125cc・250ccバイクには、タコメーターが付いて無いことも多い。
コストダウンになるし、必需品じゃないからね。
しかし、タコメーターが有ると 安全運転に繋がったりバイクの調子を測ることも出来る 。
バイクにやさしい運転が自然と身に付くし、
見ていてるだけでオモシロイ。

タコメーターを後付けできるの?
どうやって付ければ良いの?
どんなタコメーターがあるのかも解らない!
そんな疑問を解消します。
- おすすめのタコメーター
エンジン回転を表示する方法は3種類
それぞれに良いところがあるので悩ましい
好みでえらべばOK!
- アナログ表示
- デジタル表示
- OBDでスマホに表示
- 取付方法
エンジン回転数の取り出し方は3通り
どちらも難しく無い- イグニッションコイルから取る
- プラグコードから取る
- OBDから取る
最近のOBDコネクタ付きバイクなら
- タコメータを後付けする効果
- 省エネ運転ができる
- バイクの調子が目に見える
- カスタムの指標になる
- 楽しい
こんな内容を知って、スッキリしよう。
タコメータは、必需品じゃないけど、あると便利。
なにより楽しい!
エンジンとの対話ができ、バイクとの一体感が増します。
また1つ、バイクが好きになる!
バイクにおすすめのデジタル・アナログ タコメーター

デジタル表示にするか、アナログ表示にするか、悩ましい。
- 多機能なデジタル
- 武骨なアナログ
- OBDでスマホに表示
どれが好みですか?
1.多機能なデジタルタコメーター

デジタルメーターは多機能なものが多い。
バックライトや、表示色を変えられたり、時刻・水温を表示出来たりもする。
デジタルタコメーターのおすすめは2つ。
- DAYTONA
- キタコ
DAYTONA

- 防水機能:IPX7
- バックライト
- バーグラフ
- オープニング付き
最近ののメーターパネルはフルデジタルの液晶表示なので、デジタルタコメーターが似合います。
バックライトの色合いも本体と同色系なので統一感があり馴染みます。
廉価版のEZは電池駆動です。
バックライトもありバッテリー駆動のこのHGがおすすめ。
デイトナは実績もあり安心の日本メーカーです。
電装品はやはり日本製が信頼できる。
キタコ
- 1気筒・2気筒エンジンに対応
- ボタン無しでシンプル
エンジンの回転数と累積運転時間が測定できます。
ボタン操作は無く、エンジン回転数の計測終了後、自動的に累積運転時間を自動的に表示。
シンプルな外観が好みなら、キタコ。
2.武骨なアナログタコメーター

アナログ表示は凝視しなくても回転数を把握できるのが、イイ!
アナログ式にも電気式と機械式の2種類ある。
でも、最近のバイクなら電気式を選ぼう。
機械式タコメーター:エンジンのカムシャフト回転をワイヤーの回転として機械的に取り出す
電気式タコメーター:イグニッションコイルへのイン過電圧を電気信号として取り出す
旧車は機械式が多かったけど、故障が多い。
最近は故障が少なくコンパクトな電気式がメインです。
おすすめももちろん、電気式の2社。
- DAYTONA
- ライズコーポレーション
DAYTONA

- 液晶表示(MAX回転数表示、電圧表示)
- バックライトカラー(WHITE、BLUE、ORANGE) 切替可能
- φ48 / 9000rpm表示
- オープニング表示あり
バイク用品ブランドとして、確固たる地位を築いているデイトナ。
安心して購入できる日本ブランドならではの信頼感。
直径48mmとコンパクトなのも使い易い 。
バイクとの相性が悪くて回転数が暴れることがあるけど
そんな時はパルスジェネレーターを使うと落ち着く。
最初から買っとくと安心だけど、ムダになるかもしれない。
急いでいないなら、ダメならパルスジェネレーターを追加発注がおすすめ。
- 液晶表示(MAX回転数表示、電圧表示)
- white バックライトカラー
- φ60 / 9000rpm表示
- オープニング表示あり
こっちのタイプは、φ60。
薄型ステンレスボディに球体レンズ採用で、ホワイト一色。
色の切り替えは出来ないが、大き目なので視認性がいい。
リターンライダーならコッチ?
ライズコーポレーション
- ステンレスボディ
- LEDバックライト
- オープニング付き
反応が早いタコメーター。
直径48mm 。
伝統的な外観に惹かれます。
取り付けステー
防振ラバーを組み込んだステーは、バイクの振動が伝わり難いのでおすすめ。
バイクに合わせて、左右オフセット・センターを選ぼう。
3.OBDでスマホに表示

でエンジン回転数を通信でスマホに読み出して
スマホアプリで表示!
物理的にタコメーターを取り付けず、スマホアプリでエンジン回転を表示する方法。
最近の電子制御なバイクには、OBDコネクタがついてます。
OBD(On Board Diagnostics)は故障診断装置をバイクに繋げて、バイクの情報を読み取る。
エラー情報な度を読み取って、異常個所をピンポイントで見つけられる。

