カッパほど、コスパの悪いバイク用品もありません。
- 雨の日に、日帰りツーリングに出掛ける人はまずいない
- 雨雲アプリの活躍で、突然の雨も回避可能になった
カッパの出番は、ロングツーリングなどの限られたときしかない。
カッパは、要らないの?
そんな疑問を解消します。
日帰りツーリングしかしなければ、無しでもいいけれど
コンパクト・コスパのいいカッパを持ってると安心です
カッパを選ぶ5つの方法
- 派手で目立つ色を選ぶ
- オーバーサイズを選ぶ
- 1万円以上の高性能は不要
- アジャスターつきだと嬉しい
- ハイテク素材だと嬉しい
コスパの良くておすすめのカッパ7選
こんな内容を知って、スッキリしよう。
何万円もする最強のゴアテックスのレインウエアも、年に1回も着なければ
宝の持ち腐れ。
バイクのカッパは最強よりコンパクト・コスパで選ぼう
カッパは、バイクの乗り方で選び方が変わります。
- 通勤・通学で、雨でも乗る人
消耗品なので、コスパで選ぶ - 週末ツーリングのみで、雨の日は出かけない人
お守りなので、コンパクトで選ぶ
1.通勤・通学で、雨でも乗る人はコスパ
通勤・通学で雨が降っていてもバイクで走り出す人は、『コスパ』で選ぼう。
カッパは消耗品。
4万のゴアテックスのブランドものを4年間着るよりも、5千円の普及品を毎年買い替えたい。
半分の以下の投資で、同等の満足を得られます。
カッパは、一回使ったら水洗いして汚れを落とすのが長持ちさせるコツです。けれど、通勤・通学でそんなことはしてられない。
使ったらそのまま吊るしておいて、次の日は丸めて持って行くしかない。カッパが痛む使い方です。高級品でも長持ちしません。
ならば、普及品を小まめに取り換えた方が満足感が高い。
透湿性能とか防水性能とか、細かい事は言わずに
1万円以下の普及品がおすすめです。
2.週末ツーリングのみで、雨の日は出かけない人はコンパクト
週末のツーリングでしかバイクに乗らない人は、『コンパクト』さで選ぼう。
カッパはお守り。
週末の朝にカーテンを開けて、雨が降りそうならバイクに乗らないはずです。
万が一、ツーリング中に夕立に出くわしてしまった時にしかカッパの出番はありません。
年に1回出番が有るかどうか。
お守りとして持っているだけならば、コンパクトな方が良い。使わないのにバッグの中で偉そうに場所を取られてはたまりません。
透湿性能・防水性能を求めると分厚い生地に成りがちなのでコンパクトさに欠けます。フルパニアであれば性能を追求しても良いけど、収納が少ないなら性能を捨てサイズ優先。
透湿性能・防水性能を求めると分厚い生地に成りがち。
コンパクトさに欠けます。
どこで折り合いをつけるかは、財力とバイクの収納性能しだい。
カッパを選ぶ5つの方法
毎日乗る人も、週末しか乗らない人もいます。
共通して気にして欲しいカッパを選ぶ方法は5つ。
- 派手で目立つ色を選ぶ
- オーバーサイズを選ぶ
- 1万円以上の高性能は不要
- アジャスターつきだと嬉しい
- ハイテク素材だと嬉しい
1.派手で目立つ色を選ぶ
雨の日は視界が悪く、バイクは見逃されるかもしれません。
黄色や、蛍光色などの目立つ色を選ぼう。
カッパにシックな色遣いなど不要です。目立ってナンボ。
トラックにひかれてペラペラにならないように、存在感を出すのが大切。
2.オーバーサイズを選ぶ
カッパは、服の上から着ることを想定して大きめに造られてます。
けれど、普段がMサイズならLサイズのように1サイズ大きめを買おう。
真冬は着ぶくれたその上に着ることになります。
手足が突っ張って運転し難かったり、手首足首に隙間が出来て雨が入っては元も子もない。
バックパックを背負ったまま着ることになるかもしれない。
3.1万円以上の高性能は不要
高くても1万円まで。
それ以上の高価な品は、お金持ちな人に任せておこう。
早い周期で買い変えた方が幸せになれる。
カッパは消耗品です。
1万円以上する高性能なカッパは勿体ない。
高いウエアを大事にしてる間に、それを超える性能の新素材が安価に出てきます。
技術革新は、早い!
