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昭和の懐かしいバイク漫画、名作4選!【何度読み返しても、熱くなる】

バイク漫画のすすめ バイク知識

昔はバイク漫画がたくさんありました。

テレビでも、バイクのCMがガンガン流れていました。

どの漫画がおすすめ?

そんな疑問を解消します。

バイクにまつわる漫画の究極4選

  1. 750ライダー
  2. バリバリ伝説
  3. あいつとララバイ
  4. キリン

そんな時代の懐かしい漫画たちです。

ばくおんには、ついて行けないオヤジのチョイスです。


紹介する漫画は全て Kindle で読めます。

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1.750ライダー 【昭和の懐かしいバイク漫画、名作4選】

750ライダー

photo by Amazon

連載:1975年~1985年

CB750FOURに乗る高校2年生の早川光が、同級生で品行方正な委員長の女の子と過ごす高校生活と淡い恋のラブコメ。

定番の設定ですが、80年代のバイクブーム先駆けとして10年続いたバイク漫画の元祖です。

最初は劇画風の絵で、主人公もいわゆるワルだったのですが、だんだんラブコメに変化していきます。長編漫画の場合、だんだん絵が変わってくるのは良く有ります。

1巻は劇画調です。



最終50巻では、表情がすっかり優しくなりました

10年間ずっと高校2年生というのも、今ではあり得ません。

良く行く喫茶店の名前が「ピットイン」と言うのも微笑ましい。

登場人物が皆、優しくて、温かい。

当時ならではの、まったりとした時間の流れは、今見返すとなんだか懐かしい匂いです。




2.バリバリ伝説 【昭和の懐かしいバイク漫画、名作4選】

photo by Amazon

連載: 1983年~1991年

高校生の主人公 巨摩 郡が、バイクで公道バトルを繰り返す生活を送っています。

初期は、学園ラブコメ風です。

やがてレースの世界に入り、レースの世界にハマっていきます。

国内レースで頭角を現し、ホンダのワークスライダーに上り詰めます。

世界を転戦し、世界チャンピョンを目指す物語です。

回を追うごとにレース色が強くなり、ストイックにレースに打ち込む物語になります。

いわゆるサクセスストーリーです。

レース展開にはドキドキしますが、一直線のストーリーなので安心して読むことが出来ます。

昔は地上波でもバイクのレースは時折放映されていました。

今よりずっとバイクが身近だった気がします。

現実でもバイクの世界チャンピョンに日本人が名を連ねていた時代です。


バブル

バブル

連載されていた1983年~1991年は、いわゆるバブル期です。

日本全体に活気がありました。

どんな意味であれ、熱かった

バリバリでした。

皆が明日を信じていました。

夏の鈴鹿8耐はお祭り騒ぎで、一般の人も、楽しんでいました。

そんな時代のバリバリ伝説は、やはり時代の流れで生まれたのでしょう。



3.あいつとララバイ 【昭和の懐かしいバイク漫画、名作4選】

あいつとララバイ
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連載:1981年~1989年

高校生の主人公 菱木研二とヒロインとの青春ラブストーリー。

この物語も最初はヒロインとの恋のやり取りがメインです。

やがてバイクがメインになって来ますが、バリバリ伝説とは違い公道レースが主な舞台です。

イニシャルDのように、次々と現れる敵を倒していきます。

しかし、あくまで青春ラブストーリーの味付けとしてのバイク。

公道レースで成長した後に、レースの世界を目指します。

しかし、バリバリ伝伝説のようなストイックな世界ではなく、ここでもあくまでヒロインとの恋がメインです。

この優しい絵のタッチは、今でも十分新しい。

こんな青春を送りたいと願った人は数知れません

Z2

ZII
カワサキイチバンを引用

KAWASAKI 750RS、通称Z2。

主人公の乗る Z2 は今も神格化された名車です。

リッターバイクが当たり前になりましたが、今でも750ccの響きは色あせていません。

ナナハン。当時は400ccオーバーなど、夢のまた夢でした。



4.キリン 【昭和の懐かしいバイク漫画、名作4選】

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迷いましたが、やはり避けては通れない。

キリンは1人の主人公を指してはいません。

「キリン」というあだ名を持つ幾人かの主人公によるオムニバスです。

POINT OF NO RETURN! 編

1 – 4巻:

スズキ GSX1100S「カタナ」に乗る中年の主人公 「 キリン 」 。

ポルシェ911カレラとの公道レースを通して、中年男がバイクに乗り続ける意味を模索します。

もうバイクで公道レースをする歳でない事は判っているが、ポルシェとの因縁に縛られてバイクに乗り続けます。

そして ポルシェ乗りと出会い、因縁にケリをつけるべくケジメのレースが始まります。

市街地でのバトルがやがて高速道路に場面を移します。

極限スピードでのピリピリしたやり取りはこの物語の頂点です。

頂点に達したものは終焉に向かうしかありません。

バイクに乗り続ける意味をキリンは言います。

キリンは泣かない



多くの読者を魅了したこの言葉は、今も色褪せません。

キリンは子供を食べられても泣かない。ただそこに立ち続ける。

草食のキリンが肉食に立ち向かう術は有りません。

自分の無力を嘆いても無為な事を知っています。

ただ立ち尽くします。

バイク乗りもキリンです。

車には勝てない事は解っています。

ただバイクに乗り続けるのです。


キリン




5巻~39巻

5巻以降、バイクチーム「ガルーダ」と対立するキリンなど、違うキリンがそれぞれの物語を紡ぎます。

しかし、キリンは4巻で完結してます。5巻以降は別のお話です。


いまさらキリンの評論をする気はありません。

バイク乗りは、それぞれのキリンだからね。


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昭和の懐かしいバイク漫画、名作4選 まとめ

紹介した漫画は全て Kindle で読めます。

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バイク漫画と公道レース・ヤンキーは切り離す事が出来ません。

不法行為なのは確かです。

バイク漫画が生き残りづらい時代になりました。

公道レースとは違うバイクの在り方を示すバイク漫画が登場することを望みます。

さとり世代という言葉が有ります。2013年の新語で、何事にも欲の無い最近の若者を指した言葉です。

こんな言葉が生まれたのは、夢を見せられないオヤジの責任です。



バブルの是非は有るけれど、昔は熱かったのは確かです。

さとったふりをしても、熱い想いは有るはずです。熱い想いを伝えよう。それが、これからがこれまでより短いオヤジの務めです。




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