車は、ナンバープレートの数字を選べます。
5,000円程度の追加費用は掛かるけど、好きな数字に出来ます。
街でよく見かけるのは
- 『2525』ニコニコ
- 『1122』良い夫婦
- 『1188』良いパパ
バイクもナンバーを選べるの?
そんな疑問を解消します。
バイクは、数字を選べません。
以上。
だと、素気無さすぎなのでその理由を知って、スッキリしよう。
なぜ、バイクは対象外なのでしょうか。
WHY?
なぜ、バイクは『希望ナンバー』の対象外なのか?
希望番号制度
自動車のナンバープレートにあなたの希望する番号をつけることができる制度です。
人には夢があり、思い出があり、そして自分だけの大切な数字があります。
その大切な数字を愛車のナンバーにしていただけるのが希望ナンバー制度です。
好きなナンバーをつければ、愛車への愛着が沸き、車を大切に使いたくなると思います。
是非、ご活用下さい。
※希望番号を選択できるのは、「登録自動車」と「軽自動車(自家用)」のみです、二輪自動車は対象外になります。
※一般社団法人 愛知県自動車会議所 引用
1997年に希望ナンバー制度が始まりました。
ナンバープレートの4桁数字に、自分の好きな数字が選べます。
この制度の趣旨説明が、上の文章。
この趣旨で、なぜバイクが対象外なのかの説明は示されてません。
バイクに希望ナンバー制度があったなら
もし、バイクにも希望ナンバー制度があったなら、夢は膨らむ。
- 883に乗ってるなら『・883』
- 1199パニガーレ乗ってるなら『1199』
『・750』とか、『・110』も欲しい人は欲しい。
なぜ、バイクが対象外なのか
明確な理由のソースは有りません。
車の希望番号申込サービスのサイト (一般社団法人 全国自動車標板協議会)には、希望ナンバーは受注生産の旨の記載が有ります。
申込完了後(抽選対象希望番号の場合は当選後)、希望番号予約センターにて交付手数料の入金が確認されてから、ナンバープレートが発注されます。
希望番号のナンバープレートは1枚ごとの注文製作となるため、交付可能となるまで数日かかります。
交付可能となるまでの日数は各予約センターによって異なりますが、目安は下記のとおりです。
(いずれも土日祝日および年末年始を除いた日数とします。)
・ペイント…… 入金確認後4日程度
・字光式…… 入金確認後5日程度
一般社団法人 全国自動車標板協議会 引用
バイクは日々の登録台数が少ないので、希望ナンバーの受注も少ない。
そのため、ナンバー作成業者が小ロットで作成するのが面倒だから、の可能性は有ります。
数枚だけ作るのは、コストもかかるし。
バイクに希望ナンバーを付ける方法
裏技的に、バイクに希望ナンバーを付ける方法です。
- 希望するナンバーの順番が来るまで、陸運局で待機する
ナンバープレートは4桁数字の順番に発行されるので、希望の数字になるまで待機する。そして希望の番号になったら、列に並ぶ。
ネガ:誰も並んで居なければ良いけれど、そうもいかないので多少番号がずれるかも - オリジナルナンバープレートを狙う
125cc以下限定ですが、ご当地 オリジナルナンバープレートの場合は、希望番号が貰える場合があります。住んでいる市町村に問い合わせてみましょう。
例:2019年に丹波篠山市では、希望番号の抽選が有りました。 - 一時廃車
一旦ナンバーを返上するので新しいナンバーになりますが、時間とお金と再車検が必要です。希望番号になるとも限りません。やめた方が無難です。
なぜ、バイクは『記念所蔵』の対象外なのか?
※国土交通省『ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート』を引用
2017年にナンバープレートの記念所蔵制度が始まりました。
この年、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートが発行され、その紹介文にシラッと出て来た『記念保存』が始まり。
自動車と軽自動車だけが、適応範囲です。
ナンバープレートを返納する際、記念に貰う事が出来ます。
実際の運用状況
シート式特別仕様ナンバーの導入により、29年4月3日よりナンバー
の記念所蔵が認められ、希望者にはナンバープレートに「4cm の穴」を開
けて返還するものであります。このため、本部・支所・松本軽分室に「油
圧式パンチ」3 機を設置しております。返還時は、希望者に「不正使用防止」
の喚起を促すチラシ添付しております。毎月約30台前後の取扱となって
おります。
一般財団法人 長野県自動車標板協会 引用
長野県は、30人/月程度、ナンバープレートを記念に持ち帰る人が居るそうです。
長野県は平成29年度には約4万枚のナンバープレートが廃棄されてます。
だから、0.1%の人がナンバープレートを記念に持って帰った事になります。
バイクを適応範囲にいれたなら
バイクの記念所蔵を許可した場合、月30枚が何枚になるのでしょうか。
同じ0.1%の割合とすれば、40枚にもならないでしょう。これが負担になるとは思えません。
なぜ、バイクだけ適用外なのか、理由が有りません。
バイクのナンバープレートを紛失・盗難、破損した場合は、再交付が受けられます。
125cc以下は市役所、それ以上は陸運局で再交付手続きをします。
破損の場合は、ナンバープレートの交換なので手元には残りません。
紛失・盗難の場合は、事前に警察へ届けを出た証が無いと再交付出来ません。
虚偽の申請は犯罪ですので注意しましょう。
従ってこの方法で、ナンバープレートを所蔵することは不可能です。
バイクは冷遇されている
バイクに対する行政のいじめには、目に余るものがあります。
- なぜ、高速道路の料金は軽自動車と同じなのか
- なぜ、バイクの免許はあれほど細分化されているのか
- なぜ、原1はいつまでも50ccなのか
言い出せば、キリが有りません。
システム変更が大変な事も理解できます。
けれども、20年放置はひどい。
なぜ、この件で一揆が起きないのでしょうか。
バイクは『希望ナンバー』も『記念所蔵』も対象外 まとめ
なぜ、バイクは『希望ナンバー』も『記念所蔵』も対象外なのか。
理由は、行政の怠慢です。
バイクは絶対数が少ないので、声が届いていないのでしょう。
行政は、声の大きな人を優先しがちです。
自民党オートバイ議員連盟には期待してます。
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