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なぜ、バイクは楽しいのか?3つの理由で魅力を語ってみる【車と比較】

バイクは楽しい バイク知識
photo by marco antonio torres

バイクに興味はあっても、実際にバイク乗りになるのはハードルが高い。

免許取得費用、バイクの購入費用、ウエアにヘルメット。

本当に楽しいか解らなものに、これだけの先行投資はなかなかできない。

バイクって面白い?


チョット乗ってみたい気はするけど

いろいろ大変そう!

そんな疑問を解消します。

バイクの楽しさには3つの側面がある

  1. バイクを繰る、ライディングテクニック
  2. メンテナンス・カスタム
  3. ツーリング

こんな内容えを知って、スッキリしよう。


しかし、危険が伴う乗り物なのも確かです。

安易に勧めることは出来ません。

乗るか乗らないかはあなた次第。





バイクの何が楽しいのか

バイクの何が楽しいのか
photo by Siddhesh Mangela

Nothing is impossible, the word itself says ‘I’m possible’!

不可能なんてない

不可能( impossible)という言葉自体、【私は可能だ(I’m possible)】と言っている

オードリー・ヘップバーン

オードリー・ヘップバーンの有名な言葉です。

不可能(impossible)と『私は可能です』(I`m psssible)はほんのチョットした違い。

アポストロフィー1つ、有るか無いかだけ。



バイクに乗ると、アポストロフィーが付く気がします。

バイクに乗る人生か、乗らない人生か


チョットした違いだけど、行き着く先は大違い




例えば、鉄道趣味にはいろんなジャンルがあります。

  • 撮り鉄
  • 乗り鉄
  • 模型鉄
  • 時刻表鉄 などなど



同じように、バイクを楽しむにもいろんな側面があります。

  1. バイクを繰る、ライディングテクニック
  2. メンテナンス・カスタム
  3. ツーリング



どの側面に楽しさを感じるかは人それぞれ。

全部楽しい人だっているし、乗るより弄る方が楽しい人も居る。

天気のいい日は、ツーリング

天気が悪ければメンテ・カスタム


遊ぶ暇がないのが悩みかも




1.バイクを繰る、ライディングテクニックを駆使するのは楽しい

バイクを繰る、ライディングテクニックを駆使するのは楽しい

バイクに乗るのは、車に乗るのとは意味合いが違います。

車が『操作』なら、バイクは『全身運動』。




コーナリングが楽しい

コーナリングが楽しい

コーナリングと言っても、

ハングオンでコーナーに飛び込んでヒザをする

そんなライディングテクニックは要らない


そんなトリッキーなことをしなくても、チョット腰をひねって片方のお尻に重心を移してハンドルをフリーにする。

するとキレイなセルフステアで、バイクが切れ込んでいく。

バイクのジャマをせずに手を添えているだけ。

バイクが思い通りのラインで切れ込んで、バンク角やアクセルタイミングが決まってキレイに立ち上がれたときの滑空感。



グライダーの旋回にも似た滑空感が、気持ちいい。



リズミカルにコーナーをこなしてくのも、また楽しい。

早く走ることが仕事では無いので、絶対スピードなんてどうでもいい。

速く走る練習なんて、する気も無い


自分が気持ち良く走れるスピードでヒラヒラしていると、

頭がカラッポになれる


コーナーに合わせて無心に体重移動していると、日常の雑多なことが全て抜け落ちる。体に溜まったワニスが溶けて流れ出ていく感じ。

いい大人が無心になれる瞬間なんて、そうは無い。


125ccでも楽しい

125ccでも楽しい

小排気量の125ccでは、コーナリングは楽しくないのか?



