安全性を考えるとフルフェイスヘルメットが一番なのは言うまでもない。
しかし、フルフェイスはジェットなどほかのタイプに比べ、重い。
重いヘルメットは、疲れてしまう。
軽いフルフェイスは無いの?
でも、信用できないメーカは無理!
ARAI・SHOEI・OGKカブトで
そんな疑問を解消します。
信頼できるフルフェイスなら、国産3社を選ぶのが正しい
ARI・SHOEI・OGKカブトのフルフェイスで軽いのは
- SHOEI EX-ZERO 1,179g
- SHOEI グラムスター 1,291g
- OGKカブト AEROBLADE-6 1,370g
こんな内容を知ってスッキリしよう。
国産ヘルメットメーカの雄 3社のフルフェイスヘルメット、全ての重量比較をしました。
ヘルメット選びの参考になれば幸いです。
重量は全てMサイズソリッドモデルの参考値です。
・Sサイズは-40g、Lサイズは+40g程度の増減になる
・グラフィックモデルは+10g程度の増量になる
OGKカブト フルフェイス重量 (g)
株式会社オージーケーカブトは、バイク用、自転車用ヘルメットを基軸に製造販売している。
大阪府東大阪市に本社がある日本企業。
SHOEI、ARAIと並ぶ日本の3大ヘルメットメーカと言っていい。
費用の掛かるSNELL規格などには固執せず、コスパのいい製品づくりが特長です。
SHOEI,ARAIと比べると2~3割ほど価格が抑えられているので手に取りやすい。
かといってSHOEI,ARAIと比べ安全性が劣る訳じゃない。
F-17
製品重量:1,630g
OGKカブトの最新空力技術を採用した、レーシングモデル。
高速域での空気抵抗、揚力にこだわった最高峰モデル。
RT-33X
製品重量:1450g
軽量にこだわったレーシングモデル。
走行中発生する帽体付近の気流をコントロールする形状なので、高速域でも安定している。
AEROBLADE-6
製品重量:1,370g
軽量コンパクトなツーリングモデル。
S~XLサイズまで全て別の帽体を使うことで、フィッティングと軽量・コンパクトを実現してます。
だから、軽いだけでなく、コンパクトな外観になり小顔に見える。
軽量・コンパクトなフルフェイスが欲しいなら、コレ。
KAMUI-3
製品重量:1,600g
インナーサンシェード、インカム取付スペース、紫外線・赤外線カットシールド、マイクロラチェットバックル。
快適装備を満載したツーリングモデル。
SHUMA
製品重量:1,520g
空冷性能に特化した快適モデル。
ベンチレーションに優れ、ヘルメット内を快適に保ちます。マイクロラチェットバックルなのも嬉しい。
Arai フルフェイス重量 (g)
株式会社アライヘルメットは、安心・安全にこだわった製品づくりをモットーとしている。
さいたま市に本社のある日本企業。
トップモデルから普及モデルまで、全てのヘルメットにおいてSNELL規格をも凌駕するアライ独自の規格に基づいたものづくりを行ってます。
SHOEI,OGKが安全に劣る訳では無いけれど、安全性で選べばARAIと言われるのも納得です。
RX-7X
製品重量:1,520g
ARAIのフラッグシップモデル。
最新のテクノロジーを惜しむなくつぎ込み、安全性と空力を高いレベルで統合しています。
アストロGX
製品重量:1,550g
快適性に重きを置いたツーリングモデル。
間口を広げてかぶり易くするとともに、比較的ゆったりとした帽体を採用しています。
RAPIDE NEO
製品重量:1,520g
クラシックな外観に最新機能を内包したモデル。
ビンテージフォルムはダクトが少なく熱がこもりがちですが、最新の空調を組み込むことで快適性も手にしてます。
XD
製品重量:1,590g
ARAIのベースラインとなるヘルメット。
普及モデルと言えどSNELL規格を取得しており、安全・安心コンセプトに抜かりは有りません。
SHOEI フルフェイス重量 (g)
株式会社SHOEIは、Made in Japanで勝負し続けてます。
東京都台東区に本社のある日本企業。
生産部門を海外に移転する企業が多い中、全てを日本国内で生産することにこだわってます。
これによりブランド力・製品開発力・品質力を高めてます。
X-Fifteen
製品重量:1,513g
SHOEIのフラッグシップ。
レース速度でも安定した空力性能を持ってます。
GT-Air 3
製品重量:1,635g
インナーサンバイザー、マイクロラチェット付きのツーリングモデル。
特徴的なGT-Airのデザインはそのままに、空力・通気性能をアップさせ『3』に進化しました。
Z-8
製品重量:1,384g
軽量コンパクトが特徴のZ-8。
帽体がコンパクトなので、マッチ棒のような外観になり難いのが嬉しい。
Glamster (グラムスター)
製品重量:1,291g
SHOEIのビンテージモデル。
アエアインテークの開閉部が少ないため軽量となっているのも特徴の1つ。
EX-ZERO (イーエックス – ゼロ)
製品重量:1,179g
ビンテージなオフロードスタイルのモデル。
全面シールドが無い、エアインテークが少ない。この2つにより軽量になってます。
インナーシールドしか無いので、顔の下部はむき出しです。夏季や低速走行で使うのがおすすめ。
OPTICSON (オプティクソン)
製品重量:1,786g
ヘッドアップディスプレイ内蔵の次世代型ヘルメット。
スマートフォンとBluetooth接続し、ルート案内や電話発着信などをヘルメットのディスプレイに投影できる。
サイズによる重量変化、グラフィックモデルによる重量変化
ヘルメットの重量は、同一モデルでも
- S~XXLのサイズ
- ソリッドカラー/グラフィック
これらにより重量は変わります。
どれくらい変わるか、調べてみました。
サイズによる重量変化
ヘルメットのガワ(帽体)の大きさが変わると
40g程度の重量差となる
一般的に、ヘルメットのサイズはS・M・L・XL・XXLの5サイズ。
OGKカブトのAEROBLADE-6のように、全サイズ大きさの違う帽体を使うモデルもあるけれど、一般的には大中小の3つの帽体を使うことが多い。
例えば、XLとXXLは同じ帽体で、インナーパッドの厚みでサイズ分けを行います。
このため、サイズが違っても同じ帽体の場合は、ほとんど重量は変わりません。
帽体が変わると、40g程度の重量差となります。
ソリッドカラー/グラフィックによる重量差
ソリッドカラー/グラフィックによる重量差は10gほど
気にしたら負け
単色で塗られたソリッドカラーのヘルメットに比べる、グラフィックモデルの方が重い気がします。
何層にも色を変えて塗り込むので、塗料の分だけ重いと。
しかし、実際にはほとんど差は有りません。あっても10g程度。
ヘルメットによっては、ソリッドカラーの方が重かったりもする。
単色でも、発色を良くするために下地色を塗ったり厚塗りしたりするからね。
だから、軽量化を狙ってソリッドカラーを選ぶ必要は無い。
軽いフルフェイスヘルメットはどれだ!まとめ
ARAI・SHIOEI・OGKカブトの国産ヘルメットの雄3社。
各社のすべてのフルフェイスヘルメットの重量を比較してみました。
ヘルメット選びの参考としてください。
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