バイクのタイヤ空気圧は、意外と早く抜けてしまいます。
月に1回はチェックして適正空気圧を維持したい。
けど、空気入れには色々な種類があります。
どの空気入れを選べば良いのか
わからない!
そんな悩みを解消します。
結論を言ってしまえば
いろんな空気入れを比較すると、電動空気入れがイイ。
- 早い
- 疲れない
- 価格が下がった
怪しい中華にトライしてみるのもいいけれど、おすすめは
こんな内容を知って、すっきりしよう。
ガソリンスタンドで入れるのもいいけど、自宅でエア調整できると安心です。
いつも適正空気圧のバイクに乗れば、
また1つ、バイクが好きになる。
空気入れの種類別比較
バイクのタイヤは米式バルブです。
だから、空気入れが米式バルブに対応していれば、空気を入れられます。
米式バルブの空気入れと言っても、色々な種類がある。
それそれのメリット・デメリットを比較しました。
結果、電動空気入れが圧勝です。
バイクの空気入れの比較
- 電動空気入れ
- 手押し空気入れ
- ガソリンスタンド空気入れ
- 足踏み式空気入れ
- 携帯用空気入れ
- 炭酸ガスボンベ
1.電動空気入れ
メリット:電動なので体力不要
デメリット:動作音、充電待ち
おすすめ度:★★★★★
ショップにある業務用エアコンプレッサーの家庭用が普及してきました。
バッテリー充電式なのでコードレスで扱えます。
当然、体力は不要!
バルブにセットして起動すれば
電動コンプレッサーで設定空気圧まで加圧し自動で停止してくれる。
数分で空気入れ完了です。
デメリットは動作音と充電。
夜中の使用ははばかれるような空気圧縮音がする機種もあります。
また、思い立って直ぐは使えません。
日々充電して使うものでは無いので、使いたい時には放電しる。
2,3時間充電してからでないと使えないのが面倒。
また、バッテリー内臓なので、バッテリーの寿命が製品の寿命になる。
中華製品は安いけど信頼性が気になる。
2,3回使って動かなくなったら、笑えない。
信頼性なら、マキタ!
電動工具は、マキタが独走してます
2.手押し空気入れ
メリット:軽い、耐久性が有る、自転車にも使える、手に入れやすい
デメリット:体力が無いとバイクはムリ
おすすめ度:★★★
普通の空気入れです。
米式バルブに対応していればバイクにも使えます。
空気圧ゲージが付いていると、どれだけ入ったか目安になるのでゲージ付きがおすすめです。
ネガは、体力が要ること。
自転車に比べ、バイクのタイヤはマスが大きい。
空気圧がかなり減っている場合は100回以上ポンピングする必要があります。
前後輪タイヤの空気を入れようとすると腕がパンパンになります。
マッチョな方でないと無理です。
高圧タンク付きを選ぶと多少楽に入れられるけど、50歩100歩。
高圧タンク
通常の空気入れは、ピストン部とタイヤバルブが直接繋がってます。
高圧タンク付きは、ピストンとホースの間にタンク室が追加されてます。
ピストンにより加圧された空気は、まずはタンク室に溜まりタンク室を加圧する。
タンク室がタイヤ内と同じ空気圧まで上がると、タンク室からタイヤに空気が入り始めます。
高圧タンク無し:ピストンで一挙にタイヤ空気圧まで上げる
高圧タンク有り:ピストンで徐々にタンク室の空気圧を上げる
徐々に空気圧を上げるので、高圧タンク付きは多少楽に空気を入れられます。
3.ガソリンスタンド空気入れ
メリット:ガソリンを入れるついでに空気圧が入れられる
デメリット:タイヤが冷えた状態で入れられないので適正値とは言えない
アダプターを持ち歩くのが面倒。ガソリンスタンドに行かないと空気圧調整できない。
おすすめ度:★★
ガソリンスタンドに常設の車用エアコンプレッサーをバイクに使います。
バイクに使うにはL字型のアダプターが必要です。
これが無いと上手くバルブに接続できません。
稀に、アダプター無しでバイクに空気を入れられるコンプレッサーがあります。
そんなガソリンスタンドは、ひいきにしたい。
窒素を勧められたら、ココ
4.足踏み式空気入れ
メリット:コンパクト
デメリット:バランスをとるため手押し式より疲れる。ピストン回数が多い。
おすすめ度:★
手でポンピングする代りに、足で押す足踏み式空気入れです。
手押し式は筋力で押しますが、足踏み式は体重で押すので楽に使えそうなイメージがあるよね?
