2025年モデルから、PCXにハンドルカバーが付きました。
これにより、スマホナビなどに使うUSB電源取り出しが超簡単になってしまった。
こんな簡単で良いの?

そんなに簡単なの?
USB電源を簡単に取り出すには
どうすれば良いの?
そんな疑問を解消します。
ハンドルカバーが付いたことにより、配線処理に気を使わなくても良くなったため簡単になった
フロントカバーを開けなくても、ブレーキスイッチからACC電源取り出してUSB電源につなぐだけ
余った配線は、結束バンドでハンドルバーに固定するだけ
ハンドルカバーで配線のゴチャゴチャが隠れ、綺麗にUSB電源が取り出せる
こんな内容を知ってスッキリしよう。
PCXにハンドルカバーが付いたことには賛否両論あるけれど、ことUSB電源取り出しに関してはメチャ簡単になった。
従来の大変さが何だったのか、と言うレベルです。
この恩恵に預からないのは、勿体ない。
ハンドルカバー付きPCXから、USB電源を取り出す方法【簡単になった】

今更だけど、PCXは良いバイク。
日常の街乗りだけでは勿体なくて、週末ツーリングにも十分答えてくれるし、日本一周に使ってる人もいる。
そんな使い方には、スマホナビは不可欠ですね。
問題はスマホナビの電源をどう取るか。モバイルバッテリーでも良いけれど、やはり充電切れの心配が付き纏います。やはりPCXから充電切れの心配のないUSB電源を取り出したい。
ハンドルカバー付きPCXから、USB電源を取り出す方法は、やり方を知っていれば初心者でも可能です。従来のPCXよりも簡単になった。
でも、雰囲気だけで乗り越えられるほど易しくはありません。
チカラずくでやってカウルを割ってしまう前に、やり方を知っておこう。知っていれば初心者でも可能です。
手順は7工程
- 準備するもの
- USB電源の仮組み
- ハンドルカバーの取り外し
- ブレーキスイッチからACC電源取り出し
- USB電源ハーネスをハンドルに固定
- GNDラインの接続
- ハンドルカバーを元にに戻す
1.準備するもの

USB電源取り付けに特殊な工具・アイテムは必要ありません。
- USB電源
- 樹脂製内張り剥がし
- 養生シート
- ドライバー、六角レンチ、ボックスレンチ
USB電源
5V3A/9V3A/12V3AのタイプCコネクタタイプUSB電源。
最近の大画面スマホでも充電不足になることは無い。
タイプAコネクタタイプの10.5W標準的なUSB電源。
カ゚エディア、デイトナのUSB電源が人気がありユーザーのレビューも多いのでおすすめ。
カ゚エディア、デイトナの大きな違いは
- デイトナ:12V から5VUSB規格への変圧部分がハーネス途中にある
USB端子がコンパクトで目立たないのはうれしいが
中間の変圧部分をどこに置くか悩ましい - カ゚エディア:変圧部分もUSBコネクタ部に集約されているので、他はハーネスのみ
ハーネスしか無いので、取り回しが簡単、その代わりUSB端子はデカい
5V3A/9V3A/12V3Aの急速充電可能

この写真は、デイトナのUSB電源です。
ハーネス途中にある変圧器をどこに収納するのか、悩ましい。
樹脂製内張り剥がし
PCXのカウルを剥ぐにはPCXを傷つけない、柔らかい樹脂製内張り剥がしが必需品
マイナスドライバーや金属製の内張りはがしを使うと、PCXの塗装面を傷つけてしまう。必ず樹脂製の内張り
剥がしを使おう。
養生シート
樹脂製内張り剥がしをつかっても不安なら、養生シートで工具が当たりそうな場所に養生シートを張って保護しておこう。
養生シートは簡単に剥がせてノリが残らないので安心して使えます。
一般工具
ドライバー、六角レンチ、ボックスレンチなど
特殊な工具は必要ありませんが、PCXに落としたりして傷つけないように気を付けよう。
2.USB電源の仮組み

