バイクに乗るときに、プロテクターつけてますか?
重要性は解ってはいるけど、省略してませんか?
突っ張ったり、
当たって痛かったりするからね
そんな悩みを解消します。
- 最低限、2ヶ所のプロテクタは必須
致命傷になることが多い胸部、ダメージが大きい背中の2ヶ所が最低限
ヘルメットで頭を守のは、言うまでもない - 突っ張りには瞬間硬化プロテクターがおすすめ
普段は柔らかく体の動きを妨げないけど、衝撃が加わると瞬時に硬化し体を守る - 瞬間硬化プロテクターは寿命が来ると固くなってしまう
樹脂モノは紫外線が大敵です、革ジャンと同様に冷暗所で保管したい
こんなキーワードの内容を知ってスッキリしよう。
標準で付いてきたプロテクターは、投げ捨てたくなるかもしれない。
バイクのプロテクター着用実態と損傷部位
バイクは体が剥き出しなので、事故で転倒すると固いアスファルトに叩きつけられます。
プロテクターをした方がいいのは解ってるけど、うっとおしい。
突っ張るし、重いし、蒸れる。
バイクが楽しく無くなってしまう。
実際問題、
- どれくらい効果があって
- どれくらいの人がつけてるのだろう
バイク死亡事故の損傷部位
警視庁の調査による、バイクの事故で亡くなった方の損傷部位です。
これによると、
- 頭部ーー48.2%
- 胸部ーー27.7%
この2か所へのダメージが原因で80%近くの人が亡くなっています。
- 頭部損傷の多くは、事故の衝撃でヘルメットが飛んで行ってしまったのが原因
- 胸部損傷は、胸を強打したのが原因
ヘルメットのあご紐をしっかり締めて、胸部プロテクターをしていれば助かった命なのか?
『たられば』を言っても仕方ありません。
ヘルメット・胸部プロテクタをしてても救えなかった可能性もある。
けれど、ヘルメットと同様に、胸部プロテクターはぜひ着用したい。
胸部プロテクターの着用率
しかし、実際に胸部プロテクターを着用しているライダーは、8.4%しかいない。
これでも、10年前に比べ倍増しているので、必要性は認知されつつあります。
なぜ、プロテクタを付けないのか?
みな、解ってはいるけど、
『めんどう』だから装着しない
なぜ、胸部プロテクターを着用しないのか?
重要性を解っていないライダーは少数派です。解っているけれど、面倒だから着用しない。
それに、着用したからと言って直ぐに効果を実感できるものでもありません。
バイクに100回乗ったとしても、事故に遭わない限り邪魔な存在でしかない。
けれど、101回目に・・・・。
プロテクターは、『めんどう』だけど
胸部プロテクターに限らず、肩・ひじ・ひざなどのプロテクターはどれも、固くてゴツイ。
プロテクターを装着すると、突っ張って着心地が悪い。
空気を通しづらいのでムレて不快だし、ウエアが重くなってしまう。
これらが、『めんどう』に繋がっています。
けれど、
- 死につながる『胸』
- 重大な後遺症につながる『背中』
最低でも、この2ヶ所のプロテクターは必ず着用したい
もちろん、肩・ヒジ・ヒザが不要な訳でもないし
ヘルメットが一番大事なのは、変わらない。
どんなプロテクターでも良いわけじゃない
せっかく着用するなら、安心安全なプロテクターを着用したい
CE規格のプロテクターなら安心安全です
日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)のレースには、CE規格の脊柱・胸プロテクターが義務づけられました。
このことからも、CE規格なら安心して装着できます。
CE1でもレース参加可能なので、ツーリングにCE1(レベル1)で不足は無い。
けれど、CE2の製品も市販されてます。
可能なら、CE1よりCE2を選びたい。
【CE 規格とは】
EU(欧州連合/ヨーロッパの地域統合体)加盟国で製品を流通・販売するために必要な国際規格制度で、EU各国で定められる安全基準をまとめた EU 圏の共同規格です。
もちろん、CE規格のプロテクターをつけていれば、絶対安全なわけじゃなし
CE規格でないプロテクターがダメなわけでもない。
JIS規格とCE規格にどれほどの差があるかなんて、誰にもわからない。
ただ、CE規格の認知度が高いということです。
ヘルメットの規格も乱立してる
瞬間硬化プロテクターなら、着心地良くて面倒じゃない!
『めんどう』なプロテクターの着け付け心地良くするのが、瞬間硬化プロテクター。
普段は柔らかいけれど、衝撃が加わると瞬間的に硬くなる不思議な新素材を使ったプロテクターです。
PORON® XRD™、D3O®、SAS-TEC®といった素材が知られてます。
普段はウレタンほどの柔らかさなので、体の形に馴染んで突っ張ることが無い。
けれど、トンカチで叩いたりして衝撃が加わるとと、瞬時に固くなって衝撃を吸収してしまいます。
その後、また元の柔らかさに戻る。
突っ張らない瞬間硬化プロテクタの寿命は?
2,3年から10年以上と、幅広いSNS報告が上がってます
紫外線を避けて保管すると、超寿命が望める
柔軟性があるプロテクタは、寿命が気になります。
いい加減な製品は、数年で加水分解を起こしてベタベタになったり、柔軟性が失われて硬化しひび割れてしまうこともある。
PORON® XRD™、D3O®、SAS-TEC®といった正規の素材を用いた信頼できるブランドのものを選びたい。
いずれの素材ににしても樹脂なので、紫外線が良い影響を与えることは有りません。
使い終わったら、汗を拭きとって陰干し乾燥させ、風通しのいい暗所で保管したい。
革ジャンと同じ扱いですね!
