PCXのシート下ラゲッジ容量は30L。
ネイキッドバイクに比べれば大容量だけど、ヘルメットを入れたらもう小物しか入らない。
街乗りで買い物をしたり、ツーリングで宿泊荷物を積みたいなら、リアボックスは必須ですね。
もちろんリアボックスを付けない方がカッコいいけど、名を捨てて実を取ると世界は広がります。
それにいつの間にか、リアボックスに荷物満載したPCXがカッコよく見えるから不思議だ。

リアボックスは、どのメーカを選べばいいの?
容量はどれを選べばいいの?
そんな疑問を解消します。
実際にGIVIリアボックス、SHADのリアボックス TR41・SH40を購入して使ってみての結論です。
リアボックスの選択肢は3つ おすすめはSHAD
- GIVI
カッコは良いけど割高 - SHAD
質実剛健で、扱いやすい - 中華ボックス
安価だけど重くて見た目ほど入らない
SHADのリアボックスのおすすめ
- SH40
PCXの滑らかな外観に似合う - TR41
容量以上に収納力がある - SH33
普段使いにはベスト
こんな内容を知ってスッキリしよう。
PCXは素の状態で完成された美しさがあるので、リアボックスを付けない方がカッコいいのは間違いない。
だけどPCXを楽しみ尽くすのなら、リアボックスは必需品と言っても良い。
だから外観と収納力のバランスが良いリアボックスを選びたいですね。
もちろんコスパも大事。バカ高かったり壊れやすいリアボックスは願い下げだから。
この記事がPCXのリアボックス選びの指針になれば幸いです。
おすすめはこの3種。
PCXに似合うリアボックスはSHAD! 【GIVI・中華ボックスとの違い】

バイクに荷物を積もうとしたとき、布製バッグとリアボックスの2つの選択肢があります。
しかし雨への防水性・バイクから離れた時の防犯性を考えれば、リアボックスを選ぶのが自然です。
では、リアボックスに決まったところでどんなリアボックスを選べばいいのか?
選びの観点には3つある。
- 容量が必要十分なこと
- カッコいいこと
- コスパが良いこと
入れたい荷物が入らなかったら話にならないし、バイクはカッコよく無ければ話にならないのも当然だ。
そして何より高価なボックスは良くて当たり前で何の感動もない。コスパが良くなくちゃね。
この3つの観点で、リアボックス選びで候補に挙がる3つのメーカを比較していこう。
3つのメーカとは、言わずもがなのGIVI・SHAD・中華ボックス。
中華ボックスはメーカじゃないけど十把ひとからげでいいよね。
そして結論を先に言ってしまえば、おすすめはコスパ・扱いやすさ、信頼感のバランスが良いSHAD。
1.GIVIのメリット・デメリット

でも、
GIVIは、1978年にイタリアで設立されたツーリングボックスメーカー。
世界70ヶ国以上で40年以上世界一の販売実績を誇るリアボックスのナンバーワン企業です。すべてのリアボックスメーカがGIVIを目標としていると言っても良い。
GIVIの特徴は、何といってもイタリアンデザインの美しさ。
全体のフォルム、カラーリング、反射素材の形状。どれをとってもカッコいいの一言に尽きます。
そして全世界で40年使われ続けた信頼性がGIVIのステータスを裏付けてる。
リアボックス選びにGIVIが選択肢に上がるのは当然ですね。
GIVIのデメリット

お財布の事情によってはデメリットとは感じないこともあるかもしれないが、GIVIのリアボックスは他社品に比べて割高な価格設定になっている。
トップ企業なのだから安売りをする必要が無いのだろう。良いものだから高くて当たり前だと思うのならGIVIを選択肢に入れるのは間違ってはいない。
しかし、『リアボックスの開閉にカギが必要』。
これは一度でもSHADを使ったことのある人には決定的なデメリットです。
GIVIのリアボックスは、フタにカギを掛けた状態で無いとカギを抜くことが出来ません。
カギを開けてふたを開ける ⇒ フタを閉めてカギを掛ける ⇒ カギを抜く
このルーティーン以外を認めないのは、カギのかけ忘れ防止と思われます。でも余計なお世話。
高価なものを入れていないときは、カギの開閉の手間が面倒で仕方ない。カギを掛けてない状態で走らせてくれ!
SHADのリアボックスはこれが出来ます。
SHADならカギを取り出さずに、フタを開けて荷物を放り込み、ふたを閉めて、走り出せる。
この便利さを知っているSHADユーザーがGIVIに戻るのは難しい。
2.SHADのメリット・デメリット

