バイク復帰して早くも1年半弱が経過。
バイクの調子を維持するため、自分を慣らすため、もっと走らなきゃ。
そんな思いが薄れ、
仕事を休んででも走りたい!
そういう思いに自分の内面がシフトした。
新しいシーズンが始まった。

バイク復帰してほぼ1年半が経過
やっと気持ちよく走れるようになってきました
はじめの頃は、ガクガク感とかエンストが続いていたティーダこと中古の愛車250TRも、油断さえしなけれほぼ快調
2人とも無理なく走れる距離は、100キロからいきなり200キロを超えました
ノリノリの季節が始まったようです
走りたくてたまらない

飛び飛びの週休3日の生活は、少なくともそのうち1日はたいてい晴れるから、お気に入りのライフスタイルだった。
しかし、つまらない事情で、在宅仕事が中断を余儀なくされ、週休3日を返上し、パートを増やしてもらい、週休2日になった。
それにより、休みの日が雨予報だと嘆くSNSのライダーたちの気持ちがようやくわかるようになった。
雨でも走りたい

生活費、支払いの諸々は無視できない。
少ない休み、天候不順、そんなことが続き、最近では小雨程度なら走ろうかという気持ちになっている。
ちょっと前に、天気予報を確認せずにでかけて、土砂降りの中を走ってから、雨でもいいかと思えるようになった。
なんといっても、あと何年バイクに乗って自由に行きたいところへ行けるかわからないのだから。
土砂降りの日のことは、前の記事にも書いた。
途中で降られてしまうと逃げられない。
諦めて走るしかないわけで。
カッパも着ていなかったが、身体の芯まで冷えるほどの寒さでもなかった。
夢中で雨雲の先を目指して突っ走っているうちに、どこかで楽しんでいる自分がいることに気がついた。
そんなものだ。
雨の日には、バイクで走れない。のではなく、走りたくない、それが正解かもしれない。
予期せず土砂降りの洗礼を受けてしまった私は、雨でも走れるという自信を得てしまった。
しかも、楽しくないわけではないというオマケも付いてきた。
バイク復帰してから1年と数ヶ月が過ぎ、理由もなく走りたい、私の中の季節がやってきた。
雨だろうが、暗い曇天だろうが走りたい。
いつもの道を走りたい

若い頃は、知らない道、行ったことのない場所へ行きたくてたまらなかった。
今でもその傾向がないわけではない。
しかし、好きな道を何度も走ってさらに好きになる。
気に入った場所へ何度も行きたくなる。
近場に好きな道や場所を見つける楽しみが増えた。
歳を取った今は、そんな自分の一面を感じてもいる。
あきらかに若い頃の走りとは異なる領域に突入したようだ。
早く走りたい、より遠くへ行きたい、知らない道、場所全てに行ってみたい。
そういう飽くなき欲望が、今はあまり無い。
同じ場所、道でも、行くたびに異なる表情を見せてくれる。
そういう事に気付けるようになった。
マイナス要素を上げれば、気力体力の衰え、つまり老化とも言えるかもしれないが。
ただ、走りたくてたまらない

すでに知っている場所に行くことで、道を走ることから得られる感動や喜びが衰えるかというとそうでもない。
季節や天候、その時々の自分やバイクの状態で走るたびに異なる景色が見られ、違う気持ちになれる。
まだ、同じ道に飽きるほど走っていないともいえるけど。
もし飽きてしまったら、細道や横道にでも入り込んでみればいい。
お気に入りの小さなお店や、心を癒すベンチが見つかるかもしれないから。
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