ガソリンが残り少ない時にガソリンスタンドを見つけると、ホットします。
気が緩むからか、ついガソリンスタンドでやらかしてませんか?
ガソリンスタンドで
やってはいけない事って何?
そんな疑問を解消します。
ついやってしまうミス10選
- 給油機の左側に停車する
- ギリギリまでガソリンを入れる
- 給油ノズルのしずくを切るためにコンコン
- 静電気除去シートに触れない
- 吹きこぼれを放置
- スマホしながら給油
電流が発生するため、そのわずかな電流にガソリンが引火して発火 - キャップの締め忘れ(置き忘れ)
- タイヤに空気を入れられない
- のんびり身支度
- 現金で給油
こんなヤツ居ないと思うけど、居るらしい
- エンジンを掛けながら給油
- 油脂間違い
- 給油ノズルを差したまま発進
- 携帯容器への給油
- 咥えタバコで給油
- 子供に給油させる
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイク乗りたるもの、ガソリンスタンドでもカッコよくありたい。
『だからバイクは・・・』
なんて言われないように、スマートに給油したいですね!
セルフガソリンスタンドでやってはいけない10選!【マナーの問題】
- 誰でも最初は初心者だから
- 人間だからミスもする
そんな言い訳を許してもらえるのは、イケメンだけ。
ついやってしまうミスだからこそ、ミスらないようにしたい。
マナーを守って、気持ちよくガソリンスタンドくを使おう!
1.給油機の左側に停車する
バイクのサイドスタンドは、左側
左に傾いて停車するので、給油機の右側に停めないと
給油し難い
右側に停めたらムリな訳じゃないけど、スマートには給油できない。
背伸びして給油口を覗き込んだりするのは、イケてませんね。
センタースタンドで停めるから
関係ない!
そんな人は、どっちでもいい。
それに給油口がバイクの右側面に付いてるバイクは、逆に給油機の左側に停めた方が良い。
という訳で、絶対じゃないけど普通は左側に停めない方が良い。
なぜ、サイドスタンドは左側なのか?
右足でボールをける人が多いから
右側通行・左側通行関係無しで世界中のバイクは、全て左側にサイドスタンドが付いてます。
これは、右足でボール蹴る人が多いから。
世界共通。
左足を軸に右足を振り上げる人が多数派なので、サイドスタンドは左側だそうです。
『だそうです』なんて曖昧な言い方なのは、根拠が見つけられなかったから。
でも、間違ってはなさそう。
2.ギリギリまでガソリンを入れる
給油が自動で止まってから継ぎ足すと
故障の原因になる
満タンになって、給油が自動で止まってから継ぎ足してませんか?
ガス欠が怖いのでギリギリまで入れたくなる気持ちは解るけど、止めた方が良い。
最近のバイクには、キャニスタが付いてます。
ギリギリまで入れると、キャニスタが壊れる可能性があるから止めた方が良い。
なぜ、キャニスタが壊れるのか?
最近のバイクは環境対策のため、ガソリンタンク内に貯まったガソリン揮発ガスを大気に放出しません。
上の絵のように、ガソリン揮発ガスはホースで導かれ、キャニスタに吸着して回収してる。
そして、エンジンが掛かると、キャニスタに吸着させたガソリンをエンジンに送り込んで燃やします。
ガソリンをギリギリまで入れると、キャニスタに気化してないガソリンが流れ込んでしまいます。
エンジンに余計なガソリンが大量に入り、カブってしまいエンジンの調子が悪くなる。
直すには、キャニスタ交換するしかない。
偉そうに書いてるけど、ツイッターで教えて貰いました
ギリギリまで入れてキャニスタートラブルで焦りました😅
— Hiro74 (@Hiro7475106787) February 26, 2023
それから満タンにはしてません。
腹八分目😁
3.給油ノズルのしずくを切るためにコンコン
給油後、ノズルに残ったガソリンが勿体ない
給油口でコンコンしてませんか?
ガソリンは、引火し易い危険物です。
給油ノズルを給油口で『コンコン』して、火花からの引火が怖い。
勿体ない精神や、ものを大切にする気持ちは大事だけど
バイクが吹っ飛んだら笑えない。
4.静電気除去シートに触れない
冬の乾燥してる時期だけでなく
一年中、静電気除去シートに触れておこう
おまじないとして
静電気を貯めやすい体質があるのを知ってますか?
- 乾燥肌の人
- 熱いお風呂が好きな人
- ゴシゴシ洗う人
こんな人は、静電気を帯び易い。
(※ 沢井製薬 を引用)
冬場だけでなく、一年中ガソリン給油機の静電気除去シートに触れる癖を付けておこう。
静電気の僅かな火花でも、気化したガソリンに引火するには十分です。
給油中にバイクが吹っ飛んだら笑えない。
5.吹きこぼれを放置
- ガソリンを入れ過ぎて溢れた
- ノズルを外すときに、ガソリンがしたたった
直ぐに乾くと、放置してませんか?
ガソリンは塗装面を攻撃します。
最近のバイクは耐ガソリン塗装が使われてるから、直ぐに塗装が禿げたりはしません。
でも、放置は塗装面にダメージを与えるのは確か。
こぼしたら直ぐに拭き取っておこう。
そのための雑巾が備え付けられてるはずです。
6.スマホしながら給油
給油中、手持ち無沙汰から
スマホをいじってませんか?
