250cc以下のバイクは車検が有りません。
バイクを買ったときの無料点検が終わってから、ずっと
乗りっ放しになってませんか?
250cc以下は点検義務はないよね?
一応メンテしているけど、チョット心配!
このやり方で合ってる?
そんな心配を解消します。
- 250cc以下を含め、全てのバイクに12ヶ月点検の義務がある
- 年1回は、プロにバイクの調子を見てもらうのがおすすめ
- 半日1万円で、バイクがシャキッとする
こんな内容を知ってスッキリしよう。
バイクは、日々少しづつ劣化するので、変化に気づくのは難しい。
放置して致命的な不具合になると、大きな出費になりがちです。
年1回は、プロ見てもらおう!
怪しいパワーアップパーツを付けるより、よほど効果がある。
250cc以下バイクの12ヶ月(1年)点検をプロに依頼してみよう
- 車検は、250cc超バイクの法的な義務です
- 12ヶ月点検は、全排気量バイクの法的な義務、法定点検です
罰則は無いし、自分で点検してもOKです。
しかし、命を乗せるバイクだから、
250cc以下バイクも、車検と同じ一年おきには
プロに点検依頼するのがおすすめです
自分でメンテをしていても、
プロが点検整備をした後は、バイクが別物になります。
シャキッ!
12ヶ月点検費用は
- 125cc 1万円程度
- 250cc 1万2千円程度
これに消耗品の交換費用が加算されますが、合わせて2万円見ておけば十分。
作業時間は3時間程度だが、混雑具合によっては翌日渡しになるかも。
プロにしてもらうと、プロの凄さを感じること請け合い。
この先、部品交換が必要になる頃合いも教えて貰えるし
自己流メンテの問題点も教えて貰える。
高いオプションパーツを買うよりも、
プロの点検はずっと効果が有るので、おすすめです。
250cc以下バイクの点検メンテナンス
第四十八条 自動車(小型特殊自動車を除く。以下この項、次条第一項及び第五十四条第四項において同じ。)の使用者は、次の各号に掲げる自動車について、それぞれ当該各号に掲げる期間ごとに、点検の時期及び自動車の種別、用途等に応じ国土交通省令で定める技術上の基準により自動車を点検しなければならない。
道路運送車両法を引用
道路運送車両法第四十八条により、全てのバイクは12ヶ月点検の法的義務があります。
車検有無とは関ありません。
しかし、罰則は無い!
このため、12ヶ月点検をしていない人の方が多いのが実態です。
250cc超バイクは車検でチェック
それでも、250cc超バイクには車検があります。
車検のタイミングで24ヶ月点検を行うので救われます。
2年に1度はプロの整備が入る。
ユーザー車検の場合はプロの手は入らないが、
ユーザー車検を受ける人がメンテをサボるとも思えない。
車検を早く安くしたいなら、ホリデー車検がいい。
12ヶ月 (1年) 点検の内容
点検項目・内容は、排気量やショップで差異はありません。
どこで点検しても同じです。
全33項目
- フロント・フォーク
ステアリング・ステムの軸受部のがた - ブレーキ・ペダル及びブレーキ・レバー
遊び
ブレーキの効き具合 - ブレーキ・ロッド及びケーブル類
緩み
がた及び損傷 - ブレーキ・ホース及びパイプ
漏れ
損傷及び取付状態 - マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ及びディスク・キャリパ
液漏れ - ブレーキ・ドラム及びブレーキ・シュー
ドラムとライニングとのすき間
シューの摺(しゅう)動部分及びライニングの摩耗 - ブレーキ・ディスク及びパッド
ディスクとパッドとのすき間
パッドの摩耗 - ホイール
タイヤの状態
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み
フロント・ホイール・ベアリングのがた
リヤ・ホイール・ベアリングのがた - クラッチ
クラッチ・レバーの遊び - トランスミッション
