1ヵ月点検が終わったタイミングで、ツーリングに行って来ました。
貧乏暇無しのため1泊2日しか自由時間が取れません。
このため目的地は絶景が楽しめる伊勢神宮、伊勢志摩スカイラインにしました。
また、宿泊は名古屋~伊勢の中間地点である伊賀上野です。
1ヵ月点検直後のため、PCXは何とか1000Kmを超えたところです。
まだ、PCXに慣れていないため、高速は使わずにのんびりトコトコツーリングです。
1泊2日の荷物は、PCXに付けたSHAD SH40に余裕で入りました。
帰って来ての印象は、PCX150とのツーリングは自然と笑顔になれるものでした。
PCXツーリング!信楽~伊賀~伊勢 ルートマップ
GoogoleMapでざっと片道330km。
気になるものを見かけたら寄り道しながらな行くつもり。
なのでもう少し距離は伸びる見込みです。
信楽、柳生の里、伊賀忍者屋敷、伊勢神宮とおやじ臭さ満点のコース取りです。
せっかくこのあたりを走るのだから針テラスも外せません。
針テラスはただの大きな道の駅で、何が有るわけでは有りません。
バイクがたくさん集まるので、バイクを見ているだけで楽しいのです。
なぜバイクが集まるかと言うと、 和歌山にはバイクで走ると気持ち良い道が沢山ある。
位置的に京都大阪からのツーリング起点に最適なのです。
- 竜神スカイライン
- 南紀白浜
- 熊野大社
- 那智の滝
- 本州最南端の潮岬
どこもツーリングにおすすめです。
ツーリンPCXツーリング!信楽~伊賀~伊勢 出発!
鈴鹿スカイライン
名古屋からまずはタヌキの焼き物で有名な信楽を目指します。
少し遠回りですが、鈴鹿スカイライン経由で行こう。
この道は昔は有料道路だったのですが、今は無料化されています。
標高800mの峠越えのワインディング。
10数㎞と距離は短いのですが平均勾配8%の急坂。
PCX150には少し荷が重いかと思いました。
しかし、トコトコであれば登れない事は無いだろうと考えてました。
実際行ってみると、何の事は有りません。
ストレス無く普通に登っていきます。
もちろん大型バイクのように大胆に加速しながら登りカーブを立ち上がる事は無理です。
けど、フルスロットルにするまでも無く法定速度+α程度の速度維持は容易です。
心地良くワインディングを楽しむ余裕が有るのには驚きでした。
ただし、メータ内に表示されている平均燃費は見る見る下がっていきます。
平地のツーリングでは52㎞/Lほどだったのが、登り切った頃には41km/Lまで落ちてました。
それでも40km/L有るのは大型の燃費からすれば驚異的です。
信楽
第1目的地、信楽に到着です。
信楽駅近くの無料駐車場にバイクを置いて、しばし散策。
信楽と言えば信楽焼。
町の至るところにタヌキの置物があって癒されます。
柳生の里
信楽から少し走ったところに有る柳生の里。
ここは柳生十兵衛で有名な柳生家の故郷です。
ルート検討中に見かけて、気になり寄ってみましたが大正解でした。
柳生藩家老屋敷とか 陣屋跡とかが整備されていいます。
車も少なくてのんびりと山里を歩いて回れます。
しっとりとした山村の静かなたたずまいでとても気に入りました。
柳生石舟斎が切った ?
里から山道を少し歩くと、柳生石舟斎が切った大きな岩があります。
ツーリングマップルが無ければ、決して訪れなかった土地
針テラス
今日もバイクが集まる聖地 針テラス。
次々にやってくるバイクの音。
バイクを置いてあちらこちらで笑顔で話し合うライダー達。
- 互いの近況を伝えてるのでしょうか?
- どこへ行こうか話してるのでしょうか?