SHADのメリットの筆頭は、GIVIの項目でも挙げたが、カギをせずにカギが抜けることだ。
もちろんカギの掛け悪れリスクがあるのは承知です。利便性がそのリスクよりはるかに上回る。
バイクから離れるときはもちろんリアボックスを施錠したい。でもヘルメットを入れたり、ペットボトルを入れたり、雨具を取り出したり。そんな時にいちいちカギを取り出して開錠・施錠なんてしていられない。
スマートキーなPCXの魅力が台無しになってしまうからね。
停車したらカギを取り出すことなく、サクッとリアボックスにアクセスできるのがSHADの最大の魅力だ。
もちろんGIVIと比較して安価なことも嬉しいけどね。
SHADのデメリット

デザインではGIVIに負けているのは素直に認める。GIVIにはさすがイタリアンデザインを感じる。
華やかなのはGIVIなのは間違いない。無塗装の黒色樹脂部分に関しても、GIVIの質感の方が高い。
SHADは質実剛健で、無駄な装飾を省いた潔さがあります。
もちろん、防水や防犯性能に抜かりはないので安心していい。
そして何よりSHADユーザーを悩ませるのがリアキャリアとの相性だ。
全てのリアキャリアは、GIVIの取り付け穴を基準に作られているといっても過言じゃない。
だからSHADをリアキャリアに取り付けようとすると穴位置が合わないことがある。キャリアに加工が必要となることがある。
対策として一番有効なのは、SHAD専用のリアキャリアを使うこと。
SHAD専用キャリアであれば、相性に悩むことも無くフィットすることが約束されるから安心です。
一般的なキャリアを使う場合は、相性についてクチコミをリサーチしておこう。
3.中華ボックスのメリット・デメリット

最近流行りなのが、中華性のアルミ風ボックス。
スクエアな形状で、クロスオーバーバイク、アドベンチャーバイクとの相性が良い。
そして、GIVI・SHADと比較して一段と安価なのも注目を浴びる原因となっている。60Lクラスのリアボックスが1~2万円程度で買えてしまうという圧倒的なコスパ。これには抗い難い。
中華ボックスのデメリット

GIVI・SHADは樹脂製のケースだが、中華ボックスは一部に金属が使われておりケースが重いのがデメリット。
- GIVI・SHADは40L容量で4~5kg程度の重量(ベースプレート込み)
- 中華ボックスは5~7kg程度の重量(ベースプレート込み)
一般的なリアキャリアの耐荷重は5~10kgです。
なので、中華ボックスを使うとすぐに耐荷重を超えてしまうのでなにも入れられない。
もちろん、これは公称の話だからそれ以上の荷物も載せている人が多い。自己責任ですね。
それにしても中華ボックスのヘビー級の重量を支えるのなら、強化型リアキャリアを使いたい。
さらに中華ボックスは、容量に疑惑があります。
GIVI・SHADの40Lと中華BOXの60Lの容量差を比べるべく実際に荷物を入れてみると、殆んど差が見られなかったりもする。本当に60L入るのか怪しい。
PCXに、50Lの大型リアボックスも付けたことあるけど、如何にもPCXに似合わなかった。


PCXに似合うリアボックスはSHAD! TR41・SH40・SH33どれにする?