OBDではバイクの様々な情報が読み出せます。
エンジン回転数もその1つ。
バイクにマウントしたナビ用スマホに、バイクのエンジン回転数を表示できてしまう。
実際にOBDを使って、エンジン回転を取り出してみた
タコメーターを配線して取り付ける方法

物理的にタコメーターを取り付けるには、3つの配線するだけです。
- ACC電源
- GND
- 回転パルス
ACC、GNDの取り出しは良くあるので簡単。
回転パルスは何処から取り出すかチョット悩むけど、難しくは無い。
ACC、GNDの取り出し方法

近のバイクは、 ACC電源、12V電源、GND が準備されてることが多い。
ACC、GNDの取り出しは楽勝
純正で予備の電源コネクタが用意されている場合は、接続するだけです。
ネット情報を漁れば、ACC電源、12V電源、GNDの予備コネクタのありかが解る。
メーターパネル内やシート下にあることが多い。
PCXの予備コネクタは、メーターパネル内。
PCXの電源取り出し方の詳細はココ。
エンジン回転信号を取り出す方法

エンジン回転信号を取り出す方法には3種類あります。
- イグニッションコイルから取り出し
- プラグコード 取り出し
- プラグコードに巻き付け
1.イグニッションコイルから取り出し

イグニッションコイルのハーネスからエンジン点火信号を取り出してエンジン回転とします
車体ハーネスを傷つけたくない場合は、二股の割り込み用ハーネスで取り出そう。
単純な二股ハーネスなので自作も可能だけど、
購入するなら、これ。
2.安定しないときは、プラグコード 取り出し

取り付けは、パルスジェネレーターのハーネスを
プラグコードに沿わせて固定するだけ
通常は『イグニッションコイル取り出し 』でエンジン回転を取る事が出来ます。
しかし相性などで回転数が暴れて正しい回転数が取れない場合があります。
そんなときは、前述のパルスジェネレーターを使えばいい。
パルスジェネレーターで信号を整形すれば、うまく読める場合が多い。
3.プラグコードに巻き付け

この方法は、おすすめできない
回転数が暴れてしまうことが多い
パルスジェネレーターを使わずに、プラグコードに巻き付けるだけでも回転数は取れる。
プラグコード巻き付けは回転数の取り出しが安定しないことが多いためです。
折角タコメーターを取り付けるのだから、適当に済ませたくない。
PCXの回転数を取り出す場所

器用な方であれば、 点火プラグを交換するための点検穴(黄丸印)からプラグコードやイグニッションコイルにアクセスできます。
手が入らず困難な場合は、サイドカウルを取り外して作業しよう。
カウル取り外しは、時間に余裕が有る時に落ち着いて行おう。
焦るとカウルを割ってしまう。
カウルの剥がし方については、ココ
タコメーター取り付けによる効果

タコメーターの使い道には4つあります。
- 低燃費運転になる
- 駆動系カスタムの指標になる
- バイクの調子が分かる
- 楽しい
無理やり感がある?
結局は、タコメーターが動くと『なんだか楽しい』
楽しければ
それでイイのだ
1.低燃費運転になる

スタートダッシュなどで無駄にアクセルを開けているのが解るようになります。
ゆっくりアクセルを開けると、より低回転でスムーズに発進出来るのが目で見えます。
自然とバイクに優しい『急』でない運転が身に付く。
かも。
マニュアルバイクなら、シフトアップタイミングの指標にもなる。
バイクは車より軽量なのに、なぜ燃費がそれほど良くないのか?
2.駆動系カスタムの指標になる

駆動系をカスタムをする時にはエンジン回転数が必要になります。
カスタムの効果を数値で管理するためです。
例えば、ウエイトローラーがxxx gだと回転数yyy rpmで時速zzz kmになる。
この関係を体感だけで判断するのは困難です。
数値で管理して初めて自分に合ったウエイトローラーが解ります。
リアサス交換も効果的!
3.バイクの調子が分かる

日頃から回転数が頭に入っていると、バイクの調子が悪いのに気が付けます。
- 回転数が安定しなかったり
- 同じ操作をしているのに回転の乗りがおかしい
タコメーターの数値で、気が付けます。
メンテナンススタンドがあると、メンテもはかどる
4.楽しい

色々と屁理屈を並べてみたけれど
結局は楽しいから
アクセルに連動して回転数が跳ね上がる様を見るのは、単純に楽しい。
タコメーターの効用はいろいろあるけれど、結局は
見ているだけでオモシロイ!
だから付ける。それでイイのだ。
なぜ、バイクに乗るのか?
バイクにおすすめのデジタル・アナログ タコメーターと取り付け方法 まとめ

なぜ、バイクにタコメーターが欲しいのか?
あった方が楽しいから!
タコメーターの取り付けは、見た目よりも容易なカスタムです。
回転数信号の取り出しも、分岐ハーネスを割り込ませるだけの作業です。
回転数が見えるようになると、安全運転に繋がったりバイクの調子を測る事も出来ます。
難しい理由づけは別にして、
単純にスロットルに合せて回転数が跳ね上がるを見るのは、楽しくてオモシロイ。
試してみませんか?
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