バイクで走れば飛び石もあるし、擦れたりもします。
小傷はいつの間にか増えていく。
傷も思い出とは言うけれど、出来ればキレイなバイクに乗りたい。
どうすれば、
小傷をキレイに補修できるの?
そんな疑問を解消します。
傷の程度は、5段階
- 爪に引っ掛からないキズ
- 爪に軽く引っ掛かる傷
- 飛び石などで下地が見える小傷
- 広範囲のツメで引っ掛かる傷
- スクリーンの傷
それぞれに、補修方法は違います
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイクは、飾っておいても仕方ない。
小傷の消し方を知っていれば、思い切り楽しめる。
バイクカウルの傷を補修する方法5選!
- フルカウル
- ハーフカウル
- ネイキッド
いずれにしても、バイクはプラスチックのカウルで覆われてます。
プラスチックは金属に比べて柔らかいので、バイクの乗り降りで擦っただけでも傷が付きます。
立ちごけや飛び石で深い傷がつくことも有る。
バイクは飾っておいても仕方ない
乗れば傷つくのは仕方ない
傷はいつか思い出に転化される
解っちゃいるけど、できれば何時までも綺麗でいて欲しい。
だから、傷の補修方法を知っておこう。
カウルの傷は、場所や深さで5種類に分かれる。
それぞれ、傷に合わせて補修の仕方は変わってきます。
- 爪に引っ掛からない傷
- 爪に軽く引っ掛かる傷
- 飛び石などで下地が見える小傷
- 広範囲のツメで引っ掛かる傷
- スクリーンの傷
1.爪に引っ掛からない傷の補修
手のツメで傷をなぞっても引っ掛からいのであれば、
軽い擦り傷か相手の塗装が移っているだけ
コンパウンドを使おう
些細な傷に、汚れが詰まって目立っているだけです。
軽くコンパウンドで表面を平らにしてあげれば、元通りになる可能性が高い。
メラニンスポンジ
メラニンスポンジもコンパウンドですので、水で濡らして軽く傷を拭き取ってみて下さい。
力を入れると磨き傷になるので軽く、軽く。
コンパウンド
メラニンスポンジで消えなければ、コンパウンドの出番です。
1,000円以上する高価なコンパウンドも良いけれど、
ピカールで軽くなぞれば大抵の傷は消えます。
コンパウンドを使った後は、良く洗い流してワックス・コーティングしておこう。
2.爪に軽く引っ掛かる傷の補修
ツメに引っかかる傷も、コンパウンドだけど
電動工具が無いと苦しい
ツメに引っかかる傷も、消し方は引っ掛からない傷と同じ方法です。
コンパウンドで磨きます。
しかし、引っ掛かるレベルの傷はそう簡単には消えません。
電動工具が無いと、腕の筋肉が悲鳴をあげる。
充電式の電動工具が、使い勝手が良い。
動工具は、マキタがおすすめ。
結構な値段だけど、安物は、2,3回使うと簡単に壊れる。
買い替えることを考えれば、決して高くない。
電動工具は、辞め時が難しい
手動なら、腕が上がらなくなったら終了。
しかし、電動工具は際限なく磨けるので、引き際が難しい。
やりすぎると、下地が出てきてしまう。
2~3m離れて見えないなら、今日は一旦終了しよう
- 翌週、またやる気になれば継続
- まあ、許せるなら完成
思いつめると、良い結果にはなりません。
一呼吸置けば、なぜあれほどムキになってたか、笑える場合の方が多い。
傷では無く、無塗装樹脂が白くなってるのなら、ココ
3.飛び石などで下地が見える傷の補修
深い傷はコンパウンドでは無理なので、埋めるしかない
飛び石や2~3cmの小傷であれば、タッチアップやキズペンがおすすめ
完璧に修復する事は困難ですが、目立たないようには出来ます。
キズペン
パッと見はよくあるタッチアップペイントですが、これは優れものです。
タッチアップペイントより固く、クレヨンのようになっています。
クレヨンを傷のエグレに詰めていくイメージです。
完璧に傷を元通りにする事を目指すのではなく、目立たなくする事を目指してます。
滑って転んだような広範囲の擦り傷はムリ。
しかし、飛び石や数cmぶつけたような傷なら何とかなります。
傷補修したら、コンパウンドで目立たなくしておこう。
ステッカー
ステッカーで傷隠しは、簡単そうで難しい。
いかにも傷隠しにならないように、さり気無さを演出する必要があります。
傷補修したら、洗車もね
4.広範囲のツメで引っ掛かる傷の補修
立ちゴケとか、隣の自転車が倒れて出来た引きずったような長い傷
広範囲の傷は、修復よりカウル交換の方が早い
素人が缶スプレー塗装をして、上手くいくはずが有りません
塗装ほど素人・プロの差が出る作業はありません。
プロを舐めてはいけない。
カンスプレーに何千円もかけても、悲惨な状態になるだけ。
最初からカウルを交換しよう。
ヤフオクで中古を仕入れても良いけれど、ちゃんとした新品をすすめます。
ガラスコーティングしておくと、擦り傷に強くなるのでおすすめ
5.スクリーンの傷補修
スクリーンの傷消しにコンパウンドは
ダメ、絶対
スクリーンの磨き傷や小傷にコンパウンドはダメ!
表面のコーティングを剥がしてしまう。
スクリーンが曇るし、黄ばんで来ます。
おすすめは、
- プレクサス
- ピッチレスコート
プレクサス
お手軽に直すならプレクサス。
長持ちはしませんが一拭きで傷が魔法のように消えます。
ピッチレスコート
耐久性ならピッチレスコート。
傷を埋めて補修します。
綺麗なスポンジに少量取り塗り込みます。
塗り込み終わったら、タオルで余分な成分を拭きとれば小傷が消えて、ツルツルです。
最初は誰もが驚きます。
プレクサスより手間は掛かりますが、長持ちします。
スクリーンの傷消し詳細はココ
ヘルメットの傷は、ココ
擦る前に保護対策がおすすめ
付きやすい場所には、プロテクションシールで傷防止して置くのがおすすめです
- リアカウルのシートバッグと干渉する箇所
- 乗り降りで足が当たりがちなセンターカウル
- 飛び石が当たり勝ちなフロントカウル周辺
透明なプロテクションシールを傷つきやすい場所に貼って、予め保護しておこう。
貼る前には、シリコンオフで脱脂しておかないと剥がれてきます。
透明シールなので多少ズレても目立たないのも嬉しい。
貼るのが苦手であれば台所洗剤入りの霧吹きを用意して水張りしよう。
水が乾くまで、位置の微調整が可能。
水張りについては、ココ
バイクカウルの傷を補修する方法5選 まとめ
- 爪に引っ掛からない傷の補修
メラニンスポンジで軽くこする
コンパウンドで軽くこする - 爪に軽く引っ掛かる傷
コンパウンド で軽くこする - 下地が見える小傷
キズペンで傷を埋める
ステッカーで隠す - 広範囲のツメで引っ掛かる傷
カウル交換
素人が缶スプレーはムリ - スクリーンの傷
ピッチレスコートで埋める
傷が出来る前に、プロテクションシールで保護しておくのがおすすめです
軽い小傷ならDIYで傷消し出来ます。
傷ついたままだと、ぞんざいに扱いをしがち。
新しい傷を呼んでしまいがちです。
傷ついたバイクがキレイになると、もっとメンテしたくなります。
バイクに乗れば、ある程度の傷は仕方ない。
けれど、傷ついたままに放置しないで!
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