スマホは電気機器。
僅かな電流だけど、ガソリンに引火する可能性はある。
ガソリンスタンドのLINE会員になると、ガソリン割引コードが送られてきます。
給油機にかざせば、2,3円/L 安くなるのでお得。
だからと言って、そのままスマホを手にして給油はマズい。
2,3円のためにバイクが吹っ飛んだら笑えない。
7.キャップの締め忘れ(置き忘れ)
ガソリンタンクのキャップを置き忘れないで
ヒンジタイプのキャップなら忘れようがないけれど
PCXのように内部にキャップがあるタイプは危ない。
給油後にキャップを閉め忘れて、その上の樹脂カバーをしてしまうと、もう気づけない。
タンクから、気化したガソリンを漂わせながら走ってることになります。
『ゴーストライダー』にまっしぐら
!
8.タイヤに空気を入れられない
ガソリンをいれたついでに、タイヤの空気圧も適正値にしておこう。
でも、ガソリンスタンドによっては、空気入れのノズルが合わないこともある。
バイクのタイヤ形状を考慮されてないノズルも、まま見かけます。
そんなとき、試行錯誤してモタモタしてると、イケてない。
サクッとアダプターを取り出して、スッと適正値まで空気を補充しよう。
キタコタイプとデイトナタイプの2種あります。
おすすめは、嵩張るけど扱い易いデイトナタイプ。
自宅で空気圧管理するなら
窒素しか入れない?
9.のんびり身支度
ゆっくり身支度したいなら
給油レーンを離れてから
ガソリンの給油が終わっても、直ぐに走り出せないのは致し方ない。
- 財布をしまって
- ヘルメットを被って
- グローブをして
バイクは走り出すまでに儀式が必要だからね。
平日昼間の空いてるときならいいけれど、順番待ちの車が居るなら考えたい。
唯でさえ、バイクは10L程度しか給油しない客です。
40~60Lも給油する車を優先したいのは、ガソリンスタンドとして当たり前。
バイクお断りのガソリンスタンドにしないためにも、
サクッと給油レーンを離れてから、ゆっくり身支度しよう。
10.現金で給油
現金で払うと
- 小銭がジャラジャラ
- カードポイントが貯まらない
キャッシュレスでサクッと払いたい。
小銭を数える手間も、おつりを仕舞う手間も無い。
なにより、カードで払えばポイントがつくので、実質的な割引です。
カードを持ってれば、ガソリン自体も2~8円/Lほど安くなる。
年会費無料かつ、入会するだけでポイントが貰えるので、1枚持っておきたい。
ダサく無いか、自己チェックしておこう
セルフガソリンスタンドでやってはいけない【そんなヤツいる?】
『ガソリンスタンドでやってはいけないこと10選!』を心に停めておいてもらえばOKです。
ここから先は、
そんなヤツいない
いない!
そんなレベルの有り得ない行動。
だけど、目撃情報があるから、世の中面白い。
こんなヤツ居ないと思うけど、実際に居るらしい。
- エンジンを掛けながら給油
- 油脂間違い
- 給油ノズルを差したまま発進
- 携帯容器への給油
- 咥えタバコで給油
- 子供に給油させる
1.エンジンを掛けながら給油
車なら、『給油中もエアコンを効かせたい』とかの理由で解らないでもない。
でも、バイクで給油中にエンジンを掛けっぱなしにする理由が解らないですよね。
- バッテリーが放電してて、止めたら掛からない
- 自慢の排気サウンドを聞かせたい
なんて理由でしょうか?
いづれにしても、引火や誤発進の危険があるのでダメ!
法的にも、ダメ。(危険物の規制に関する政令)
2.油脂間違い
- レギュラーガソリン車にハイオクを入れるのはOK
- ハイオク車にレギュラーガソリンはNG
- バイクに軽油はダメ、絶対
ハイオクは、高圧縮しても燃えにくいガソリン。
高圧縮なハイパワー車に使われます。
このハイオクをレギュラー車にいれても、何の問題も無い。
ハイオクに入ってる洗浄剤でエンジンがキレイになるかもしれない。
でも、逆にハイオク車にレギュラー車に入れるのはダメ。
圧縮し切る前にガソリンが発火してしまいノッキングしてしまう。
『軽油』
いくら財布が寂しくてもこれはダメ、壊れる。
軽油はレギュラーよりさらに着火点温度が低く燃えやすい。
普通のエンジンに入れるとノッキングの嵐になります。
ディーゼルエンジンのバイクなんて無いからね!
ハイオクは何が違うのか?
3.給油ノズルを差したまま発進
車なら、海外のYoutubeで給油ノズルを引きちぎって発進するのを見かけます。
バイクで、そんなヤツいるの?
タンクが目の前にある普通のバイクなら有り得ないけど、後方に給油口があるタイプなら
ワンチャン?
4.携帯容器への給油
ロングツーリングで田舎道を走るとき、ガソリン携行缶は心強い味方です。
でも、セルフスタンドで携行缶に給油するのは法的に禁止されてます。
(※ 消防庁 『顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所に係る運用について』)
必ず、有人スタンドでスタッフに給油してもらう必要があります。
身分証・利用目的を開示しないと、入れて貰えません。
非道な事件があったからね。
詳しい使い方は、ココ
5.咥えタバコで給油
咥えタバコがカッコ良かった時代は、とうの昔に終わってます。
『ゴーストライダー』になる前に、止めよう。
6.子供に給油させる
可愛い子供に、経験させてあげたい気持ちは解るけど
ガソリンの給油ノズルをシャワーのように振り回されてからでは、手遅れ。
ガソリンは超危険物なので子供の手に預けないで!
『家の子に限って』は、通用しない。
いつもガソリン満タンにしてる?
ガソリンスタンドでやってはいけないこと10選! まとめ
遊び呆けて真っ暗になった帰り路。
煌々と輝くガソリンスタンドが現れたときの安ど感は、何物にも替え難い。
大事なガソリンスタンドだから、マナーを守って気持ちよく使いたい。
ここで挙げた『ガソリンスタンドでやってはいけないこと』を心に停めて頂けると、嬉しい。
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