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イージーリフトアップスタンドの選び方・使い方【自作するのもあり】

リフトスタンドの選び方 駆動系

チェーンメンテしてる?

時間かかってしょうがないし、どこまで注油したか判らなくなってしまう。


タイヤ交換とかはショップに依頼するから

レーシングスタンドを買うのは勿体ない

置いておくところも無いしね


そんな悩みを解消します。

チェーンメンテにはイージーリフトスタンドがおすすめ

  • コンパクトで安い
  • バイク転倒リスクが少ない
  • 軽い力で持ち上がる


3種類あるので好みで選ぼう

  • ネジでクルクル持ち上げるタイプ
     ⇒ 安全だけど持ち上げるのに2分掛かる
  • レバーで持ち上げるタイプ
     ⇒ 可動部が多くガタがあるけど一瞬で持ち上がる
  • 自作
     ⇒ 安い


こんな内容を知って、スッキリしよう。

イージーリフトアップスタンド、スイングアームリフトスタンドなどなど、メーカーによって呼び方は違うけど構造は同じものです。

サイドスタンドと反対側のスイングアーム下にセットして、リアタイヤをほんの少し持ち上げる。それだけでタイヤメンテもリアホイールの清掃も簡単にその場でできる。

使い方も簡単だし、軽量コンパクトなので使い終わったら工具箱に入れておけば邪魔にならないので、おすすめです。


チェーンが綺麗なバイクは、バイク愛を感じますね!


イージーリフトアップスタンドの選び方【3種のどれにする?】

リアタイやを持ち上げてチェーンメンテするには、写真のようなレーシングスタンドが必要だと思っていませんか?


確かにレーシングスタンドがあれば、鬼に機関銃。

バイクを安定して支えられるので、安心してリアタイヤを外して作業することも出来る。タイヤ交換もスイングアームのグリスアップも自分でできてしまう。

でも、バイクを持ち上げるときに倒してしまいそうで怖いし、何よりデカいレーシングスタンドを置いておく場所がない。広いバイク用のガレージを持っていれば何の問題もないけど、そんなのはムリムリ。


でも、タイヤ交換などはショップ任せで、自分ではチェーンメンテくらいしかしないのならレーシングスタンドはオーバースペック。もっと簡易的にリアを持ち上げる『イージーリフトアップスタンド』がおすすめです。

『スイングアームスタンド』『イージースタンド』など、色んな呼び方をされることもあるけど同じものだからね。


イージーリフトアップスタンドには、3種類あるので好みで選ぼう。

  • クルクル回すタイプ
     ⇒ 安定感抜群
  • レバー一発タイプ
     ⇒ 素早くリフトアップ
  • 自作棒切れタイプ
     ⇒ 安価に自作


1.クルクル回すタイプ

クルクル回すタイプ
photo by Daytona


クルクル回すタイプは、サイドスタンドと反対側にセットした後、本体をクルクル回すことで本体を伸ばしてリアタイヤを浮かせます。


メリット

本体を回すことで両端についたネジ棒の長さが変えられる構造になってます。本体をクルクル回せばネジ棒が突き出てきてスイングアームを押し上げる。

笑えるくらい簡単な構造、だからそれが良い。可動部が少ないのでガタガタせず安定してリアタイヤを浮かせられる。本体が壊れてメンテ中にリアタイヤが落ちてくるような事故も起きにくい。



デメリット

軽いバイクなら素手でも回せるけれど、重いバイクは本体の穴にドライバーなどの金属棒を突っ込んでドライバーを回してリアタイヤを浮かせます。

従来のイージーリフトアップスタンドは、本体を半周回すたびにドライバー軸を持ち直すのが地味に面倒でした。

リアタイヤを上げるので1~2分掛かった。ゆっくりとしか上げられないのがデメリット。


おすすめは、『デイトナ イージーリフトアップスタンド2』

スパナで回せるようになった

ど定番なデイトナ品が、バージョンアップし『イージーリフトアップスタンド2』になりました。 


変化点は、本体が4角から6角形になり、19mmスパナで回せるようになったこと。

これにより突っ込んだドライバーを回すよりずっと早くリアタイヤを浮かせられるようになりました。

有効調整範囲:250-345mmの範囲で高さが無段階調整できるので、ほとんどのバイクに対応します。地面に設置している部分が、本体の傾きに合わせて動くので、安定して支えられるのも嬉しい。



