バイク乗りは、行き止まりが大好きです。
何故かバイクで岬や峠を目指してしまう。
岬にポツンとある自販機で熱い缶コーヒー買い、タバコを吸いながらバイクの上で休憩するのが定番だった。
でも・・・

何か、周りの視線が冷たくない?
そんな疑問を解消します。
もう、タバコと缶コーヒーの時代じゃない
- 缶コーヒーはエコじゃない
- タバコは百害あって一利なし
老害にならないよう、改めよう
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイク乗りには、こだわりが多い偏屈が多い。
だから時代に逆らうのが『カッコいい』となんて思ってませんか?
もちろん、自分が自分であるために譲れない部分はあります。
だけど、缶コーヒーやタバコは、違う。
岬に着いたら、熱いコーヒーを沸かして日の出を待とう。
という主張です。
バイクに缶コーヒーとタバコはもう古い 【タバコがカッコいい時代は終わった】
ドライブインにたどり着いた男がヘルメットを脱ぎ、シワくちゃのタバコを取り出して一服する
大きく安堵の煙を吐く男と、それを見つめるドライブインのウエイトレス
80年代のバイクブームの時代は、タバコはカッコ良かった。
ラッキーストライクのCMに代表されるように、カッコいいバイク乗りにタバコは欠かせませんでした。
そして車やバイクのレースでは、ラッキーストライクやマルボロのロゴのついたバイクがしのぎを削ってました。
タバコメーカのマークがついたレプリカバイクは、羨望の的。
性別・年代別喫煙率の推移

しかし、時代は変わりました。
かつて、80%以上の男性がタバコを吸っていたけれど、喫煙率は減り続けて現在は20%近くにまでなりました。
それでも海外と比べるとまだ高い。
教育歴が低いほど、職業階層が低いほど喫煙率は上昇する傾向があります。(東京大学大学院医学系研究科データを引用)
言い方は悪いけれど、底辺に近づくほどタバコを吸う人が多くなる。
タバコに接する機会が多いともいえるのかもしれない。
喫煙に百害あって一利なしは誰もが解っているけれど、一度習慣化するとなかなか止められません。興味本位で吸ってしまう前に、危険性を教えるのが大人の役目なのです。
大人の自分がタバコを止めないのは、自分の責任なので好きにすればいい。
しかし、子供の前で吸うのはやめた方が良い。
『臭い・汚い・有害』。
岬でカッコつけてタバコを取り出す時代では無くなってます。
バイクに缶コーヒーとタバコはもう古い 【峠や岬に自販機はもう無い】


日本に自動販売機は390万台あります。その内、219万台が飲料自販機です。
(※一般社団法人日本自動販売システム機械工業会データを引用)
アメリカ全土の自販機の数とほとんど同じ数の自販機が、狭い日本にあります。
これほど自販機が至る所にある国は、他にありません。
狭い日本にそんなに必要ですか?
誰も来ない岬の先端に、自販機がポツン
- なぜ、海外には自販機が少ないのか?
- なぜ、日本の自販機が減ってきているのか?
この2つを知れば、今後は峠や岬で缶コーヒーを飲めなくなるのが理解できるはず。
1.海外で自販機が少ない理由

