冬の寒さが身に染みるのは、体の末端です。
指先や耳・鼻は、寒いと痛くてヒリヒリしてきます。
指先の寒さにはグリップヒーターが良いのだろうけど
高価だし、取り付けも難しそう
そんな疑問を解消します。
- 取り付け簡単なUSB巻きつけグリップヒーターのメリット・デメリット
- 使用上の注意点
- おすすめUSB巻きつけグリップヒーター5選
こんな内容を知って、スッキリしよう。
まずはUSB巻き付けのグリップヒーターで、リップヒーターの味見をしてみるのがおすすめ。
メリット・デメリットを知った上で、まずは安価なものを試してみよう。
効果を感じたら、高価なグリップ交換型にトライするのもいい、
ハンドルカバーを併用して、コタツ状態にするのもいい。
USB巻きつけグリップヒーター 5選
グリップの上に巻きつけて、スマホ用のUSB電源ソケットに差し込むだけ
そんな取り付け簡単なグリップヒーターがおすすめです。
届いたその日から、すぐに暖かい。
春になったら簡単に取り外して元に戻せます。
おすすめ5選+1
- デイトナ
- コミネ
- スペシャルパーツ武川
- heran
- キジマ
- ノーブランド
怪しい中華にくらべ、少し値段は張るが、DAYTONA、キジマと言ったメーカーのグリップヒーターなら安心感がある。
まずは、高価のお試しとして安価なノーブランド品を使ってみるのもいい。
1.デイトナ ホットグリップ 巻きタイプ
薄く断線しにくいフィルムヒーター。
ON/OFFスイッチは、目立ちにくいUSB端子一体式です。
USB端子をハンドルに増設すれば、パワーを最大限に発揮します。
例えば、コレ。
2.コミネ スリップオンエルゴノミクスUSBグリップヒーター
既存グリップにはめ込むだけで簡単にセットできる3段階の調整機能付きグリップヒーター。
一般的なUSBグリップヒーターは、左右の発熱体を1つのUSB端子にまとめて、USB接続します。
しかし、これは左右別々にUSB接続するので、車体側にUSBコネクタが2つ必要。
USB2個分の電流を使えるので、通常より2倍温かい。
また、小指側が反り返っている特徴特徴的な形状です。
要は、スロットルアシスト機能付きのグリップヒーター。
スロットルを握りしめなくても手の重みでスロットルを固定出来ます。
これを買わなくてもいいと言う、1粒で2度おいしい的な。
3.スペシャルパーツ武川 ヒートグリップ 巻き付けタイプ
ハンドルグリップに巻きつけ面ファスナーで固定するだけ、の簡単取付。
6段階温度調整可能。
状態がカラーランプで表示されるので、走行中でも色をチラ見すれば温度設定が解るのが嬉しい。
4.heran グリップヒーター 巻き付け式
10W、15W、20Wの出力の三段階温度調整可能。
面ファスナー取り付けなので、簡単に取り付けられる。
IP67防水、過熱保護もあるので、安心して使える。
5.キジマ グリップヒーター巻きタイプ
キジマの巻き付けタイプのグリップヒーターです。
通常は、バッテリー電源のハーネスに割り込ませて接続するのですが、こんなギボシをUSBに変換するパーツを使えば、USB接続として使えます。
12V前提の発熱のため、暖かさはそれなりになりますが、ブリップヒーターの選択肢は広がります。
6.ノーブランド 電熱 グリップ
とにかく安価に試してみたいなら、コレ。
耐久性とか、信頼性とか、難しいことを気にしたら負け!
