バイクのメンテは自分でやって当たり前。
ショップに依頼するのは軟弱!
そんな空気があるのは否めない。
バイクを自分でメンテしないのは
恥ずかしいことなの?
そんな疑問を解消します。
- バイクを自分でメンテしないのは恥ずかしくない
お金で時間を買うのは、正しい姿 - ショップに無料・安価でメンテしてもらおうとするのは恥ずかしい
バイクショップはボランティアじゃない - 最低限持っていたい工具5選
- ドライバー
- コンビネーションレンチ
- 六角レンチ
- ソケットレンチ
- コンビネーションプライヤー
こんな内容を知ってスッキリしよう。
バイク屋を目指してるのなら、話は違います。
バイクに乗るよりメンテ・レストアが好きな人が居るのも、否定しない。
けれど、いちユーザーとしてバイクに乗るを楽しみたいだけなら、
メンテはMUSTじゃない。
次の休みには、何処に行こうか?
バイクを自分でメンテしないのは、ヘタレなのか?【NO!】
車の場合は、自分でエンジンオイルを交換する人なんてまず居ません。
洗車してコーティングを塗り直すのは大好きだけど、車のメンテなんてやらない。
全てディーラーやオートバックスなどに丸投げが当たり前です。
なのに、なぜ
- 自分でメンテするのが当たり前みたいな雰囲気があるのか?
- メンテしないのは恥ずかしいことなのか?
なぜ、自分でメンテするのが当たり前みたいな雰囲気があるのか?
理由は2つ
- バイク乗りは貧乏だから
- バイクは構造が単純なので素人にもいじれる
バイク乗りは貧乏だから、自分でメンテするしかない
- 免許取得費用
- バイク購入費用
- 維持費
バイクは、趣味としてはお金がかかる部類の趣味です。
だけど、安く済ませようとすれば安価に済ませられる1面もあります。
格安バイクを買って、自分でメンテすれば安価に維持できる。
バイクの調子が悪くても、お金が無いから自分で治すしかない
強がる心理が、『自分でメンテするのが当たり前』と言わせてます。
バイクは構造が単純なので素人にもいじれる
構造が単純かつ、むき出しなのでいじり易い
最近のバイクは電子制御化され、ABS・燃料噴射を始めとするハイテク装備が増えました。
素人がいじれる部分が減ってしまった。
しかし、オイル交換・チェーンオイル塗布をはじめ、いじれる要素は残ってます。
フルカウルもあるけれど、基本的にはエンジン・サスペンションなどの構造物がむき出し。
車に比べれば、メンテもしやすくなってます。
SNS・ブログの情報
SNS・ブログなどで、メンテ方法もノウハウも容易に手に入る
昔はメンテナンスマニュアルを購入してメンテ情報を得るしかなかった。
しかし、今はSNS・ブログでメンテ情報を得ることが出来るようになりました。
事細かに手順を説明されてるので、失敗リスクが少ない。
PCXのカウルを剥ぐ方法とか
メンテしないのは恥ずかしいことなのか?
出来るに越したことは無いけれど、MUSTじゃない
お金で時間を買うのは正しい姿
自分でメンテをする・しないは置いておいたとしても、出来るに越したことは無い。
例えば、
- スマホのカメラが写らなくなった時、自分で直せた方が良い
- 車のエンジンオイル交換時期に、自分で交換出来た方が良い
- 自分で家を建てられた方が良い
当たり前ですね。
バイクも自分でメンテ出来た方が良いに決まってます。
けれど、
その技術を習得する時間・作業する場所・失敗するリスク
それらをお金で解決するのは正しい
メンテする時間をツーリングする時間に替えられる
時間は有限です。
メンテに費やす時間は、お金を払うことでショップに肩代わりして貰えます。
浮いた時間を使ってツーリングを楽しむことに、何の恥じることは無い。
もちろん、メンテ自体もバイクを楽しむ1つの側面です。
バイクで走るよりカスタム・レストアの方が楽しい人もみえます。
人それぞれと言ってしまえばそれまでだけど、
メンテを他人に依頼するのは恥ずかしくない。
ツーリング先でメカトラブルになったなら
メンテ出来ないと
ツーリング中に故障したら
どうするの?
だから、メンテ出来た方が良いに決まってます。
ツーリング中のメカトラブルにサクッと対応出来たら言うことない。
- パンク修理
- 立ちゴケ
- エンジントラブル
どこまでのメンテを自分でするか、どこからはロードサービスを依頼するか。
その閾値は、自分で決めればいい。
他人がとやかく言われる筋合いはない。
公道でコケたら、2次被害が出ないようにする行動は必要です
でも、その先どうするかは自分で決めればいい
ショップに無料・安価でメンテしてもらおうとするのはヘタレ?【YES!】
バイク屋にメンテ依頼すれば、工賃が発生する。
当たり前のことが解らない人がいます。
これくらいは、サービスだよね!