オイル漏れ及び量 - ドライブ・チェーン及びスプロケット
ドライブ・チェーンの緩み
ドライブ及びドリブン・スプロケットの取付状態及び摩耗 - ドライブ・ベルト
摩耗及び損傷 - 点火装置
スパーク・プラグの状態
点火時期 - バッテリ
ターミナル部の接続状態 - エンジン本体
低速及び加速の状態
排気ガスの状態
エア・クリーナ・エレメントの状態 - 潤滑装置
エンジン・オイルの漏れ - 燃料装置
燃料漏れ
リンク機構の状態
スロットル・バルブ及びチョーク・バルブの作動状態 - 冷却装置
冷却水の漏れ - エキゾースト・パイプ及びマフラ
取付けの緩み及び損傷 - フレーム
フレーム緩み及び損傷 - その他
シャシ各部の給油脂状態
※⇒ ホンダ公式 『 12か月点検 』 を引用
もちろん該当しない箇所は割愛されます。
例えば、空冷バイクの『18.冷却装置』など。
点検項目は、日頃バイクメンテをしている人には
目新しいものは有りません。
しかし、プロが行うとなぜかバイクがシャキッとする
重整備が必要になる時期が知りたいなら
プロの点検と日曜整備の違い
プロはトルクレンチを多用する
曖昧な感覚よりも、トルクレンチの数値を優先しているように見えます。
プロの作業を見ていても、特別変わったことをしている雰囲気はありません。
日曜日に自分で行う洗車・メンテと大差を感じない。
秘訣がどこに有るのか、謎です。
唯一、気付くのは、
- プロほどトルクレンチを使う
- 素人ほど、適当な工具で適当なトルクを掛ける
12ヶ月法定点検費用と必要時間
12ヶ月法定点検費用
NAPS | 2りん館 | BIKE WORLD | |
125cc | 8,000円 | 8,000円 | 8,800円 |
250cc | 15,000円 | 13,000円 | 13,200円 |
400cc | 18,000円 | 15,000円 | 13,200円 |
400cc超 | 20,000円 | 19,000円 | 16,500円 |
※NAPS・2りん館はスクーター料金
※BIKE WORDLは税込
この価格を保証するのではありません。調査時点の一例として見てください。
費用は、カウル脱着有無・海外バイクメーカ・点検項目などの要因で前後します。
安く済ますなら、
自分でオイル・エアフィルタなどの消耗品を交換してから点検に出す
けれど、ショップの経営もあるだろうし、大人な対応をしたい
最安を気にするなら、バイク購入店を含め近隣の数店に費用を問い合わせ、どこで点検するか決めてもいい。
けれど、なじみのショップを作る切っ掛けにすのもイイ。
ショップを覗いて見ただけでは、なかなか雰囲気はつかめない
実際に作業を依頼して、初めてわかることもあります
高価なメンテを依頼する前に、味見したい
作業時間
作業自体は、半日程度で終わります。
けれど混雑状況によっては、翌日以降の出来上がりになる場合もあります。
その場合は、どうやって帰るのか、代車はあるのかも考えなければいけない。
オイル交換をするなら、どのオイルがいいのか?
250cc以下バイクの1年点検をした方がいい理由!まとめ
プロに12ヶ月点検をしてもらうと、
誰でも、バイクに乗った瞬間に違いが判ります。
- ブレーキを握った時のカッチリ具合
- ブレーキが効き始める瞬間のタッチ
- エンジンの軽いフケ上り
- エンジンの軽い動作音
何もかもが、カッチリしている。
メカ時計のように精密で、計算された遊びがその表面を覆っている。
プロには脱帽します。
年間走行距離や、日頃のメンテ状況にもよるけれど
年に1度は12ヶ月点検をプロに依頼しよう
費用は1万円前後、消耗品交換して2万円以下です。
作業時間は、3時間程度。
怪しげなパーツを付けるよりは、何百倍も効果を感じられます。
日々、少しづつの劣化だから気付かないけれど、
プロがリセットすると
バイクが生まれ変わります。
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