バイクの防寒ウエアは、高い!
温かさを求めると、2~5万円の値札が当たり前に付いている。
冬もバイクを楽しみたい!
もっと安くて暖かいのは無いの?
そんな疑問を解消します。
プロ用の『つなぎ』は、 安くて丈夫で温かい
腰からの冷気をシャットダウンするので前傾姿勢でも安心です
バイクの過酷な条件でも使えるつなぎを7つ紹介します
こんな内容を知って、スッキリしよう。
冬の寒さは、スキマからやってきます。
特に注意しなくてはいけないのは、バイクにまたがり前傾姿勢になったときの背中。
そこから冷気が入っては寒くて仕方ない。
ツナギなら、そんな心配は要らない。
安くて丈夫で温かい。プロ用のウエアは、本物です。
バイクに使える防寒防水つなぎ7選!【楽で・安くて・暖かい】
プロ用の防寒防水つなぎは、楽で・安くて・暖かい。
冬バイクでも使える、7つのおすすめ
- グレースエンジニアーズ 防風防水防寒つなぎ GE-770
- グレースエンジニアーズ 防風防水防寒つなぎ GE-590
- グレースエンジニアーズ インナー防寒用つなぎ GE-2040
- グレースエンジニアーズ インナー防寒用つなぎ GE-2042
- 山田辰・Auto-Bi印 防水透湿防寒つなぎ A-810
- アタックベース 防水防寒つなぎ 951130
- TS DESIGN ライトウォームオーバーオール 5120
イチ押しは、GE-770!
1.レースエンジニアーズ 防風防水防寒つなぎ GE-770
ガチの『ワークウエア』を作ってるメーカー!
ブレイクする前のワークマンと同じ熱意を感じます
『グレースエンジニアーズ』は製造している広島県のSK・プロダクトのブランド名。
従業員10名ほどのつなぎを専門に造っているメーカーです。
規模は小さいけれど、つなぎ専門にこだわった商品を発信してます。
夏用・冬用はもちろん、メカニック用・酪農用などのつなぎ専門メーカならではのラインナップ。
GE-770
防風・防水・透湿・防寒
厳冬期のバイクに持って来いのつなぎです
GE-770は、防風防寒つなぎとしてバイク乗りの定番だったGE-590のアップデート版。
基本スペック
- 耐水圧 15,000mm
- 透湿度 5,000g/ m²/24h
- キルティング中綿
- ヒップオープン機能
基本スペックはGE-590を踏襲しながら、新たに進化しました。
進化点
- より洗練されたデザイン&カラー
- 内ポケット・・・片胸のみから両胸に
- フェイスウォーム・・・顔周りに触れる襟内側起毛素材(フェイスウォーム)の面積を拡大
- トイレに便利なヒップオープン・・・特許取得「グレースバック」に進化
開け閉めの度に腰帯がめくれ上がる心配がなくなりました - 膝タック・・・タックを深くし、足の曲げ伸ばしがよりスムーズ
つなぎで一番問題となるのが、トイレ
トイレで用を足すときに、全部脱がなくてはならないのはあり得ない。
もちろん対策済みで、腰の部分にファスナーがあり、着たままお尻が出せるようになってます。
- リストガードで手首から冷気が侵入するのを防止
- 首からの侵入は、高いえりで防止
- お腹からの冷気侵入は、つなぎなのであり得ない
- 脇下のムレ調整
- リフレクター
- 風でバタつき難い素材
服の上から着ることを想定して、サイズは大きめに作られてます。
170cmなら、Lサイズですそをひきずり気味。ライディングフォームをとって丁度いい。
2.グレースエンジニアーズ 防風防水防寒つなぎ GE-590
GE590は、高スペック防風透湿防水の冬用防寒つなぎ。
冬用防寒として定番だったGE-590ですが、前述のGE-770にアップデートされました。
とは言っても、基本スペックは同等なので、色柄・入手性でGE-590を選ぶのもアリ。
透湿防水素材の生地を使い、縫い目の裏側にシーリング加工を施してあります。
- 耐水圧 15,000mm
- 透湿度 5,000g/ m²/24h
耐水圧 15,000mmは、急な雨を凌ぐには十分なスペック。
けど雨の中を走り続けるような状況なら、別途レインウエアを用意した方がいい。
3.グレースエンジニアーズ インナー防寒用つなぎ GE-2040
寒がりな人には、インナーに防寒つなぎを忍ばせれば完璧。
- 軽くて薄く保温性のある中綿を使用
- 膝、腰には伸びる素材を使用
体の動きにより突っ張ることも無く、暖かさを甘受できる。
もちろん、トイレに便利な腰割れファスナー。
4.グレースエンジニアーズ インナー防寒用つなぎ GE-2042
基本スペックは、前述のGE-2040と同じで、袖なしタイプ。
