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125ccバイクなら自賠責だけで大丈夫?【ファミリー特約のメリット】

125ccは被害者 バイク知識

通勤通学や街乗りで使われることが多い125ccバイク。

バイク保険に入ってますか?

事故っても被害者にしか成らないので、

バイク保険は要らないでしょ

ツーリングには、大型バイクがある

125ccは、街乗りだけ!

安全運転には気をつけてるから、大丈夫


でも、チョット気にはなってるよね?

そんな引っ掛かりを解消します。

  • 125ccは被害者にしかならない
     ⇒なんて有り得ない

  • 事故になると?
     ⇒自賠責だけでは全然足りない

  • バイクの保険はどれが良いの?
     ⇒ ファミリーバイク特約とバイク保険の比較

こんな内容を知って、現実を知ろう。

バイクは楽しいけれど、その楽しさはリスクヘッジされてこそ。



結論を先に言えば、バイクが加害者になることは珍しくありません。

事故を起こさない自信があったとしても、突っ込んで来られたら逃げ切れません。





125ccは被害者にしかならないなんて、あり得ない

125ccは被害者にしかならないなんて、あり得ない

止まってるバイクに車がぶつかってこない限り、

バイクの過失0%なんてあり得ません

125ccも同じです。

被害者にしかならないなんて都市伝説も良いところ。




人が飛び出してきた

人が飛び出してきた

人が飛び出して来ても、前方不注意

直進道路を気持ちよく走っていたら、人が飛び出して来て接触した


バイクが80%の過失割合です

 いつ、どんなタイミングで飛び出してきても、止まれますか?




黄色で右折し始めた車

黄色で右折し始めた車

右折する車と、直進バイクの接触事故

バイクは小さいから遠くにいると思い込んで右折を始める車

車が悪いと思ってませんか?

右折待ちをしていた車が、信号が黄色になったので右折し始めたところ直進バイクと接触した


バイクが60%の過失割合です

 黄色になったら、急いで渡ろうと加速してませんか?

いくら安全運転してても、避けられない事故もあります。


自賠責があるから大丈夫なんて、あり得ない

自賠責があるから大丈夫なんて、あり得ない

自賠責保険の補償額は、死亡で3,000万円、後遺症で最高4,000万円です。

  • 傷害 120万円
  • 後遺障害 最高4,000万円
  • 死亡 3,000万円

自賠責は、自分の補償は0円です。

自分のケガは、全て自腹で直さないといけない。

自分のケガはどうでも良いとしても、相手はこの金額で足りると思いますか?

  • 人身事故の損害賠償は、自賠責では全然足りない
  • 物損事故の損害賠償は、自賠責ではカバーできない




人身事故の賠償金額

例え過失割合が50%だとしても、億を超える金額になります

自力で払えますか?

自賠責の補償範囲は、

  • 死亡事故で3,000万円
  • 後遺症事故で、4,000万円


方、実際に起きた事故の損害賠償額が以下です。

損害額(万円) 態様 発生日 被害者年齢 被害者職業
52,853 死亡 2009/12 41歳男 開業医
45,381 後遺 2009/1 30歳男 公務員
37,370 後遺 2010/7  7歳男 小学生
35,929 後遺 2010/7 14歳女 中学生

実際の事故での賠償額は最高で5億円を超える。

3億件を超える損害賠償も普通にあります。

バイクの過失割合が50%だとしても、1億5千万円。

自賠責は3千万円しか補償しない。

残り1億2千万円は、自分で用意しなくてはならない。

損害保険料率算出機構を引用

物損事故の賠償金額

物損事故の賠償金額

自賠責は、物損を補償しない

物損事故の賠償判決の例は最高で2.6億円で1億円以上の判決も普通にあります。

物損は自賠責では1円も補償してくれません。

自力で払えますか?


以下が、実際に起きた事故での物損の村議賠償額です。

損害額(万円) 発生日 被害物件
26,135 1895/5 呉服・洋服・毛皮
13,450 1991/2 店舗(パチンコ店)
12,036 1975/3 電車・線路・家屋
11,789 2007/4 トレーラー

高級品を積んだトラックと事故して、トラック火災になったら目も当てられない。

物損くらい、と甘く見てませんか?

損害保険料率算出機構を引用


なぜ、バイク保険の加入率が低いのか?



