バイクは、エンジン音、排気音が心地いいい。
けれど、音楽を聴きながらツーリングを楽しみたい時もある。
自転車やバイクでイヤホンをつけるのは
違法だと聞いたよ!
マズいんじゃないの?
こんな疑問を解消します。
- グレーな部分は有るが、大音量でなければ合法
- おすすめのスピーカー5選
- スピーカーを自作する方法
こんな内容を知って、スッキリしよう。
お気に入りの曲に包まれて、景色が流れるのを楽しむのもツーリング。
バイク振動を感じながら、好みの音楽に身を任せて走ってみよう。
気分が盛り上がるに違いない。
スピードなんて、関係ないからね!
バイクヘルメットにスピーカーで音楽は違法か?
道路交通法に、音楽に関する記載は有りません
地方の条例で『大音量』の規制があるだけ
⇒ バイクで音楽が即、違法ではない
なぜ、こんな条例があるのか?
経緯を調べると、イヤホンが即、違法でないことが解ります。
イヤホンで死亡事故
2017年に神奈川で自転車と歩行者の交通事故がありました。
イヤホンをして自転車に乗っていた人が、歩行者にぶつかり死亡させてしまった。
自転車側に多額の賠償責任が課せられたというニュースに覚えがあるかもしれません。
イヤホンで周囲の音が聞こえなかった事が直接の事故原因とは言い切れませんが、
イヤホンが社会問題化される切っ掛けになりました。
自動車保険の特約に、『個人賠償責任補償特約』を付けてますか?
自転車走行中の事故で億単位の賠償責任になることもあります。
バイク保険には無い特約なので、自動車保険に付加しておこう。
イヤホンの法規制
路交通法ではイヤホンに関する記載はありません。
このため、
事故を受けて全国で乗車中のイヤホンを規制する条例が策定されました。
愛知県の例
愛知県道路交通法施行細則
第七条
自転車に限らず、車・バイクも含めての規定です。
どの都道府県も同じような表現です。
イヤホン、即NGではない
安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で
車両等を運転しないこと
- 救急車が来ているのに気づかない
- 遮断機の音が聞こえない
そんな大音量で聞くのはNGです。
けれど節度ある音量であれば、違法性は無いと読み取れます。
おすすめの音楽は、ココ!
実際の現場での規制
現場の警官の判断によるところも、あるとは思います
感情的にならず、大音量で無い事を主張するようにしよう
走行中のバイクが、イヤホンをしているか否かを見抜くのは困難です。
ヘルメット内部なので、自転車のように外見ではわからないからね。
では、検問で警察に止められた際に、
ヘルメットのスピーカーが警官の目に留まるとどうなるのでしょうか。
スピーカーを指摘される状況になることはまずないけれど、
指摘された場合も、スピーカーが即違法ではないと主張しよう。
もちろん、周囲の音が聞こえる範囲のボリュームで、節度を持って運用するのが、大前提。
走行中の選曲はアウト!
走りながらスマホ画面で選曲するのは、交通違反
もちろん、ナビ操作もダメ!
車で走りながらスマホをいじるのは、交通違反なのは知ってますよね!
ながら運転は、厳しく取締りが行われてます。
バイクも同じです。
走りながら選曲するのは、危険この上ない。
画面から目線を上げたら、トラックが目前かもしれない!
ビッグスクーターで爆音
ビッグスクーターに大音量スピーカーが流行った時期もある
今なら、アウト
かつて 2000年代にビッグスクーターブームがありました。
当時は、防水スピーカーを取り付けるのが流行りました。
ホンダからも、全天候対応ビルトインオーディオシステムがリリースされてた。
街で大音量で音楽を流しているバイクを見掛けない日は有りませんでした。
パトカーのサイレンさえ聞こえないような爆音は、明らかにNGです。
HONDAフォルツァ オーディオパッケージ
ブームの頃のHONDA純正メーター回りです。
防水スピーカーにオーディオスイッチが並び、凄い事になってます。
なんだか、メカメカしくてチョット欲しい!
1周回って、ビッグスクーターがイイ!