今回はカ゚エディアのUSB変換機を使うことにしました。
内容物は、本体と変換ハーネス、インシュロック、予備圧着接続端子。
最近の大画面スマホは電力を食うけれど、この最大36WのUSB電源なら充電不足になることは無いので安心です。
USB電源をどのようにPCXに組み込むかを、仮組してイメージしよう。
仮組みイメージ

仮組して完成イメージを作ります。

つまり、接続端子をクワ型端子化するとかの端子の改造が全く必要無い。
電装カスタムに付きものの、かしめ治具なんて使わなくてもお手軽にUSB電源が設置できてしまう。
ここでも簡単になりました。
3.ハンドルカバーの取り外し

それでは、実際に作業していきます。まずは、ハンドルカバーの取り外し。
いきなり今回の作業の最難関です。PCXの外装は外装のツメと隠しねじで複雑に固定されます。雰囲気でチカラづくで外そうとすると、必ずカウルを割ったりかみ合わせのツメが折れてしまう。
ツメの位置と方向を意識してツメの方向に力を掛けて行けば、初心者でもハンドルカバーをはずせるけど、ツメの位置を知らずに行うとベテランでも割ってしまう。
知ってれば、ハンドルカバーを外すのは難しくない。

ハンドルカバーを取り外すと、写真の状態になりUSB電源のハーネス取り回しが出来るようになります。
ハンドルカバーを外す手順は、別記事で詳しく解説しています。見てみて。
4.ブレーキスイッチからACC電源取り出し

ハンドルカバーを外したら、右側ブレーキレバーの根元にあるブレーキスイッチハーネスに注目。
このハーネスは、PCXのキーをONにすると電源が供給されるACCラインです。ここからUSB電源を取ります。
ACCラインからUSB電源を引き出せば、キーONの時だけUSB電源が供給されて、キーOFFで電源供給が止まります。なので、キーOFFでもUSBが動作したままになり、バッテリー上がることは無い。
ここに仮組した赤色二股ハーネスを割り込ませます。
狭いので、ラジオペンチでコネクタをつまんで抜き差しするとやり易い。


アップで見ると、右側ブレーキレバーの根元には2つのコネクタが刺さってます。
2つの内、手前の黒色ハーネスの方がACC電源です。このコネクタを抜いて、赤色二股ハーネスの平形端子を差し込みます。
- 2股端子の片方は、元々のブレーキラインのコネクタに刺す
- もう片方は、USB電源のプラスハーネスに繋げる
これでブレーキラインのコネクタから、ACC電源がとりだせました。
平形端子のはめ込みに注意

平形端子は抜けやすいので、後々接触不良で悩まないようにしっかり奥まで差し込もう。
そして気を付けなければいけないのが、平型端子がちゃんと刺さっているのか?
オス端子がきちんとメス端子に入らずに、スリーブとの間に入っているだけのことが多い。ぱっと見は入っているように見えるけどちょっと引っ張ると抵抗なく抜けてくるので解ります。
ちょっと引っ張ったくらいでは抜けてこなければOK!
5.USB電源ハーネスをハンドルに固定

USB電源を好みの位置に仮止めしてハーネスの取り回しを決めよう。余分なハーネスは束ねてハンドルバーにインシュロックで固定しておこう。
どうせハンドルカバーで隠れてしまうので、見た目は気にしなくてもいい。
ハンドルを左右に切っても周りのパーツと干渉しなければ、それでOK。
もちろん、接続端子の圧着が出来る工具を持っていて経験もあるのなら、余分なハーネスは切り詰め方が良い。不細工なハーネスの束が無くなるからね。
6.GNDラインの接続

USB電源のGND(グランド)ラインは、この赤丸ねじでボディアースします。
ハンドルバー周辺にはボディラインにつながるねじが何個かあるけれど、このねじが一番GND抵抗が小さいためです。

もちろん、バッテリーマイナス端子まででUSB電源のGNDラインを引き回すのが、GND抵抗が最低になるので望ましい。
でも、ここでGNDをとってもGND抵抗が低く、USB電源の出力は安定しているためここでも代替可能と判断しました。
7.ハンドルカバーを元にに戻す

