最初に断っておくと、速く走る方法を語る気はありません。
語れるほどの実績もありません。
あくまで、公道で気持ち良く走る方法!
おっかなびっくりの
万年初心者から抜け出したい!
そんな悩みを解消します。
バイクを思い通りに動かすコツ5選
- バイクは消耗品
- ニーグリップで上半身フリー
- 腰で曲がる
- 遠くを見る
- 取り回しは腰を付けて
こんな内容を知って、スッキリしよう。
せっかくバイクの世界に足を踏み入れたのだから、残念な気持ちでバイクを降りて欲しくない。
コツを試して、『アレッ!』と思って貰えたら嬉しい。
バイクが上手いって、なに?
乗ってれば、その内に馴れるよ!
ベテランは、『時間が解決する』と簡単に言うけれど、その前に心が折れてしまう。
第一、バイクが上手いと言っても、いろんな上手さがあります。
- サーキットで、一番早くゴールに帰ってくる
- 峠のコーナーをヒザを擦って走る
- 車列の間をハイスピードですり抜ける
- 一本橋を1分以上かけて渡れる
- OFF車で道なき道を走る
- 道の駅でライテクを熱く語れる
- 交通の流れに乗って走れる
- ツーリングから、無傷で帰ってくる
- 足付きがツンツンでも、気にしない
- ショップスタッフみたいに取り廻せる
休日のツーリングでバイクを楽しむのなら、No.7以降が目標。
気持ち良く走って、程よい疲れと共に家に帰る。
そんな走りのコツなら、この5つ。
- バイクは消耗品
- ニーグリップで上半身フリー
- 腰で曲がる
- 遠くを見る
- 取り回しは腰を付けて
1.バイクは消耗品
コケなきゃ、限界は解りません
安全なところでコケる練習をすれば上手くなる
大事な愛車だけど、しょせんモノ。
消耗品だと割り切って、コケて上手くなろう。
バイクの苦手意識の大部分は、恐怖心から来てます。
- 200kgを支えられるか
- パワーを制御できるか
ベテランは、足つきなんてつま先が付けば十分なんて言うけれど
- 信号で停車するとき、緊張してフラついてバタバタしてしまう
- コーナリング中に怖くて、ブレーキを掛けてしまう
どちらも、大事なバイクを倒したくないから。
どうすれば、恐怖心が取れるの?
恐怖心の克服
恐怖心は、正常な神経を持ってる証だから無理する必要は無いけれど
コケなきゃうまくなれないのも事実です。
コケて初めて限界が解る。
大抵は、バイクの限界はあなたが思っているずっとずっと先にある
安心して、バイクに任せることが出来るようになる
安全なところでコケて限界を知れば、恐怖心は無くなっていきます。
バイクが傷つくのは悲しいけれど、消耗品だと割り切った方が上達は早い。
初心者には本当は、こんなバイクがおすすめ
- 軽くて
- 取り回しが良くて
- 足つきの良い
- 中古バイク
恐怖心が少なくて済むし、バイクの挙動が解りやすいからね
バイクを貸してくれる講習会に行くのもいい。
⇒バイクでフルロックUターンを決める方法【コツ・練習場所・こける】
2.ニーグリップで上半身フリー
恐怖で体がガチガチだと、バイクを抑え込んでしまう
バイクに任せれば曲がれるコーナーも、抑え込むから曲がれない
上半身の力を抜けば、バイクは上手くなる
恐怖で固まった上半身は、バイクにとってお荷物でしかない。
しがみ付いているハンドルを自由にすれば、勝手に曲がっていきます。
上半身の力を抜くコツが、『ニーグリップ』
ニーグリップすると、不思議と上半身の力が抜けます。
手はハンドルに添えるだけ!
ずっとニーグリップしてると疲れてしまう
ニーグリップは、加減速、コーナーリングのときだけでいい
流して走ってるときは、ニーグリップを緩めて景色を楽しもう
3.腰で曲がる
上半身の力が抜けてハンドルがフリーなら、腰をちょっと曲がりたい方にずらすだけで曲がれる。
軽くハンドルに添えた手の中で、ハンドルが勝手に切れてくる感覚が解ったら、もう下手じゃない。
片方のお尻に加重するだけで、曲がれる。
無理やりお尻を落として、膝を開いてハングオフするのも楽しいけど、上手くはない。
ムリして傾けなくても、曲がれます。
本気のハングオフでしか曲がれないなら、オーバースピード!
コーナーの先に何があるか解らない公道ではやめた方がいい。
4.遠くを見る
ここまで来れば、行きたい方向を見るだけで曲がれるようになっている
停車するときも、バイクが止まってから足を出すだけ
もう、下手過ぎて辛いなんて、大昔の話
意識しなくても、コーナーに差し掛かれば
- コーナーの奥を見ながら
- 勝手にニーグリップして
- 勝手に上半身が脱力して
- 勝手に片方のお尻に加重して
勝手に気持ちよく曲がれるようになってます。
コーナーの奥へ奥へと視線を遠くに置けば、先の状況もも早くわかり慌てずに済む。
遠くを見るよう心掛けると、腰が入った正しいフォームになるので、より繰りやすい。
思い通りのラインで走れると、気持ちいい。
思い通りバイクに乗れるようになっても、避けられない事故もあるから、過信はダメ。
⇒ なぜ、バイク任意保険の加入率・保険内容見直しとも低いのか?
5.取り回しは腰を付けて
もう、バイクの重さも怖くない。
ムリに繰ろうとしなくても、バイクに寄り添えばいいのが解ったからね!
基本通り、バイクのシートに腰を付けて取り廻せば、向こう側に倒す心配も無い。
恐怖心が無ければ、ふらついて前ブレーキを握りしめてしまいバランスを崩すことも無い。
次は、憧れのUターンにチャレンジしてみる?
⇒ バイクでUターンするコツ5選!無理して立ちゴケしては元も子もなし
上手くなるコツ5選 まとめ
とにかく、バイクへの恐怖心を取ることが一番。
目からウロコの必殺技を期待したのなら、ゴメンナサイ。
けれどありきたりのコツ、王道が一番近道です。
そのためには、バイクを繰ろうとせず、寄り添うことを知ろう。
恐怖心が無くなれば、後はいい方向にしか転がらない。
何度か、バイクを倒すことになるかもしれないけれど、
バイクは飾っておいても仕方ない。
バイクが思い通り乗れるようになれば、次のバイクも欲しくなるしね!
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