2023年もバイクの高速料金割引が行われます。
メチャクチャ得!
という訳ではないけれど、使わないのは勿体ない。
何をどうすれば、特になるの?
そんな疑問を解消します。
2023年バイクの高速割引は2種類
- 『二輪車定率割引』
高速料金を37.5%割引き
条件)- 令和5年4月1日(土)~11月26日(日)
- ETC搭載車のみ(軽自動車登録ETC不可)
- 事前申請
NEXCO中日本「速旅(はやたび)」 - 土日祝日のみ
- 1回100km以上乗る
- 『ツーリングプラン』
対象エリアの高速道路に2~3日乗り放題の周遊パス
条件)
2つを併用可能だが、『ツーリングプラン』が優先される
こんな内容を知って、スッキリしよう。
『普通車の半額!』といううたい文句だけど、実際には通常料金の37.5%引。
条件が多くて使い難いのも引っかかります。
しかし、使わないのは損!
それに、恒久的なバイクの高速料金半額へ向けての社会実験です。
バイクの高速料金割引は
需要が小さいので
やる必要ない?
こんなことを言わせないためにも、ガンガン使いたい!
2023年バイクの高速割引は得か? 【二輪車定率割引】
2023年、コロナもやっと落ち着いてきました。
今年は是非、ロングツーリングに出かけたい。
もし、土日祝日休みならば、『二輪車定率割引』を使って出かけよう。
【二輪車定率割引】 割引額
高速道路料金を37.5%割引き
『普通車の半額』
『普通車の半額』というミスリードが目立つけど、実際には37.5%引きです。
- バイクの通常料金は、軽自動車と同じで普通車の20%引き
- 通常のバイク料金を37.5%引きにすると、普通車の半額
(100-20)×(100-37.5) = 50%
数字のマジックですね。
それに、元々ある休日割引は30%引き。
たった、7.5%引きになるだけの施策です。
ただし、『休日割30%』は都市部では使えないので注意は必要。
休日割引の詳細は、ココ
二輪車定率割引は、使って欲しくない?
アレコレ条件が多くて
使って欲しくない意思が満々!
二輪車の高速道路料金が軽自動車と同じなのは納得いかない方々が署名活動。PT座長としてしっかり結果を出したい。 pic.twitter.com/uPUKVIGVyD
— 三原じゅん子 (@miharajunco) October 1, 2022
三原じゅん子議員を筆頭に、バイクの高速半額恒常化運動はバイク乗りに期待されてます。
軽自動車とバイクが同じ料金というのは、どう考えてもおかしい。
『二輪車定率割引』は、その前段階。
社会実験として、バイクの高速道路需要を測る意味もあります。
バイクの高速料金割引は
需要が小さいので
やる必要ない?
手続きが面倒な割には実利が少ないけれど、
こんなことを言わせないためにも、是非『二輪車定率割引』を利用したい。
【二輪車定率割引】 対象期間
令和5年4月1日(土)~11月26日(日)の土日祝日
GW・お盆期間も使える
期間は4~11月までと、ほぼツーリングシーズンを網羅してます。
土日祝日のみなので、平日休みの人は残念。
だけど、ゴールデンウィークやお盆の期間も使えるのは嬉しい。
社会人になると、なかなか長い休みを取るのは難しい。
だけど、ゴールデンウィークやお盆なら何とかなります。
ただ、家族へのフォロー、渋滞への覚悟、宿の早期手配は抜かりなくね!
【二輪車定率割引】 条件
- ETC搭載車のみ(軽自動車登録ETC不可)
- 事前にNEXCO中日本「速旅(はやたび)」に事前申請
- 土日祝日に高速出入りが掛かる
- 1回100km以上乗る
いやがらせレベルですね。
事前申請が必要な理由、100kmの理由などに対して、何の説明もありません。
救いなのは、事前申請だけど当日の申請もOKなこと。
当日に思い立ってもOKです。
天気を見て思い立ってから、申請しても大丈夫なのが嬉しい。
100kmは意外と長い
東名で、東京IC~沼津IC 105km
意外と距離があります
1回の利用で100kmを超す必要があります。
往復で100kmだと嬉しいけどダメ。
100km/hで1時間乗るだけ
楽勝!
なんて思うけど、平均100km/hは結構飛ばさないとムリ。
普通の日帰りツーリングで使うのは、意外とハードルが高い。
まあ、申請だけしておいて結局使わなくても、お咎めは無いので安心。
ツーリング中にパンクしてしまったら?
2023年バイクの高速割引は得か? 【ツーリングプラン】
今年こそ、ロングツーリングに出かけたい。
コロナで貯まったウップンを晴らすには、やはりお泊りツーリング!
