バイクの積載量を上げるには、トップケースが定番です。
しかし、サイドバッグという方法もあります。
サイドバッグの
メリット・デメリットは?
どんな物があるの?
どうやって付けるの?
そんな疑問を解消します。
- トップケースとサイドバッグの比較
メリット・デメリット - サイドバッグを選ぶ方法 4選
- おすすめのサイドバッグ7選
- サイドバッグを取り付ける方法 2選
こんな内容を知ってスッキリしよう。
他人とは一味違ったバイクになるので、個性を出すにはおすすめです。
サイドバッグをカッコよく決めるのは難易度は高い。
けれど、トライする価値はあります。
トップケースとサイドバッグの比較
バイクにつける | 身につける |
タンクバッグ |
バックパック |
バッグには色々な種類が有ります。
一般的には、身につけるバッグは止めた方がいい。
体重移動の邪魔になるし、腰の負担になる。
- 身につけるバッグは、短時間・小荷物・貴重品に限定した方が良い
- 他の荷物はは、バイクにつけたバッグに収納した方が良い
カッパ・工具・着替え・お土産など
バイクにつけるバッグと言えば、従来は、従来はシートバッグがメインでした。
しかし、最近はトップケース派が多い。
もちろん、サイドバッグも捨てがたい。
トップケースのメリット・デメリット
トップケースは、ハードケースなのが特徴
トップケースのメリット
- 樹脂・金属製なので、雨に強い
- 荷崩れしない
- カギが付いているので盗難に強い
トップケースのデメリット
- 見た目がおじさんになりがち
- バイクに乗るとき足が当たる
- 重心が高くなるので、運動性能が落ちる
トップケースは、樹脂・金属で作られてるハードケースなのが特徴です。
雨にも盗難にも強い。
一方、生活感が出るのが辛いところ。
バイクは、何もつけない状態でスタイルが完成された乗り物です。
トップケースは高い位置で目立つので、スタイルを崩しがちです。
荷物を満載したバイクを立ちゴケさせると、引き起こすのも大変!
サイドバッグのメリット・デメリット
サイドバッグは、重心が低くいのが特徴
トップケースと併用すれば、100Lオーバーの積載王にもなれる
サイドバッグのメリット
- 見た目がおじさん風にならない
- 荷物の重心が低いので、バイクの操作性が良い
- トップケースと併用すれば積載王になれる
- おオシャレな外観
- 防水タイプを選べば、雨も平気
サイドバッグのデメリット
- 横幅が広がるので、すり抜けに気を使う
- マフラー・リヤタイヤと干渉する場合がある
- カギが無いタイプは盗難が心配
- 片方だけに付けるとオシャレだけどバランスが取りづらい
- タンデムしにくい
サイドバッグは上に載せないのが特徴です。
乗り降りの邪魔にならないし、運動性能も落ちにくい。
バイクの法的制約
モノには限度があります。
バイクに荷物を積み過ぎると危ないので、法的に限度が決められてます。
トップケース、サイドバッグともに、15cm以上横に張り出したら違法です。
違反すると、積載物大きさ制限超過違反 1点5千円。
よほどはみ出さなければ・・・・以下省略。
制限の詳細は、ココ
サイドバッグを選ぶ方法 4選
サイドバッグを選ぶ方法は4つ。
- 容量
- 防水性能
- ダブルファスナー
- 革素材か
1.サイドバッグの容量
大は小を兼ねない
片側10L~20Lが一般的なサイズです。
荷物の量やマフラー・リアタイヤとの位置関係で選ぶのがおすすめ。
大きいほど便利だと思われがちだけど、
大きすぎるサイドバッグは張り出しも大きいので扱いずらい。
マフラーと干渉して焦げたり、タイヤに当たって穴が開いたりすることもある。
他の積載手段と合わせて考えたり、荷物を減らす工夫も必要です。
2.サイドバッグの防水性能
ハードケースのサイドバッグは、難易度高い
樹脂・金属製のサイドバッグは、雨の心配が有りません。
しかし、荷物によって容量を変えるようなギミックは有りません。
嵩張るため保管場所の心配も有ります。
防水でなくても、レインカバーが付いていると雨の心配が減るのでおすすめです。
ゴミ袋でも代用も出来るけど、見た目が今1つだからね。
3.ダブルファスナー
ダブルファスナーだと、防犯になる
カギ付きのサイドバッグだとバイクを離れる時に安心です。
カギが付いて無くても、両開きのダブルファスナーがおすすめ。
ファスナー同士をカギで結べるので防犯に安心です。
4.革素材か
フェイクレザーを見破るのは、難しい
クルーザータイプのバイクには革のサイドバッグが似合います。
しかし、革は水に弱いので防水加工された革やフェイクレザーだと安心。
フェイクは風合が劣るというのは、もう昔の話です。
最近は本物の革と見分けが付きません。
経年変化という味わいが無いのだけが、弱点。
日帰りツーリングなら、こんなバッグがいい。
おすすめサイドバッグ 7選
使いやすいサイドバッグ7選。
- MOTOFIZZ サイドバッグGT
- MOTOFIZZ マルチフィットサイドバッグL
- DEGNER 防水サイドバッグ NB-92
- Henly Begins サドルバッグ
- MOTOFIZZ ツアーシェルケース2
- レブル250 サドルバッグ KM801
- キジマ サドルバッグ S
皆がどんなサイドバッグを選んでいるか知りたいなら、
1.MOTOFIZZ サイドバッグGT、GT2
- 容量:
GT:23⇔31L(片側11.5⇔15.5L)
GT2:30L (片側15L) - サイズ
GT:H300×W490×D160mm
GT2:H300×W490×D230mm - レインカバー 付き
- マフラーと干渉し難い形状
- 多彩な車体固定用ベルト
- ダブルファスナー
サイドバッグといえばこれ、と言うくらいの定番です。
可変容量のGTと固定容量のGT2。
好みは、どっち?