GIVI・SHAD・中華ボックスのメリット・デメリットを比較しました。
結果、一番バランスがいいのはSHADです。
もちろん、趣味のものなので自分が気に入ったリアボックスを買えばいい。お金持ちならGIVIを選ぶのもアリだし、最近流行りの大容量な中華ボックスを安価に付けて楽しむのも良い。止めやしません。
でも、おすすめはSHADです。
メーカが決まったところで、次に問題となるのが『どのモデルを買えばいいのか?』
SHADには28Lから56Lまで様々な容量・デザインのボックスがあります。
PCXには、どのモデルを買えば幸せになれるのかを見てみよう。
これも結論から言えば、以下3モデルの中から選ぶのがおすすめです。
- TR41
- SH40
- SH33
TR41の特徴


本体サイズ:H325×W465×D408(mm)
本体重量:約5kg
容量:41L
リアボックスはちろん容量が大きい方が使い勝手がいい。
しかし大きすぎるリアボックスはPCX本体とのバランスが悪くなり操安に不安も出てきます。
ツーリングメインならば、40Lクラスのリアボックスがおすすめ。
これ以上大きな60Lとかの容量の方が余裕はあるれど、PCXの車体サイズに比べて大きすぎる。
アンバランスだし、フードデリバリーに間違えられてしまう。
40Lは、フルフェイスヘルメット1つと、2,3泊の着替えが余裕をもって入る容量です。
シート下ラゲッジに雨具・工具・ガスバーナーなどを入れておけば、ツーリング帰りに増えた荷物を飲み込む余裕もある容量が40L。
SHADの40Lクラスの選択肢は2つ。SH40とTR41です。
中でも最近発売されたTR41は、アドベンチャー風味のスクエアな形状が特徴です。
アドベンチャーバイクにも似合うスクエアな形状が最近のトレンド。中華ボックスもその路線ですね。
TR41は見た目だけじゃなく、メリットが2つある。
1.分割面が上方にある

一般的なリアボックスは、上下の真ん中あたりから開くものが多い。
二枚貝のように真ん中から口を開く形状です。
一見、何の問題も無いように見えるけど、この形状だと公称容量まで入らないことが多い。
中の荷物を分割面より高く積み上げて上蓋で抑え込むようにキレイに積むのは難しいからです。
その点、このTR41は分割面がかなり上にあり、上蓋が薄い。容量ギリギリまで荷物を積み込むことが出来る。嬉しいですね。
上蓋外側にネットが付けられる

TR41の上蓋には、外側四隅にフックが引っかけられる窪みが付いている。
この四隅にネットのフックをひっかけると、ケース上に荷物を積むことが出来るのです。
温泉で濡れたタオルを挟んで乾かすのも良いし、リアボックスに入らない銀マットを括り付けるのも良い。
夢が膨らみますね。
SH40の特徴

本体サイズ:H296mm×W492mm×D425mm
本体重量:約4kg
容量:40L
SH40の特徴は、何といってもPCXの滑らかなボディラインに似合う、流れるような形状。
TR41のスクエアな形状とは逆の方向性ですね。
最近の流行りはTR41の形状だけど、PCXに似合うのはどちらかと聞かれれば、SH40が優勢です。
TR41に比べて高さが無く縦横に広い形状なのでフルフェイスが2個入るのも嬉しい。
SH40の詳細はココ

SH33の特徴
通勤・通学・日帰りツーリングメインなら、丁度いいサイズのSH33がおすすめ。
正直、PCXの車体サイズなら33LのSH33のサイズ感がベストだと感じる。
しかし、2,3日の宿泊ツーリングを視野に入れると容量が足りないのも事実。
例えば普段使いはSH33を使い、ロングルーリングにはTR41に乗せ換えられたなら、幸せなバイクライフを送れるはずだ。金銭的にそれが敵わないのであれば、日常使いと年に数度のロングツーリングのどちらに軸足を置くかの取捨選択をするしかない。
日常を優先するのであれば、SH33という答えになる。
PCXに似合うリアボックスはSHAD! まとめ

おすすめのリアボックスメーカは、コスパが良くて信頼感もあるSHAD。
- 日常使いならSH33
- 2,3日の宿泊トーリングを視野に入れるならTR41かSH40
形が好みの方を選べばいい
一般的にはSH40の滑らかな曲線がPCXに合っているとは思うが、趣味のものだから好みで選ぶのが大正解です。
PCXは、リアボックスを付けない状態で完成された美しさを持ってます。だからどんなリアボックスを付けたってマイナスにしかならない。でも、楽しさ・便利さを優先してリアボックスを付けるのもまた、大正解です。
とにかく、楽しんだもの勝ち!
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