腕力に自信があるなら、手回しに特化したKaedearもいい。



2.レバー一発タイプ

レバー一発タイプ
photo by Amazon

レバー一発タイプは、くの字型に折れ曲がった本体をスイングアーム下にセットし、レバー操作することで本体を真っすぐにしてスイングアームを押し上げます。


メリット

レバーを押し下げるだけでリフトアップが終了する。一発で持ち上がるので早い。

スピードが一番のメリットです。


デメリット

構造上クルクル回すタイプより可動部が多いので、経年変化でガタが出やすい。

持ち上げたバイクがふらつくと倒れてこないかと不安になるかもしれない。また、大きくて重いバイクを支えるには本体の板厚に不安を感じる。



おすすめは、『UNIT スイングアームリフトスタンド』

クルクル回すタイプより構造が複雑なので高価になりやすいが、UNITのスイングアームリフトスタンドは、比較的安価で、口コミ評判も良い。

レバー操作で一気にリアタイヤが浮き上がるので、慣れるまでは転倒不安があるかもしれない。しかし慣れてしまえばその早さは圧倒的に使い勝手がいい。

UNITというブランドに聞き覚えが無いかもしれないが、ダートフリークの取り扱っているブランドなので、安心して大丈夫。



3.自作棒切れタイプ

自作棒切れタイプ

適当な長さの棒切れをスイングアーム下に噛ませるだけ。


本当に棒切れでOKだけど、耐久性や持ち運びまで考えると、スチールラックの延長用支柱が使いやすい。色んな高さの延長用支柱があるので、自分のバイクに合う長さに組み合わせて両端にゴム板を張れば感性。ばらしてコンパクトに持ち運べる。

その場でつなぎ合わせてバイクを傾けてかませれば、完成。


重いバイクは傾けるのが大変だけどね。



本格的なレーシングスタンドが欲しく成ったら




イージーリフトアップスタンドの使い方【あくまで簡易スタンド】

イージーリフトアップスタンドの使い方【あくまで簡易スタンド】

最初は後輪を持ち上げるのに緊張するかもしれない。

けれどリアタイヤがわずかに浮く程度しか持ち上げません。だから万一スイングアームから外れても、すぐにバイク転倒にはならないので安心していい。

慣れれば簡単に後輪を上げられるので、チェーンメンテが楽しくなります。


だけど、使い方に注意して欲しいことが2つある。

  • 必ず前輪ブレーキを掛けた状態で使うこと
  • あくまで簡易スタンド


1.必ず前輪ブレーキを掛けた状態で使うこと

必ず前輪ブレーキを掛けた状態で使うこと

リアタイヤを持ち上げると、バイクが前に進もうとする

バイクが前進してサイドスタンドが外れたら大惨事


リアスイングアームを持ち上げて、サイドスタンドとイージーリフトアップスタンドでリアタイヤを浮かします。だからバイクの重心が前輪方向に動く。持ち上げたはずみで前進しようとするかもしれない。


上にあるようなバイク ブレーキロックを1つ持っていると、色んな作業が前輪ロックで安全に進められる。

万一、イージーリフトアップスタンド外れても,左に切ってあれば左に倒れようとするのでサイドスタンドで転倒せずに済む。


ブレーキレバーに結束バンドでも代用できるけど、ブレーキロックは高いものでもないので1つ持っておきたい。

こういう小物があると、作業がはかどるからね。


2.あくまで簡易スタンド

あくまで簡易スタンド

作業中に外れて後輪が落ちる可能性を忘れないで

あくまでイージーリフトアップスタンドは、簡易スタンドです。レーシングレーシングスタンドのようにガッチリ車体をホールドできてるわけじゃない。

このことを忘れないで。


車体を大きく揺さぶると、イージーリフトアップスタンドが外れることがあります。

チェーンメンテでリアタイヤをわずかに持ち上げているだけなら悲惨なことにはならない。けれどリアタイヤを外してたら大惨事です。







イージーリフトアップスタンドの選び方・使い方 まとめ

イージーリフトアップスタンドの選び方・使い方 まとめ

レーシングスタンドを使うほど本格的メンテをする予定はない。

けれど、チェーンメンテのため、後輪を浮かしたい。

かさばらないので使い終わった後の収納に困らないし、ロングツーリングに持って行くこともできる。

バイクメンテの幅を広げてくれるはずです。



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