USB電源の設置方法は、ココ
4代目PCX(JK05)は、コッチ
USB巻きつけグリップヒーターのメリット・デメリット
USB巻き付けタイプのグリップヒーター
メリット:
- 既存のグリップの上からまきつけるだけの簡易さ
- USBに繋げるだけの簡易さ
デメリット:
- グリップが太くなる
- 温まるまで時間が掛かる
- 細かい温度調節が出来ない
グリップ交換タイプのグリップヒーターは、ハイパワー。
温度調節も6段階ほどあり、細かく暖かさを調節できます。
その替わり、夏でも着けっ放し。
USB巻きつけグリップヒーターは、急速発熱が苦手
- グリップ交換タイプ 20~30W程度
- USB接続タイプ 10W程度
グリップ交換タイプは12Vバッテリーをそのまま使う事が出来るので高出力が得られます。
しかし、USB接続タイプはUSBの規格により5V・2Aが上限になるため10Wの発熱が上限になります。
しかし、20~30Wの最大出力を使うのは走り始めだけの場合がほとんどです。
始動してから温まるまでは 最大出力を使って素早く温めますが、一旦ブリップが温まると10W程度あれば十分暖かです。
グリップ交換タイプの方が早く暖かくなりますが、10WのUSB接続タイプだと効果を感じられないと言う事はありません。
取り付け・取り外しの簡単さとのトレードオフとして成立しています。
USB巻きつけグリップヒーターは、細かい温度調節が苦手
USB接続だからではありませんが、安価なタイプが多いのでその分だけ機能は省略されてます。
3段階程度と、細かい温度調節ができないタイプがほとんどです。
しかし、発熱量が小さいので細かい温度調節は不要だったりします。
USB巻きつけで効果を感じたら、グリップ交換型も
指先は防寒グローブに頼るよりグリップヒーターの方が確実です
極寒性能をうたった何万円もする防寒グローブよりグリップヒーターは遥かに暖かい
USBタイプで味見をして、気に入ったなら、グリップ交換型も試してみたい。
12V電源グリップ交換型の発熱は、5VのUSBより強力です。
厳寒でも手はポカポカ。
冬の寒さが身に染みるのは、体の末端です。
指先や耳・鼻は、寒いと痛くてヒリヒリしてきます。
防寒グローブと発熱グリップヒーターでは、レベルが違います。
けれど、既存グリップを外して交換するタイプのグリップヒーターは、電気配線する複雑なメンテで敷居は高いのは確かです。
交換タイプの製品比較や取り付け方法はここにあります。
ハンドルカバーと併用すれば、鬼にマシンガン
せっかくグリップヒーターで手を温めても、寒風にさらされていては効果半減です。
ハンドルカバーで寒風をシャットアウトすれば、効果抜群です。
グリップがコタツ状態になりホンワカ。
ハンドルカバーの製品比較やおすすめは、ここにあります。
USB巻きつけグリップヒーターの注意点
USB接続のグリップヒーターは、取り付け簡単で直ぐに温かくなるのが嬉しい。
モバイルバッテリーをUSB電源にするとバッテリー容量制限が出てしまいます。
だから、バイクからUSB電源を取り出して、無制限に温かさを甘受したくなります。
しかし、3つのことに注意したい。
- バッテリー上がり
- USBハーネス切断
- 雨での使用
1.バッテリー上がり
エンジンが掛かってても、使いすぎるとマズい
USB接続の電熱グッズは手軽なのがメリットですが、バッテリー負荷には注意しましょう。
エンジンが動いていれば、10W程度で発電量を超える事はまず有りません。
しかし、エンジン停止中に使い続けたり他の電装品併用すると、バッテリーキャパを超えてバッテリー上がりの可能性があります。
エンジン停止中には使わない、他の電装品と併用しないなどの注意が必要です。
2.USBハーネス切断
USB配線を引きちぎるのは、アルアル
ボ~ッとしながらバイクを離れようとすると、USB配線がウエアに引っかかって断線します。
USB電源ソケットを目に見える場所に設置するなどして、意識するようにしよう。
引きちぎれたUSBグリップヒーターは、もう温かくならない。
3.雨での使用
雨の日は、ショートする可能性
グリップ交換タイプより、雨や洗車によるショート耐性が低いので注意が必要。
USB接続部が露出している場合もあるので、雨が降ってきてらショートに気を付けよう。
- ビニール袋で雨から保護する
- 使用を止めて回収する など
雨でショートして他の電子機器を壊すと悲しいし、バイクのヒューズが切れるのも勘弁だからね。
USB巻きつけグリップヒーターのメリット・デメリット まとめ
メリット:
- 既存のグリップの上からまきつけるだけの簡易さ
- USBに繋げるだけの簡易さ
デメリット:
- グリップが太くなる
- 温まるまで時間が掛かる
- 細かい温度調節が出来ない
USB接続で巻き付けタイプのグリップヒーターは、取り付け簡単で温かい。
デメリットを理解した上で選択テーブルに乗せてみては如何でしょうか。
まずはUSBタイプで味見して、気に入ったら本格タイプのグリップヒーターを考えればいい。
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