最後にキーONでUSB電源が動作しているかを動作確認しておこう。
OKなら、USB電源周りのハーネスの取り回し、ハーネスを束ねた処理、キースイッチに付けた赤色二股ハーネスの接続などを再確認してからハンドルカバーを元に戻そう。
ハンドルカバーを開ける作業は面倒なので、後からやり残したことが見つかると脱力してしまうからね。

お疲れさまでした。
USB電源取付完了です。
従来のようにPCXのフロントカバーを開けずに、ハンドル周りだけで作業が完了してしまうのでずっと簡単になりました。
ハーネス処理もハンドルカバーで隠れてしまうのでスッキリ!
USB電源取り付けに関する3つの疑問

USB電源の取り付けを行いました。
念のため、USB電源取り付けに関する3つの疑問も解消しておこう。
- USB電源の電源をブレーキラインから取って大丈夫なのか?
- なぜ、PCXにはUSB電源が標準装備なのに使わないのか?
- なぜ、従来はフロントカウル内からUSB電源を取り出してたのか?
1.USB電源の電源をブレーキラインから取って大丈夫なのか?

ブレーキスイッチのラインからUSB電源の電源を二股分岐させて取り出しました。
ここから取って大丈夫なのか、確認しておきます。
シートアンダートレイ内にあるPCXのヒューズボックスを見ると、ブレーキランプ系には7.5Aのヒューズが使われてます。
PCXは全ての灯火類がLED化されているので、7.5Aの容量には十分余裕があると考えられます。
そこに最大12V3AのUSB電源(カカ゚エディアUSB-Cの場合)を繋げても懸念はありません。
しかし、これ以上のガシェットの電源を取るのは悩ましい。
ドライブレコーダー、アクションカメラ、レーダー探知機などを付ける場合は、別途Dユニットを使いバッテリーから電源ラインを引く方がいい。
2.なぜ、PCXにはUSB電源が標準装備なのに使わないのか?

PCXには標準でフロントインナーボックスにUSBソケット( 5V、3A以下)が付いてます。
スマホナビの電源には、これを使うのが当然に思えるけど、なぜ使わないのか?
フロントインナーボックスには蓋が付いてます。そしてこのフタの防水パッキングが優秀で、わずかな隙間もありません。USBケーブルをスマホナビまで通すなんて出来ません。フタがしまらなくなってしまう。
フタを開けっ放しでUSBケーブルを引き出すのはカッコ悪いので、このUSB端子は使えない。
さすが、2輪車世界No.1のホンダです。キッチリしてる。
平らで薄いUSBケーブルを無理やり通す人もいるけど、断線の心配が常に付きまとう。
かといって、フロントインナーボックスに傷をつけて、USBケーブルを通す穴をあけるのも気が引ける。
つまり、このUSBソケットは、スマホナビには使えない。
3.なぜ、従来はフロントカウル内からUSB電源を取り出してたのか?

従来は、フロントカウルを開けて、そこからACC電源を分岐しハンドルに設置したUSB電源につなぐのが定番でした。
配線のゴチャゴチャをフロントカウル内に隠してしまうためです。
フロントカウル内には結構なスペースがあるのでやり易かった。
しかしPCXのフロントカウルを開けるという作業が難関でした。カウルのツメや隠しねじで複雑に固定されているカウルを、割らずに剥がすのが難しかった。
カウルの構造を知っていれば初心者でも可能だけれど、敷居が高かったのは確か。
ハンドルカバー付きPCXから、USB電源を取り出す方法 まとめ

PCXにハンドルカバーが付いたことにより、USB電源の取り付けは簡単になりました。
ハンドル周辺が全てハンドルカバーによって隠されてしまうので、USB電源増設によるハーネス取り回しに気を使わなくてよくなったためです。
ハンドル周りにカスタムが集約されるため、USB電源の取り付けも簡単になりました。USB電源に付属の延長ハーネスを使えば、ノー加工でUSB電源が取り付いてしまう。
簡単ですね。
難関と言えるのは、ハンドルカバーの取り外しだけ。
やはりPCXのカスタムの前に立ちはだかるのは、カウルの脱着です。
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