4.アジャスターつきだと嬉しい
『コスパ』『コンパクト』が最優先。
アジャスター有無が優先することは無い。
オーバーサイズのカッパを着ると、走行風でバタつきます。ウエアがバタつくと疲れるしウルサイ。
腕回りや胴回り、ふくらはぎにサイズ調節アジャスターがついていると、バタつきが抑えられます。
アジャスターがついていて、腕などのバタつくところを締められるをうれしい。
嬉しいけど、マストじゃない。
5.ハイテク素材だと嬉しい
『コスパ』『コンパクト』が最優先。
ハイテク素材有無が優先することは無い。
以前は透湿はゴアテックスの高価なウエアしかなかった。
けれど、最近はゴアテックス以外にも透湿性能のある新素材が増えて来ました。
カッパは内部がムレがちなので、透湿機能のある素材だと嬉しい。
嬉しいけど、マストじゃない。
バイクのカッパは、あるあるの宝庫です。
- 持って無い日に限って雨が降る
- ゴアテックスの高価なのを買うと、出番が無い
- 雨が止んだので脱ぐと、また降りだす
- 股の部分から浸水して漏らしたと思われる
挙げるとキリが有りません。
コンパクトでコスパのいいのおすすめカッパ 7選
価格順に『コスパ』『コンパクト』なカッパをご紹介します。
時価で順番は多少前後するかもしれませんが、低価格の最強です。
1万円以上するモンベル・RSタイチ・ゴールドウインなどが良いのは当たり前です
どれを買っても間違いない
紹介する必要なし
1.CarOver レインポンチョ
スクーター乗りがコスパで選ぶなら、コレ。
普通、ポンチョと言えば四角い生地の真ん中に頭を出す穴を空けてかぶるだけのイメージですが、これはぜんぜん違います。
- 腕が付いているので、ハンドルに手を伸ばしても手が濡れない
- 足元まで届く長さなので、足も濡れない
- 首元は調節出来るので、首から雨が侵入しない
スクーターに特化して進化を遂げたポンチョです
ネガ
- ポンチョなので長時間走れば濡れて来ます
- ポンチョなので高速で走ればバタつきます
- 色がジミ
長時間雨の中を走り続ける用途には向いてません。
しかし、通勤通学の1時間や夕立の間だけなら十分機能します。
スーツタイプのような、脱ぎ着の面倒さもありません。サッと着て雨をやり過ごすには最適です。
安かろう悪かろう、なんてことは全くない。
2.Vialifer レインスーツ
コンパクトに畳んでバイクのお守りにするのなら、これくらいでも十分。
この値段で生地は防水透湿素材。
前面は、ファスナーとボタンで閉じる二重構造、内部はコットンネットでべた付かない。
4000円以下で防水透湿が買えてしまう。
ネガ
サイズ調節機能が足元にしかないので、多少バタつくかも。
3.ヤマハ レインスーツ
ヤマハのヘルメット・アパレルはバイクメーカの信頼性とともにコスパで選ばれてます。
- スタイリッシュな裁断
- バイクに乗った体勢を考慮したズボン寸法
- 裏地はメッシュ
- 袖口もベルクロで調節
- 裾幅の調節が可能
- リフレクター付き
ネガ
透湿素材ではありません
4.トオケミ透湿性 運動性 レインウェア
6千円で、フルスペック
- 耐水圧10,000mm、透湿度15,000g/m2・24h
- ストレッチ素材
- 防水ファスナー
オトミケは日本製、和歌山県のスポーツウエアメーカです。
通勤・通学などのハードな用途にも十分答えてくれる。
水が染みやすいヒップは、2重補強でブロックしてるのも、気が利いてる。
カッパというとダブダブでバタつくイメージだけど、これはスリムなカッティングです。
袖口・ウエスト・裾にアジャスターが付いてるので細部のバタつき防止も完璧。
さらに、スポーツウエアのようなカラーリングもいい!
ネガ
ネガを探すけれど、死角が無い!
あえて言うなら、スリムな裁断なので窮屈に感じるかもしれない。
心配なら、1サイズ大きめがいい。
5.コミネ レインスーツ STD
コスパと言えばコミネ。
バイク専門メーカらしい手堅い作りは侮れません。
- 黄色・オレンジ色と言った雨でも目立つ色は当たり前に設定
- 背中に大きく目立つ反射テープがついて安全性が高い
バイク用品ブランドで選べば、筆頭候補です。
シンプル イズ ベスト!
ネガ
好みの部分ですが、『KOMINE』の大きなロゴは無い方が・・
6.ラフアンドロード デュアルテックスコンパクトレインスーツ (7千円程度)
手の平に乗るほどのコンパクト!
収納サイズはΦ8×18cm。500mlのペットボトルとほぼ同じ。
- エアーベンチレーション装備
- 高耐水性・高透湿性・防風性を備えたハイテク素材
ラフアンドロードは、日常使いのカジュアルなウエアを作るのが上手い。
このカッパもカジュアルで使い易いのだけど、どこかオシャレ感がある。
バイク用カッパとして、前面からの雨侵入への気遣いは当然のように問題ない。
『ラフアンドロード』良いかも!
ネガ
コンパクト最優先の設計なので、長時間の雨天走行は厳しい
7.コミネ ブレスターレインウェア RK-539 (9千円程度)
この値段になれば、何もガマンする部分が無い
フルスペック
もし有るとすれば、
モンベル・RSタイチ・ゴールドウインのロゴが付いて無いことだけ!
- 透湿防水素材
- ライディングフォームで突っ張らない立体裁断
- 背中のエアベンチレーション
- 腕のリフレクター
- 腕・腰のバタつき調節
- 収納可能なフード
- エンジン付近には、耐熱素材
- 5色のカラーバリエーション
フルスペックです。
何万円もするカッパと比べれば、性能が劣るのかもしれない。
けれど、これ以上が必要な人は少ない。
雨が上がったら、フクピカ!
バイクのカッパは最強よりコンパクト・コスパで選ぼう まとめ
特にこだわりが無いのであれば、
1万円以下のカッパで十分!
間違いない。
バイクのカッパは消耗品です。
1万円以上の最強カッパが必要な人は少ない。
毎日乗るなら、コスパの良いものを。
雨の日乗らなくて、万が一のお守りならコンパクトなものを選ぼう。
1万円以下でも十分満足出来るカッパは手に入ります。
カッパは最強を目指す必要無し。
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