125ccバイクのヘルメット選びに悩んでませんか?
色や形を選ぶのも悩ましいし
いろんな規格が乱立してるので選び難い。
125ccにはどんなヘルメットが似合うの?
125cc以下用を選べば良いの?
そんな疑問を解消します。
125ccに合うヘルメットは、
・安全性・快適性・価格のバランスが良いヘルメット
安全性について
- 125cc以下用のヘルメットは、おすすめしない
- SNELL、JISなどの規格は気にしなくていい
- 高価なヘルメットがベストな訳じゃない
- 必ずかぶってサイズを合わせる
- 激安でも怪しいブランドはナシ
快適性について
- フルフェイスが安全だけど、快適性との天秤
- バイクの種類とヘルメットの種類の相性は気にしなくてもいい
- 軽いヘルメットがおすすめだけど、安全性もね
- マット系、濃い色は頭が小さく見える
- バイクと同色は統一感はあるが、反対色がおすすめ
こんな内容を知って、スッキリしよう。
どんなヘルメットを使ったとしても、あなたの自由。
125ccにレーサーレプリカでも良い。
他人の意見なんてどうでもいい、大きなお世話なのは確かです。
でも、セオリーは知った上で自分のスタイルを築いてほしい。
125ccバイクに合うヘルメット選び方の10選!【規格・激安】
125ccバイクを選んだのは、賢い選択です。
- 日々の通勤通学から週末ツーリングまでどんな用途にも使える
- 30km/h制限も無い、車検も無い
- 燃費も良いし、ファミリーバイク特約を使えばバイク保険も安い
でも、ヘルメット選びは悩ましいですね。
安全性も疎かにしたくないけど、オーバースペックも何だか。
125ccヘルメットは、安全性・快適性・価格のバランスが大事。
高価でハイスペックなヘルメットがベストとはいかない。
そんな125ccヘルメットの選び方は、安全性に関しては5つの観点を考えよう。
【安全性での選び方】
- 125cc以下用のヘルメットは、おすすめしない
- SNELL、JISなどの規格は気にしなくていい
- 高価なヘルメットが安全な訳じゃない
- 必ずかぶってサイズを合わせる
- 激安でも怪しいブランドはナシ
1.125cc以下用のヘルメットは、おすすめしない
日本のヘルメット安全規格(SGマーク)には2種類ある
- 125cc以下用ヘルメット
- 全排気量用ヘルメット
しかし、125ccバイクも全排気量用規格に基づいたヘルメットがおすすめ
日本におけるヘルメットの安全規格は、PSCマーク・SGマークが一般的です。
2つセットで取得することがほとんど。
- PSCマーク:消費生活用製品安全法に適合したヘルメット
このマークを取得していないヘルメットは日本で販売出来ない - SGマーク:一般社団法人 製品安全協会の基準に適合したヘルメット
125cc以下用と前排気量用の2種類の規格がある
その内、SGマークには2つの基準があります。
- 125cc以下のバイク向けヘルメット規格
- 全排気量バイク向け規格
125cc以下用の規格の方が緩く、半ヘルは125cc以下の規格しか通らない。
例えばこのヘルメットは、125cc以下用との記載アリ。
125ccバイクでも、全排気量用ヘルメットがおすすめ
125cc用ヘルメットは安全基準が低い
全排気量用ヘルメットを選びたい
半ヘルでもパスするような125cc用ヘルメットは、心もとない。
できれば全排気量用のヘルメットを選びたい。
大型バイクで125cc向けを使っても違法じゃない
SGマークはあくまで基準をクリアしていることを示すだけ
『125cc以下用』を大型バイクで使ってもOK、違法じゃない
PSCマーク・SGマークはあくまで安全規格。
違法となるヘルメットの基準ではありません。
違法なヘルメットは、道路交通法に定めるヘルメットの要件に準拠していないもの。
基本的には、アゴひもがありヘルメットの形をしていれば合法です。
PSC/SGマークがついていないヘルメットを使っても違法じゃない。
PCSマークは、無いと販売できないが使うのは自由。
2.SNELL、JISなどの規格は気にしなくていい
お守りみたいなものだから
あれば安心だけど、無くても危険って訳じゃない
日本のJIS規格、アメリカのSNELL/規格、EUのECE規格。
どれもヘルメットの安全性の指標で、SNELLが一番厳しいと言われてます。
だから、SNELL規格のあるヘルメットはそれを誇らしげに掲げてる。
と言うことは、
SNELLマークのついたヘルメット
を買えばいいの?
もちろん、SNELLマークがついたヘルメットは安全です。
例えばARAIのフルフェイスは全てSNELL規格。
ARAIのフルフェイスを選べば、安全性はバッチリ!
でも、レースに出るならSNELLが必要だけど、
ツーリングにはSNELLが無ければダメ、ということは無い。
SNELLは取得して無いけれど、安全に対し誠実なモノづくりを行っているメーカーも多い。
怪しい中華で無ければ、落としただけでヘルメットが割れるなんてことは無い。
SNELLの安全性を100とすれば
- 半ヘルメット 10
- 怪しい中華のフルフェイス 11
- 真面目なメーカのフルフェイス 90
こんなイメージ。
90だと致命傷を負い、100だと無傷なゾーンに出会う確率をどう考えるかだけど
125ccなら90で問題ない気がしませんか?