腕の自由度を上げたいのであれば、こちら。
5.山田辰・Auto-Bi印 防水透湿防寒つなぎ A-810
創業90年を誇るつなぎメーカーの山田辰。
山田辰のつなぎのブランド名が『Auto-Bi』。
作業用はもちろん、モータースポーツでの実績もある。
Auto-Biの透湿防水な防寒モデルがA-810
- メイン素材: ポリエステル
- 光電子セラミックス繊維で体の芯から温める
- 耐水圧2,000m/m
- 透湿性4,000g/m2/24hr
- フード付き
袖とウエストは絞れるようにマジックテープが付いてます。
中綿はキルティング加工されてるので、片寄ることは無い。
デメリット
デメリットは3つ
- ダボッとしたシルエット
- お尻が出せない
- 防水のスペックが今一つ
シルエットをデメリットとして挙げたけれど、内部に色々着込みたいのであれば好都合とも言える。
6.アタックベース 防水防寒つなぎ 951130
アタックベースは、広島の作業服メーカ。
作業服をメインに、インナーや空調服も手掛けてます。
アタックベースの防寒つなぎが、951130シリーズ。
- ポリエステル100%
- 中綿:樹脂綿120g/m2
- 耐水圧5000mm
- フード付きで、取り外しも可能
- 袖口はジャージの2重構造
特筆する機能は無いが、平均点が高いタイプ。
デメリット
デメリットは2つ。
- お尻が出せない
- 防水のスペックが見劣りする
冬場はショートツーリングがメインであれば、クリティカルなデメリットとはならない。
7.TS DESIGN ライトウォームオーバーオール 5120
- 撥水加工表:綿100%
- 中綿:ポリエステル100%
防水透湿素材ではないけれど、撥水加工と、綿素材によりムレにくい。
スペックでは、最新素材には勝てないけれど、
昔ながらの風合いが好みなら、アリ。
足元の防寒も忘れずに
バイクで防寒防水つなぎを着るメリット・デメリット
つなぎは、言うまでも無くジャケットとズボンがつながったウエア。
『ジャンプスーツ』と言うと遊びの匂いがするので、『つなぎ』と言いたい。
上下が繋がっているのが、メリットであり、デメリット。
- つなぎのメリット
楽で・安くて・暖かいこと - つなぎのデメリット
脱いだり着たりがめんどうなこと
1.つなぎのメリット
- 安価
- ウエスト部から異物が侵入しない
- 胴体を圧迫しないので楽
- ジャケットのスソを機械に巻き込まれない
- 一体型ウエアなので冷気が入りにくく温かい
- 動きやすい
楽で・安くて・暖かい
メリットは色々あるけど、この言葉に集約される。
極限での作業を想定した本気で温かいウエアです。
2.つなぎのデメリット
脱いだり着たりがめんどうなこと
これに尽きます。
バイクを降りてお店に入ると、暖房が効いてる。
ジャケットなら簡単に脱げるけど、ツナギだと上だけ脱いでウエストで結んでおくしかない。
まあ、これは男っぽくて嫌いじゃ無い人も多い。
一番困るのは、ツーリング中に大をしたくなったとき。
ヒザまで脱いで、抱えてするしか有りません
お尻のところにファスナーが付いていて、お尻だけ出せるタイプも有るので、心配な人はそういったモデルを選ぶのといい。
ファスナーが付いてないタイプは、道の駅にある寒いトイレだと泣けてくるで、
温かいトイレのあるお店を探したい。
首元をふさぐと暖かさが持続する
つなぎと言えば、本田宗一郎さん
つなぎは、男の正装です。
技術者だからそこ自重してはならない。技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ。来年も最高のエンジンを作ってやるからな。チャレンジしての失敗を恐れるな。何もしないことを恐れろ。
本田宗一郎
この本田宗一郎さんの言葉を起源として、
ホンダの工場では今でも真っ白なつなぎが使われています。
念のために言うけど、『自重』は、
- 『じじゅう』
本体の重さじゃない - 『じちょう』
ふるまいに気を付け、軽々しい行動をしないこと
こっちです
自重するな!失敗をおそれるな!の意味です
防寒防水つなぎ7選!冬バイクにおすすめな理由 まとめ
プロ用の作業着は、本当に温かい。
もちろん、直ぐに破れたり、高価だと話にならない。
もちろん作業服なので、楽で安全で動きやすいのも当たり前。
中でも防寒つなぎは、冷風にさらされるバイク用途にはピタリです。
防寒つなぎを手に入れて、冬のバイクを楽しんでみませんか?
楽に、安く、暖かく。
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