電熱ウエアが各社から出てます。
けれど、暖かさは長時間持たない。
大容量のモバイルバッテリーを使っても、4時間程度が限度です。
丸一日暖かくしようとすると、予備のバッテリーが必要。
モバイルバッテリーを
たくさん持ってくしか無いの?
長時間温める方法は無いの?
そんな疑問を解消します。
古くても色あせない『ハクキンカイロ』。
ハクキンカイロがおすすめな3つの理由
- ハクキンカイロは24時間持つ
⇒ 白金だから - ハクキンカイロが安全
⇒ 火を使わないから - ハクキンカイロがコスパ抜群
⇒ 2千円でひと冬ずっと温かい
こんな内容を知って、スッキリしよう。
ローテクな『ハクキンカイロ』は、ハイテクな電熱グッズに負けていない。
新しければ、何でも良いってわけでは無い。
ハクキンカイロってなに?
誰でも名前は聞いた事がある『ハクキンカイロ』
ハクキンカイロの使い方は簡単です。
- 燃料のベンジンを少量(25cc)入れる
- ライターで火口を温める
これだけ。
わずか25ccの燃料で、24時間ずっと暖かい。
何度でも繰り返し使えます。
大昔からエコを実践してます。けれど、実態はあまり知られてません。
『ハクキンカイロ』はれっきとした会社名
- ハクキンカイロ株式会社
- 大正12年創業
- カイロ一筋の大阪の会社
大正12年は1923年。創業100年を超える老舗です。
何でも、新しければ良い訳じゃない
100年続いた実績は、伊達じゃない
100年間、『ハクキンカイロ』一筋でやってこれたのは、経営手腕もあるだろうけれど、抜群の商品性があるからです。
基本的な構造は100年間、何も変わっていない。なのに、100年間愛され続けている。
凄いことだと思いませんか?
聖火リレーもハクキンカイロ
ハクキンカイロの信頼性は、オリンピックの聖火リレーを何度も務めたことでも証明される
- 1964年
東京オリンピックの聖火をハクキンカイロにより、ギリシャから東京まで輸送する - 1998年
長野冬季オリンピックの聖火をハクキンカイロにより、ギリシャより長野まで輸送する - 2005年~
2005年以降、毎年の国体の炬火の輸送にハクキンカイロが使われる
オリンピックの聖火が消えたら笑いごとでは済まない。
この信頼性があるからこそ、100年間もの間人々の体を温め続けています。
使い捨て文化からの復権
大正12年以降、第二次世界大戦では軍用品として日本の陸海軍で使用され、終戦後は1950年代に朝鮮戦争で、アメリカ軍に使用されました。
これも信頼性の証。
その後、1970年代からのバブルでは、『使い捨て文化』が尊ばれ、使い捨てカイロが台頭したけれど、無くなりはしなかった。
今、エコな時代に復権してます。
燃料のベンジンを入れれば、何度でも使えて環境に優しい。
さらに、使っても水蒸気と炭酸ガスしか出ないので環境に優しい。
エコなだけじゃない!ハクキンカイロがおすすめな理由は3つもあり
- ハクキンカイロは24時間持つ
⇒ 白金だから - ハクキンカイロが安全
⇒ 火を使わないから - ハクキンカイロがコスパ抜群
⇒ 2千円でひと冬ずっと温かい
ハンドルカバーは、ダサいけど温かい
1.ハクキンカイロの仕組みと使い方!【ハクキンカイロは24時間持つ】
なぜ、この小ささで暖かさが24時間も持つのか?