- 治安の問題
- 景観の問題
日本ほど治安の良くない海外では、誰も居ない場所にお金が入った自販機が置いてあったら、根こそぎ持ってかれてしまう。
頑丈なカギを掛けたとしても、重機でなぎ倒して持ってくそうです。
日本はそれだけ安全な国だということかもしれない。
そしてもう1つの理由が、市民の街の景観への意識の高さ。
景観を損なう場所への自販機設置は認められず、ポイ捨ての規制・罰則も厳い。
歴史的に、街は自分達で守るという意識が意識が根付いているのです。
誰も見て無いからと、空き缶やたばこの吸い殻を投げ捨ててませんか?
神様は見てます
2.日本の自販機が減ってきている理由
- コンビニの方が便利で安い
- 自販機に補充する人員の不足
- ペットボトルの台頭
自販機が減った理由は、複合要因と考えられてます。
コンビニが増えたこと
自販機よりも品ぞろえが多くて、コーヒー以外にもパンやカップ麺も買える。
便利ですよね。
さらに、基本的に定価販売の自販機よりも安い値段で買えるのも大きい。
どんどん貧乏になって行く日本において、安さは正義です。
人材不足
さらに、人材不足の波が自販機業界にも押し寄せてます。
自販機に飲料を補給している人の姿を日常的に目にしていると思います。
飲料を積んだトラックで何十か所もの自販機を回って、
- 飲料を補充
- 売上の集金
- おつりの補充
重労働なので、人が不足してます。
このため、維持管理可能な自販機の台数も減っている。
ペットボトルの台頭
缶を開けたら飲み切らなきゃいけない缶コーヒー
ペットボトルは、飲み切らなくてもフタをすればいい。
一気に飲まなくても、フタをしてドリンクホルダーに入れておけばいい。
ペットボトルの自販機も増えてはいるけれど、自販機の主流は飲み切りタイプ。
品ぞろえの多いコンビニでペットボトルを買っちゃいますね。
缶コーヒーはエコじゃない

缶コーヒーは、アルミ缶に出来ません
リサイクルが進まないので、厳しい
缶コーヒーがアルミ缶なら、百歩譲ってエコとして生き残れるかもしれない。
しかし缶コーヒーのように加熱殺菌が必要な飲み物は、アルミ缶には出来ないのです。
加熱殺菌後に冷えて来ると、アルミでは中身の収縮に耐え切れず缶が潰れてしまうのです。
炭酸飲料なら、内圧が高いので潰れずにアルミ缶に出来るけど、コーヒーはムリ。
丈夫な鉄の缶が必要なのです。
缶コーヒーをバイクで温めて飲んだこと有るよね
エンジンやマフラーの上に缶コーヒーを置いて
熱いコーヒーを飲みながら一休みするのは至福のとき
タバコ、缶コーヒーの代わりに
バイクは走ること自体が楽しいので、行き止まりである峠や岬まで行ってしまう。
だから、峠や岬が観光地である必要もない。
自販機が有って、暖かいコーヒーを飲みながらタバコが吸えればよかった。
しかし、タバコも自販機も消え行く運命です。
バイク乗りは、峠や岬で何をすればいいだろう。
おすすめは
- ラーメン
- コーヒー沸かし
1.ラーメン

タバコの代わりにラーツー
タバコなんて不健康なものを吸ってる場合じゃない。
タバコなんて吸ってるから、バイク乗りはいるまでたってもアウトローなのです。
ここはひとつ、ラーメン食べてエネルギーを補給しよう。
ラーツーです。
バイクなので、アレコレ料理をするアイテムを持って行くのは厳しい。
最初はスーパーで買ったカップラーメンで十分です。岬・峠で食べるラーメンは、旨いに決まってる。
でも、慣れてきたら『マルタイ棒ラーメン』。
マルタイは、福岡に本社のある1960年設立の即席棒状めんのパイオニア。
独自製法のノンフライめんには、中毒性があります。
一度食べたらもうカップ麺には戻れないし、お店のラーメンさえ物足りなく感じるほど。
濃厚でいてくどくなく、後味も良い。
せっかくタバコを止めれたとしても、今度は棒ラーメンを止められなくなるかもね!
ラーツーの基礎はココ
2.コーヒーは沸かす
缶コーヒーの代わりに、コーヒーを沸かして飲もう
いきなり色んな道具をそろえる必要なんて有りません。
最初は、家庭用カセットコンロが使えるガスバーナーとカップがあればいい。
お湯を沸かして、インスタントコーヒーを一口飲んで、大きく息を吐いてみよう。
タバコを吸うよりよほどリラックスできるし、口寂しいのも紛れます。
慣れてきたらコーヒーミルを持って行って、挽きたてを楽しもう
アウトドアチェアがあると、マッタリ出来る
バイクに缶コーヒーとタバコはもう古い まとめ

バイク乗りには、こだわりが多い偏屈が多い。
だから時代に逆らうのが『カッコいい』となんて思ってませんか?
もちろん、自分が自分であるために譲れない部分はあります。
そこは1ミリだって譲る必要はありません。
けど、缶コーヒーやタバコは、アイデンティティにかかわるところ?
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