手押し式の方が楽です
- 踏み台昇降のイメージしてください。
足で押しますが、バランスを取るために全身運動になり疲れます。 - 足を高く上げるのは大変なので、ピストンストロークが手押しより短くなってます。
だから、1回の足ふみで入る空気が少ない。
このために手押しよりピストン回数が増えます。延々と踏み台昇降になります。
疲れると、体重を掛ける時に、グラつくので転倒しそうな怖い思いもします。
5.携帯用空気入れ
メリット:無し
デメリット:日常的に使用するのはムリ
おすすめ度:☆
ツーリングに持って行ける、携帯空気入れです。
- 地面に固定してポンピング出来ない
⇒ 疲れる - 空気容量も少ない
⇒ 疲れる - エアゲージも無い
⇒ 加減が解らない
取り合えず走れるようにするための緊急用です。
タイヤ1本走れるようにするのが精一杯です。
燃え尽きて
あしたのジョーになってしまう。
6.炭酸ガスボンベ
メリット:一瞬で空気入れ完了
デメリット:使い捨て、高コスト
おすすめ度:☆
携帯空気入れは疲れるので、ツーリングに持ってくならコレ。
パンク用に携帯するのは圧縮炭酸ガスボンベがおすすめです。
炭酸ガスボンベは爆発する危険も少なくコンパクトに収納できる。
いざという時はバルブにセットすれば
一瞬でボンベの炭酸ガスがタイヤを膨らます。
ネガは、ボンベが使い捨てなので常用には向かないこと。
バイクのタイヤを走れるようにするには、2~300円分のボンベが必要です。
緊急用です。
自宅で1度試してみる事をおすすめします。
コツがあるので、最初に1,2本はタイヤに入らず浪費する可能性が大。
パンクした本番で失敗してしまったら笑えません。
空気の充填量は、ココ
電動空気入れの比較
空気入れを比較した結果、もっともおすすめは電動式空気入れです
でも
どの電動空気入れを
選べばいいの?
そんな疑問を解消しよう。
売れ筋の電動式空気入れ3つを比較しました。
- マキタ 充電式空気入れ
- Oasser 電動エアコンプレッサー
- JanGoo 電動エアコンプレッサー
比べてみれば、マキタの圧勝!
No.1 マキタ 充電式空気入れ
安心安全の日本製、さらに『マキタ』です。
予算が許せば、これを選ばない理由が無い。
安物買いになりがちなのが、工具です。
安さにつられて買うと、直ぐに壊れて途方に暮れる。
ならば
工具はブランドで選ぶのが最も間違いが無い。
外観からして他とは違います。
また、スペックは中華製のように盛っていません。
使えば判るという自信の表れです。
- 最高圧力121PSI
- 質量 1.1kg
- バッテリー交換可能
- 設定空気圧自動停止
カラの車タイヤ2本を1充電で対応ですので、空気圧が減った程度ならもっと対応出来ます。
ホースは本体に格納するのでスッキリ!
バルブアダプタも本体に収納するので紛失しません
ネガは、価格。
しかし、怪しい中華は安いけど、信頼性が気になります。
2,3回で壊れて買い直すことを考えれば、高くない。
マキタの口コミ
口コミでも絶賛されてる。
ステマかと思うくらい。
No.2 Reesibi 電動エアコンプレッサー
- サイズ:38×6×152mm
- 重さ:340g
- ホース収納可能
コンパクトが売りな電動空気入れです。
バルブは 米、英、仏式全対応しており、バイク・車・自転車にも使用できます。
このサイズで、バイクの空タイヤ2本を充填できる。
デジタル画面で空気圧を設定して開始すると、規定値まで空気圧が入った後に自動停止します。
入れすぎる事がないのも嬉しい。
中華なので、入手したらすぐに動作確認したほうがいい。
最大圧力: 120PSI
デジタル空気圧メーター
No.3 Tooge 電動エアコンプレッサー
1年保証が付いてます。
しかし、念のため入手したらすぐに動作確認しよう。
- 最大圧力: 995Pa
- 自動停止
- デジタル空気圧メーター
- 本体重量: 720g
キャップにもこだわりたいなら、ココ
失敗しないバイクの空気入れ選び まとめ
空気入れ比較 | メリット | デメリット | おすすめ度 |
電動空気入れ | 体力が不要 コードレス |
動作音がする 充電が必要 |
★★★★★ |
手押し空気入れ | 入手性が良い 軽い |
体力が必要 | ★★★ |
ガソリンスタンド | GSで借りられる | アダプタが必要 自宅では出来ない |
★★ |
足踏み空気入れ | コンパクト | 体力がとても必要 ピストン回数が多い |
★ |
携帯空気入れ | 緊急用にコンパクト | 満充填は不可能 Co2ボンベ検討要 |
番外 |
バイクの空気入れ比較すると、マキタの充電式空気入れがNo1です。
- 電動で楽に空気が入れられる
- 安心の日本製、しかもマキタ
- バッテリー交換可能なので、バッテリー劣化も安心
気に入った空気入れで、小まめに空気圧をチェックしよう。
空気圧は高すぎても低すぎてもバイク本来のパフォーマンスを発揮できません。
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