PCXは2025年モデルからハンドルカバーが付いて、ハンドルバーむき出しでなくなりました。
このため、ナビスマホのUSB電源など、ハンドル周りのカスタムをしようとすると、このカバーを取る必要がある。

PCXのハンドルカバーって
どうやって取ればいいの?
そんな疑問を解消します。
気合で取ろうとすると、必ずハンドルカバーのツメを折ります
だけど、どう固定されているのか、どうツメが刺さっているのか
そして、どの方向に力を掛けて外せば良いのかを知っていれば
初心者でも取り外すのは難しくない
力を込める時、勇気は要るけど無謀はダメだから!
こんな内容を知ってスッキリしよう。
ハンドルカバーが付いたことによる是非はあるけれど、これはこれで一体感が出て高級感もあります。その代わりハンドル周りをカスタムしようとすると、ハンドルカバーを取り外さないといけない。
無理やり力ずくで剥がそうととすると、必ずカバーを割ります。
取り外し方法を知っておこう。
PCX ハンドルカバーの取り外し方【知ってれば初心者でも難しくない】

PCXは全体が流麗なカウルで覆われた美しいバイクです。
しかし、白鳥は優雅に泳いでいるように見えて水面下では必死で足を動かしているように、PCXのカウルも複雑怪奇な取り付け方でその姿を維持してます。
- 隠しねじ
- 複雑なツメの差し込み
- カウル同士の嵌めあい
その構造を意識せずに力づくでカウルを剥がそうとすると、カウルを割ったりカウルのツメを折ってしまう。そうなるとカウルがパカパカになるので、ガムテープで抑えるかカウル交換するしかない。
でも、どう固定されているのかの構造を知って、どう外せば良いのかが解っていれば、初心者でも容易に外せます。
ハンドルカバーの取り外し方を知っておこう。
準備するもの

PCXのハンドルカバーを外すのに、特殊な工具は要りません。
以上です。
中でも大事なのは、『樹脂製内張りはがし』。
カウルを浮かして、ツメの嵌め合いを外すために使います。
間違っても、マイナスドライバーで代用しようとしないで。
金属でカウルをこじると、カウルを傷つけてしまう。たとえ養生テープで保護したとしても、細いドライバーでは一点に力が集中してしまい、カウル傷つけたり割ったりする確率が増えるからやめた方が良い。
樹脂製内張りはがしは柔らかいので、力を込め難く感じるかもしれない。
そんな時に備えて、カーボン剥がしヘラを用意しておくのも良い。樹脂製内張はがしより硬いけど、金属ほど攻撃性は無い。
ハンドルカバーの構造

PCXのハンドルカバーは2ピース構造
PCXのハンドルカバーは、①シルバー部分と②黒カバー部分の2ピース構造
①を取り外してから、②を取り外す形になります。
ぱっと見、ねじ類が目につかないように、綺麗に隠されている。
PCXの面目躍如ですね。
①シルバー部分の構造

いきなりだけど、シルバー部分を取り外して裏側を撮った写真でです。
赤丸5つのツメで②黒カバー部分と締結されているのが解ります。下側にある2つの青い樹脂がついた大きなツメが真下の向きに刺さっているのが、メインの固定ツメです。
だから、この部分を真上に持ち上げるような方向に力を込めれば、①を外すことが出来ます。
②黒カバー部分の構造

①シルバー部分を外した写真です。
①シルバー部分のツメが刺さるのが、5つの赤丸の場所。上の①シルバー部分の裏側写真と見比べて欲しい。
そして、①シルバー部分のツメがどのように刺さって固定されているのかをイメージ出来れば、勝ったも同然。
その方向に少しづつこじって力を加え、締結を外していけば良いのです。
①シルバー部分の取り外し

内張り剥がしを突っ込む部分に養生テープを張って、傷つかないように保護しておこう。
養生テープは、普通のガムテープとは違い粘着力が弱く出来てます。簡単に剥がせてノリも残らないので、保護のために張るにはうってつけ。
柔らかい樹脂製内張り剥がしなら、養生テープは無くても傷つかないけれど念には念を入れてね。
ツメを外す順番は、
- 左端にあるツメを内張り剥がしで外す
- 右端にあるツメを内張り剥がしで外す
- 下側にあるツメを剥がす
もちろん、右端 ⇒ 左端の順番でもOK。
両端のツメを外す

