ヘルメットは、安全なフルフェイスがおすすめなのは解っている。
転倒時にアゴ部分も守られるからね。
でも、スクーターやクルーザー、レトロバイクでのんびり走るなら、ジェットヘルメットもあり!

ジェットヘルメットは
どんなのがおすすめ?
そんな疑問を解消します。
コンパクトな帽体のポップなジェットヘルメットに
バブルシールドを合わせるのはどうだろう
メリット
- 安価
- 視界が広い
- シールドの圧迫感が無い
デメリット
- 安全性
- 視界が歪む
- 風が巻き込み易い
こんな内容を知って、スッキリしよう。
戦闘的なヘルメットを被ると、自然と攻める走りになりがちです。
反対にバブルシールドを使うと、平和的にトコトコ走りたくなる。
どちらもバイクの楽しみ方の1つ。
楽しんだもの勝ち!
バブルシールドのジェットヘルメットで、のんびり走りのススメ

バイクは、奥が深い。
- バイクを大きく倒し、コーナーを素早く走り抜けるのは楽しい
- 高速道路をカッ飛ぶのも楽しい
一方で、
- 里山の景色を楽しみながらトコトコ走るのは楽しい
- カフェ探しをしながら、街中を散策するのも楽しい
スクーターやクルーザー、レトロバイクで流すような走り方をするなら、フルフェイス以外のヘルメットを試してみたい。
ジェットヘルメットにバブルシールドがおすすめです。
ジェットヘルメットは、安全なの?

ヘルメットは、フルフェイスが安全なのは解っている。
転倒時にアゴ部分も守られるからね。
でも、ARI・SHOEIだってジェットヘルメットのラインナップを持ってます。
これは、転倒時の安全性が全てでは無いからです。
アクティブ セイフティ

安全性には、アクティブ セイフティとパッシブセーフティがある
- フルフェイスは、パッシブセーフティの向上
- ジェットは、アクティブ セイフティの向上
衝突安全性(パッシブセーフティ)は、フルフェイスが一番。
しかし、アクティブ セイフティならジェットヘルメットにバブルシールドの方が安全です。
- 広い視界
- 軽くて疲れにくい
- シールドが離れてるので、圧迫感なくリラックスできる
決して、フルフェイスヘルメットが万能な訳じゃ無い。
本格的なツーリングなら、パッシブセーフティを優先させてフルフェイス。
近場をトコトコ走るなら、パッシブセーフティを優先させてバブルシールド。
そんな使い分けもアリ。
ジェットヘルメット+バブルシールドのメリット・デメリット

パッシブセーフティに優れたジェットヘルメット+バブルシールドのメリット・デメリットを確認しておこう。
両方を確認した上で、自分の走り方に合うヘルメットを選んで欲しい。
メリット

- 安価
- 視界が広い
- シールドの圧迫感が無い
- シールドが曇り難い
- 水分補給し易い
- そのままコンビニに入れる
フルフェイスは、複雑な製造工程なので高価になりがちです。
ARAI・SHOEIなら、6~8万円ほどの価格になります。
一方、ジェットは構造が簡単なので、1~4万円と安価に済みます。
そんなジェットには、バブルシールドを合わせたい。
フルフェイスに比べ視界が広く危険を察知し易い。それにバブルシールドと顔面は離れているので、圧迫感が無く呼吸も楽で安心して走れます。
自分への圧迫感が無いのと共に、相手への威圧感も無いのでシールドを上げればそのままコンビニにも行けるし水分補給も出来る。チョッと走っては寄り道をするようなツーリングにも良いですね。
デメリット

- パッシブセーフティ
- 視界が歪む
- 風が巻き込み易い
パッシブセーフティの面では、アゴの防御の観点でフルフェイスに及ばないのは、前述の通り。
また、バブルシールドは大きく前方に張り出しており、気密性が無いので風を巻き込み易い。
冬場は寒いので、フェイスガードを併用した方が良い。
だけど、バブルシールドで高速走行するのは使い方が間違ってる。低速で走る分にはそこまで風の巻き込みは気になりません。
そして球状のシールドは曲率が高いのでどうしても視界が歪みます。視界の一部が歪んで見えることも多い。
気になる人にとっては致命的な欠点になるかもしれない。
歪みが少ないと評判のシールドを使うことである程度は改善できるけど、全く歪まないバブルシールドは無いので許容できる人のアイテム。
おすすめのジェットヘルメット、バブルシールド

一口にジェットヘルメット、バブルシールドと言っても、千差万別。
おすすめを紹介します。
ハーレー乗りのガチ勢向けではありませんので、悪しからず。
1.ARAI CLASSIC AIR