え、お金取るの?
とても恥ずかしい。
サービスにお金をはらう人が、お客様
サービスは原材料費が掛かって無いから
無料だと思ってませんか?
日本人はサービスにお金を払うのが苦手だと言います。
欧米ではウエイトレス・ウエイターにチップを払うのは当たり前。
だけど、日本では無料サービスと思われてます。
日本人がお金を払うのは、あくまで原材料に対して。
- 松坂牛のステーキだから高くても仕方ない
- 同じ雰囲気・同じ調理でも、ブランド牛じゃなきゃ安くて当たり前
バイクメンテでも同じ発想の人がいる。
部品を変えてないから、サービスが当たり前?
サービスを提供するには、コストが掛かる
技術を習得するには、コストが掛かってます。
例え5分の作業でメンテが終わったとしても、5分の時給でペイできるわけがない。
他人に依頼したらコストが発生するのが解らない人は、恥ずかしい
作業工賃が高額なのには、訳があります
こんなカスタムなら、DIYで
最低限もっていたい工具5選
いくらメンテナンスはショップに依頼すると言っても、工具がゼロという訳にはいかない。
- ミラーの角度調整
- ペダルの位置調整
- ボルトの増し締め
特別な知識やスキルが無くても可能な作業、それぐらいはできる環境を持っておきたい。
使用頻度が少ないのだから、高価なブランドツールである必要はない。
最低限の精度があって、バイクを傷めければOK。
最低限持ちたい工具は5つ。
- ドライバー
- コンビネーションレンチ
- 六角レンチ
- ソケットレンチ
- コンビネーションプライヤー
目安としては、5つで1~2万円程度のアイテムを選ぶのがおすすめ。
最低限の精度があり、オーバースペックにもならない。
そんなおすすめ工具を紹介します。
1.ドライバー
- プラス No.2
- マイナス No.6
ドライバーはこの2本があれば、バイクのほとんどのねじを扱えます。
京都機械工具(KTC)は、信頼度抜群の日本メーカ。
かといって、高価すぎず日常使いに適している。
2.コンビネーションレンチ
日常的なバイクメンテなら、8~19mmのセットがあれば十分。
TONEは大阪本社の日本企業。
チョッと高めだけど、その分精度・耐久性は間違いない。
3.六角レンチ
六角レンチは、柄が長い方がトルクを掛けやすい。
また、ボールポイントタイプだと、角度が合わなくても着座するまではクルクル回せて効率がいい。
ただし、トルクを掛けるときに使うと、なめるので厳禁。
アストロプロダクツは実店舗が全国にあるので、実際に手に取って試したい人にはおすすめ。
通販の場合は、送料が掛かるのでせっかくの安価が生かせないのがチョッと残念。
4.ソケットレンチ
ラチェットと呼ぶこともあるけれどが同じもの。
コンビネーションレンチと用途が被るように見えるけど
- コンビネーションレンチ:トルクの調節をしたいとき
- ソケットレンチ:狭い場所や、素早く回したいとき
実際にコンビネーションレンチと用途が被ることはない。
ソケットレンチは、8~17mmがあれば十分。
19mmはトルク調節しやすいコンビネーションレンチを使った方がいい。
ここでも、安価で高品質なTONEを押したい。
5.コンビネーションプライヤー
コンビネーションプライヤーは、開く角度を2段階に変えられる。
細い針金から、太いパイプまでつかむことが出来るマルチナツールです。
さらに根本が歯になっているので、針金を着ることもできる。
いろんな使い方が出来るので1つは持っておきたい。
もちろん、ペンチ・ウォータープライヤーといった単機能工具の精度はありません。
メンテに興味が沸いたら、それぞれの工具を揃えた方が良い。
けれどたまに使うだけなら、コンビネーションプライヤーの方が使い勝手がいい。
工具セットは無駄が多いが、整理できる
信頼できるKTC・TONE・アストロなどのツールセットを買う方法もある。
収納がきれいに収まり、持ち運びしやすいのがメリット。
工具に統一感もあるので、見栄えもいい。
しかし、初心者には不必要な工具も含まれてしまうので、割高にはなる。
しかし、将来を見据えて投資するのもいい。
タイヤ交換をDIYは、かなり難しい
バイクを自分でメンテしないのは、ヘタレなのか? まとめ
バイクメンテをショップに依頼するのは、恥ずかしくありません。
DIYは、増し締めなどの簡単な日常メンテ程度にとどめるのもアリ。
オイル交換などで定期的にショップを訪れれば、信頼関係も築けます。
- ショップ主催のマスツーリングで友人を増やせたり
- いざと言うときに、強い味方になってくれたり
メンテをしないことで空いた時間で、何処に行こうか?
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