前の車について走ってると、後ろから無理やりバイクを抜かそうとする車に出くわすことがある。
- 車間距離が開き過ぎてる訳でも無い
- イキってる車にも見えない
流れに乗って走ってるのに・・・。
なんなの、アレ?
なぜバイクを邪魔者扱いするの?
そんな疑問を解消します。
色んな人がいるから面白い
たまたま、社会に適応しずらい人が後ろについただけです
ストレス反応ですから、優しい目で見守ってあげよう
あなたまでイラっとしたら元も子もありません
対策は3つ
- さっさと先に行かせる
- 車線の真ん中を走り、抜けるかもという期待を抱かせない
- 糖分補給する
ちなみに、心理学で良く言われる『6つまで数えて落ち着く』は効かないからね
こんな内容を知って、スッキリしよう。
ストレス耐性の弱い方にとって、バイクは見慣れない異質な物です。
視界から消そうとする反応が起きてしまうのは、致し方ない部分もあります。
バイク側が意地になってブロックしても、良いことは何もない。
この世から消されたら、元も子も無いからね。
なぜ、バイクを邪魔者扱いするのか?【無理に抜く理由】
なぜ、前の車について走っているバイクを抜かそうとするのか?
邪魔者扱いする理由は何なのだろうか?
さらに、追い越し禁止の黄線をまたいで、バイクを抜くのは合法なのか?
まずは、そんな疑問から晴らしていこう。
バイクを邪魔者扱いする理由
バイクを視界から消したいだけ
悪意が無い場合が多い
結論から言ってしまえば、バイクが嫌いで邪魔者扱いしてる訳では無いことが多い。
車の運転しかしない人にとって、バイクは異質な乗り物です。
- 目の前をフラフラしてて、邪魔
- コケたら轢いてしまいそうで怖い
車との挙動の違いに対応出来す、ストレスを感じてしまう人が一定数います。
で、視界から消し去ろうとして無理な追い越しを仕掛けてしまう。
バイクはたまりません。
バイクの前の車が見えるので、車間距離を見誤ることも
バイクが適正な車間距離で走ってるのに
バイクを追い越して、自分が入る余地があると思ってしまう
トラックの後ろについた時は、前が見渡せないので車間距離を開けますよね。
その逆で、バイクの後ろについた時はバイクの前の車が見えるので、車間が開いてると勘違いしてしまうようです。
で、バイクを抜いても大丈夫と無理な追い越しを仕掛けてしまう。
バイクはたまりません!
そもそも、バイクを追い抜くために黄線を跨ぐのは合法なのか?
アウト!
バイクも車両なので、追い越し禁止の黄線を跨いで抜くのは違法
黄線を跨いでいいのは、駐車車両を避けるときだけ。
動いているバイクを黄線を跨いで抜くのは、追い越し禁止違反。
バイクは後ろは気にせず、前の車について走ればいい。
道を譲る義務は有りません。
50cc原付は30km/h制限だから、抜かしてもOK
125cc以上は、車と同じなので、抜くのはNG
自分が先頭なら、譲らないと違法
法定速度で走ってるからと、早い車が追い付いても譲らないのは
違法だからね!
スピード違反の車には、道を譲る必要無いと思ってませんか?
法定速度に関係無く、速い車に追いつかれたら左に寄って道を譲る義務があります。
⇒ 道路交通法 第二十七条(他の車両に追いつかれた車両の義務)
後ろに大渋滞を作りながら法定速度で延々走り続ける車が居るけど、合法じゃないから。
前に車が居るときは譲る必要無いけれど、自分が先頭なら譲らなくてはいけません。
だけど、前の車について走っているのに譲る必要は有りません。
あくまで先頭だったときだけ!
なぜ、バイクを邪魔者扱いするのか?【3つの対策】
前の車について普通に走っているのに後ろの車の挙動が怪しい。
- 車間距離を詰めて来る
- 右側に寄って、抜くチャンスを伺ってる
そんな時は、どうすれば良いのか?
対策は3つです。
- さっさと先に行かせる
- 車線の真ん中を走り、抜けるかもという期待を抱かせない
- 糖分補給する
1.さっさと先に行かせる
左に避けて、先に行かせてあげよう
きっと漏れそうなのです
関わらないのが一番です。
- 左端に寄ってウインカー出して、先に行かせてあげよう
- トイレに間に合うように願ってあげよう
変に後ろを威嚇したり、スピードを落としていやがらせするのは得策じゃない。
あおり運転を誘発してしまいます。
バイクは車には勝てません。
追突されて痛い思いをしたく無いから、逃げるが勝ち。
あっち側の人には関わらないで。
ヒーローなら
もちろん、あなたの正義感が強く悪を成敗したいなら
止めやしません
頑張って
2.車線の真ん中を走り、抜けるかもという期待を抱かせない
『キープレフト』を勘違いしてませんか?
車線の真ん中を堂々と走り、変な期待を抱かせない
道の左端を走ってませんか?
後ろの車からバイクの前の車が丸見えだと、そこに自分のスペースがあると勘違いを起こさせます。
車線の真ん中を走って、抜かせるかもなんて期待を持たせないようにしよう。
- 無理な追い越しを防げる
- 道の隅に貯まったゴミによるパンクも防げる
- わき道からノールックで飛び出して来る自転車にも対処できる
良いことばかり。
『キープレフト』を勘違いしないで
キープレフトは、道の中央から左側を走ること
車線内の左端の意味じゃないから
バイクを含むすべての車には、『キープレフト』が課せられてます。
⇒ 道路交通法第十七条(通行区分)、第十八条(左側寄り通行等)
しかし、『キープレフト』は、『道路の中央から左の部分を通行しなければならない』の意味です。
対向車とぶつからないように、だから。
バイクも交通インフラの一員です。堂々と車線の中央を走ろう。
3.糖分補給する
後ろの車にイラッとしたら、疲れたサイン
道の駅・コンビニに寄って糖分補給しよう
人間、お腹が膨れてるときは寛大な気分になります。
逆に、お腹が空くとロクなことを考えません。
イラつくということは、お腹が空いたサインです。
後ろの車にイライラしながら走っても、楽しくない。
つい、わざとペースをおとして意地悪したくなったりもする。
そろそろ休憩タイムをとって、気分転換しよう!
『6つまで数えて落ち着く』は、効かない
『イラッとしたら6秒数えろ』、その間に怒りが収まる
良く聞くうフレーズだけど、後続車対策には効かない
6秒ルールは、感情をコントロールするコツ(アンガーマネジメント)として有効だとされてます。
でも、それは怒る局面から6秒という時間的へだたりを作れるときにしか効きません。
例えば悪口を言われたら、脊髄反射するので無く6秒待ってそういう人なのだと分析するとか。
後ろから車間を詰めて来る車は、6秒経ってもそこに居ます。
バックミラーも見て、改めて怒りがこみ上げるだけ。
怒る局面が続いてるので6秒ルールは役に立ちません。
その車が居なくなって6秒経たないと、怒りは収まらないからね!
なぜ、バイクを邪魔者扱いするのか? まとめ
バイクを邪魔者扱いしているように感じても、それは思い過ごし。
単にバイクに慣れてない車に当たっただけです。
イラついたらこっちが負け。
車線の真ん中を普通に走ればいい。
もし、それでも攻撃が止まないのなら、あおり運転になる前に対処を決めよう。
そんな人に関わってるヒマは有りません。
- 先に行かせる
- 休憩する
その時の気分で、どちらかを選ぼう!
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