バイクに乗るのなら、任意保険に入るのは当たり前だと思いますよね。
しかし、実際に任意保険に入っているのはバイク乗りの47%に過ぎません。
車の任意保険加入率75%に比べるとまだまだです。
(チューリッヒ保険会社のデータを引用)
4台に1台の車が任意保険に入ってないのも驚きだけど、バイクは2台に1台が任意保険に入ってない。

バイクは被害者になる事がほとんどなので、
任意保険は不要だよね?
そんなバイクの任意保険の誤った知識をスッキリさせます。
交通事故でバイクが被害者にしかならないなんて、大うそ
- 良くある交差点での右直事故
直進バイクの過失が0なんてまず無い - バイクの直前に人が飛び出してきた
バイクの過失とされる
バイクが100%被害者なんてことには、まずならない
だから、バイクに乗るなら任意保険は必須
保険会社によって保険料は大きく変わるので、保険会社を賢く使おう
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイクは、車に比べたら交通弱者だ。
車と事故ったら100%車の責任となり、全て車側が損害賠償してくれる。
そんな幻想を信じてたら、ひどい目に遭います。
一生掛けても払えない婚外賠償を抱える前に、バイク保険を考えてみて。
なぜ、バイク任意保険の加入率は47%しかないのか?

バイク任意保険に入っていないと、事故で加害者になったとき莫大な賠償を払う羽目になる。
そんなことは、誰もがわかってます。
万一、死亡事故の加害者になってしまったら、億単位の賠償になるのも珍しくない。
人生が終わってしまいます。
でも、実際にはバイク任意保険の加入率は47%しかない。
この原因は、

バイクは交通弱者だから
事故に遭ったら被害者にしかならない
こんな幻想を信じているからじゃないですか?
バイクは保障される側にしかならないので、バイクの任意保険は無駄だと思ってませんか?
バイクが被害者にしかならないなんて、大うそ

交通事故の年間件数は、2008年には年間76万件あったけれど、2023年には30万件まで減りました。
車やバイクの性能が上がったことや交通インフラの整備により、交通事故の件数は減り続けてます。
しかし、身近に交通事故を目にすることは、まだまだ多い。
そして、これだけ事故が起きているということは、膨大な過去事例があるということ。
交通事故の状況により、どちらがどれほどの過失割合かは、判例でほぼ決まってます。
よほど特殊な事情が無い限り、判例の割合で双方の過失割合が決まります。
判例から言えるのは
バイクが被害者なので過失割合0%、なんて事にはなりません
バイクに非がなさそうな例を2つ挙げて、実際にはどんな過失割合になるのかを見てみよう。
- 交差点での右直事故
- 直前の飛び出し
1.交差点での右直事故

直進するバイクと右折する車が衝突する右直事故は、車が100%悪いと思ってませんか。
- バイクが青で交差点に入ったとしても、バイクが15%の過失割合です
- 信号待ちしている車が黄色になったので右折し出したら、黄色でバイクが交差点に入って来てぶつかった場合は、バイクが60%の過失割合です。
バイク | 車 | バイクの過失割合 | 車の過失割合 |
青で侵入 | 青で右折 | 15% | 85% |
黄で侵入 | 青で侵入し黄で右折 | 60% | 40% |
損害試算

バイクの過失 | 車の過失 | 100万のバイク(時価50万) | 500万の車(時価300万) |
15% | 85% | 50×85%=42.5万 | 300×15%=45万 |
60% | 40% | 50×40%=20万 | 300×60%=180万 |
300万の車、50万のバイクとも全損になった場合の損害賠償は、
- バイクが青で交差点に入った場合はバイクの損害42.5万貰えますが、車の損害45万払わねばなりません。つまり、バイク全損で2.5万の出費です。
- バイクが黄で交差点に入った場合はバイクの損害20万貰えますが、車の損害180万払わねばなりません。つまり、バイク全損で160万の出費です。
自賠責保険(強制保険)は物損を保障しません。全て自腹で払う必要があります。
100万で買ったバイクでも、時価評価しかされません。
これでもバイクは被害者になるから任意保険は不要ですか。
2.直前の飛び出し