バイク任意保険の種類

125ccの任意保険の種類

自賠責だけでは全然足りていません

そこで、任意保険で不足分をカバーしようとすると、2つの方法があります。

  • 車の保険のファミリーバイク特約
  • バイク保険



車の保険のファミリーバイク特約

車の保険の特約として、バイクの保険を付加する

自損事故タイプ:1万円前後
人身傷害タイプ:2万円前後

  • 125cc以下のバイクのみ
  • 125cc以下なら、何台でもOK
  • 何台でも、何歳でも保険料は同じ
  • バイクは、ロードサービスが使えない


車の保険にファミリーバイク特約 ⇒ 自動車保険は比較で安くなる! 

家に任意保険に入っている車があるのなら、ファミリーバイク特約を付加する方法があるます。

ファミリーバイク特約には、2種類あります。

  • 自損事故タイプ
  • 人身傷害タイプ

人身傷害タイプは、車に人身傷害が設定してある場合にのみ選択することが出来ます。

人身傷害タイプの方が補償は厚いが、その分保険料は高くなります。

 

  自損事故タイプ 人身傷害タイプ
自損事故の場合 自分のケガを補償 自分のケガを補償
相手のいる事故の場合 対象外 自分のケガを補償


自動車保険の契約内容によっても変わってるくけれど、保険料は

  • 自損事故タイプ : 1万円ほど
  • 人身傷害タイプ : 3万円ほど


メリット

メリット
  • 車の保険の年齢条件に関わらず、全年齢の家族が補償される
  • 125cc以下なら何台でも補償される
  • 一人暮らしをしている未婚の子供が乗るバイクも補償される
  • ノーカウントなので、何回使っても車の等級に影響しない


125ccバイクの台数が多かったり、20歳以下でバイク保険がバカ高い場合のメリットは測りしれない。

デメリット

デメリット
  • 何年継続しても、保険料は割引されない
  • ロードサービスが使えない
  • 125ccまでしか補償しない





バイク保険

バイク保険

バイク単独の保険

3万円前後~

  • 125cc以上も加入可能
  • 年齢・事故歴などにより保険料は変わる
  • 1年間無事故だと、翌年は割引率がアップする
  • ロードサービスがある



バイク保険 ⇒ インズウェブバイク保険見積りサービス

バイク単独で任意保険に加入するタイプです。

車の任意保険とは無関係なので、バイクに必要な補償金額を自由に設定できます。

最近は、充実したロードサービスを売りにしている任意保険もあります。

ツーリングを多用する人は、保険料だけでなくロードサービス内容も比較して選ぶ必要があります。



こちらでロードサービスの比較も行ってます。

メリット

メリット
  • ロードサービスが使える
  • 補償を自由に決められる
  • 無事故なら、等級が上がり保険料が安くなっていく
  • 125cc以上もOK


デメリット

デメリット
  • 年齢が若いと、保険料が高い
  • 等級が進まない間は、保険料が高い
  • 事故を起こすと等級が下がる






ファミリーバイク特約とバイク保険 どっちがいいのか?

ファミリーバイク特約とバイク保険 どっち
  • 125cc以下なら、ファミリーバイク特約
  • 125cc超なら、バイク保険

大枠としてはバイクの排気量でどちらが得かが決まります。

しかし、細かい条件によっては逆転する場合もあります。

例えば、

  • 1台だけを長くのるなら、等級割引があるバイク保険が得になることもある
  • ロードサービスが欲しいなら、別途JAF加入するより、バイク保険が得になることもある


実際の保険料は、年齢・事故歴などで変わります。

同じ条件でも保険会社に寄って、保険料は結構差があります。

各保険会社に同じ内容を入力するのはダルイので一括無料見積もりが便利

一度の入力で主要バイク保険会社から最大5社の保険料を得られます。



もちろん無料だし、その後のしつこい勧誘も全くありません。




実際に一括見積を体験してみたよ!

その経緯はここ





125ccバイクなら自賠責だけで大丈夫?まとめ

125ccは被害者にしかならないというのは幻想です。

いくら気を付けていても、加害者になる可能性は十分にあります。

それに、125ccでも自賠責だけでは全然足りません。

125ccが人にぶつかれば、悲惨なこともあり得る。



だから、万一の時に何億もポンッと払える人以外は、任意保険が必須です。



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