そんなことは全然無い。

コーナー出口での怒涛の加速は出来な入れれど、重量が軽い分、余計にヒラヒラ感が強調される。


コーナリングの楽しさに優劣はありません。





Uターンなら、ココ





加速が楽しい

加速が楽しい

車はバイクの加速には勝てない


  • NSSAN GT-Rは1760kg 570PS。60kgの人間を足して、3.2kg/PS
  • CBR1000RRは、196g192PS。60kgの人間を足して、1.33kg/PS

バイクの加速に追いつける車は、まず居ません。何億というカスタムカーになってしまう。

リッターバイクの加速は、数秒で100km/h。

脳ミソを置いていかれるような加速に慣れると、車の加速は冗談かと思ってしまう。

カウルに伏せて回りの風景が飛び去るのを見ているときの非現実は文句なく楽しい


中毒性が有るのでキケン。

もちろん、そんな走り方をしていたら命や免許が幾つ有っても足りない。

あくまで隠したツメとして、回りの車を温かい気持ちで見られるのも、良いところです。


125ccも楽しい

125ccも楽しい

リッターバイクのような爽快感は無いけれど、公道の流れを乱さないどころかリードも出来る。

街中では絶対スピードのある大型バイクは持て余し気味になるけれど

125ccは使い切る楽しさがあります。


フルスロットルで『イッケ~』と叫ぶなんて、リッターバイクじゃ出来ない。





バイクの楽しさは、この本に凝縮されています







バイクを選んだ理由は1つしかない





2.メンテナンス・カスタムは楽しい

メンテナンス・カスタムは楽しい
photo by Eliza

車のオイル交換を自分で行う人は、まず居ない。

それに、最近の車は1万キロもオイル交換不要だったりもします。


メンテする時間があったら乗りたい!

そんな接し方もあるので、自分でメンテする人とショップに丸投げの人、どっちが偉いなんてありません。

ただ、完成系をイメージしながらバイクメンテするのも、楽しい。


まあ、バイク乗りが総じて貧乏だというのは否定しない。

お金持ちの賢いリスク分析が出来る人は、バイクなんて乗らないからね。


車はすっかりブラックボックスになってしまったけれど、バイクはまだ構造が簡単です。

素人が弄れる部分が残ってます。

それどころか1/1プラモデルのような気分で、グリップやミラーの交換から始まってUSB電源の増設、サスペンションの交換までしてしまう。





外装の色に飽きて全交換してしまうバカも居る。






ここまで行くのはちょっとアレな人だけど、ねじ1つ増し締めするだけでもメンテです。

スマホスタンドをつけるのも、カスタムです。


ケガさえしなければ、メンテは大成功

ケガさえしなければ、メンテは大成功

ケガさえしなければ、メンテは大成功

  • ねじを舐めてしまうこともある
  • 元に戻せなくなることもある

なんだかんだで、作業途中にショップに駆け込むこともあるけれど、メンテ失敗にはなりません。

ケガさえしなければ、有意義な休日の過ごし方です。


元に戻せるように写真

元に戻せるように写真

とは言っても、元に戻せるように


子供のころ、目覚まし時計やラジオの中身が気になりましたよね?

ドライバーを手に入れて、ねじを外す楽しみを覚えたらもう止まらない。


バラバラにして、元に戻せなくなるまでが、お約束。

あの経験を今に生かそう。

途中経過を写真で記録

外したねじは、どれがどこのねじか解るように分類して、こんなケースに入れて置けば、後が楽です。



バイクで、バラシたは良いが元に戻せなくなるのは、アルアル。

ワイヤーの取り回しなども、写真に残しておけば元に戻し易い。




トルク管理は必要?

最初はねじを思いっきり締めればOK!

だけど、ブレーキパッド交換を自分でやろうとする頃になると気づきます。

ネジ締めトルクってあるよね


どれくらいの力で締めると良いのだろう?