Araiのスモールジェットの新定番が、 CLASSIC AIR。
従来の定番だった『CLASSIC MOD』がリファインされてCLASSIC AIRとなりました。
トラディショナルな外観はそのままに、最新機能をGET。
JIS規格品。
- ベンチレーション機構の搭載
シェル内部に空気の通り道を作ることで内部が快適になりました
※この機構は、 RPAIDO NEOにも使われてる - 取り外し可能な内装
内装が取り外し可能になりました
ガイガシ汗を洗い流そう
バブルシールド BOGO BG09
ARAI CLASSIC AIRの純正シールドにバブルタイプはありません。
一般的なシールドのみオプション品として設定されている。

しかし、社外品のBOGO BG09が取り付け可能です。
- 耐衝撃性に優れたポリカーボネート製
- フリップアップ開閉式
- バイザー付
- スライド式3点ホック
- 傷防止コーティング
- 曇り止め加工
- UVカット
- 7色展開
bogo オプティカル社は世界中で年間100万枚を販売するヘルメットシールドメーカ。
歪みが少なくて傷つきにくいと評判です。スライド式3点ホックなので様々なヘルメットに付けられるのも良い。
カラーも豊富なので、好みのシールドが見つかるはず。
BOGOのバブルシールド付けてみた!
— ニコル隊長 (@nicole_taicho) April 29, 2024
イカすっ!
あとは奥様のようのビーコム買えばタンデム用ヘルメット完成やな! pic.twitter.com/PFIgQZaRI7
2.TT&CO. スーパーマグナム
TT&CO.は、元々はカスタムショップ。
現在は、東京都 江戸川区をベースにヘルメットメーカとしてクラシックスタイルに合うヘルメットを制作してます。
スーパーマグナムは、日本人の頭に合う帽体を採用しており、独特の発色とともに古き良きアメリカンな雰囲気が楽しめます。
SG規格、DOT規格品。
バブルシールド BOGO BG09

BOGO BG09が取り付け可能です。
bogo オプティカル社は世界中で年間100万枚を販売するヘルメットシールドメーカ。
歪みが少なくて傷つきにくいと評判です。スライド式3点ホックなので様々なヘルメットに付けられるのも良い。
カラーも豊富なので、好みのシールドが見つかるはず。
バブルシールドなら、黄色やオレンジのビタミンカラーを試してみたくなる。
3.BUCO ストライプ
BUCOは、アメリカ発祥のバイクアクセサリーブランド。
かつては隆盛を極めてたけど、いつの間にかマーケットから姿を消してしまった。
そんなBUCOが日本人の手によって復活しました。
往年のノスタルジーな雰囲気は守りつつ、スタイリッシュなヘルメットを作ってます。
SG規格品。
バブルシールド BOGO BG09

BOGO BG09が取り付け可能です。
bogo オプティカル社は世界中で年間100万枚を販売するヘルメットシールドメーカ。
歪みが少なくて傷つきにくいと評判です。スライド式3点ホックなので様々なヘルメットに付けられるのも良い。
カラーも豊富なので、好みのシールドが見つかるはず。
4.HONDA Monkey ヘルメット
- Size:M(57-58cm未満)L(59-60cm未満)
- 規格:PSC/SG 全排気量対応
コピー商品ではありません。
HONDAが認めた正規品で、カラーリングも豊富に揃ってます。
Monkey乗りは、必須?
5.リード工業 MOUSSE
バブルシールドは、シールドまでの距離があるので圧迫感が無く快適。
メガネとの干渉を気にする必要も無い。
- SD規格(全排気量)
- 開閉式バブルシールド
- ラチェット式バックル
- 内装丸洗い可能
帽体の豊富なカラーリングに加え、バブルシールドもカラーラインナップが豊富です。
多くの組み合わせの中から、あなたらしさを演出しよう。
6.マルシン MCJ4 フェザー
翼の生えたヘルメットのデザインは、自由の象徴。
- SG規格(全排気量)
- ラチェット式バックル
- 内装丸洗い可能
レトロなデザインとカラーラインナップであなたのバイクライフを盛り立てます。
汎用シールド対応なので、好みのシールドを合せよう。
BOGOのシールドがちょっと予算オーバーなら、リード工業のシールドを試してみるのも良い。
試しやすい価格なので、色の冒険もできる。
7.石野商会 Small John Jet SJ-308ST
- 規格:PSC/SG 全排気量対応
- サイズ:フリー(57~60cm未満程度)
- サイズ調整スポンジ付属
- ワンタッチバックル
石野商会は、1982 年設立 東京都⼩平市に本社のある日本企業。
バイク・自転車用品の企画・輸⼊・販売会社です。
40年間、愛され続けてきたのには理由がある。
バブルシールドのジェットヘルメット まとめ

全身を本気のバイクウエアで決めて、フルフェイスでカッ飛ぶのも楽しい。
だけど、里山をトコトコとのんびり景色を見ながら流すのも楽しい。
気に入った場所があれば、そこでコーヒーでも入れてマッタリ過ごしたい。
そんなトコトコ走りなら、ジェットヘルメットにバブルシールドが似合います。
肩の力を抜いて、のんびりバイクのある日常を楽しもう。
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