バイク復帰してちょっと驚いたこと。
冬は走らないと決めているライダーが多いこと。
雪の多い地方は致し方ない。が、北海道の積雪の道を走り回っているライダーもけっこういるらしく、それもまた驚いた。
冬になると特に関心するのは、郵便配達のカブライダーさんたちだ。小まめに配達する地域では、雪の舞う中でも素手で運転していたりする。ヘルメットだって特別冬仕様ではない。夏と同じように顔丸出しだ。
寒くないのか?
そんなわけないよね?
しかも、凍結路も積雪路も走ってる。どーなってるんだろう。
とにかく、目にするたびに感心する。 彼らこそ、真に無敵のプロライダーだと、私は思わずにいられない。

バイク復帰してほぼ1年半が経過
やっと気持ちよく走れるようになってきました
はじめの頃は、ガクガク感とかエンストが続いていたティーダこと中古の愛車250TRも、油断さえしなけれほぼ快調
2人とも無理なく走れる距離は、100キロからいきなり200キロを超えました
ノリノリの季節が始まったようです
冬だって走るんだ!防寒対策すれば、楽しみがいっぱい

前置きが長くなったが、私の場合の冬はどうなのか。
もちろん、冬眠などしない。
距離こそ延びないが、走れる日、走りたい日は走る。 エンジンのためには、8km以上あるいは30分以上走ると良いらしい。だから、最低でもそれくらい走ることに決めている。
仙台の冬は、晴れる日が多い

東北の中心都市、太平洋に面したこの町の冬は、穏やかに晴れる日が多い。
他の地方の人がイメージする東北は、とにかく寒くて雪が降る、バイクなんて乗れないだろう。そんな感じだろうけど。
だから、完璧に防寒装備をしていくと、陽だまりの中で暑くてたまらないなんて日もある。とはいえ、基本的には暖かいわけではない。当然寒い。
10キロも走れば手の指先が凍えてくる。
防寒対策さえすれば、ツーリング日和

寒いのが一番つらい。 朝駆け派の私は、どんなに天気が良くても、完全装備で走り出す。
上体と足は、幸いなことにワークマンのイージスがほぼ完璧に寒さから守ってくれる。着ぶくれしたような見た目は、この際どうでもいい。
あとは、3か所の首だ。首、手首、足首。
足首からジーンズの中に寒気が入るとつらい。だから、革のロングブーツを買った。 バイクのイメージに合わせて、エンジニアブーツにした。 ただ、バイク用ブーツとは名ばかりのやわい品。それでも十分に寒気を防いではくれる。中には厚手ニットソックスとレッグウォーマー。
手は、ヤマハの冬用グローブ。ヤギ革で柔らかく、中は発熱布。しかも、自宅で洗える。くるぶしまでカバーする。プラス、ニットの手首ウォーマー。 暖かいが、走っているうちにやはり指先は凍えてくる。
そして、背中、腰、手の甲、場合によっては足裏に使い捨てカイロ。ここがミソ。
そして、忘れちゃいけない。インナーには、ヒートテックのティーシャツと厚手ニットレギンス。
他のブログ記事に、ハンドルカバーがオススメと書いてある。それが本当なら、毎回カイロを使うより経済的かもしれない。
そうそう、首を忘れちゃいけない。襟元から入る風もつらい。ユニクロのメリノリブタートルネックニットが私の冬の定番だ。 その上にはネックウォーマー。ヘルメットをかぶるとき、鼻まで引き上げると顔も寒さを少ししのげる。サングラスが息で曇るのがたまにきず。
凍えた体を温めるのも、お楽しみ

徹底的に着膨れ体制だ。 それでも身体は容赦なく冷えてくる。一番先に手の指。
そんな時は「彼のオートバイ彼女の島」のコオを思い浮かべながら、エンジンに手を当てて温める。
帰宅して凍えた身体で入る、ツーリング途中の温泉や自宅のお風呂は、もうたまらない。
凍えた身体がジワジワと解けてくる感覚。至福の時間だ。
熱いコーヒーや、温かい食事も格別だ。
だから、真冬のツーリングもやめられない。
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