安全規格の詳細はココ
3.高価なヘルメットがベストな訳じゃない
125ccに高価なヘルメットは現実的じゃない
高価、イコール安全でも無い
安全に対してこだわった物づくりで定評があるARAI。
ヘルメットメーカとしてトップクラスを走るARAIのフラッグシップがRX-7X。
300km/hのレーススピードを念頭に置いた安全思想が貫かれています。
ただ、価格もトップクラス。
5万円以上のヘルメットにチュウチョが無いならおすすめです。
ヘルメット1点豪華主義では安全は担保出来ない
プロテクター、バイクのメンテ費に差額を回した方が良くない?
- 125ccバイク
- プロテクタ
- メンテ費用
- バイク保険
これら安全を担保するアイテムのバランスが大事。
4.必ずかぶってサイズを合わせる
サイズが合って無いヘルメットほど無駄なものはない
- 小さすぎると頭が痛くなる
- 大きすぎると安定しない
安全なヘルメットを選んだとしても、サイズが合ってないと無駄に終わてしまう。
こめかみが痛くなるようなヘルメットではツーリングが楽しくない。
かといって、バイクの振動でズレてくるような大きさもストレスになる。
事故の時、衝撃でズレて頭が守れないのは最悪。
ショップでサイズをチェックして、適正サイズを確認しよう。
同じメーカのヘルメットでも、シリーズが違えばサイズ感が違うことも多い。
必ず、現物で。
そのまま買うか、通販で発注するかはあなたしだい。
ヘルメットで禿げると思うなら
5.激安でも怪しいブランドはナシ
まずはAmazonの売れ筋ヘルメットを見て欲しい。
激安のヘルメットも散見されます。
3千円台のフルフェイス。
1千円台の半キャップ。
ヘルメットを被らないと捕まる。
だから、形式美としてヘルメットらしきものが欲しいのであれば、何も言うことはありません。
でも、少しで防具としての性能を期待するのであればやめた方が良い。
ヘルメットらしきものに命を預ける勇気があれば、お好きに。
コミネ HK-170
誰もが知ってるコミネが作る激安フルフェイス。
激安だけど、中華の怪しいアイテムとは一線を画してます。
- 高品質ABSシェルを採用し、高強度を実現
- UVカットシールド
- 国際特許取得のドイツFIDLOCK社製ワンタッチマグネットバックル
この価格帯のフルフェイスを考えてるなら、イチ押し。
ヘルメットシールドが傷ついたら
125ccバイクに合うヘルメットの選び方10選!【色・重量】
ヘルメット選びは、安全性と共に快適性も大事な要素。
いくら安全でも、不快でカッコ悪いヘルメットは持ちたくない。
快適性でヘルメットを選ぶ観点は5つ。
【快適性での選び方】
- フルフェイスが安全だけど、快適性との天秤
- バイクの種類とヘルメットの種類の相性は気にしなくてもいい
- 軽いヘルメットがおすすめだけど、安全性もね
- マット系、濃い色は頭が小さく見える
- バイクと同色は統一感はあるが、反対色がおすすめ
1.フルフェイスが安全だけど、快適性との天秤
アゴを守れるのはフルフェイスだけ
しかし安全性と快適性のバランスで選べば、ジェット(オープンフェイス)
転倒時にヘルメットが受ける衝撃の分布を事故データから集計した絵です。
左右合わせて34.6%の確率でアゴを打つ。
この数字だけ見ると、フルフェイスが絶対正義になります。
しかし、フルフェイスは快適性に難がある。
- 重い
- 暑い
- 閉塞感がある
- 視界が悪い
自分の走り方、街乗りメインか、125cc、これらを加味して考えたい。
快適性とのバランスを取るのであればジェットヘルメット(オープンフェイス)がおすすめ。
走行風の頬に感じながら、広い視界でいち早く危険を察知できる。
それでいて、側面の保護もあるため安全性が高い。
安全性と快適性が高度にバランスされているので、125ccにジェットはおすすめです。
ジェットが危険だと思ってるなら
2.バイクの種類とヘルメットの種類の相性は気にしなくてもいい
- スクーターにオフヘルメット
- スポーツタイプにネオクラシック
ミスマッチも楽しいし、意外と合う
- SSにはレプリカフルフェイス
- カブにはジェット
そんな固定観念は捨ててしまえばいい。
気楽な125ccは、どんなヘルメットも受け入れる寛容性を持ってます。
好みのスタイルでOK!
