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Season3-12:真冬のツーリング 山は冬空に映え、海は澄みきって

冬ツーリング Season 3

距離をかせぐばかりがツーリングの楽しみではないと私は思う。

積雪の多い地域は仕方がないが、真冬でも路面が凍結していなければ普通に走れる。ちょい乗りだって十分楽しい。

しかし、問題は寒さだ。身体が冷えると楽しい気持ちは萎えてしまうから。

逆に言えば、防寒装備さえ整えれば、真冬もバイクシーズンだ。

あおいしか

バイク復帰してほぼ1年半が経過
やっと気持ちよく走れるようになってきました

はじめの頃は、ガクガク感とかエンストが続いていたティーダこと中古の愛車250TRも、油断さえしなけれほぼ快調

2人とも無理なく走れる距離は、100キロからいきなり200キロを超えました

ノリノリの季節が始まったようです




真冬のツーリング 山は冬空に映え、海は澄みきって

真冬のツーリング 山は冬空に映え、海は澄みきって

私の住む東北の地方都市は、太平洋に面した平野が続き、冬は晴れる日が多い。しかも、平野部は雪も少ない。ワンシーズンで、翌日に融けない積雪があるのはせいぜい3回か4回くらいか。

真冬でも気持ちよく晴れた小春日和には、自然とバイクに乗りたい気持ちになる。
冬は寒い、辛い、楽しくない、そんな先入観にとらわれなければ、文句無しに走って良かったと思える日が多い。

そして、走り終えた冷えた身体には、何よりのご褒美もある。熱いコーヒー、身体をじんわりほぐしてくれる温泉や自宅のお風呂、温かい食事、ストーブの温もり。それら、普通のものが、よりありがたく感じられるひとときが訪れる。

それは、なんとなく人生そのものとも重なる。苦労のあとには幸福がやってくる。
あ、でも、バイクの場合は寒さに耐えながら走っている最中に、すでに喜びの中にいるね。



冬ツーリングの楽しみと危うさ

真冬にしか見られない風景に感動したり、自分と同じようにこの寒さの中を走るライダーに微笑んだり、冬の陽光が意外にも暖かいことに気づいたり。

雪化粧した山は美しく冬空に映え、海の水は澄んでいて海底まで見えたりする。冬にしか見られない野鳥がいたり、寒さの中で働く人々に感謝したり。

行った先で冬にしか味わえない産物をいただくのも楽しみだ。スーパーで買った牡蠣より、産地でいただく牡蠣は格別な美味しさで、値段もお得。アワビを食べて育つというタコも美味しい。

山側にはなかなか行けない。雪のない低い峠でも、凍結の恐れがあるからだ。フラットな道で気づければ引き返すのも容易だが、ワインディングで気づいた時にはとても危険。



ある冬の日

そう知ってはいても、1月中旬のつい先日のこと。昼前から湿雪の予報だったが、近場までカフェ読書にバイクででかけた。2時間ほど過ごし、雪が降り出したら帰ろうと思っていた。

たっぷり読書してカフェを出た頃、空は重いグレー。でもまだ雨も雪も降らない気配。ずっと行きたかった、この先の神社へお詣りに行くことにした。

そこへ行くには、高低差のあるワインディングをひとつ超える。道は乾いていた。大丈夫だ。お詣りしてから、ほど近い産直で買い物。

まだ降らない。もうちょっと走ろうか。温かいタコ焼きも買ったから、どこかで食べて帰ろう。これから雪が降るであろう山側へ、無謀にもバイクを走らせた。

路面はまだ乾いているし、降り出す気配もない。そうだ、あの場所まで行ってみよう。

湖畔のベンチへ行ってみた。冬の陽光が溢れる明るい雰囲気。これなら熊も出そうにない。バイクをとめて、さあランチタイムだ。

たまに車が通るが、メイン道路から外れた裏道だから、とても静かだ。暖かい陽光の中で、空とダム湖を観ながら、たこ焼きをほうばる。至福の時間。来て良かった。


帰り道

帰り道は、湖畔をさらに進んで、メイン道路を走ることにした。まだ降らない。ほど近く見えている山は白く霞んできたから、雪が降り出したのだろう。

ダム湖を渡る長い橋を越えると、いくつかのアップダウンのあるワィンディングを通る。道の両側が湿っている。凍結はしていないように見える。でも、油断は禁物だ。たぶん、朝方や気温の低い日は凍結するだろう。雪が降らなくても、要注意だ。

降られる前に無事帰宅。バイク置き場に着いたときには、小雪と強風。海側だからといって油断はできない。意外に山道があったりする。



冬のツーリングは、引き際も肝心だ。




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