私のPCX(KF81,KF30) は、メーターカバーのマチが合っておらず、浮いてます。
1ヶ月点検の時にドリームに指摘したところ、
先代 JF56 からの持病です。
お客さんのはマシな方です。
PCXは、こんなものなの?
こんな疑問を解消します。
- PCX(JF81,KF30)は、どの個体も多少浮いてるようです
- PCX(JK05、KF47)になって、改善されました
PCX(JF81,KF30)のメーターパネルカバーを買いなおしても、改善される可能性は薄い。
残念ですが気にしないのが、一番!
PCX(JF81,KF30) メーターカバー浮き 症状
この写真なのですが、解るでしょうか?
メーターにモザイクは気にしないでください。
イケメン顔が映り込んでしまっただけです。
赤丸部分のメータパネルがうねって浮いています。
気になるのは、神経質でしょうか?
クレーマーでしょうか?
PCX(JF81,KF30) メーターカバー浮き原因の考察
メーターカバーを外してみました。
外し方はここにあります。
- PCXカウル外し方 フロントカウル(JF81、KF30)
- PCXカウル外し方 サイドカウル(JF81、KF30)
- PCXカウル外し方 リアカウル(JF81、KF30)
- PCX 外装の取り外し(メータパネル)
- PCXカウル外し方 完成編 (JF81、KF30)
スクリーンを外した状態です。
赤枠がメータカバーとメーターケースの嵌め合いです。
右側が浮いているのが解るでしょうか?
しかし、若干うねりが緩和された気がします。
メーターカバー単体にしました。
単体の状態では、組付け時ほどのうねりは見られません。
という事は、メーターカバーをねじ止めする際に、メーターカバー取付寸法よりメーターカバー寸法の方が若干大きい?
このため、歪んでしまうと考えられます。
PCXのカウル脱着は、雰囲気では攻略できません。
細かいツメとねじが各部に隠されてます。
知恵の輪のように入り組んでいます。
力づくだと、必ずカウルを割って悲しい思いをする
カウル脱着関連の記事に目を通してから実践を
強くすすめます。
PCX(JF81,KF30) メーターカバー浮き対策
メータパネルの浮き対策をやってみた。
- PLAN 原因の考察
- DO ねじ穴での対策
- CHECK 効果確認
- ACTION 効果なし
1. PLAN 原因の考察
メーカが問題を把握してるのに
直さないのは、なぜなのか?
このサイズの樹脂成型において、1/10mm程度の公差が出せない訳が有りません。
数mm単位で寸法がずれるのは、有り得ません。
射出成形後の冷却不良による歪み?
そんなバカな。
金型設計上の問題が量産まで継続する事も考えられません。
T0、T1で潰す話です。
金型が何ショットで型更新か知りません
しかし、金型更新まで放置されそうですね
型更新前に、4代目PCX(JK05)になってしまったのかもしれない
原因が解りませんが、よくやるごまかしとしてネジ穴を長穴にして逃がしてみます。
2.DO ねじ穴での対策
メーターカバー取り付け穴を棒やすりで擦って長穴にしました
長穴にすることで、歪を吸収する作戦です
樹脂なので、簡単です。
削りすぎに注意しましょう。
極端な絵ですが、ここまではしてません。
3.CHECK 効果確認
組付け直してみましたが、代わり映えしません。
酷くなってるような気さえします。樹脂に癖がついてしまった?
4.ACTION 効果なし
今回は、メーターカバーを車体に組み付けるネジ穴のみを長穴に加工したのがまずかったのかもしれません。
シールド取り付け穴も長穴にして、リベンジしたい。
⇒ 追記
シールド取り付け穴を長穴にしても症状は変わりません
⇒ 追記2
めーたーカバー単体を購入して交換してみたが、大差無し
4代目PCX(JK06)は改善されてます
4代目PCXのメーターパネルは、浮いてません
改善されました
2021年にPCXは4代目(JK05、KF47)にモデルチェンジしました。
EUの環境基準EURO5に対応するためです。
キープコンセプトなので、3代目との飛躍的な差はありません。
しかし、衝動的に4代目に乗り換えてみた。
凝り替えた経緯は、ココ。
4代目PCX(JK05)のメーターパネル
全くメーターパネルは浮いてません
世代交代で、ネガをカッチリ潰すのは
さすがですね
全くメーターパネルは浮いてません。
キレイにチリが合ってます。
PCXから電源を取り出すのは、メーターパネル内がお約束です。
早速ばらしてみましたが、ゆがみも見当たりません。
カウルの外し方は、ココ
USB電源の取り出し方は、ココ
なぜ、PCXの メーターカバー浮きは、放置されてるの?まとめ
多少隙間が有っても雨が入り込むほどでもない
見慣れて段々気にならなくなります
気にせず、バイクを楽しんだもの勝ち
バイクは乗ってなんぼで、飾っておいてもしょうがない。
細かい事は追及しても、得るものはありませんでした。
もちろん、PCXからPCXに乗り換えたのは、この浮きのためではありません。
勢いだけです。
道の駅でバイクを自慢しても、仕方ありません。
使って、ナンボ。
トコトコ山道を進んだところにある岩清水。
名水を汲んでその場で淹れた珈琲は、こだわった豆で無くても美味しい。
バイクに出会わなければ、知る事が出来なかった楽しみ。
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