突っ張らない瞬間硬化プロテクタの評判は?
柔らかくて突っ張らないのに、皆さん満足している
いざというときに本当に硬化するのか、不安視する人も居るけど、杞憂ですね
SNSで評判をみて見ると、やはり着心地の良さに関する書き込みが目に付きます。
皆、その柔らかさに満足されていて、ネガティブな書き込みは見つからない。
ネガティブとは違うが、事故のとき本当に硬化して守ってくれるのか不安だという声もありました。
確かに普段のフニャフニャを見ると、チョッと心配。
だけど、ソコは信じるしかない。
実際にトンカチで叩いて、硬化するのを確かめた人もいるけどね。
そして、やはりデイトナの SAS-TEC を使った製品のインプレが多い。
さすが、デイトナですね!
デイトナのsas tecプロテクターアーバニズムのジャケットに入れて良さを痛感した、、、
— まつたけ (@MTK06440681) March 8, 2023
薄くて柔らかいから着てもプロテクター入ってると思えないくらいシルエット綺麗なのにCEレベル1規格とか完璧すぎる!
ただ全部揃えたら高いのが難点かな、、、
是非オススメです! pic.twitter.com/Mn10J9bXYz
背中用のデイトナのプロテクターが届いたので入れ替え。
— Marcy(まーしー) (@BlackBeauty99) April 15, 2024
これで夏用のメッシュジャケットはサステックのトリプルフレックス(CE1)
秋冬用がサステックの黄色(CE2)
となりました。
結局、胸・背・肩・肘と全交換になったけど着心地良くなったし安全度もアップ#SASTEC#デイトナ pic.twitter.com/Ie1ng04PZK
1年半ぐらいコミネのCE2プロテクターを使ってたけど、やっぱり長時間乗ってると膝に圧迫感があったからデイトナのSAS-TECトリプルフレックスCE2を買ってみた。
— 参壱零壱零魔 (@msdigF1pvh73233) October 26, 2024
薄い!
柔らかい!
しばらく着用してても圧迫感がないのがいいなぁ・・・!
しかもこれで膝・肘・肩全部いける!!! pic.twitter.com/Y0UwP5mfYo
なんか界隈がプロテクターで荒れてますが、ぜひともせめて胸部だけでも着けといたらどうですか?って気持ちです☺️胸打ったらさすがに人間やばいので…🥹
— ちぇあ (@chair_GB350S) September 12, 2023
ということで私が着けてるのはHYODのD3O Air チェストプロテクター!!柔らかくて着け心地よくて衝撃にはちゃんと耐えてくれる(らしい)よ!!!! pic.twitter.com/HjOdc5Gs42
突っ張らない瞬間硬化プロテクタのおすすめ5選!
不思議な新素材を使った胸・背中プロテクターのおすすめを紹介します。
- デイトナ SAS-TEC
- HYOD D3O
- ICON D3O
- POWERAGE PORON
- 鎧武者 XRD
ジャケットに付属のプロテクターと差替えるだけで、着心地の悪さや『めんどう』から解放されます。
1.デイトナ SAS-TEC
SAS-TEC®は、衝撃が加わったときに瞬間硬化する、特殊な発泡ウレタン。
普段は柔軟で体のラインにフィットするので、つけていることを忘れるほど。だから、ウエアの上からも目立ちません。
それでいて、衝撃が加わると瞬時に硬化して、ライダーを衝撃から守ります。
エアバッグのように、1度の使用で使い捨てにはならず、繰り返しの衝撃にも柔軟性・瞬間硬化性を失なわない。
素材の水分吸収率が1%以下と低いので、汗をかいても清潔なままなのも嬉しい。
分厚さにより、CE1規格とCE2規格が選べます。
2.HYOD ヒョウドウ D3O
柔軟なD3Oにより、通気性と軽量性に優れたプロテクター。
エアベンチレーション構造とエアメッシュにより、軽くてべた付かないのが特徴です。
CE1をクリア。
3.ICON アイコン D3O
ICONは、アメリカでNo.1のバイク用品ブランド。
派手なヘルメットで知られてるけど、プロテクターは堅実な作りです。
CE1をクリア。
4.POWERAGE パワーエイジ PORON
衝撃吸収力に優れ、軽量でやわらかな素材PORON®XRD®を使用したプロテクター。
体のライン、動きに沿うしなやかさは、ライディングを妨げない。
5.鎧武者 XRD
鎧武者は、スポーツ用品の製造および販売を行う大阪本社のエビスニット株式会社のブランド。
衝撃を受けた瞬間に硬化するXRDを採用。
※「XRD®」は米国ロジャース社の登録商標です。
分割パッドが体の動きに追従し、しっかりフィットするとともに、メッシュ素材を採用することで蒸れを軽減。
メインはスノーボードでの使用を想定されてます。
ガッチリしたプロテクターが好みなら
瞬間硬化プロテクターなら、着心地良くて面倒じゃない まとめ
Tシャツ1枚でバイクに乗るのは気持ちい良いけれど、コケたら悲惨です。
そこまで行かなくても、バイクジャケットが窮屈だからと、
プロテクターを抜いて着ている人は多い。
瞬間硬化プロテクターは、薄くて軽くて柔らかい
試してみる価値は有ります
コケて後悔する前に、試してみれば、
また1つバイクが好きになる。
併せて読みたい。