RAPIDE NEOは、どんなバイクにも良く似合う万能選手。
THHは1974年設立の台湾メーカ。
SNELLなどの世界基準を満たす製品を世界展開している安心できるメーカです。
3.軽いヘルメットがおすすめだけど、安全性もね
軽さは絶対正義
重くて首が疲れるヘルメットは楽しくない
軽くて空力の良いヘルメットは、本当に楽です。
重いヘルメットは、ツーリングで長時間乗ってると肩首に効いてくる。
OGK KABUTOは、軽くてコスパのいい製品が多い。
ツーリング用途をメインとした製品展開をしており、安全性と機能のバランスがいい。
それに、日本製なので安心して手を出せます。
ARAI・SHOEIほどのブランド性は無いけれど、十分納得できます。
OGK KABUTOが日本製にも関わらずコスパが良い理由
- 高価な新素材を使わず、オーソドックスなモノづくり
- 海外の生産工場で生産することで製造コストを抑えてる
- レースに必要なSNELLなどの規格申請をせずコストを抑えてる
OGK KABUTO AEROBLADE
軽いフルフェイスなら、OGK KABUTOのAEROBLADE。
一般的なフルフェイスは、1700g~2000g。
それに比べ、1300gほどのAEROBLADEは、ハッキリその差を体感できます。
グラフィックモデルも豊富なので、選ぶ楽しみも十分。
OGK KABUTO AVAND2
ジェットタイプなら、OGK KABUTO AVAND2。
インナーバイザーは無いけれど、
軽量コンパクトなジェットの強みが強調されてるモデル。
コスパも抜群。
モダンな雰囲気なので、曲線で構成されたスクーターとの相性もいい。
こちらも多くのグラフィックモデルがあります。
4.マット系、濃い色は頭が小さく見える
頭でっかちになるのが気になるなら
マット系・濃い色を選ぶのがおすすめ
- 黒は収縮色
頭を小さく見せたいなら、黒 - 白は膨張色
車に認識して欲しいなら、白
ヘルメットでマッチ棒みたいに頭でっかちになるのはカッコ悪い。
日本人は欧米人とは違い横に張った頭蓋骨なので、ある程度は仕方ないけど
小さく見せるには、収縮色のヘルメットを選べば良い。
OGK KABUTO EXCEED DEUCE
EXCEEDは、OGK KABUTOの多機能ヘルメット。
インナーバイザー内蔵でインカム取り付けも考慮済み。
ベンチレーションも効果的に配置されてるので、風が通るのが心地いい。
特に黒系のグラフィックは、インナーバイザー内蔵で帽体が大きくなることをキャンセルしてくれる。
リード工業 CROSS バブルシールド付き
リード工業は、東京に本社があるバイク用品メーカ。
安価だけど、品質を疎かにしてないので安心して使える。
カラーリングも豊富なので、安価なこともあり挑戦したカラーを試してみるのも良い。
コミネ ジェット
一般的なジェットならエーラ-II
高機能タイプならHK-172
- FRPを使い軽量化・高剛性化
- 国際特許取得のドイツFIDLOCK社製ワンタッチマグネットバックル
コミネは、バイク乗りならだれでも知ってるバイク用品メーカ。
そのコミネが作るヘルメット。
コミネの名に違わぬ圧倒的なコスパに驚きます。
安易に中華品に自社マークを付けただけで無く、ちゃんと商品開発してます。
色選びを詳しく知りたいなら、ココ
5.バイクと同色は統一感はあるが、反対色がおすすめ
バイクと同色のヘルメットはつまらない
反対色のヘルメットがPOP
ヘルメットの色を選ぶとき、無難な選択とて白・黒を選びがち。
次にやりがちなのが、バイクの色と合わせること。
赤いバイクだから赤のヘルメット、みたいに。
しかし、バイク・ヘルメットどちらにもピントが合わずに埋没してしまいます。
あえて目立たないことを狙うのなら成功だけど、勿体ない。
バイクに乗るときぐらい、パリッとしたい。
ここはあえてバイクの色と反対色のヘルメットで決めたい。
反対色とは、色相環の対面にいちする色のことです。
- 黄色 - 青色
- 赤色 ー 緑色
例えば赤のバイクなら、緑色を使ったヘルメットが映える。
ヘルメットの色に反対色を持ってくると映えます。
リード工業 CROSS
開閉式バブルシールドを装備した定番スタイルで人気のスモールジェット。
外装のカラーが豊富なので、バイクの反対色を見つけやすい。
バブルシールドのカラーもオプションで選べるので、コーディネイトもしやすい。
OGK KABUTO KAMUI3 JM
OGK KABUTO KAMUI3は、インナーバイザー付のツーリングスタンダードモデル。
- インカム取り付け考慮済み
- メガネ対応インナー
- ラチェットバックル
このカラーリングは、バイクに合わせ易いモダンなデザインが好ましい。
ヘルメットにスピーカー内蔵して快適性アップ
125ccバイクに合うヘルメットの選び方10選! まとめ
125ccに合うヘルメットは、
- 安全性
- 快適性
- 価格
3つのバランスが良いヘルメット。
125ccバイクに、レース用のヘルメットは似合わない。
かと言って、中華の怪しいヘルメットも避けたい。
ここで挙げた10選を参考にして、好みのヘルメットが見つかると嬉しい。
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