それは、『ハクキンカイロ』が『白金懐炉』だからです。
何だか禅問答みたいだけれど、これが正体です。
ハクキンカイロは酸化熱で長時間暖かい
ハクキンカイロは、火が燃えて暖かい訳ではありません。
ライターを火口に近づけるけど、直接燃料のベンジンに火をつけているわけではありません。
酸化しやすいように、白金をあたためているだけ。
プラチナは、自己の体積の100倍以上の酸素を吸着させる性質がある。
プラチナが酸化触媒としては最適なのを見つけたのが、ハクキンカイロ創業者。
気化したベンジンがプラチナ(白金)の接触作用により「炭酸ガスと水」に分解されます
そのとき発生する酸化熱で暖かいのです
燃料が燃えて、暖かいわけじゃない。
火を使わないので火事の心配なし
130℃~350℃という低温の酸化熱なので、火事の心配もまずありません。
もっと高温にならないと、衣類などに火はつきません。
ハクキンカイロに入るベンジンは最大でも25cc。
25ccのベンジンを燃やしたら、一瞬で燃え尽きるけれど、
少しずつ酸化させて酸化熱を取り出すので24時間も暖かいのです
ハクキンカイロのフタには、小さな穴が幾つも開いてます
この穴は孔雀をイメージしたものだそうですが
この穴の大きさ、位置が超重要
酸素の供給量がこの穴で決まります
だから、カイロの温度と持続時間がこの穴で調節される
2.ハクキンカイロの仕組みと使い方!【ハクキンカイロは安全】
ハクキンカイロは火を使わない
酸化熱で暖かいので、フトコロに入れても安全です
最初にマッチやライターを用いるのは、
プラチナの接触反応を開始させる温度を与えるためだけ
ハクキンカイロは燃やさないので安全
ハクキンカイロはベンジンを燃やさず酸化させているだけ。
酸化スピードは、フタの穴で調節されるので、火傷するような温度にはならない。
低温でベンジンを炭酸ガス(CO2)と水(H2O)に酸化分解するだけなので、有害物質も出さない。
クリーンで安全な、持ち運べる暖房です。
低温やけどには、注意
火事・火傷になるような温度にはならないけれど、低温火傷には注意が必要!
通常ではやけどしないような温度で起こる熱傷のことを「低温やけど」と言います。原因は様々で湯たんぽ、電気アンカ、ホットカーペット、カイロなどで、これらの低温熱源に長時間肌が触れることで起こります。接触部位の温度が44℃だと、約6時間で受傷してしまいます。
内視鏡内科・消化器内科・胃腸内科(埼玉県川越市)
川越駅前胃腸・肛門クリニック
だから、直接肌につけてはいけない。
袋や固定ベルトに入れるのを忘れないで!
専用の固定袋もあります。
隙間風が入ってくると、効果が半減する
3.ハクキンカイロの仕組みと使い方!【ハクキンカイロはコスパ抜群】
本体3,000円を買えば、あとはひと冬2,000円で毎年暖かい
- ベンジン1,000円
- 火口1,000円
1.ベンジン1,000円
ハクキンカイロの初期投資は、4,000円です。
- カイロ本体 3,000円
- ベンジン 1,000円 (500cc)
25ccで24時間温かいので、1,000円(500cc)では 500/25cc×24時間 =480時間。
1日8時間使ったとして、
480/8時間 = 60日
ヘビーユーザーで無ければ、ベンジン1本でひと冬(60日)ずっと暖かく使える。
ひと冬1,000円でずっと暖かい!
2.火口交交換1,000円
消耗品として、毎年火口交換が推奨されてます。
これもヘビーユーザーで無ければ、暖かさが落ちるまで数年持ちます。
毎年かえても、1000円/年。
使い捨てカイロとの比較
値段的には使い捨てカイロの方が安い
一般的な使い捨てカイロは、20円/個で、10時間持ちます。
ハクキンカイロのように、途中で止めてまた明日という訳にはいかない。
だから、毎日1つ(20円)必要になります。
ハクキンカイロと同様に一冬60日使うとすると
20円×60 = 1200円
- ハクキンカイロ 燃料1,000円+火口1,000円
- 使い捨て 1200円
値段的には使い捨てカイロの方が安価になりますね。
暖かさと愛着ではハクキンカイロの圧勝
ハクキンカイロは使い捨ての数倍暖かい。
だから、使い捨てを2,3枚使えば逆転してしまう。
それに、使い捨てカイロを愛でる人は居ないけれど、ハクキンカイロは眺めて飽きない。
ハクキンカイロの仕組みと使い方! まとめ
- ハクキンカイロ
- ベンジン
- 袋・ベルト
3点あれば、寒いバイクも体の芯が温まる。
寒い時期のバイクは、辛いものがあるけれど、
腰のじんわりとした暖かさは、体中を温めてくれます。
100年愛され続けているハクキンカイロ。
愛され続けている理由を確かめてみませんか?
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