せっかくのお泊りツーリングだから、高速代を気にせず走り回りたい。
乗り放題の『ツーリングプラン』の出番です。
【ツーリングプラン】全20コース
コース名 | 利用期間 | プラン料金 (税込) |
お申し込み先 | |
北海道 | ①道南・道北コース | 3日間 | 6,100円 | NEXCO東日本公式WEBサイト 「ドラ割」 |
②道南・道東コース | 3日間 | 6,100円 | ||
首都圏 | ③関越道・東北道コース | 2日間 | 3,000円 | |
④東北道・常磐道コースミニ | 2日間 | 2,500円 | ||
⑤東北道・常磐道コースワイド | 3日間 | 5,100円 | ||
⑥東関東道・館山道コース | 2日間 | 2,500円 | ||
⑦首都圏 東名・中央道コースミニ | 2日間 | 2,500円 | NEXCO中日本公式WEBサイト 「速旅」 |
|
⑧首都圏 東名・中央道コースワイド | 2日間 | 3,900円 | ||
中京圏 | ⑨中京圏 東名・中央道コース | 2日間 | 3,600円 | |
⑩伊勢道コース | 2日間 | 3,100円 | ||
⑪東海北陸道・北陸道コース | 3日間 | 5,100円 | ||
⑫中央道・東海北陸道コース | 2日間 | 2,000円 | ||
関西 | ⑬名神・北陸道・京都縦貫道コース | 2日間 | 3,600円 | NEXCO西日本公式WEBサイト 「みち旅」 |
⑭中国道・山陽道・播但道コース | 2日間 | 3,100円 | ||
⑮阪和道コース | 2日間 | 2,500円 | ||
四国 | ⑯香川・徳島・高知コース | 2日間 | 3,100円 | |
⑰愛媛・高知コース | 2日間 | 3,100円 | ||
九州 | ⑱熊本・佐賀・長崎コース | 2日間 | 3,100円 | |
⑲熊本・大分・福岡コース | 2日間 | 3,100円 | ||
⑳熊本・宮崎・鹿児島コース | 3日間 | 4,600円 |
※NEXCO東日本 公式を引用
コースの詳細pdfはココ
全国の高速道路の多くが網羅されてます。
でも行きたい地域が1コースに収まらなかったりするかもしれない。
コースの分け方が細かすぎるのは、致し方ない。
コースから外れた場所は、次回に回すなり、下道を使ってもいい。
- カッ飛びで、2コースを回ってしまう
- 休みを増やして、ロングツーリング
そんなやり方もある。
あなたはどのコースにしますか?
【ツーリングプラン】 対象期間
令和5年4月1日(土)~令和5年11月30日(木)
GW・お盆期間も使える
期間は4~11月までと、『二輪車定率割引』と同じ。
こちらは、平日・土日祝日とも使えるのが嬉しい。
ゴールデンウィークやお盆の期間ももちろん使える。
社会人になると、なかなか長い休みを取るのは難しい。
だけど、ゴールデンウィークやお盆なら何とかなります。
ただ、家族へのフォロー、宿の早期手配は抜かりなく!
【ツーリングプラン】 条件
『ツーリングプラン』の条件はシンプルです。
基本的には事前申請が必要なだけ。
気になるのは、やはりコース分け。
コースの切り分け方に不満な人も居るだろう。
こればかりは、致し方ない。
見どころを『ツーリングマップル』で探すのもイイ。
【ツーリングプラン】 本当に得なのか?
ツーリング先で高速を使って散策するなら、『ツーリングプラン』がおすすめ
気の向くまま走りたいのなら、『二輪車定率割』がおすすめ
例として、『二輪車定率割』でも挙げた、東名:東京IC ~ 沼津IC(105km)を調べてみよう。
ちょうど、『東名・中央道コース ミニ』の最長区間でもあります。
⑦首都圏 東名・中央道コースミニ | 2日間 | 2,500円 |
このコースの通常料金・二輪車定率割料金・ツーリングコース料金は、それぞれこうなります。
利用形態 | 往復料金 |
通常利用 | 5,060円 |
『二輪車定率割』料金 | 2,530円 |
『ツーリングコース』料金 | 2,500円 |
往復するだけなら、『二輪車定率割』とほぼ同じ割引となります。
距離が長くなれば『ツーリングプラン』の割引が増えていくので若干有利。
しかし、コースが決められてるのがデメリットなのは変わりません。
- 平日に使う
- ツーリング先で高速を使う予定がある
こんなツーリングなら、『ツーリングプラン』がおすすめです。
逆に
行先は、バイクと風に聞いてくれ!
気の向くままにハンドルを切るようなツーリングが好みなら、『二輪車定率割』がおすすめ。
決められたコースなんて関係無いからね!
ツーリングには、ロードサービスを忘れずに
2023年バイクの高速割引は得か? まとめ
2023年の高速割引は、2種類。
- 『ツーリングプラン』
- 『二輪車定率割』
どちらを使っても、高速料金を半額にすることが出来ます。
浮いたお金を何に使うのか?
- 名物を腹いっぱい食べる
- お土産を買う
- もう1泊する
あなたは、どうする?
併せて読みたい