どちらも、買って後悔したという話がまずありません。
荷物によって容量が変えられる点と、色々なバイクにフィットするように車体固定ベルトが工夫されてる点が秀逸です。
2.MOTOFIZZ マルチフィットサイドバッグL
- 容量可変 38⇔56L( 片側 19-28L )
- レインカバー 付き
- マフラーと干渉し難い形状
- 多彩な車体固定用ベルト
- ダブルファスナー
MOTOFIZZ サイドバッグGTの容量が不足ならばこのLサイズです。
基本的には GTのサイズ違いですので、使い勝手や耐久性への心配は無用です。
左右で56Lの大容量。
ロングツーリングへのお供に不足ありません。
3.DEGNER 防水サイドバッグ NB-92
普段使いにするならば、コレ。
防水素材なので付けっ放しにしても問題ありません。
バックパックとして背負う事も出来るので、通勤通学用途など、色々なシーンで使えます。
ガシガシ使い倒したい。
1個売りなので、片側だけに付けるスタイルで使いたい。
- 容量 12L
- 防水
- マフラーと干渉し難い形状
- ベルトをつければバックパックとして背負える
- ダブルファスナー
4.Henly Begins サドルバッグ
- 合皮
- 容量12L
- 縦270x横360x幅120mm
- レインカバー
- ボトルホルダー
- ダブルファスナー
クルーザータイプのバイクに似合う革調のサイドバッグ。
合皮なので、突然の雨でも安心。
5.MOTOFIZZ ツアーシェルケース2
- (H)300×(W)420×(D)220mm
- 容量 :20L
- ポリカーボネート+ポリエステル
ツアラーに似合う樹脂のハードケース。
地の果てまで行けそう。
釣り仕様にするのも、いい
6.レブル250 サドルバッグ KM801
- 15L
- サイズ:37*26*14cm
- 合皮
- 撥水対応
レブル250 専用設計なので、ジャストフィットします。
7.キジマ サドルバッグ S
- 190X270X120
- 容量:約6L
- 合皮
シンプルでコンパクトなサイドバッグが好みなら、コレ。
バイクから取り外して、手持ちすることも可能です。
サイドバッグを取り付ける方法 2選
サイドバッグを両側につけるか、片側だけにつけるか。
それにより、付け方が変わります。
1.両側振り分けタイプのサイドバッグ
紹介したMOTOFIZZのように左右サイドバッグが繋がっているタイプは、左右の幅をバイクに合わせて調整し、シートに乗せるだけです。
フィッティングの注意点
マフラー・タイヤ・ウインカーとの干渉に注意
- マフラーとサイドバッグが接触していない事
サイドバッグが溶けて煙が出たりして惨事になります。 - リアタイヤとサイドバッグが接触していない事
走行中にサイドバッグが後輪に巻き込まれるとタイヤロックし転倒します。 - リアウインカーにサイドバッグがかぶさってウインカーが見えなくなってない事。
後続車がウインカーが見えないので、追突される可能性が有ります。
振動でずれる可能性があります。マフラーやリヤタイヤとの隙間は余裕を持たせよう。
サイドバッグを設置したばかりの時は、時々停車して様子を見たほうがいい
2.片側のみのサイドバッグ
片側のみのサイドバッグは、フェンダーステーやタンデムバーに固定します。
リアフェンダーがカウルでおおわれてる場合は、カウルを剥がし、
鉄製の頑丈なフレームを露出させて、そこに固定する
カウルと干渉しない位置に設置して、カウルをもどそう。
PCXにサイドバッグを取り付ける方法
赤印のネジをとり、カウルを剥がします
カウルの隙間にパネル剥がしを差し入れてすこしづつ浮かしていきます。
各矢印の部分でボルト止めされている、鉄製のクラブレールにハーネスを固定します。
カウルを剥がす詳細はここです。
ツーリングには、バイク保険は欠かせない
サイドバッグを取り付ける方法 まとめ
一般的なトップケースに比べサイドバッグはスタイリッシュです。
重心が低いので運動性も良いし、乗り降りで足をぶつける事も有りません。
人とは違うバイクにするには、面白いアイテムです。
サイドバッグ・トップケース・シートバッグをフル装備すれば、100Lを軽く超える積載量になります。
ツアラーとしてロングツーリングも可能です。
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