125~160ccスクーターにはバイクの楽しさが詰まってます。
- 車の流れに乗って自由に走れる
- 大容量のシート下収納で、買い出しも余裕
- クラッチ操作が不要なので、運転も楽々
- 初期費用、維持費も手ごろ。
でも、どんな服装で乗ればいいの?
ガチのライディングウエアは浮くし
普段着は安全性が心配!
そんな疑問を解消します。
スクーターにおすすめ服装は3パターン
- 常識人
一般的なバイク用ウエアでOK
TPOに合わせたカジュアルな路線がおすすめ
普段着はチョイノリに止めたい - 意識高い人
SNELL規格・CE規格で選べばOK
見た目よりガチな安全性で選ぼう - 自由人
半ヘル・Tシャツ・短パン・サンダルでOK
普段着のまま自由に生きよう
こんな内容を知って、スッキリしよう。
安全性と快適性のバランスが、スクーターの服装選びのテーマです。
両方を兼ね備えたアイテムがベストだけど、なかなか難しい。
基本はバイクウエアの安全性に重点を置いたカジュアル路線がおすすめ。
そうすればスクーターのメリットが生きて来る。
ただ、どこに折り合いを求めるかは、あなたしだい。
常識人におくる、スクーターにおすすめの服装は?
常識人の定義は難しいけれど、一般的なバイク乗りとしよう。
平日は、通勤・通学・買い出しにスクーターを使う。
スクーターの機動性を生かしてカフェ探しを楽しむ一方
休日には日帰りのショートツーリングを楽しむ。
そんな常識人は、どんな服装でスクーターに乗るのがおすすめなのか。
スクーターにおすすめ ヘルメット
- 安全性ならフルフェイス
- 快適性ならジェット
決めるのはあなた
いずれにしても、ARAI、KABUTOなど知名度のあるメーカを選ぼう
値段につられるのは無し
- フルフェイスはあごも守るので、安全性で選べばフルフェイスしかない
- 開放感・涼しさ・脱着の容易さでは、ジェットヘルメットに分がある
125ccスクーターの常用スピードはそれほど速くは無い。
だから、フルフェイス/ジェットは好みで選んでもいい。
けれど、だからと言って半ヘルはすすめられません。ジェットまでだけどね!
選ぶのはあなた。
おすすめのヘルメット
おすすめを聞かれれば
やはりちゃんとしたメーカのヘルメット
スクーターにフルフェイスはオーバースペックなんて考えてませんか?
125ccスクーターでも80kmくらいは楽に出ます。
オーバースペックなんてことは、絶対ありません。
一方、ゆっくりトコトコツーリングが好みなら、ジェットで快適性を優先する選択もアリ。
いずれにしても、ARAI、KABUTOといった日本製のちゃんとしてたヘルメットメーカを選ぼう。
売れ筋ランキングを見ると、1~3千円の安価なヘルメットが上位にあるけれど、おすすめできない。
ヘルメットの形はしているけれど、本当に頭を守ってくれるのか疑問です。
ヘルメットの形をしていれば違法性はないけれど、常識人がチャレンジする局面じゃない。
スクーターにフルフェイスがダサいと思ってるのな、大間違い
スクーターにおすすめ ウエア
ロゴが控えめでシンプルなバイクウエアがおすすめ
色が多用された地球防衛軍タイプは避けよう
プロテクターが必須。
街乗りスクーターでも、プロテクタは譲れない。
とは言っても、チョイノリなら普段着で行ってしまいがちですよね。
気持ちは解るけど、近所のコンビニくらいに止めた方が良い。
後悔先に立たずだからね。
おすすめの服装
プロテクタが内臓されたバイクウエアブランドがおすすめです
防風性がありサイズ調整もでき、風でバタつき疲れることもない
中でも、素材感を生かしたシンプルでカジュアルなウエアがスクーターには似合う。
ウエアの色は無難な黒を選びがちです。
だけど、視認性のいいビタミンカラーにチャレンジしてみませんか?
気分も上がるし、小さくて見落とされがちなスクーターの視認性も上がる。
逆に、プロテクタの存在を誇示するような戦闘服タイプは避けた方が良い。
イカツイウエアは、ちょっと雰囲気に合わない。
アウトドアブランドのウエアを選ぶのも1つの賢い選択です。
高速で走り続けることが少ないスクーターなら、ウエアのバタつきを感じることも少ない。
ただ、アウトドアブランドを選ぶなら、インナーにプロテクターを別途用意したい。
スクーターにおすすめ グローブ
スクーターもグローブは必須
プロテクションより操作性優先するのもいい
スクーターでも素手で走るのはやめた方が良い。
バイクの振動が手に伝わり疲れるのを抑えてくれるし
こけた時に無意識に手をつき、手がズタボロになるのを防いでくれる。
スクーターにナックルプロテクターを誇示したレーサータイプは厳しい。
それよりも、革も存在感を生かしたビンテージタイプがおすすめです。
操作性が良く、ウエアとも合わせやすい。
レイングローブなら、ココ
スクーターにおすすめ ブーツ
スクーターにバイク用ブーツは不要
ハイカットで歩きやすいシューズがおすすめ
スクーターはシフト操作・足ブレーキ操作が不要なので、バイク専用品にこだわる必要はありません。
しかし、転倒に備えてくるぶしを守るハイカットタイプを選びたい。
スポーツブランド・トレッキングシューズ、エンジニアブーツ。
自己主張の強いタイプのシューズはウエアが合わせにくいけど、逆にセンスの見せ所でもある。
選び放題です。
意識高い人におくる、スクーターにおすすめの服装は?