まずは両端のツメを外して、下側にあるメインの青いツメを外しやすくします。
両端のツメは小さいので、内張り剥がしを突っ込んで軽くこじるだけでツメを剥がせます。ツメの締結を剥がしたら、再び噛み合わないように、養生テープを丸めたものを突っ込んでおくのも良い。
他のツメを外そうとチカラを込めている内に、誤ってせっかく剥がしたツメが入ってしまうのは、アルアルだからね。
下側のツメを外す

一番力を込める場面です
ツメやカウルを割るのが怖いけど、思い切ってチカラを込めよう
チカラを込める方向が正しければ、カウルが割れることはありません
両側の2つのツメを外したら、いよいよ下側の青いツメを外します。
青いツメは2つが近接しているので、両方同時に外すことになる。だから両側のツメよりも大きな力が必要です。
下側から樹脂製内張り剥がしを入れて青いツメが刺さっている方向を意識しながら、思い切って上側に浮かすように力を込めよう。
今回の作業で一番の難関です。
カウルを割ってしまうのが怖いけど、正しく押し上げるような方向に力を加えれば『カポッ』と外れる。
最初は硬く締まっているので、一番力が必要です。2回目以降は割と容易に外れる。コツをつかんだという部分もあるのだろう。
②黒カバーを取り外す

②黒カバーは、計8個のねじで固定されてます。
中央下部の2本のみ六角ボルトで、後の8本はプラスねじ。どれも目視できるので外すのに難しさは無い。

8本全部を抜くと、黒カバーが外せます。
それぞれ異なるねじが使われているので、どの場所がどのねじだったのかを忘れないで。
8本のねじを外す際の注意点を確認しておこう。
上部中央の2本

一般的なプラスドライバーだと
柄が長すぎて、メーターパネルに干渉して回せない
上部中央の2本プラスねじは、メーターパネルとの間隔が狭いので気を付けて。通常のドライバーだと柄がメーターパネルに干渉してしまう。
全長が短く、グリップがずんぐりした形状のドライバー『スタビ―ドライバ』が必要です。
スタビ―は、ずんぐりしたという意味。
樹脂にねじを切ってあるので、非常に舐めやすい。
ねじを元に戻すときは、オーバートルクで樹脂ねじを舐めないように気を付けよう。
上部両端の2本

上部両端のプラスねじ2本はで②黒カバーがその下のカウルと固定されます。
このねじは上からは見えす、下から覗き込んで初めて見える。下側からねじ込まれてるのです。
ハンドルを目いっぱい切ると、フロントカウルに干渉せずにねじが回せます。ねじを外したら反対にハンドルを切って、逆側のねじを外そう。
②黒カバー部分を取り去る

ハンドルバーとのご対面
8本のねじを全て取り去ると、②黒カバーが外せます。
おつかれさまでした。
これでハンドルカバーが外せました。ハンドルバーがあらわになりました。
- USB電源
- グリップヒーター
- アラーム
- ドライブレコーダー などなど
ハンドル周りに電装品などのカスタムしようとすると、必ずハンドルカバーを取ってから作業することになります。この形になってからが、各カスタム作業の始まりです。
PCXハンドルカバーの取り外し方 まとめ

PCXにハンドルカバーが付いたので、ハンドル周りがすっきりして高級感が増しました。その代わり、ハンドルカバーを取るという作業が増えてしまった。
ハンドルカバーを留めている構造を知って入れば難しくは無い作業です。
くれぐれも、チカラづくで解決しようとしないで。
PCXのハンドルカバーの取り外し方を知らないと、ハンドル周りに電装品などのカスタムすることが出来ません。ハンドルカバーを取り外すのがカスタム作業の始まりです。
でも、一連の作業を見て自分では無理そうだと思ったら無理をせず、ショップに取付を依頼よう。
自分でカスタムしないのは恥ずかしいことじゃない。時間をお金で買って、その分ツーリングにいくのも賢い選択です。
その時は、付ける予定の電装品を全て揃えてから、一気に付けよう。そうすれハンドルカバーを取り外す作業が1回で済むので工賃の節約になります。
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