夏はバイクの季節。
風を切ってバイクを走らせるのは、気持ちイイですね。
半袖短パンはダメって言うけど
建前だよね?
暑いのにプロテクター付けて乗ってるの?
そんな疑問を解消します。
バイクはどんな格好で乗ろうと、自由
あなたの命だから、あなたの自由に使おう
他人事なので、好きにすればいい
- 違法じゃない
- 125ccなら、まあって訳じゃない
- 近所までなら、まあって訳じゃない
- 日焼けしたって、死ぬわけじゃ無い
- フル装備なら飛ばしていい訳じゃない
- 事故相手のことまで気にしちゃいられない
- スマホに夢中な車に挑まれたら、結果は同じ
こんな内容を知って、スッキリしよう。
バイクは、体全体で風を感じられるのがメリットです。
だから、半袖短パンで風を感じたい気持ちは良く分かる。
- 危険だからプロテクターを・・・
- 日焼けするから、せめて長袖で・・
こんな聞き飽きたセリフを言うつもりはありません。
ここは自由の国だから、乗りたければ半袖・短パンで乗ればいい。
他人事なので、止めやしません。
私は、やらないけどね!
半袖・短パンでバイクに乗るのはアリ?【7つの理由でOK、ご自由に】
賛否は有るものの、バイク乗りの憧れであることに変わりないのが、『Harley-Davidson』
白頭鷲をモチーフにしたアイコンは、アメリカの象徴であるとともに自由の象徴でもあります。
空高く舞い上がり自由に飛び、獲物を見つけると鋭く素早く襲い掛かる姿は、バイクに通じます。
自由なバイクなのだから、熱い夏なら半袖短パンで乗りたくなるのは必然です。
もちろん、プロテクターを仕込んだ長袖長ズボンの方が安全なのはその通り。
反論する気なんてありません。
でもね、半袖短パンでOKな理由が7つもある。
- 違法じゃない
- 125ccなら、まあって訳じゃない
- 近所までなら、まあって訳じゃない
- 日焼けしたって、死ぬわけじゃ無い
- フル装備なら飛ばしていい訳じゃない
- 事故相手のことまで気にしちゃいられない
- スマホに夢中な車に挑まれたら、結果は同じ
1.違法じゃない
半袖短パンは、『バイクの操作を妨げる服装』では無い
違法性は有りません
半袖短パンといった服装に違法性は有りません。
自由です。
よく引き合いに出される服装に『サンダル』があります。
車・バイク共にサンダルは運転には適さないと見なされるので、違法です。
(道路交通法 第70条 安全運転の義務)
ただ、単純に走行してて検挙されるたぐいの違反じゃない。
事故を起こした時にサンダルだと、それが原因の1つと見なされ検挙される。
2点で、二輪車は7,000円。
検問での態度が悪いと検挙されることもあるみたいなので、気を付けて。
2.125cc・スクーターなら、まあって訳じゃない
125ccやスクーターなら大丈夫ってことは無い
125ccでOKなら、リッターバイクもOK
原付なら、
まあ良いんじゃないの?
125cc原付は基本的に街乗り。
⇒ 街乗りなら、そんなにスピードを出す訳じゃない。
⇒ まあ、原付なら半袖短パンでも良いけど、250cc以上なら危ないから無しですね。
こんな思考回路で、原付ならOKだけど250cc以上はダメって言う人も居ます。
でも125ccなら街乗りでも、50~60km/hくらいでは走ります。
同じスピードでこけたら、
125ccもリッターバイクも被害は同じです
60km/hでこけて、
- 125ccなら無傷
- リッターなら大根おろし
そんなことは無い。
125ccでOKなら、リッターバイクもOK。
ダサいバイク乗りにならないで
3.近所までなら、まあって訳じゃない
近所なら大丈夫ってことは無い
チョイ乗りでOKなら、ロングツーリングでもOK
近所までなら、
まあ良いんじゃないの?