意識高いにもいろいろあるけれど、ここでは安全性に注目したい。
ガチのバイク乗りからは軽く見られがちなスクーターだからこそ、安全性にこだわってみたい。
SNELL規格にCE規格。
大好物なはずです。
たかがスクーター、されどスクーター。
スクーターにおすすめ ヘルメット
ARAIのフラッグシップ
RX-7Xしか目に入らない
安全に対する考え方、こだわりの深さ、品質への信頼性。
どれをとっても、RX-7Xを超えるものは見つかりません。
もちろんSNELL規格。
細かいスペックをいちいち語るまでもない。
ARAIのフラッグシップなら、間違いない。
スクーターにおすすめ ウエア
安全性は元より、生地の光沢・手触り、ブランドの存在感で選べば、こうなる。
コスパももちろん大事だけれど、譲れないものは譲れない。
CE規格のプロテクターを身に着けたい。
ウエア付属のプロテクタがCE規格なら言うこと無いけど、交換も容易だからね!
瞬間硬化する先端技術のプロテクタも好物なはず。
定番のライダースはあえて選んでないのは、すすめられて選ぶものじゃないから。
ライダースを手軽に楽しみたいなら
スクーターにおすすめ グローブ
JRPは、1987年創業の香川県にあるバイク革グローブ専門店です。
知る人ぞ知るブランド。
柔らかな革を使た、日本製ならではの細部まで丁寧な作り込みが特徴です。
JRPのフィット感を知ってしまうと、他では満足できなくなるかも。
良いものの価値が解る意識高い人におすすめです。
スクーターにおすすめ ブーツ
ヘビービューティ。
機能性と信頼性で選べば、これらのラインナップが残ってくる。
靴を自分好みに育てるのも、楽しい。
あなたなら、どんな靴に育てるのだろうか?
自由人におくる、スクーターにおすすめの服装は?
他人は他人、自分は自分。
常識や他人の動向に惑わされることなく、自分を持ってる人が『自由人』です。
決して、法やルールを守らないアウトローではありません。
だから自由人と言えど、違法な服装でスクーターに乗るのはNG!
だけど、合法ならTシャツ・短パンでOK。
自分の命だから、自由に使えばいい。
スクーターにおすすめ ヘルメット
ヘルメットの形をしていれば、半ヘルでOK
道路交通法施行規則 第九条の五 にバイクヘルメットが規定されてます。
- 視野が十分とれること
- 著しく聴力を損ねない構造であること
- 帽体が耐貫通性を有すること
などと普通のことが書かれてます。
『〇〇規格に合格してること』なんて一言も書いてません。
工事用ヘルメット、半ヘルで何の問題も無い。
ヘルメットらしきものを被っていればOK。
自由です。
スクーターにおすすめ ウエア
Tシャツ、短パンでOK
プロテクターより、コケない運転の方が大事
道路交通法 第4章の第70条「安全運転の義務」において、運転に差し支えないこと、という規定があります。
だから、手足の動きを妨げるようなウエアはマズい。
しかし、自由の象徴であるTシャツ・短パンでスクーターに乗って何の問題も無い。
自由です。
- コケたときのパッシブセーフティ
- コケないためのアクティブセーフティ
2つの比率をどう考えるかはあなた次第。
極論すれば、戦車にでも乗ってろ!
スクーターにおすすめ グローブ
ウエアと同じく、運転に差し支えないことが要件です。
だから、グローブはしなくてもOK。
グローブをしないという選択も出来ます。
自由です。
スクーターにおすすめ ブーツ
足でシフト・ブレーキ操作が不要なスクーター
だけど、サンダルはマズいかもしれない
道路交通法 第4章の第70条「安全運転の義務」において、運転に差し支えないこと、という規定があります。
かかとが固定されないサンダルは、「安全運転の義務」違反と捉えられる場合があります。
難癖をつけられて違反キップを切られる可能性がある。
最低限、クロックスを履いた方が良い。
スクーターにおすすめの服装は? まとめ
スクーターに合う服装は、安全性を重視しながらも動きやすく快適性にも気を使った服装。
安全性と快適性のバランスのとり方が腕の見せ所です。
カジュアルながらも適切なプロテクターを着用することで、安全にスクーターを楽しめます。
ビッグスクーターでロングツーリングするなら、ガチのライディングウエアもいいでしょう。
しかし、125スクーターならば、安全性と快適性のバランスをどこに取るかが命題です。
もちろんあなたが自由人ならば、あなたの心のおもむくまま。
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