バイクが直進していると、交差点でも横断歩道でもない場所で人が出てきて、はねてしまった。
- この場合は、道の右側から人が出て来ても左からでも同じで、バイクの過失割合80%です。
バイクの過失 | 人の過失 |
80% | 20% |
損害試算

バイクの過失 | 人の過失 | 100万のバイク(時価50万) | 人の骨折(200万) |
80% | 20% | 50×20%=10万 | 200×80%=160万 |
人をはねて転倒した50万のバイクが全損し、人は骨折して通院など200万掛かった場合
- バイク全損の20%、10万円貰えますが、人の損害の80%160万円払う必要があります。
自賠責保険(強制保険)は傷害120万円まで補償ですので、160万の内120万は保険金が出ます。
つまりバイクは全損で30万円の出費です。
それでも、骨折で済んだのであれば不幸中の幸いです。
亡くなったり後遺症が残った場合の賠償は、自賠責保険3,000万円では到底追いつきません。
これでもバイクは被害者になるから任意保険は不要ですか。
あなたは、任意保険の保険料を払いすぎてませんか?

バイクが被害者にしかならないなんて、幻想なのが分かったかと思います。
だからバイク購入したら、任意保険に入るのが賢い。
で、どこの保険会社を選べばいいのか?
アクサダイレクト・三井ダイレクト・チューリッヒ、などなど。
任意保険は、割安なネット型保険を契約が主流になってます。
また、任意保険は同じ補償内容でも保険会社によって保険料は変わってきます。これは、ネット型保険がリスク細分型保険であるからです。
保険会社それぞれが独自の基準で、年齢・事故歴・住所・免許証の色などによりリスクを設定しています。
一人ひとり、リスクに応じた保険料が設定されてます。
だから、保険会社によって保険料が違う。
保険会社を横並びにして、自分の場合どの保険会社の保険料が一番安いのかを比べてますか?
同じ保障なら、保険料が安い方を選ばないともったいない。
ネームバリューとか雰囲気で保険会社を選ぶと、保険料を払いすぎてしまう。
各社で、けっこう保険料に差があります。
実際の保険料を比較してみれば、予算内で収まるかもしれない。

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そう思っているとしたら、損しかありません。
同じ条件でも、保険料は保険会社によって1万円くらい変わってきます。
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・アクサダイレクト ・チューリッヒ ・三井ダイレクト ・共栄火災 ・損保ジャパン ・AIG損保 | ・三井住友海上 ・Zuttoraide ・あいおいニッセイ同和 ・日新火災 ・SBI日本少額短期 |
ついでに自動車保険でも損して無いか見直そう
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去年の最安は、今年の最安じゃない


去年、保険会社の一括見積を取って最安を選んだ!
だから、今年は同じ保険会社でいいや
去年の最安は、今年の最安じゃない
保険会社は、リスクの見直しを毎年行ってます。
だから、去年の最安保険会社が、今年も最安になるとは限りません。
特に、この1年で自分の条件が変わった人は、大きく保険料が変わる可能性があります。
- 免許証の色が青→金に変わったり、逆に金→青になってないですか?
- 年齢が20代から30代になってないですか?
- 任意保険の等級が、事故で下がってませんか?
このような変化があった場合は特に、保険料の一括見積を取り直した方がいい。
最安の保険会社が変わっている可能性があります。
なぜ、バイク任意保険の加入率は47%しかないのか? まとめ

任意保険に入る。任意保険は毎年見直して無駄な出費は避ける 。
- 交通事故でバイクの過失割合が0%などまず有りません
- 車や人の損害は高額なので、バイク側の持ち出しになりがちです
- 任意保険はリスク細分型で、保険会社によりリスク設定は変わります
- あなたのリスク判定も毎年変わるので、去年の最安は今年の最安では有りません
任意保険に入っておけば良かったと後悔してもどうにもなりません。
バイクが被害者にしかならないなんて、そんな大うそを信じたらひどい目に合う。
自分の保障まで入る余裕は無いのなら、最低限、対人・対物だけでもバイク任意保険に入っておきたい。
等級が進んだり、自分の年齢が上がって保険料が抑えられるようになったら、自分の保障を付加すればいい。
後悔なんとかにならないようにね。
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