進学・就職・転勤で見知らぬ土地に行くのは、期待と不安で一杯ですね。
新しい生活を始めるのはドキドキだけど、相棒であるバイクと一緒なら心強い。
近隣の探検も楽しいし、新しい友人とバイクネタで話題も広がる。

でも、バイクはどうやって
持って行けばいいの?
そんな疑問を解消します。
引越し先にバイクを持って行くには、4つの方法があります
それぞれ手間も費用も違うので、自分に合った方法を選ぼう
- 引越し業者にまとめて依頼
⇒ 引越し 一括見積り - バイク輸送業者に依頼する
⇒ 最大手なら BAS(ビーエーエス)
⇒ 関西ー関東なら I-Line(アイライン) - 自走していく
- 自分で車に積んで行く
1.引越し業者にまとめて依頼

一番手間を掛けずにバイクを持って行く方法は、
引越し荷物と一緒に引越し業者に依頼することです
その代わり費用は高くなりがち、手間をお金で解決する方法です
引越しは、とにかく忙しい。
- 荷物をまとめて
- 役所に届けを出して
- 電気・ガスの後始末
家財道具の引越し業者とは別に、バイク専門の引越し業者を探すのは2度手間です。
家財道具の引越し業者にバイクの引越しも併せて依頼してしまおう。
まとめて依頼するメリット
- 忙しい時に、自分で運び方を探す手間が無い
- バイク輸送を含めたトータル料金で引越し業者と値切り交渉が出来る
- バイクを別に発送・受け取りする手間が無い
- バイクの輸送料金も会社に請求し易い
まとめて依頼するデメリット
- 引越し費用が高くなりがち
- 引越し業者は、バイクだけ専門業者に依頼することが多い
ここで数千円程度のマージン分が上乗せされる
デメリットを解消するには、安い引越し業者を選べばいい。
引越しを安くする方法

引越し業者もたくさんあり、価格もさまざま
競合させて、安い業者に依頼しないと万円単位の損をします
複数の引越し業者に1つづ見積り依頼するのは、手間が掛かって仕方ない。
引越し一括見積もりサイトが便利でおすすめ!

- アート
- サカイ
- アーク
- アリさん
- 日通 など
テレビCMでおなじみの大手引越し業者から、地域密着型の引っ越し業者まで、全国の引越し業者から一括で見積もりが取れます。
『結果は、メールで連絡』では無く、その場で画面表示されるのは早くて便利!
画面上で横並び比較することができます。
バイク引越しの概算費用

排気量 | 大阪-東京 | 札幌ー東京 |
100cc以下 | 5万円~7万円 | 6万円~8万円 |
700cc以下 | 6万円~8万円 | 8万円~10万円 |
700cc超 | 7万円~9万円 | 10万円~12万円 |
料金は排気量で変わるけど、シーズンでも変わります。
引っ越しシーズンの2~4月は、20%ほど高くなることもある。
迷ってる間にも枠は埋まっていくので、早めに決めた方がいい。
バイク輸送の特徴

原付バイクでもガソリンが危険なので、引越し荷物と同じトラックで運ぶことは出来ません。
バイクだけ別に輸送することになります。
- 輸送に時間がかかる
1台を運ぶのではなく、まとめて運ぶことで安くしてます
決まった曜日にしか運航しないので、数日かかる - 雨に濡れる
屋根のあるトラックとは限らないので、濡れる前提と考えよう - デポ止め
基本的には配送拠点(デポ)にバイクを持ち込んで、引っ越し先のデポで受け取ります
自宅まで運んでもらう場合は、追加料金が必要
一般の引越し業者にまとめて依頼すると、バイクのみバイク専門の引越し業者に2次依頼するのが一般的。
マージンを取られるので、手間が省ける分だけバイク送料は高めになります。
手間をお金で解決するやり方です。
引っ越したら、バイクの登録も引っ越すのが本筋ですよ
2.バイク輸送業者に依頼する