近所のコンビニとかに、チョイ乗りするだけ。
⇒ チョイ乗りなら、そんなにスピードを出す訳じゃない。
⇒ まあ、チョイ乗りなら半袖短パンでも良いけど、ツーリングなら危ないから無しですね。
こんな思考回路で、チョイ乗りならOKだけどツーリングはダメって言う人も居ます。
※ 交通事故総合分析センター 道路の形態と交通事故 を引用
道路の規格が高くなると死傷事故は低下する傾向があります。
高速道路や主要道路より、一般道の方が危ない!
近所までのチョイ乗りの方が、事故は多い
チョイ乗りでOKなら、ロングツーリングでもOK
4.日焼けしたって、死ぬわけじゃ無い
半袖短パンで日焼けしても
命に関わることは無い
バイクは走行風があるので、日焼けによる痛さに気づきにくい。
家に帰ってシャワーを浴びようとして、初めて日焼けに気付くことも多い。
夏の強い日差しを受け続けたのだから、致し方ない。
ツーリングで出会った美しい風景より
痛い思いをした思い出の方が、深く心に刻まれます
- 日焼け
- 土砂降り
- パンク
その時はひどく後悔するけれど、思い返せば一番の思い出に成ったりします。
致命傷にはならないので、心配いらない。
バイクで痩せるのもイイ
5.フル装備なら飛ばしていい訳じゃない
プロテクターをフル装備したら
無敵モードになる訳じゃない
- ABS
- トラクションコントロール
- バイク用エアバッグ
バイクもウエアも、ハイテクな安全装備が一般化してきました。
でも、過信してはいけない。
例えば世界で1番安全なヘルメットの1つが、ARAIのフルフェイスです。
ARAIのフルフェイスを被っていれば、無茶な運転をしても大丈夫?
そんなこと無いですよね。
安全は、心掛けで担保するもの
フル装備も半袖短パンも、安全性は同じ
フル装備だから、チョッと頑張ってみたい気持ちが沸きませんか?
かえって逆効果にもなります。
瞬間硬化プロテクターなら、着心地もイイ
6.事故相手のことまで気にしちゃいられない
半袖短パンで事故に遭ったら、被害が大きくなる
事故相手の負担が増えるので、止めた方が良い?
そんなの関係ねぇ!
- 世界人口の約29.6%、24億人の人が食料不安に陥ってます
(国連WFPを引用) - 世界で約6,700万人の子どもたちが小学校に通えていません
(ユニセフを引用) - 世界で1億840万人が、紛争や迫害などが原因で家を追われてます
(日本UNHCR協会を引用)
これらの人々に『そんなの関係ねぇ!』と言える人は居ません。
だけど、だからと言って食べたいものを我慢したり、難民を家に受け入れる訳じゃ無い。
それぞれの人が、それぞれの出来る範囲で寄り添う気持ちを持つのが始まりです。
同じように、事故相手のためにプロテクターフル装備する訳じゃない。
あくまで自分のためです。
その『自分』が半袖短パンをアリとするのであれば、プロテクタは不要なのです。
バイクに乗るメリットなんて無い
7.スマホに夢中な車に挑まれたら、結果は同じ
スマホに夢中なトラックが、突然対向車線にはみ出してきたら
どんな安全装備をしてても同じ
バイクは車のように鉄のフレームに守られてはいません。
エアバッグシートベルトもありません。
対向車が正面衝突して来たら、プロテクタの有無はほとんど意味をなさない。
もちろんゼロではないけれどね。
半袖短パンとフル装備の間に、生存率何%の差があるのかなんて誰にも分らない。
バイクに乗る時点で・・・
半袖・短パンでバイクに乗るのはアリ? まとめ
リスクに対する許容度には個人差があります。
- バイクなんて危険な乗り物に乗るなんて考えられない
- フルプロテクター無しなんてムリ
- 最低限、長袖長ズボンで
- 街乗りなら、半袖短パンでも
- ヒャッホー!!!
どこまでが許容かは、人それぞれ。
違いがあって当然だし、画一的に決めるものでもありません。
あなたは、後から泣き言を言わないで
半袖短パンで乗り続けますか?
私は、やらないけどね!
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