50代の『おじさんローリング族』が、摘発されました。
ヨウゴする気は無いけれど、あまりにも扱いがヒドイ!
実名をさらすほどの大罪なの?
世間のバイクに対する扱いは、相変わらずで残念です。
まだ、バイクは悪者路線のままですね。
バイクに乗る人も、見せしめにする人もチョットは考えようという提案です。
10代のバイトテロ並みの思考は、残念
50代のオジサンが乗る大型バイクが、一般道で暴走行為をして検挙されました。
SNSに暴走動画をアップしたことが、検挙のきっかけだったそうです。
10代の学生アルバイトが、店の商品で悪ふざけをするのをSNSにアップする。
そして炎上するのを目にします。いわゆるバイトテロ。
同じことを50代でするのは、何だかですね。
やってることは幼稚
なぜ、犯罪動画を誇らしげにSNSに挙げたのか?
仲間内のクローズドな場所に動画アップするのでは、満たされないのですかね。
皆に自慢したかったのだろうけれど、誰でも閲覧できるのがSNSです。
警察は、こういった挑発には敏感です。
見せしめにされるに決まってる。誹謗中傷の的にされるに決まってる。
秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず
世阿弥 「風姿花伝」
実名を報道するほどの事件?
見せしめにして、注意喚起のつもりだろうけれど
スピード違反で氏名を公表しないですよね
同じ峠に通いつめて、走行動画をSNSにアップすれば、検挙されても仕方ない。
けれど、実名を報道するほどの事件とは思えません。
免停で許してあげても良いのでは?
人身事故を起こしたわけでも無いし、民家に飛び込んだ訳でも無い。
道路交通法 第六十八条 (共同危険行為等の禁止)
二人以上の自動車又は原動機付自転車の運転者は、道路において二台以上の自動車又は原動機付自転車を連ねて通行させ、又は並進させる場合において、共同して、著しく道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる行為をしてはならない。
これに抵触かと思われます。
または、現行犯でなくても、動画解析でスピード違反に問えるのかもしれません。
いずれにしても、重大犯罪とは思えない。
タラレバは無し
自分の子供が轢かれたとしても
同じことが言えるの?
事故が起きてからでは遅い!
正論に聞こえるけれど、タラレバはきりがない。
結果論で判断するしかありません。
誰も事故にあってないし、市街地でもない。
スピード違反は確かだけれど、誰でも違反はしている
彼らが、やり過ぎたことのは確かだけど、ボーダーラインは難しい
ボーダーラインは、だれが決める?
ボーダーラインが昔と変わってるのに気づいてない?
『おやじローリング族』のレッテルはあんまり
マスコミもヒドイ
キャッチーな表現で、視聴率を取りたいのは解るけど
- 『おじさん』は、セクハラ
- 『ローリング族』なんて居ない
セクハラ
男女ともに年齢を意識させる呼び方はNGです。セクハラ研修をやり直そう。
『おばさん、お嬢さん、おじさん』すべてアウトです。
ローリング族
私は、ローリング族です
自分のことをローリング族と言う人は居るのでしょうか?
『走り屋』はインパクトが無いから、ローリング族とかルーレット族とかの名札をつける。
まとめて暴走族。
レッテルですね。
レッテルの始りは、ココ
彼らをヨウゴする気は無い
- 見せしめにする警察はヒドイ
- 見世物にするマスコミもヒドイ
けれど、ヨウゴする気は全くありません。
世間のバイクの扱いがこうなった原因を作ってきた人達なのは、間違いない。
80年代のバイクブーム
80年代、90年代のバイクブームは、無茶苦茶でした。
膝スリするバイクとギャラリーで、峠はあふれかえってた。
彼らが無茶したために、バイクの地位は地に落ちました。
- バイク通行禁止の道は増え
- バイク対策に道路の凸凹塗装
- 不良の乗り物との陰口
一度、【バイク = 悪 】の図式になると、40年経った今でもそのままです。
俺の若いころは、
武勇伝のように語るより、謝って責任を取ってほしい。
今も80年代を生きている『イケてるオレら』?
100歩譲って、80年代という時代背景も有ったのかもしれません。
環境性能とか燃費とか、何それ?
パワーが全て!
毎年のようにフルモデルチェンジして、先鋭化するバイク。
無茶が許容されていた部分も有るのかもしれない。
あれから40年
街でタバコを吸える場所は無いし
スポーツカーよりエコカーが売れる時代です
あれから、40年経ってます。
そろそろ80年代気分は終わろう。
80年代気分に浸りたいのなら、当時のマンガを読み返せば熱くなれる。
どの漫画も公道レースを扱ってるので、読んで楽しもう。
2020年代のバイクは、違う楽しみ方を
バイクは楽しい
カッ飛ばなくても楽しい
80年代のように、速く走ることもバイクの魅力です。
新しいバイクを買ったら、誰れでも全開加速を試さずにはいられない。
けれど、誰もいないところでチョットだけ。
普段のバイクの楽しみ方は、変わりました。
景色のいい道を流して
おいしいものを食べて
キレイな風景を見て帰る
目を三角にして、車を蹴散らして膝スリする時代は、とっくに終わってます。
バイクは、子供のオモチャから大人のたしなみに変わってます。
どうせなら、カッコよく!
『おじさんローリング族』まとめ
秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず
世阿弥 「風姿花伝」
- SNSに投稿する前に、チョットは考えよう
- 大型バイクの性能は、ほんの少し垣間見て楽しもう
見えないとこで、コッソリするから楽しめる。
推奨してる訳ではありません。
今は80年代ではありません。
前傾姿勢を解いて、景色を見渡してみよう。
カッ飛ぶだけが、バイクの楽しみ方じゃないことに気づけるかも!
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