雨が好きなバイク乗りはいない。
けど、雨でも乗らなきゃいけないときもある。
通勤・通学やロングツーリングでは雨は避けて通れない。
レインウエアを着るのはもちろんだけど、
グローブの雨対策も重要。
けれど、レインウエア以上にレイングローブ選びは悩ましい。
種類が多すぎる
どれを選べば良いの?
そんな悩みを解消します。
雨のバイクが快適になるレイングローブは、有りません
- 完全防水タイプは、濡れないけど蒸れる
- 透湿タイプは、性能が長続きしない
おすすめなのは、 コスパのいい透湿タイプです
早めのサイクルで買い換えて使いたい
こんな内容を知って、スッキリしよう。
手が濡れると、心まで濡れるからね!
レイングローブ選びは素材選び
レイングローブには2種類あります。
- ネオプレーンやビニールで作られた完全防水タイプ
- 透湿防水素材を使ったハイテクタイプ
適材適所なので、どちらがエライということは有りません。
あなたのバイクの乗り方に合わせて選ぼう。
このレイングローブがあれば
雨でも快適にバイクに乗れるの?
雨が快適になるグローブは、ありません
手が濡れないので、雨のユウウツが少し解消されるだけです
可能なら、雨の日は乗らない方が良い
雨の日は、視界が悪く・滑りやすく・寒い。
どんなグローブでも、3重苦なのは変わらない。
晴れた日の倍くらいのマージンを持って走りたい。
ネオプレーンやビニールで作られた完全防水タイプ
水を通さない素材で作られたグローブです。
プロテクターはついていないので、転倒などで手にダメージを受けるかもしれません。
雨の日は、超安全運転で行こう。
完全防水タイプのメリット
ローテクなので、安いのが嬉しい
500円~2,000円程度で十分使えるグローブが選べる
よく使われる生地素材は、ダイビングウエアにも使われるネオプレーン。
生地に厚さがあるので、ネオプレーンは防寒にもなります。
もちろん真冬をネオレーン1枚で乗り切るのはムリだけどね!
あくまで、春・秋の雨による冷え込みに対する防寒です。
冬の雨には、ハンドルカバー!
完全防水タイプのデメリット
透湿機能が無いので、長時間使うと中が蒸れます
汗でべたついたり、冷えたりする
2時間ほど乗車すると、手汗で手が冷えてきます。
けれど通勤・通学や突然の雨であれば十分な時間です。
ネオプレーンは分厚いので、操作性が悪くなるのもデメリット。
分厚さは、防寒には良いが操作性は悪くなる背反なのです。
完全防水タイプのおすすめレイングローブ 5選
- ネオプレーンの温かさ
- ゴム引きのダイレクトな操作感
どちらも捨てがたい。
このタイプのおすすめは5つ。
- デイトナ RIDEMITTネオプレン防水グローブ
- おたふく手袋 ソフキャッチエクストリームウォーム
- コミネ セミレインコンダクティブグローブ
- ネオプレーン グローブ
- ワークマン
1.デイトナ RIDEMITTネオプレン防水グローブ
4mm厚ネオプレーン素材なので、防寒性能も高い。
手のひら側には、グリップを高める加工がしてあるので、雨で手が滑りにくい。
デイトナらしい、バイクへの心配りがあるグローブです。
2.おたふく手袋 ソフキャッチエクストリームウォーム
バイク乗りの間でも、話題になりつつあるおたふく手袋
おたふく手袋には、ブレイク前のワークマンと同じ雰囲気がします。
このグローブは、天然ゴム引きで完全防水。
天然ゴムの滑り止めにより、スロットル操作も楽になります。
裏起毛なので保温性もいい。
万一の時には、メカニックグローブとしても活躍します。
ネーミングのセンスはアレだけど、性能は確か。
そして、コスパも抜群。
3.コミネ セミレインコンダクティブグローブ
コミネは、レイングローブもコスパがイイ。
手のひら側全体が導電素材なので、手袋をしたままスマホ操作が出来ます。
しかし、走行中のスマホ操作は違反だからね!
4.ネオプレーン グローブ
Amazonで人気のネオプレーングローブ。
手のひら側に、エンボス加工があり滑り難い。
迷彩柄がいい雰囲気を出してます。
5.ワークマン 防水シェルグローブ
⇒ ワークマン
ポリエステル・ポリウレタン・人工皮革素材の防水手袋。
2900円。
メッシュインナー付きですが、保温や、透湿機能はありません。
レイングローブに関しては、
ワークマンより他社の方が魅力的です
いっそ、バイクに屋根をつけてしまう?