荷物とは別に、バイクだけバイク専門の運送業者に依頼する
手間は掛るるけど、直接バイク輸送専門業者に頼めば安価に済ませられる
バイク輸送業者の場合、ドアツードアの輸送もあるけど、デポ引き渡しの方が圧倒的に安い。
デポとは、各地域にあるバイク輸送の配送センターのことです。
地元のデポまで持って行き、引越し先のデポで引き取るとドアツードアの半額以下の料金で済みます。
おすすめのバイク輸送会社はこの2社。
- 最大手なら、BAS(ビーエーエス)
ドアドア、デポ両対応。全国どこでもOK - ドアドアなら、I-Line(アイライン)
首都圏・関西圏なら最安になる場合が多い
BAS(ビーエーエス)


株式会社ビーエーエスは、千葉県柏市に本社のある二輪車に特化した貨物輸送取扱業者。
全国カバーで年間270,000台以上の輸送実績があり、ドアツードア、デポ渡しともに対応してます。
全国に85ヶ所デポがあり、北海道~九州までバイク配送専用トラックが毎週定期運行しているため、輸送が早いのも嬉しい。
業界再大手の安心感で選ぶなら、BAS。
排気量 | 大阪-東京 | 札幌ー東京 |
125cc以下 | 17,930円(税込) | 53,460円(税込) |
750cc以下 | 19,800円(税込) | 55,330円(税込) |
1200cc以下 | 21,010円(税込) | 56,540円(税込) |
デポ ⇔ デポ 料金です。
I-Line(アイライン)


アイラインは、埼玉県吉川市に本社のある二輪車に特化した貨物輸送取扱業者。
デポ数、取り扱い台数などの事業規模ではBASに敵わないけれど、大阪⇔埼玉など、
条件がはまれば格安でバイク輸送が可能。
排気量 | 大阪-埼玉 | 九州ー埼玉 |
125cc | 6,000円 | 12,000円 |
750cc | 8,000円 | 16,000円 |
1200cc | 10,000円 | 20,000円 |
※ デポ ⇔ デポ 料金
- デポ埼玉本社(吉川市)
- 大阪市(平野区)
- 九州(みやま市)
デポが少ないので使い勝手に難点があるものの
アイラインは、埼玉・大阪・九州にあるデポ止めであれば、格安で輸送出来ます。
ドアツードアであれば、全国対応可能です。一般的な引越し業者に依頼するより2万円程度安い。
排気量 | 大阪-東京 | 札幌ー東京 |
125cc | 26,000円 | 47,000円 |
750cc | 30,000円 | 47,000円 |
1200cc | 43,000円 | 56,000円 |
※ ドアツードア料金
引越しとは関係無いけれど、北海道ツーリングで
バイクだけ先に北海道に送って置いて、自分は飛行機で行くという時短ワザでも
バイク専門輸送業者は使える
バイクを実家に残していくなら、朽ちさせないように
3.自走していく

自走で行けば、ツーリングを兼ねてバイクの引っ越しができる。
バイク乗りは真っ先に考えるけど、2月・3月に長距離だと雪と凍死が心配。
125ccで高速が使えないと、これもまた辛い。
けど、時間さえ許せば、やってみたい!
概算費用
費用は、ガソリン代と高速代のみ。
食費が一番高く付いたりするけどね!
4.自分で車に積んで行く

- 車とバイクを、両方引っ越し先に持っていく
- 車は、トランポ可能なワンボックス
レアケースになるけれど、この場合は車にバイクを積んで自分で運べばいい。
バイクと車で2往復するのは疲れるし、ガソリン・高速代も無駄だしね。
車に乗せて行けば、一石二鳥。
概算費用

費用は、車のガソリン代と高速代を1回分のみ。
バイクの積み込みは、不安なら誰かに手伝ってもらおう。
ご飯代くらい出して。
引っ越したら、バイクの盗難対策もね
引越しでバイクを輸送する4つの方法と料金 まとめ

自分で運転して引っ越すのが、一番安いけど社会人だと時間の制約で厳しい。
- お金で解決するなら、家財引越し業者にバイクもまとめて依頼
- 安価にするなら、デポ止めでバイク輸送専門業者に依頼
結局は、お金で時間を買うか、自分で采配して汗を流すかの2択に集約されます。
それとも、
地元でバイクを売って、新天地でニューバイクデビューなんて荒業?
いずれにしても、道を覚えるまでは事故の無いように気を付けながら、新しい出会いに胸膨らませよう!
併せて読みたい