ヘルメット用スピーカーのおすすめ
ヘルメットにスピーカーを埋め込むのは、難しくない。
最近のヘルメットは、あらかじめスピーカー用のくぼみが設けてあります。
みんながどんなスピーカーを選んでるのか気になるならココ
おすすめのスピーカーは、5つ
- NikoMaku 薄型
- ZDFER 自動応答
- AirPods ノイズキャンセリング
- デイトナ 聴くだけブルートゥース3
- LX-B4FM インカム
有線か、Bluetoothか
ヘルメットに取り付けるには、Bluetooth対応スピーカーがおすすめです
有線スピーカーか、Bluetoothスピーカーか悩みどころだけど、断然Bluetooth!
バイクにマウントしたスマホと有線でスピーカーをつなぐと
必ずバイクの乗り降りで、コードを引っ掛けます。
有線を忘れてバイクを離れようとして、コードに引っ張られるのはアルアル。
Bluetoothは充電し忘れると使えないのがデメリットだけど、線の無いメリットの方がデカい。
音楽をBluetoothで流せば、配線の煩わしさが無い。
スピーカーのみとマイク付きで価格差はほとんど有りません。
通話も出来てインカムとして利用できるで マイク付きを選んだ方が何かと便利です。
ヘルメットで髪が心配なら、ココ
1.NikoMaku 薄型
最大の特徴は、はわずか0.7cmの厚みです。
この薄さにより、ヘルメットに仕込んだ時に耳と干渉しずらくなっています。
2. 自動応答 Bluetooth
最大の特徴は、 電話の自動応答です。
走行中に着信した場合、スイッチ操作を行わずに通話が出来ます。
3.AirPods ノイズキャンセリング
AirPodsなど、無線イヤホンはヘルメットと干渉し易い。
あ頭の形とヘルメットに寄るけどね!
AirPodsで干渉が無ければ、普段も使えるので都合はいい。
アップルのノイズキャンセリングには定評があります
バイクの音が気にならなくなるので、純粋に音楽を楽しめる
4.デイトナ 聴くだけブルートゥース3
ヘルメットに付けるBluetoothレシーバーヘルメットスピーカーのセット。
- FMラジオ受信可能
- 防水・防塵仕様IP67
- 単四電池1本で約10時間
乾電池駆動なので、バッテリー切れでもコンビニで電池を入れ替えればいい。
もちろん、予備電池を持って行く賢い子にもおすすめ。
5.SYGN HOUSE B+COM SB6XR
音楽だけでなく、友人とのツーリングで会話も楽しみたいならインカム。
SYGN HOUSE B+COM SB6XRは、久々のハイエンドモデル。
- ①シンプルなデザイン&インターフェース
- ②超大容量バッテリー
24時間たっぷり使える - ③ロック機構搭載の新ベースプレート
取付けも取外しもスムーズ
仲間とツーリングするなら、インカムがいい
ヘルメット用スピーカーの自作取り付け
ヘッドホンを解体して、自作するのもあり
もちろん、有線式になるけどね
不要となった普通のヘッドホンを再利用します。
改造ベースはオーバーイヤーヘッドホンがおすすめです。
オンイヤータイプのヘッドホンより、耳を覆うオーバーイヤーヘッドホンの方が音がクリアに聞こえます。
ねじを外して、解体します。
スピーカー部を取り出しました。
まだこの状態ではサイズが大きいのでヘルメット内で耳に干渉します。
外側の黒い樹脂をペンチで取り外します。
このように中身だけの状態にすれば、ヘルメット内に仕込んでも耳に干渉しません。
配線やはんだがむき出しなので断線しないように接着剤で固めておきます。
Bluetoothユニットを接続すれば、 ワイヤレススピーカーの完成です。
両面テープでヘルメット内に固定するところまで含め、30分程度の簡単な工作です。
マイクが不要であれば、このような再利用スピーカーでも十分実用になります。
ヘルメットの脱着を簡単にしたいなら、ココ
バイクヘルメットにスピーカーで音楽は違法か? まとめ
グレーな部分も有りますが、大音量でなければ合法と考えます。
ヘルメットにスピーカーを仕込んでいる事を指摘される状況はなるとは思えません。
しかし、自己責任の範疇にはなります。
周囲の音が聞こえる範囲のボリュームで、節度を持って運用しよう。
現場警察官の裁量の部分もあるかと思われます。
第1印象は大事です。
検問などで止められた時は、爽やかに受け答えして好印象を勝ち取りましょう。
警察に対し好戦的な人も居ますが、大人の対応をした方がメリットは大きい。
最後になったけど、運転中にスマホで選曲操作するのは絶対ダメです。
ナビ操作・選曲などは停車中だけ。
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