ヘルメットのシールドが汚れてませんか?
- 虫アタックの残骸だったり
- 手垢だったり
- 水あかだったり
シールドのメンテって
どうやってやるの?
そんな疑問を解消します。
- ツーリング中の簡単メンテ
⇒ メガネクリーナーを忍ばせておく - 帰宅後のガッツリメンテ
⇒ 外して丸洗い - 深く傷ついたら
⇒ シールドの交換
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイクのインプットとして、視界は最重要!
シールドをメンテしてクリアな視界を取り戻すと、バイクがもっと楽しくなる。
1.ツーリング中の簡単メンテ
ツーリング中に虫の大群に突っ込むと、シールドにビッシリついて大変なことになる。
慌ててゴシゴシやると、却って視界が悪くなるしシールドが傷ついてしまう。
濡らして、ふやかしキレイにしよう。
おすすめのアイテムは3つ。
- コンビニおしぼり
- メガネクリーナー
- フクピカ
1.コンビニおしぼり
空ぶきよりはまし
乾拭きよりは、コンビニでもらった『使い捨ておしぼり』がまだまし。
汚れをふやかしてから、ふき取るのが王道です。
しかし、貰っておきながら申し訳ないがコンビニおしぼりは水っぽい。
拭くとシールドがベタベタになってしまう。
ティッシュで水分を拭くと繊維が残って汚い。そのままだと後が残る。
ヘルメットのシールドが今一つパリッとしません。
適当なものが他に何もないなら、致し方ない。
2.メガネクリーナー
2,3個忍ばせておくと重宝する
デイトナからヘルメットシールドクリーナーの専用品が出てます。
しかし、コスパが悪い。
デイトナが50円/個、通常品は10円/個。
こだわりが無ければ、普通のメガネ拭きでも十分です。
メガネクリーナーでなでるように拭くと、キレイサッパリ。
速乾性なので、跡すら残りません。
1拭き目でふやかして、2拭き目でぬぐい取るのがコツと言えばコツ。
財布に1,2枚忍ばせておこう。
3.フクピカ
ついでにバイクもキレイにするならフクピカ!
カップヌードルと一緒に常備したい
ヘルメットのシールドが汚れてるということは、バイクも汚れてるはず。
フクピカでまとめてキレイにするのもイイ。
フクピカは、言わずと知れた水無し洗車シート。
薬液をたっぷりしみこませたシートで、洗浄・コーティングを1枚でやってくれます。
優しくなでるように拭き上げれば、シールドも傷つきません。
虫取りに特化したバージョンもあるけど、正直違いは解りません。
8枚しか入ってないので、こだわりなければ通常品12枚入りがおすすめ。
フクピカの詳細は、ココ
2.帰宅後のガッツリメンテ
ツーリングから帰ったら、汚れが固着してしまわないうちにキレイにしておこう。
- ヘルメットシールドの水洗い
- シールドの傷消し
- 曇り止め
次回のツーリングに、備えあれば憂いなし。
1.ヘルメットシールドの水洗い
汚れたシールドは、水洗いが一番
ヘルメット本体も洗ってしまう?
家でメンテするなら、シールドを外して丸洗いがいい。
シールドを外すのは取扱説明書通りにやれば難しくありません。
メーカや機種にってシールドの外し方は違う。
手持ちの取扱説明書またはメーカーサイトから取扱説明書をダウンロードしてチェックしよう。
SHOEI の場合
①~③をシールド左右行うだけです。簡単に外れます。
①シールドを全開にする
②トリガーを下に引きながら、シールドを持ち上げフックA,Bを外す
③フックCを矢印方向に外して取る
左右のロックを外したら、ハンドソープでも付けてガッツリ水洗いしよう。
汗で汚れたなら、本体も丸洗いしてしまおう。
2.シールドの傷消し
水洗いしてキレイになったら、傷のチェック!
ヘルメットシールドの傷にコンパウンドはNGです。
UVコーティングなどの表面処理が剥がれてしまいます。
キズの程度によって、対応は変わる
みがき傷
うっすらとしたみがき傷程度であれば、バリアスコートやヴュープレクスでキレイに消えます。
どちらにするかは、好みで構わないけど、バリアスコートの方が効果が長続きする。
その分、チョット高めではある。
撥水効果もあるので雨でも安心です。
擦り傷
ピッチレスコートは傷を埋めて修復
何かに擦ったような深めの傷はピッチレスコートの出番です。
傷を埋めて修復するので、コンパウンドとは全く別物。
シールドの表面処理を痛めません。
塗って、しばらく置いてふき取るだけ。
拭き取る手間は有りますが、プレクサスより傷消し効果が高く長持ちもします。
プレクサスで消えなかった傷も、修復できる。
傷消しの詳細は、ココ
3.くもり止め
曇り止めしておこう
- ピンロックシート
- アンチフォッグ
寒い冬や、雨の日はヘルメットシールドが曇ってしまう。
ピンロックシート
SHOEI・ARAIなど、純正ピンロックの設定があれば、それもいいい。
設定の無いメーカのヘルメットでも、この汎用ピンロックシートが付けられるので心配いらない。
シールドにピンロックシートを付けると効果絶大で、雨の日・寒い日にシールドを開けて曇らないようにする必要が無くなります。
今までの努力がバカバカしくなるくらいに、くもり止めが一層されます。
アンチフォッグ
ピンロックシートに対応してないなら、アンチフォッグ。
ARAI、SHOEI、KABUTOなら専用のものがあるし、汎用タイプもあります。
本来は、メガネの曇り止めだが、シールドにも使えます。
アンチフォッグの効果は、ココ!
3.ヘルメットシールドの交換
ルメットシールドは消耗品です
1~2年使ったシールドを新しいシールドに交換すると、クリアな視界に驚くに違いない。
ヘルメットの賞味期限は3年と言われてますが、
3年ですぐにダメになる訳でもないので実際には4,5年使う人は多い。
2~3年に1度シールドを交換すると、ヘルメットがパリッとします。
クリアな視界で視界を守ろう!
使い古したシールドの着色
使い古したシールドは、着色して遊んでみるのもいい
使い古したシールを、カラーシールドに変えるお遊びです。
樹脂用染料でシールドを染めて、スモークシールドにしてしまおう。
お遊びですので、思い通りの色にならなくても笑い飛ばそう。
捨てる前のお遊び。
- 原液と水を1:20の割合で混合し、5%溶液を作る
- 混合溶液を設定温度(約60~80℃)まで温める
- 染色したいプラスチックを混合溶液に入れ攪拌し、希望濃度になるまで染める
- 染色後、中性洗剤で十分洗浄し、乾燥させる
どんな景色が見えるのか、お楽しみ!
ヘルメットに収める頭の悩みは、ココ!
ヘルメットシールドのメンテナンス方法 まとめ
ヘルメットのシールドは傷つきやすいので、キレイにするには大切に扱うことです。
女性と同じですね。
しらんけど。
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