!
一方、ツーリング先でたまたま見つけた、地元民に愛されてる定食屋。
定食屋の千円以下のランチが旨いと、感動します。
通い詰めずには、居られない。
HJCのヘルメットは、定食屋のランチに似てる。
過度な期待させない値段なのに、カッチリしていて隙が無い。
世界一のMotoGPでも使われてます。
サイズさえ間違えなければ、おすすめ!
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