車では一般的なサンキューハザード。
道を譲ってもらったら、ハザードランプを1,2回点滅させて感謝の意を示します。
バイクもサンキューハザード
した方が良いの?
そんな疑問を解消します。
結論を言ってしまえば
- バイクは姿が見えるので、基本はハンドサイン
- 夜間で姿が見えないなら、サンキューハザード
注意したいのは
- 乱暴な抜き方をした後のハンドサインは、煽りになる
- ハザード出せば、何でも許される訳じゃない
- ハザードは違法なんて、細かいことは言わない
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バックミラーに映り込んできたバイク。
道を譲ると適度な車間を開け、恐怖を感じさせずに抜いていく。
そして、左手を軽く上げ、感謝のハンドサイン。
惚れてまうやろ~!
バイクもサンキューハザードした方が良いの?【ハンドサインとの比較】
- 合流で譲ってもらった時
- 遅い車を追い越し手行く時 などなど
軽自動車から大型車まで、多くの車がサンキューハザードを使ってます。
でも、元々はトラックが行ってた挨拶。
トラックは荷台に隠れ、後ろから運転手が見えないので
ハンドサイン代わりにサンキューハザード
それを見た他の車が真似しだしたのが始まりです。
運転手が見えるような車なら、手を出して感謝の意を伝えるのが本来の姿です。
バイクはライダーが丸見えなので、ハンドサインがおすすめ
ライダーの姿が見えてるのに
ハザードを出すのはなんか違う
後ろの車からライダーの姿が見えているのなら、サンキューハザードを出すまでもない。
ライダーのちょっとしたしぐさでも、よく見える。
軽く左手を上げるだけで、意図は伝わります。
軽く左手を挙げて、『ありがとう』とつぶやけばいい。
『ヤエー』と同じでいい。
もちろん声が届く訳は無いけれど、以心伝心。
気持ちは思ったよりずっと伝わるものです。
それに昼間のハザードランプって、目立たない。
車が譲ってくれた時に、安全に華麗に抜いていくバイク
追い抜きざまに、左手でアリガトウ
一連の行動がよどみなく出来たなら、初心者卒業ですね
逆にダサいのは、こんなやつ
手を離すのが怖いなら
まだバイクに慣れて無くて、手を離すのが怖いなら
軽く会釈すればいい
無理に手を離してハンドサインを出す必要はありません。
バランスを崩して転倒したら元も子もない。
それにせっかく譲ってくれた車を事故に巻き込むことになってしまう。
- ハザードが出せるならサンキューハザード
- それも危ういのであれば、軽く会釈するだけで良い
要は感謝の気持ちが伝わればいいのです。
ちょっとした仕草で、感謝の気持ちは伝わります。
信号待ちで止まってから、ピースサインなんかもいい。
エッ?バイクにハザードが付いてない?
そんなあなたは、迷いなくハンドサイン!
夜間でライダーが見えないなら、サンキューハザード
夜はライダーの姿が見えにくい
サンキューハザードを積極的に使おう
ハンドサインが基本と言ったけど、夜間は別。
暗闇に紛れライダーが見えないので、車と同様にサンキューハザードを活用しよう。
ハザードスイッチとキルスイッチが並んでると思うけど
間違えてもキルスイッチは押さないでね!
走行中にキルスイッチを入れると
点火プラグへの電流が止まり、エンジンブレーキがかかる
後輪がロックする訳じゃ無い。
だから急ブレーキが掛かり、ライダーが前に投げ出されるようなことは無い。
でも、慌ててキルスイッチを解除すると
マフラーに充満した生ガスが爆発して、バックファイヤー!
後ろの車は驚くに違いない。
ピカピカのバイクで颯爽と
サンキューハザード・ハンドサインを出せば、何でも許される訳じゃない
走ってると、たまにサンキューハザード・ハンドサインの使い方がおかしい人が居る。
あくまで感謝の気持ちを表す習慣・ツールなので、拡大解釈をしないように気を付けたい。
便利な道具のハサミや包丁も、アレな人が持つと・・・・ね。
- 乱暴な抜き方をした後のハンドサインはあおり
- ハザード出せば、何でも許される訳じゃない
- ハザードは違法なんて、細かいことは言わない
乱暴な抜き方をした後のサンキューハザード・ハンドサインはあおり
ノロいんだよ!
ハッハッハ!
強引な割り込み・強引な追い越しをしておいて、サンキューハザード・ハンドサイン。
これは感謝の表現じゃなくて、侮蔑の表見です。
トロトロ走ってんじゃねーよ
相手が短気な人だったら、ブチ切れてバトルになるかもしれない。
あおられて事故りたくないのなら、強引な運転はやめた方が良い。
交通の流れを乱すし、何より自分のため。
守るべきものがあるでしょ?
ハザード出せば、何でも許される訳じゃない
強引な割り込み・追い越しをしておいて、サンキューハザード・ハンドサイン
それで許されると思ってる?
- 車間距離が無いのに、割り込み
- 道幅が無いのにスレスレを抜き去る
サンキューハザード・ハンドサインは免罪符じゃない。
サンキューハザードを出せば、強引な運転が許されるなんてことは有りません。
サンキューハザードを出せば、何をやってもいいと思ってる?
その考え方は、前に説明した『トロトロ走ってんじゃねーよ』の延長線上にあります。
『ウインカー出したんだから、入れろや!』と同じ考え方。
感謝の気持ちとして、使おう。
事故を起こしてからでないと気付けないとしたら、綱渡りの生き方です。
あなたの自由に生きればいいけど、近づかないで。
サンキューハザードは違法だから、やめた方が良い?
本来のハザードの使い方としては、間違ってるのは確か
でも、コミュニケーションのツールとして認知されてるので
細かいことは言わない
ハザードの本来の目的は、路上に駐停車するときに注意喚起として点滅させるものです。
だから、走行中にハザードを出すのは違反と言えば違反。
だけど一般的に認知されてるし、サンキューハザードで検挙された事例を知らない。
違法行為を助長する訳じゃないけど、目くじら立てなくても良いんじゃないかな。
ハザードは本来
なんとかかんとか
鬼の首撮ったかのように、うんちくを語る面倒な人からは、逃げよう。
バイク保険に入らずにバイクに乗るのは、もっとやめた方がいい
バイクもサンキューハザードした方が良いの? まとめ
サンキューハザードは、姿が見えないための苦肉の策。
バイクは体がむき出しなのだから、一挙手一投足が丸見えです。
サンキューハザードより、ハンドサインの方がおすすめ。
やはりハザードという機械に頼るより、アナログなハンドサインの方が気持ちが通じやすい。
『エヤー』だって、それ用のランプで表現したって楽しくない!
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