トルク管理が気になってきます。

気になる前に、ねじの1つや2つをねじ切ってたりするかもしれない。

ねじを締めて行って、最後の一押しでナメてしまうのは、良く有る話です


ねじ山を舐めた瞬間の、ヌルッとした感覚は大人の階段

誰もが通る道です




トルクレンチを物色しだしたら、バイクの楽しさに首まで浸かってしまった証です。

一人前のバイク好き(バカ)の誕生です。




3.ツーリングは楽しい

ツーリングは楽しい
photo by barbie.harris37

『バイクでツーリング』とは言うけれど、『車でツーリング』とは言わない。

『車でドライブ』です。

ここにバイクの本質が詰まってます。




『ドライブ』は、『drive』。運転です。

『車でドライブ』は、車を運転しているだけ。


ツーリングは、『Touring』、『Tour』の現在進行形です



車は目的地に到着してからが旅が始まる、それまでは移動

バイクでツーリングは、移動中も旅

バイクは乗った瞬間から旅が始まってる




車はドアの内側はプライベート空間です。

ウインドウで仕切られた空間。

例えレンタカーでも、車の中は他人が入って来れない自分だけの空間です。

つまり、車に乗ってても自宅の延長。

車の中にいる限り、何処まで行っても旅は始まりません。





一方、バイクにはプライベート空間なんて無い!

バイクは、乗った瞬間から日常のしがらみが吹っ飛んで、『Tour』ツアーが始まります。


  • バイクは、乗っても楽しい
  • 弄っても楽しいい
  • バイクを通じて、美しい風景に出会うのも、同じように楽しい


ツーリングには、BGMも欲しい





風に吹かれるとリセット出来る

風に吹かれるとリセット出来る

バイク乗りはナルシストです。

『バイクで風になる』なんてベタな表現をするけれど、

自由気ままに風が吹くように、気が向くままに自由にハンドルを向けて走るのがただ楽しい。

  • 風を切る音
  • エンジン音
  • ロードノイズ
  • バイクの振動

ウルサイはずなのに、心地いい。

青い空とどこまでも続く道があれば、他に必要なものなんて何もない。

旅が始まっているのを実感します。







ツーリングの目的地

ツーリングの目的地には、深い意味は無い

ただの行き止まり

ツーリングの目的地は、先っぽであることが多い。

岬だったり、頂上だったり。

要は行き止まり。観光地ですら無いことも多い。




これ以上進めないので、便宜上の目的地になってるだけ。

それよりも、コーナリングが楽しい道。絶景の道。

どんな道に出会えたかの方が、ツーリングの主眼だったりする。




鼻を効かせて脇道に突入しても良いし、ツーリングマップルで絶景ロードを探してもイイ。

バイクに乗らない人生を選んだなら、なんて想像するだけでも恐ろしい。

  • 絶対に見る事の無かった、風景
  • 嗅ぐことの無かった、土地の匂い
  • 聞く事の無かった、おばちゃんの方言
  • 知ることの無かった、季節が切り替わる瞬間

バーチャルがどんなに進化したって、再現できないことばかり。

スマホの画面からは得られないアクティビティです。




気持ちの良い道を探すなら、コレ





バイクが楽しい理由 まとめ

バイクが楽しい理由 まとめ
photo by barbie.harris37

最後になってしまったけれど、バイクは危険な乗り物です。

車のようにシートベルトやエアバッグ、鉄のカゴなんてありません。

チョットしたことで人生を狂わせる事故になります。だから、気軽に人に勧める事なんて出来ない。

勧める気も無い。



死を前にしたとき、みじめな気持ちで人生を振り返らなくてはならないとしたら、いやな出来事や逃したチャンス、やり残したことばかりを思い出すとしたら、それはとても不幸なことだと思うの。

オードリー・ヘップバーン




  • ライディングテクニック
  • メンテナンス・カスタム
  • ツーリング

バイクには色んな楽しみ方があります。

どの沼も深くて抜けれなくなる魅力があります。


惨めな気持ちで人生を振り返らないために、ダイブしてみるのなら

ようこそ、こちら側へ!



バイクを勧める気は無いけれど、

来てしまった人は、熱烈歓迎するのが、バイク乗り。

同病、相哀れむ。

保険だけは忘れずにね





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