針テラスは今日も針テラスでした。
自然と気分も高揚します。
色んなバイクが集まってきます。
- 最新のSS
- ちょっと前のBMW
- フルカスタムハーレー
- 荷物満載の原2
どのバイクもきれいに整備されており、愛されているのが解ります。
伊賀上野
今日の宿泊地、伊賀上野到着です。
忍者屋敷で、忍者の実演を見ました。
城フェチなので、伊賀上野城も外せません。
銭湯 一乃湯
宿の近くのレトロな銭湯一乃湯で、今日の思い出にひたります。
⇒ 一乃湯公式サイト
古い昔ながらの銭湯ですが、清掃が行き届いており気持のいい銭湯です。
熱めのお湯に肩まで入れば、疲れがどんどん抜けていきます。
風呂上りにお約束のビン入り牛乳を飲んで涼んでました。
すると、番台のおかみさんにパインアメを頂きました。
『パインアメ』。泣かせるつもりでしょうか。
伊勢神宮
翌日は、バビューンと伊勢神宮へ。
伊勢神宮周辺はいつも大渋滞で、車だと近づく事も困難で駐車場探しも大変です。
しかしバイクは伊勢神宮の真正面すぐのところに駐車スペースが有り、助かります。
バイクの特権!
ツーリングの無事を感謝しました。
お参りの後は、おかげ横丁を散策して腹ごしらえしたら
近くのカフェで一休み。
伊勢志摩スカイライン
いよいよ伊勢志摩スカイラインです。
バイクは片道880円で125cc以上しか通れません。
入り口ゲートでちょっと揉めました。
原付はダメだと言われてしまった。
係の人に出てきてもらいナンバープレートを見て貰った。
ここまでして、やっと125cc以上と認めて貰い入る事が出来ました。
伊勢から鳥羽へ16km。
山の稜線を結ぶ天空のドライブウェイです。
眼下には伊勢湾が一望でき
カーブをクリアするたびに、海を望む絶景が現れます。
バイク雑誌の絶景ロードxx選、にも常連の道です。
通行料は掛かりますが、この金額は十分納得できるものです。
有料観光道路が無料化される事がまま有ります。
無料化によりメンテされなくなり路面が痛んでガタガタになりがちです。
伊勢志摩スカイラインは有料のままで構わないので大事にしたい道です。
朝倉山展望台
伊勢志摩スカイラインの途中、山頂のポストで有名な朝倉山展望台です。
鳥羽展望台
伊勢志摩スカイラインの終点からパールロード入り最終目的地、鳥羽展望台に到着しました。
ここまで海沿いのワインディングで、すれ違うライダーも多い。
全員が笑顔です。
全身潮の香りに包まれながら走るのは、バイクならではの感覚です。
バイクは良いなあ、としみじみ思います。
帰路
ここでタイムアップ。
楽しかったツーリングも終わり、後は名古屋まで帰るだけです。
陽も傾いてきて、名古屋への帰路を急ぎます。
天気に恵まれたツーリングでしたが、最期の最期、雨に降られました。
結構な雨でカッパから靴の中に雨が入り込んで靴の中が洪水!
それでも夜9時頃に無事、家に辿り着く事が出来ました。
PCXツーリング 信楽~伊賀~伊勢 まとめ
- 走行距離 740km
- 平均燃費 48Km/L
全体に山道が多かったので、50Km/Lには届きませんでしたが十分満足です。
8Lタンクですので、300Kmは余裕です。
省エネ運転すれば400Kmも難しくないと思われます。
燃費に全振りしたエンジンかと言えば、そうでも有りません。
アクセルを開き気味にすれば山道をグイグイ登って行く力強さも有ります。
PCX125から25ccの余裕から来る部分も有るかと思われます。
僅か25ccですが、されど20%です。
PCXは何の気負いも無く、純粋に道を楽しませてくれます。
大型の爆発力も楽しいのですが、PCXは肩の力を抜いて等身大で楽しめます。
小排気量も、楽しい!
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