透湿防水素材を使ったハイテクタイプ
雨は通さず、湿った空気は通すハイテク素材で作られたグローブです。
プロテクター付も有るが、その部分は透湿しないのでプロテクターは無い方が使い易い。
事故のリスクとは、背反だけど、そこは自己責任。
透湿防水素材のメリット
メリットは当然、グローブ内部の湿った空気を透湿して、
内部がサラサラに保てること。
手がムレ無いので、気持ち良く運転出来る。
透湿防水素材としてゴアテックスは有名です。
しかし、最近は透湿防水の新素材が多く出て来ました。
これらはゴアテックスほど高価ではないので、安価に透湿防水が手に入るようになりました。
透湿防水性能については、ココ
透湿防水素材の デメリット
グローブの透湿防水性能は長続きしません
ゴアテックスを筆頭とするハイテク素材を使い、透湿防水をうたうグローブは多い。
しかし、初期性能の劣化が早めなのが、透湿防水グローブのデメリット。
原因は、グローブは常にハンドルを握ってるためです。
擦れたり汚れたりして撥水機能が低下しやすい 。
撥水が無くなると、唯の防水グローブになってしまいます。
また、縫い目から水が侵入して防水性も落ちてくる。
高価な透湿防水グローブも、賞味期限は短めなのは変わりない
コスパの良いグローブを早い周期で買い替えた方が、満足感は高い
もちろん、高価なゴアテックスを早い周期で買い替えるに越したことはない。
この辺りの詳しい話はココ
透湿防水素材のおすすめレイングローブ 8選
各社オリジナルの透湿防水シートを使ったレイングローブたち。
おすすめは、5社、8モデル。
- ゴールドウイン ゴアテックスレイングローブ GSM26015
- RSタイチ ドライマスターフィット レイングローブ RST449
- RSタイチ ドライマスターフィット エッジ レイングローブ RST450
- ラフアンドロード ラフレイングローブ
- ラフアンドロード ラフプロテクションレイングローブ
- コミネ プロテクトレイングローブ GK-245
- ショーワグローブ
- ショーワグローブ 防寒手袋
1.ゴールドウイン ゴアテックスレイングローブ GSM26015
最高を求めるなら、ゴールドウィンのゴアテックス。
一度、ゴアテックスを体感してみるのもいい。
試さずに批判するのは、説得力が無い。
各部の作り、裏地の使い方。
細部にわたった心配りは、ゴールドウインならでは。
高価なのには、理由があります。
2.RSタイチ ドライマスターフィット レイングローブ RST449
TAICHIオリジナルの透湿防水シートを使ったレイングローブ。
- スマホ操作対応
- 手のひらフォーム素材のプロテクター
RSタイチらしいグローブです。
3.RSタイチ ドライマスターフィット エッジ レイングローブ RST450
手の甲にプロテクターがあるタイプが好みなら、こちら!
4.ラフアンドロード ラフレイングローブ
左手親指にシリコンワイパーがついており、ヘルメットシールドを拭くことが出来る。
バイク専用品ならではのアイデアが光る。
もちろん透湿防水。
5.ラフアンドロード ラフプロテクションレイングローブ
手の甲にプロテクターがあるタイプが好みなら、こちら!
6.コミネ プロテクトレイングローブ GK-245
コミナックルにインナー型のハードプロテクターを搭載した、透湿防水グローブ。
7.ショーワグローブ
透湿防水グローブが500円。
見た目がただのビニール手袋なのが難点ですが、この値段なら許せる。
実際使ってみたが蒸れないし、直ぐにダメになる事も無い。
8.ショーワグローブ 防寒手袋
寒い時期には、防寒タイプもあります。
内部は起毛パイル地で温かい。
この手袋は『Amazon’s Choice』に選ばれてます。
雨の日は、家でまったりもいい。
バイクレイングローブのおすすめ! まとめ
バイクには青空が似合います。
雨の日にバイクに乗っても楽しくは無い。
- ロングツーリングで雨の日
- 通勤通学
- ゲリラ豪雨に出会ってしまった
しかし、雨でも乗り出すしかないときもあります。
憂鬱な雨を少しでも快適にするには、手を濡らさないこと。
バイクの常時品の一つにレイングローブがあると安心です。
くれぐれも、雨のバイクはお気をつけて!
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